劇場公開日 2020年8月28日

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青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価

全185件中、81~100件目を表示

4.0痛いのにも、いっぱい種類あんねんな。

2020年9月12日
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声フェチの自分には
杉咲花さん、たまりません。

主人公をはじめ、人の心の動き方
揺らぎ方が、面白い。

自分にもある、ダークサイドを
見せつけられ、暗くなった。

楓は、最後までやな奴で
終わって欲しかった。

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アルマ次郎

5.0繊細すぎる人間の描写

2020年9月12日
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鑑賞方法:映画館

普通の人間たちが抱く鬱屈とした思いをこれでもかと繊細に描写した逸品。

まずは、傷つきたくないあまりに他人を拒絶しようとする主人公。この感覚自体は多くの人に共感されるものだと思う。亡き友人のために、その友人とふたりで作ったサークルをぶち壊してやろうと画策するが、話が進むにつれて病的にも思える執着心を露にしていく。
なぜ主人公がそれほどまでにサークルの破壊に熱心になるのか?それは映画の終盤で明かされるのだが、一言でまとめるのならばまさに青くて痛いからなのだろう。自分には理想があって、その理想を誰にも壊されたくなかったのに、壊した人間がいる。その人間を許せない。
まさに青臭い人間であるし、痛いやつでもある。その青臭さ、痛さが油絵の厚塗りのように何度も丁寧に描写される。そこがいい。

このような青くて痛い主人公だが、どうだろう、どこにでもいる普通の人だとも言えないだろうか。
たとえば主人公以外の登場人物もそうだ。理想を語り都合の良い理想しか見ない人間、気に入らない他人が悪人であってほしいと望む人間、他人に寛容な振りをしてひたすら傍観者でいたい人間、熱血なあまりに空回りして他人から誤解を受ける人間…
要素だけ抜き出せばうっとおしいが、全員どこにでもいるごく普通の人間だ。ごく普通の人間が抱く嫌悪や困惑を丁寧に描いたところがこの映画の良いところだと思う。前半でこそ異常者として描かれるが、異常者たちが段々と自然に普通に見えてくる演出は見事の一言。思えば主人公はメタ的な普通への迎合にも抗っていたのかもしれない。

「何者」など、大学青春ものが好きな方へオススメです。

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サブレ

2.0「何者」の下位互換

2020年9月12日
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鑑賞方法:映画館

大学生活終盤の人間関係のゴダゴダ、葛藤を描いた作品であったが、サスペンスと謳うにはあまりにも陳腐、人間関係はフィーチャーした作品としては何者の下位互換だなあと感じてしまった。

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tam

3.0違う演出でも

2020年9月11日
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鑑賞方法:映画館

青春×サスペンス、楽しめました。タイトルどおりの展開。

青春>サスペンス、サスペンス>青春など違う演出も見てみたい!

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おっけ

3.0長くて辛くて眠い

2020年9月10日
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鑑賞方法:映画館

冴えない主人公の感じ、流石のクオリティやったんだけど、冴えないだけに何とも煮え切らないままに進んでいくストーリー。不安や緊張を煽る音や画は挟まるのだけれども、想定の範疇内でふわふわするので気持ちよくなってしまいついついウトウトと…(苦笑)。飽きちゃったのか、後ろの方に居た女子高生達も会話に余念がないご様子でした。
悪くはないけど残念なコンビとして「人数の町」を先に観ておくと、途中脳内シンクロで遊べるので、飽きないで頑張れるかもしれません(笑)。

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lynx09b

3.5主人公の気持ちがイタイほど分かる。

2020年9月10日
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それまで名前で呼んでいたのが、名字で呼ばれると、何気に傷つくんだよね。

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ムーラン

5.0いい意味で予告に騙されました!

