ザ・ハントのレビュー・感想・評価
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トランプに止められ公開延期等、何かと話題になったサバイバル・アクション映画。予備知識は一切なくても楽しめます。
正直、この作品は全く期待せずに見てみました。ところが意外にも面白かったです!
何と言っても「予測不可能」な作風が良いです。とは言え、「❝人間狩り❞のアクション映画」でR15+なので人を選ぶ作品なのかもしれません。
深堀すれば「アメリカ社会の病巣」など、いろいろと語れはします。
ただ、そんなことはどうでも良い気がするくらい、とにかく楽しんだ人勝ちのアクション映画だと思います。
簡単に構図を解説すると、「上流階級」の人たちによる「一般階級」の人をハント(狩る)するのが大枠としてあります。
目を覚ますと、どこにいるのかさえも分からず、「鬼滅の刃」の禰豆子(ねずこ)のように口を縛られた状態になっている男女がいます。
私たち観客は、その男女と同じ視点で「何が起こっているのか」を理解していけばよく、物語の展開に身を任せればいいのです。
役名も「ヨガパンツ役」とか、雑な感じも好きですね。
ちなみにアカデミー賞女優のヒラリー・スワンクは「上流階級」の役柄です。
公開館数は少ないですが、興味があって見られる人は是非見てみてください。
深みは特にはないですが、アクションや騙し合いなどにハマれば、きっと面白い作品だと思います。
評価は真っ二つ。グロ満載の異色の風刺映画!!
【賛否両論チェック】
賛:人間狩りをする富裕層とそれに抗うヒロインの、双方からの視点が、切なくもどこか滑稽に描かれるのが魅力。
否:グロいシーンがメチャメチャ多いほか、社会風刺も詰め込みすぎで、物語のツッコみどころも多すぎる印象。
まずR15指定なので、描写はかなりグロテスクです。メチャメチャグロいです。
人間狩りをし始める富裕層と、そんな不条理に抗おうとする最強のヒロイン。その双方から描かれる視点が、切なさの中にも何ともいえない滑稽さを感じさせる、不思議な魅力があります。
ただ何といいますか・・・、経済格差の問題とか人種差別の問題とか、いろんな社会風刺をとにかくいっぱい詰め合わせた印象を受ける作品でもあります。勿論その1つ1つは重大なテーマなんですが、どうもそれぞれ取ってつけた感が否めず、ある意味不謹慎感もありそうです。ストーリーの設定や展開もツッコみどころがありすぎて、その背景も併せて、かなり謎が残るお話でもありますね。
基本的には、スプラッター映画なんかが好きな方向けの作品といって、問題ないと思います。気になった方は是非。
ドキドキハラハラした
突然禰󠄀豆子の様な猿ぐつわをされた11名の男女がどこからともなく銃で撃たれたり、弓矢で射られたり、地雷で吹き飛ばされたり、尖った鉄の棒が隠されてる落とし穴に落とされたり、と狩をされる話。
誰が主人公かわからないうちにどんどん殺されていく。
さて、結末は・・・
いつどこから狙われてるかわからず、ドキドキしたし、ハラハラした。
緊張感を持って観れる作品です。
導入から序盤の展開は素晴らしかった。
出し惜しみなくお陀仏になっていくところは、そこだけなら間違いなく今年一番のインパクト。ネタ自体がバカなんだからそのまま押し通せばいいのにもったいない。説明のための説明なんかしなくていいのに。理由とか原因とかわからない方がよっぽど恐ろしいのに。
ガチンコタイマンはまあ良かったかな。
2020年を 締め括るに 相応しい 惨殺もの
えーやん えーやん
主役だと思われていた奴が 簡単に 次々と 残酷に殺される
爽快 この鬱展開 素敵すぎます
なんか 説明たりてないし 終わりが近づくにつれ
普通の戦闘ものに なっちゃうけど
モータルコンバットでいうところの フェイタリティ
トドメをさすところなんか
素敵
そうよね 死に誘うのは 礼儀ですよね
2020年 最後の劇場鑑賞映画
私の こだわり分野で絞められて よかったです
よいお年を
ベティ・ギルピンの顔芸が好き
コロナ禍の中劇場予告で、散々全米で上映延期だとかお下劣な人間狩り映画的に紹介されていたが、その予告の中の主役っぽい金髪白人女性の勇しさに何か感じるものがあった。内容にはきたいしてなかったが、怖いもの見たさかあってもとても田舎な我が街での上映は期待薄。しかし、奇跡的に我が地方で唯一上映館が我が街にあり、一日一上映レイトショーのみ。まさに奇跡?
