ザ・ハントのレビュー・感想・評価
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血しぶきブッシャー!
昨年公開されて見ようと思っていたのだが、タイミングが合わず鑑賞できなかった本作。GEOに行ったら、旧作で100円になっていたので借りることに。
あー、グロいグロい笑笑
バイオレンス好きには楽しめる血祭り映画。
今まで見てきた映画の中で1番グロ要素があるかも
冒頭のテンポの良さはGood
次から次へと死んでいき、スポットが当てられる人物が次から次へと変わっていくのが面白い。結局誰が主人公?と笑えるし、突拍子のなさがたまらない。
本当にずっとグロい。
目がえぐれたり、完全にばらばらになったり、グサグサ突き刺さったり、R15の限界まで遊んでる笑 今年のブラムハウス作品の「ザ・スイッチ」もなかなかグロくて好きだったけど、本作は比にならないくらい暴力的で最高。ドン引きする感じじゃなくて笑えるように作ってあるのがすごい。よく出来てるなぁ
ただ、ストーリーは面白くないね笑
余計な要素にしか感じないし、正直どうでもいい。ハントになった理由とか、超中途半端でだから何?って感じ。ただただ、そういう世界線ですってことにしとけばいいのに。無理やりだよこれは
ブラムハウスにしては丁寧さがない。
冒頭はテンポも良くて見応えもあるんだけど、後半になるにつれて垂れるしつまんない。前半にお金かけすぎた?失速間半端なくない?んー、不完全燃焼。
何も考えずにとにかくグロいもの見たい!って人にはオススメの、サバイバルバイオレンス映画でした。
豚さん、結局食べたのかな?
保守にもリベラルにも中指を突き立てる壮絶な皮肉を塗り込めた爽快なトラジコメディ
猿轡を咬まされた白人の女性が目覚めるとそこは森の中。そこにいたのはお互い全く面識のない11人。そこがどこかも分からない彼らの前にあるのは大きな木箱。恐る恐る開けてみるとそこに入っていたのは1匹の豚とたくさんの銃器とナイフ。そこに鳴り響く銃声。彼らは自分たちが置かれた状況を掴めないまま武器を手にその場を離れるが、彼らを追う何者かに1人また1人と餌食になっていく。
要するに“人間狩り“映画で、古くは『裸のジャングル』に始まり『ハード・ターゲット』や『アポカリプト』等枚挙にいとまがないジャンルですが、本作は現代風刺を盛大に盛り込んだどエゲツないトラジコメディにした点が斬新。冒頭早々にブチ込まれる下ネタに始まり善良な人か悪党かも判らない人達が次々に壮絶な死を遂げるのも全部ギャグ。一体ここはどこで何の目的でこんな目に遭っているのかというシャマラン監督が好きそうな仕掛けに対するオチが元も子もなく、耳がキーンと鳴るくらいの理不尽が横たわっています。風刺の内容は保守もリベラルもレイシストも人権擁護派もくさす上を向いて唾するかのような凶暴なものですが、木箱に入っていた豚には何の意味があるのか、謎の男女の標的となりながらも卓越したサバイバルスキルで生き延びる主人公クリスタルがなぜ“スノーボール”と呼ばれているのかといった辺りにアカデミックな要素もチラつかせていて、約90分の短い尺ながら分厚いドラマになっています。死屍累々の後の訪れるアナーキーな爽快感はイリヤ・ナイシュラー監督の傑作『ハードコア』に感じたテイストと酷似、ヒロインのベティ・ギルピンの凛とした佇まいがくっきりとした残像を残す傑作です。
とても引き込まれた
人間狩りをテーマにした作品。
そこにとても風刺が効いていて、大統領が上映を禁止したことでも有名。
豚の後に銃器がバラっと出てきたのは中々のインパクトだった。
完全にB級ながらもそのテンポはすごい良い。
断片的にしか情報を見せない作りはとても引き込まれたし、作中のキャストと同じ気落ちになれる楽しさがありました。
そんな中ヒラリー・スワンクは短いながらもすごい存在感があり、さすがといったところ。
巧妙なサスペンス仕立てでしたが最後は実に人間臭い戦いで、モロに肉弾戦なのがまた面白い。
そんな中にジョークを挟むのも忘れずに「ガラスは嫌!」とか色々面白かったです。
最後には不思議な友情みたいなものが芽生えてたように見えたのも、何とも皮肉が効いている。
戦いの後は世界が開けたように音楽も軽やかに、食事に治療にドレスにシャンパン。
ラストの「イッツファッキングレート」の一言は何とも爽快。
コンパクトな尺も良くて、中々に良い作品でした。
思ってた以上にアホな映画
思ってた以上にアホな映画だった笑
まあ最初の死人続々の段階で、あ、これアホだ、とわかるので見るこっちも心の準備はできる。そっちなんだな、という。
売店の老夫婦のところまでメインキャストが誰なのかわからない展開。あれ、と思ってるとようやく主役登場するわけだがしばらくは、こいつも何時死ぬかわからないな、みたいな感じが続く。
後半はわりとまじめになってきて、経緯を回想したりする。でも今更まじめに見れねえよ、みたいなところはあって、アホな格闘はじまるとなんか安心するという変な映画でした。。
アウトローではなかった
個人評価:3.0
予告や評判よりかは、随分と薄味な演出と脚本と感じた。アウトローな作風がウリなはずだが、アウトローさも平均的で残念。ヒラリー・スワンクも無駄遣いとも思う。
出だしは面白かったので、期待した分、満足感が薄まったか。
【設定と演出が面白いノンストップアトラクション×エググロ映画】
・2020年公開のアメリカのアクション・スリラー映画。
・森の中で目を覚ました12人の男女が突然銃やボウガンで襲われる。それは、富裕層が娯楽として一般市民を狩る「マナーゲート」という人間狩り。そこから逃げ出す男女、という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・とにかくエグイ
・主人公誰⁈という冒頭演出
・終始、登場人物に疑いを持たせる物語構成
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・設定が非常に面白かったです。「娯楽で人間が人間に狩られる」なんて想像もしませんでした。ただ、その背景となる理由や物語のオチがちょっとイマイチ。演出が非常に面白くて、一気に最後まで観たくなる映画なので、背景をもう少し分厚く、オチをもう少し明確にしてほしかったなぁ、と思ってしまいました。とはいえ、設定と演出の面白さで終始面白く最後まで観ることができます。
[演出]
・「主に映し出される人間が主人公」という共通認識をうまく利用していて面白かったです。まず最初にとある女性がさも主人公かのように映し出され物語が進んでいき、イケメン男性と話ことで「彼女と彼が中心人物ね」と思わせます。そこから、彼女が殺される。「え⁈」となります。次にイケメン男性に視点がうつり、「あー、そういうことか。彼が主人公か」と思います。すると次に彼が殺されてしまいます。再び「え⁈」という衝撃。この繰り返しによって、「結局誰が主人公なんだよー!」というモヤモヤになりますが、そこが面白い。制作サイドが簡単に予測はさせないよ、と言わんばかりで、狩る側の人間が誰なのか、狩られる側に潜んでいるのでは?という疑心暗鬼状態に視聴者自身が襲われます。この時点で、既に物語に没頭。笑 「疑い」を終始持たせることでどんどんとのめりこむ感じ。これは見事な演出だったと思います。また、エグイ表現とアクションが見ごたえを増してくれて、一気に最後まで観たくなってしまう一作です。
[映像]
・とにかくエグイです。特に前半戦のグロさがすごい。私自身も気づいたら手で目を覆っていました。笑 苦手な方はやめておいた方がいいかもしれません。後半は若干落ち着くので観やすくはなります。
[音楽]
・特に際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・知らない人だらけでした。企画が斬新なモノだったこと、主人公をしっかり決めない惑わす演出、ということを考えると逆に知らない人だらけであることが重要な気がしました。
[全体]
・生きる上での知恵や哲学的な何か、を特に得られる映画ではないです。が、単純に約2時間を愉しめるアトラクション映画。純粋に見入ってしまいます。内容が内容なだけに公開前後で物議をかもしたらしいのです。ただ、それくらいきわっきわな内容になっているので、愉しめたのかもしれません。移動中に観ていたので途中でストップしたのですが、通常なら続きをしばらく後に観たりするのですが、この映画は帰宅後、すぐに続きを観たくなってしまうような作品でした。ありがとうございました。
#映画 #アクション #スリラー #アトラクション #THE-HUNT #ザ・ハント #2020年 #クレイグ・ゾベル #ベティ・ギルピン #ヒラリー・スワンク #グロ #エグイ #設定が面白い #演出が面白い
#全体3.6 #物語3.5 #演出3.8 #演技3.6 #配役3.6 #映像3.7 #音楽3.5
とにかくおもしろい!