狩られる側の大半が殺された上映開始後20分以上してから、若くも無く美人でも無いグラマー金髪白人女性が口許を引くつかせ自信無げに現れる。目つきも虚ろ気味でしかも丸腰だ。
突然目をひん剥いて豹変し、反撃に出る。
兎に角、ベティ・ギルピンの顔芸と身のこなしが素晴らしくて、一気にファンになりました。やる気無さそうに飄々としてからの豹変振りがインパクトあり過ぎ。
それに富裕層が貧困層を狩る理由が今風かな。
個人的には意外な拾い物。
煽りの割にわ。
ポスターの煽りの割には内容は薄い感じでした。
主演の女性がタフでカッコ良かったです。
クリスタルは砕けない
殺戮ゲーム最高に楽しめました。序盤のペンで突き刺して殺す時点でゾクゾクきました。開始直後に武器が供給される時点で、ゲーム的なワクワク感があって視点の当たっている女性に注目していたらあっという間に首が吹き飛ばされるて驚きました。その次に視点がいった男性は地雷を踏んで弾け飛ぶ、近くにいた女性も釘刺しになり、下半身もなくなり、最終的には自殺。スタートからむごいです。次に視点のいった3人組も老夫婦に見事に制圧され、狩られる側があっという間にいなくなりました。
そんな中やってきたスノーボールことクリスタルかめちゃくちゃ強くて、老夫婦を瞬殺しました。見事な手捌きです。一瞬で仲間と敵を見抜いたりする描写もかっこよく、でもちゃんとウンチはするという人間らしさがあって良かったです。
地下の隠し部屋の猛攻も素晴らしく、あれだけ狭いフィールドでありながら、持ち合わせたハンドガン、その場にあった武器を使い見事全員を抹殺。逃げ延びたやつも、仲間のフリをしてた奴も全員抹殺。仕事人。
序盤から続けられていた政治批判も、トランプが怒っても仕方がないかなって思うものばかりで、クソ大統領と言い放っている時点でトランプはブチギレそうです。右翼と左翼、黒人と言ってはならないとの擁護的な発言や、貧乏白人という差別侮蔑的な言葉がブラムハウス作品だなと思わせて、見ている自分がヒヤヒヤしてきました。アメリカはまだまだ自由の国だなとも思えました。
クリスタルVSアシーナの最終決戦も素晴らしい見応えで、家の中というフィールドで全身を使った肉弾戦がお見事でした。拳と拳、脚と脚、顔と顔、キッチンにある武器も全て凶器と化して、互いを死と死に追い込んでいきます。完全勝利を果たしたクリスタルが思いっきりパンを食べて、傷口を炙って、セレブの姿へと変貌していく様子につい見惚れてしまいました。最後自分の居場所へ戻るときに見せたドヤ顔が最高でした。
政治的な話はさておき
普通にアクション映画として面白かったです。
ウサギとカメとブタ
彼女が主人公?いや、彼が主人公?と次々と登場人物が殺されていき、ようやくクリスタル=“スノーボール”(ベティ・ギルピン)が主役だとわかる。殺戮ゲーム的な作品が多い中で、この視点の移り変わりという斬新な展開と場所がわからない設定は評価できると思う。ただ、富裕層の人間狩りなんてのは今までも多かったし、大統領批判もへんてこな方向に行っちゃったし、これなら『ハンガー・ゲーム』でも観てた方がいい。
キッチンでの大乱闘なんて『キル・ビル』リスペクトシーンもあったし、股間爆破やガススタンドのじじばばとか面白いシーンがあったのに、誰がスパイなのか?というサスペンス要素があまり生かされてなかった気がする。それにCEOをクビになった女がヤケクソになっただけのような動機もイマイチ。金持ちなりの苦悩がありません・・・
まぁ、主人公となるベティ・ギルピンの魅力だけは伝わってきた。ボン、キュ、ボンのスタイル抜群のアクション女優。ヒラリー・スワンクで製作予算のほとんどを食われてしまった(想像)の中、いい女優を発掘したものだ。お見事。
まぁ、子ブタの存在は結構よかったし、ジョージ・オーウェルの「動物農場」を引き合いに出すのも興味深いところ(読んだことありませんが、多分この書の方が面白いかも)。ウサギとカメの物語が負けてます。
また、謎も残してます。クリスタルは本当に人違いで選ばれたのか?最初から針を磁石にして位置を確認していたし、トラックの仕掛けにいち早く気づくし、優れた軍人だったことは間違いなし。生活保護とバイトを繰り返していたとも思えないし、かなりインテリでもあったりする。これは続編ありなのか・・・
すごく面白い
すごくハラハラしてドキドキしてワクワクした。間違って連れて来た相手が殺人マシーンという展開が面白い。超人的に強いわけではないけど、常に冷静でかっこいい。ガソリンスタンドの場面が最高だ。顧問のような軍人が案外弱い。
悪者が「根も葉もないことをネット言われて頭にきたから本当にやってやった」という人たちだったが、好みで言えば、狩る側が本当に前から狩をしている人たちだったらもっと憎めてよかったかな。
アクションスリラー?これはコメディだ!