これ、なまらおもしろい!
何しゃべってもネタバレになるからなんも言わないけどとにかくおもしろかった
とにかく何も知らずに出来ればポスターも見ずに観賞してほしいです
知らない人だらけだから先入観なしで見られますよ
おうち-289
序盤の3大選手権(飛行機寝付きのよさ選手権、私が禰豆子選手権、主人公は俺だ選手権)、永遠見ていられる。
お久しぶりです(/ω・\)チラッ。
最近、家でぼーっとするときはYouTube視聴ばかりで、映画はどうしても頭を使ってしまうので観てませんでしたが、
この作品は瞬きもせずに見てしまいました!
『パージ』『キル・ビル』大好き人間はホイホイ。
何が始まるんだ?ワカランゾー?ん、君は誰?あ、君が主人公ね、よろすくー、、、死ぬんかい!!
はいすき。視聴者に謎をポイッと投げては、考える暇なく展開を進めて、驚きとともに解消したと思えば、また新たな謎をポイ。
主人公が決まってからは、『パージ』『キル・ビル』的な展開に。
この2作品と比べると、戦闘シーン少なめかもしれませんが、この映画のストーリーにはこれくらいが合っている気がします。
ラストのシーンは、『キル・ビル』を連想せざるは得ないですよね??(どことなく主人公がユマ・サーマンに似てなくもない気が、、、。)
ところどころ、コメディ要素(ブラックジョーク)が混ざっているところも、、、。
さて、自分がもしマナーゲートに参加するハメになったらと考えてみましたが、
マレーシアぐらいなら着陸まで熟睡するほど寝付きはいいので、無事、森には到着できそう。
禰豆子コスプレは似合わなそうなので、カメラに抜かれる心配もないでしょうし、
主人公は俺だ選手権にも、ただのビビリなのでカメラに抜かれなさそうですが、
単純にドジ&足遅いので、禰豆子選手権のさなかに罠に引っかかるか撃たれてると思いました。
【”ウサギと亀。そして、G・オーウェル著『動物農場』” シニカルすぎる、”ハンティング・ゲーム”である。】
ー G・オーウェル著、『動物農場』に着想を得た映画は、近年では「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」が記憶に新しいが、今作も又、強烈な作品である。ー
・富裕層のアシーナ(ヒラリー・スワンク)達が、遊びで架空の”ハンティング・ゲーム”をスマホでしていたが、いつの間にか拡散してしまい・・。
ー 後半、この事実が明らかになるが、モラルに反した遣り取りが拡散した腹いせで、リアル”ハンティング・ゲーム”を、用意周到に仕掛けるトコロから、アシーナ達の狂気性が分かる。
作品構成としては、良く出来ている・・、気がしないでもない・・。ー
・亀だった筈の、捕らわれた人たちの中に、一人だけウサギが居た。その名は”スノーボール”本名クリスタル(ベティ・ギルピン)。アフガニスタン戦争経験者の強者で、日々、退屈なレンタカーの仕事に飽き飽きしていた・・。
ー 『動物農場』を読んだ方であれば、直ぐに分かると思うが、アシーナ達が”スノーボール”と名付けたクリスタルの位置づけが分かる。更に、アシーナ達が捕獲した、クリスタルは、同性同名の別人物だと分かるシーンも、ナカナカである。ー
<”ハンティング対象は全て亀を選んだと思っていたら、一人だけ俊敏な”ウサギ”が居た・・。”前半は、先の読めない展開と、不条理な世界観が面白かったが、全体概要が見えた後半は、狩る側が弱すぎて、少し拍子抜けしたかな・・。
ラスト、クリスタルがハンティング側が乗って来た飛行機で、高価なシャンパンをラッパ飲みするシーンは、ナカナカ良かったね。