セレブの連中が娯楽として、人間を狩る(ハント)するという過激設定で、本国アメリカで政治問題にもなった問題作。
ヤサグレたサンドラブロックのような、ヤケに目が据わった主人公登場から始まり、可愛らしい女の子の顔面がライフルで吹っ飛ばされるわ、地雷で上半身だけにされるわで、とんだスプラッター作品にぶち当たってしまったと思ったが、最終的にはブラックなコメディアクション作だった 笑
ラスボスの臨終の言葉が「やっちゃった…てへぺろっ」って、オチのエッジが効きすぎてて、もはやこちらも苦笑いするしかない 苦笑
現代の無秩序なSNSの状況や、経済的格差社会を風刺したかったのだと推測するが、取り敢えず何も考えずに、素直に娯楽作品として楽しむことをお勧めする。
ストレス解消に最適な快作‼︎
エグいがよくできた娯楽作品だった。
アメリカのあちこちで拉致され、プライベート・ジェットで知らない土地に連れてこられた12人。訳もわからないまま人間狩りが始まった。狩る側が姿を見せない第一章。
逆襲の第二章は初めましての女優さん・ベティ・ギルピンの独壇場。すっかりファンになった。
謎解きの第三章はアカデミー賞主演女優賞を二度取ったあの方が登場して……。
ありきたりの展開ながらクオリティーが高いのでダレることがない。社会性を含んではいるが、基本エンターテイメントで、ストレス解消に最適な快作でありました。
理屈抜きに楽しめる70-80年代風B級アクション!
70-80年代にアメリカで量産されてたような、そしてタランティーノあたりが好きそうな、低予算スプラッタ&アクションの魅力が詰まったグラインドハウス向け作品
昔はよく作られたであろう「人間狩り」映画を敢えて「今」作って来たこと、そして派手にやらかしてくれたこと、ボンキュッボン!なオネエさんに拍手!!👏
「浅草中映」や「新橋文化」がまだあったなら是非上映してほしかった映画。
ラジー賞決定!
決して退屈ではない。ただ全く内容が無いのと、この様な映画に1900円もの高い鑑賞料金を払う価値は無いということである。(自分は運よく1100円で見られたが)
過去にも似たような内容の映画があった様な気がするが、デジャブか?
暇な時間を潰すにはもってこいの映画である。が重要なので二度言いますが、1900円を払ってまで見る価値の無い映画であることは確かである。配信かレンタルかタダ券で鑑賞するのが、この映画の正しい鑑賞方法である。
主役の女性強すぎる! 前半の目まぐるしい展開は面白いけど。。 正に...
主役の女性強すぎる!
前半の目まぐるしい展開は面白いけど。。
正にB級映画って感じでした。
バイオレンスだけじゃない爽快感
メインキャラが定まらない中、主人公スノーポールが華々しく登場!カッコ良すぎて思わず、キターと気分が上がりまくってしまった。
容赦なく敵を倒しまくる様と、見事に嘘を見破るスマートさに惚れ惚れ。
前半の勢いでかなりのインパクトを与えられた後の、明かされていく理由とタイミングも上手い。
バイオレンスだけじゃないのがこの作品に魅了されるところ、ネットで振り回される馬鹿っぷりも、富裕層の描き方として含ませていて笑えた。
シャンパンの伏線最高!
おっぱい
主人公、マッドマックスのフィリオサみたいでカッコよく好きになる
倫理観を捨てまくってる名作
金持ちが庶民を、森で動物のように「人間狩り」する話。
庶民を誘拐してきて、森に放して、それを銃で打つのを楽しむ金持ちたち。
序盤からトップスピード、血もドバドバ出るし、風刺も皮肉も差別も効きまくりでとにかく見応えがすごい。
序盤がマックスで、ラストまで緩やかに盛り上がりが失せていく感じではあるのだが、展開が一辺倒でもなく三段階くらい内容かわっていくのも楽しいし、やっぱりとにかくぶっ飛びすぎてて、ずっと不思議な爽快感がある。
こんな倫理観どこかに忘れたような映画は久々というか、素直に面白かった。
B級の特A級映画というか。騙されたと思って、ぜひ観てみてほしい。
もー!ビックリさせないで!
あー、面白かった!!!
きっと低予算。
ヒラリースワンク以外は無名の役者さん
(間違えてたらすみません)。
そんなことカンケーないっ!カンケー無しっ!
なんだよー、めちゃめちゃ充実!
オープニングから
え?ええ?えええーぇぇ!!??
な展開で一気に引き込まれます。
なんだ?なんだ?なんなんだーー?って。
あれよあれよと派手なアクションと無慈悲な描写で数回ビクつきながら謎だらけな展開。ラスボスとのファイト良いです。途中、笑いも作る粋な脚本。
闘ってんだけどな(笑)
まーなんでこんなことに?ってストーリーは、シニカルにまとめております。劇中のセリフも皮肉ちりばめ良い感じ。
B級感満載ですが、いやいや良いですよ!
風刺も効いてます。
ウサギとカメの話。
僕はこれからはこの作品の中の話を語り継ぎたい。
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