劇場で観たら、怖かっただろうなあ・・。(映画チキンですから・・。邪道だなあ・・。)>
ストーリーは
ともかく、出だしからラストまで、騙しあいの殺しあいが途切れること無く続くテンポの良さで観やすかった。
冒頭の主人公の様な男女が、あっという間に殺されるのは斬新だった。
生き残った本当の女主人公の強さ、非情さ、タフさ、スタイルの良さは凄すぎ。
なかなか面白い。
primeビデオで鑑賞したのですが、評価が3.5と余り期待できそうな作品ではなかったのですが、これがなかなか面白い。私的には傑作でした。
最初、狩りの対象の人間たちが尽く殺られていきもはや太刀打ちできないのではと思っていたら、そこに1人のスーパーヒロインが登場、バッタバッタと返り討ち、なんてたって殺られる側が殺る側になるなんて痛快そのものです。まるで現代版夕日のガンマンである意味溜飲が下がる映画でした。
中二感のないサバゲー
マンガでも映画でも小説でもいいが作品が作品世界を展開している。そこへ突如、天の声(作者の脚注)が出てくるような仕組みのことを「メタ」と冠することがある。
(よくわかっていないが、たぶん。)
日本にはメタの構造をもっているマンガやアニメが多いと思う。銀魂のように脱力していて、それは辛辣な批評にたいする回避策にもなっている。メタフィクションてやつ。
そうこうするうちに、メタ構造が多様化した。
こじんてきな解釈として、登場人物が作品内世界を抜け出して、話しかける──ことだけでなく、構造にネタめいた気配をもっているものが、もはやぜんぶメタだと思う。
がんらいこれもネタの構造をもっている。物語は人狼のようなサバイバルゲームだが、和製のような中二展開やこけおどし感がない。死にざまはリアルで、そのリアル度とは裏腹な哄笑をはらみながら、すさまじいテンションで生き残り闘争が展開する。
ネタのポイントとして第一に挙げられるのが、俳優のポジショニング。
たとえば役所広司と津田寛治がでてくるドラマで、さきに役所広司が死んじゃうってことはない。俳優格の上下だけでなく、事務所都合的にも有り得ない。もしそれをやるとネタになる。ただネタでもぜったいにやらないだろう。The Huntは、まず、それを無視している。
imdbのtop500圏内のEmma Robertsがものの10分で頭を撃ち抜かれる。これがどれほど痛快な構造か、おわかりになるだろうか。和製の人狼ものでは、ポピュラリティと顔偏差値順で生き残りが決まる。例外はない。ぜったいにない。くやしかったら森田甘路が最後に生き残るドラマつくってみろや。──とわたしは思う。
つまり、転じて、なぜ和製でメタが流行るのかというと、メタ構造をしていながらも想定内だから──なのである。観衆は見る前から、銀時や新八や神楽がどこまでふざけるかを知っている。メタでさえ水戸黄門のようなもの──なわけ。
ところがあっちの奇才がメタをやるなら、予定調和をしなきゃならない理由はひとつもない。冒頭数十秒で山崎賢人と土屋太鳳がやられても、メタですからってことにしとけばいい。──という話。監督の来歴にCompliance(2012)があり反骨な作風をなるほどと解するものがあった。
また、これは偏見ではなく現実的なロジックだが、巨乳は、業界や作品や絵づくりのなかで、そこに注意が集中してしまわないように、三番か四番あたりの位置に居るものだ。それを打破しているBetty Gilpinに新しい時代性を感じた。It’s fucking great.
明るく楽しい人殺し映画
人が死ぬことをエンタメとして見せる低俗な思想のもと
作られた映画だが、それを気にさせない
明るく楽しいちゃんと振り切った割と珍しい描き方をしている。
命の重さや尊さを描かず
爽快感あふれる軽妙なテンポで人が死にまくる。
こんな映画ばかりみてるとバカになる
と、言えるほど振り切っているので
エンタメとしては成立しまくっている。
単純に面白い。
人が人を狩る映画は割とよくある設定だが
ダークな要素を一切捨てる潔さは
素晴らしい。
この映画や、グラフィックノベルの
サブリナなどを見て思うのは
日本も陰謀論者が増えてきているが
それはテレビを見なくなったせいだと思う。
テレビがつまらないのはコンプライアンスと
スポンサー、作り手が無能になってきたせいだが
ある意味で数多に増えたメディアの中では
一番の無思想なところは再評価されるべきだと思う。
このままいくと日本も陰謀論者が
さらに増え、自分は選ばれた人間だと勘違いした
バカたちが暴れ出す未来も近い気がする。
あのトランプちゃんが驚愕した問題作
あのぶっとんだ大統領、トランプちゃんでさえも待った!をかけた衝撃のサバイバル・アクション。あなたが主人公ね、ふむふむと観ているといきなりバーン、じゃあこっちかと思うと身体がド派手にドーン。この先どうなるの?と予想するが、悉く裏切られる展開にドキドキ、ハラハラが止まらない。序盤が特に面白いのでリピしよ。
良作
狩る方と狩られる方の攻防を描いている本作だが、何となく同じブラムハウスのプロデュースした、「パージ」と被る。だが本作の方が理由もわからずただただ狩りの対象となるという世界観であり、その訳のわからぬ理不尽さが好きである。
冒頭から早速始まるのだが、「この人が主人公か?」と思うと派手に体が飛び散るというシーンが続き、そのいい意味で期待を裏切る所が面白い。想像していたよりもスプラッタ的表現がキツいが、コメディ要素もあり、90分間非常に楽しみながら鑑賞出来た。
サバイバルだけでなく、騙し合いもあり、意外な人物までもが敵だったりもする。また、主人公は元軍人であり、身体能力には秀でた物があったが、返り討ちに遭うというリスクを狩る側が考えていなったどうかは謎だ。後半は立場が逆転する為、気持ちいい反面その辺が気になる所である。きちんと黒幕も用意されており、ラストは1体1の肉弾戦だ。このシーンもこれまでとは違った爽快さがあり、時折現れる笑いポイントを押さえつつ、ラストまでノンストップである。全米では上映禁止期間もあったそうだが、本作にはアメリカの病巣とも言える貧困の差や人種の差が色濃く出ており、メッセージ性が強いからだろう。近年またブラムハウスが乗りに乗ってこの様なインパクトのある作品を作ってくれることを期待したい。
世界クラスの上級国民
控えめに言って史上最高クラスのスリラー・アクションじゃないかと思う。
主人公的な視点がどんどん切り替わる序盤は良い意味で想像を超えてくるし、
物語の着地ってとこにも単に勝った・倒した・ハッピーエンド!じゃない爽快感がある。
社会風刺もたっぷり効いていて、まさに偏見 vs. 偏見みたいな。
特に主役・クリスタルキャラクター造形というか表現というか、
もうとにかくカッコよくって、「アトミック・ブロンド」とはまた違う強さというか
個人として生き残る、強くて賢い主人公っていうのに痺れた。
それにしても、エマ・ロバーツはやっぱり美しいと思って見てたら…笑
ホラー/スリラーであり、アクションであり、コメディであり社会風刺でありっていう
よくぞ90分でここまで全部盛りみたいな作品を仕上げたなって。
ゴア描写が大丈夫だよっていう人にはぜひ強く勧めたい。
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