2020年9月9日
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ネタバレ無し。
映画予告を観て、杉咲花が誰かに殺されて吉沢亮がその犯人を見つける映画なのかな?と思って鑑賞したらやられました!
『糸』『事故物件 恐い間取り』と立て続けに邦画で撃沈してたので期待せずに観てみたら、とても面白かったです。
最近の邦画は映画予告でラストシーンを出してるのが多くて萎えていたら、まさかの予告が前半パートのみで作られていて上手い具合に騙されました。
本当にこの作品の予告作った人は天才だと思いました!
終盤の吉沢亮と杉咲花の長ゼリフのシーンは本当に心撃たれました。
ここまで起承転結がまとまった邦画は久しぶりに見ました。
原作者は『君の膵臓をたべたい』の方なのですね。面白いわけですね。
俳優人も柄本佑、岡山天音、光石研、松本穂香と
いい演技が光ります。
是非とも皆さん予告を観てから映画を観てください。
本当に終盤の吉沢亮と杉咲花の二人の長ゼリフシーンは圧巻でした。
オススメ映画☆5です!

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ベッカム

4.0予想外w

2020年9月9日
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思ってた内容と違ってめっちゃびっくりして、途中は?
っておもったけど、凄くいいまとめ方だったと思う

吉沢亮大好きで演技うまかったけど、2回目はいいかなぁ笑

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ひまわり

3.5青くて痛くて脆い青年を吉沢亮が好演

2020年9月9日
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鑑賞方法:映画館

若くして日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をとった吉沢亮が今までとはテイストの難役にチャレンジしてます。杉咲花はルックスは置いておいて上手さは同世代トップクラス。監督が正直知らない人だったので不安を感じましたがなかなかの佳作に仕上げてます。
理想主義者たちの内ゲバなんて昔からよくある。特に掲げた理想に到達するための手段に対して異を唱えその組織を離脱するのはよくあること。ただ、その組織、団体に対して妬み嫉み、憎悪が膨らみ楓(吉沢亮)のような取り返しのつかない行動をしてしまうのは稀でしょう。
原作は未読ですが、住野よるさんは君の膵臓を食べたいとは明らかに違うテイスト。買って読むことにします。
最初は安っぽい中二病大学生の身勝手な物語と思えるけど実は噛めば噛むほど味の出る青春群像劇と言えます。

森七菜が施設のイベントで歌ってた、サメに喰われた娘は最高でした。(野坂昭如の曲らしいです)

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トシくん

5.0青くて痛くて脆い

2020年9月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

この映画は、SNSの怖さやいつの時代にも悩む人間関係の考え方、捉え方など学ぶことの多い作品だと思います。
感動物や王道ラブストーリーでもエンタメでもないので、万人受けはしませんが、主人公の楓(吉沢亮)に少しでも共感できるかで評価が分かれそうです。私は、人見知りでは無いものの他人の顔色に敏感に反応してしまって、意見を言えなかったり引いてしまうので俗に言う意見の言える人に利用される(押し付けられる)側なので、かなり共感しました。確かに、ちゃんと伝えない自分が悪くて勝手に押し付けられたって被害者ぶってるのはわかります。でも、相手もこっちが引いてるの分かってるのに気ずかないふりしてる時ありますよね?って思いながら映画を観てました。
なので、脇役が放つセリフにこういう考え方があるんだと心に残り、救われもしました。
それと、最後に流れる主題歌までが映画の一部であると思います。歌詞が、楓の気持ちそのものであるように感じました。
それから、出ている演者さん達みながほんとにリアルで素晴らしかった。
吉沢亮さんと杉咲花さんは、今人気をあげたい時期なのに良くこの役を引き受けたな、役者として攻めてて格好いいと思いました。特に吉沢さんはイケメンなのに、かっこつけた演技をしない。歩き方、走り方までダサくしてた。二人のバトルシーンは、役者同士の演技のぶつかり合いでリアルで引き込まれました。
人間関係で悩んだり迷った時に、少しでも興味があったら観てみてほしいなと思う作品でした。

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bau

5.0楓の心の変化に注目

2020年9月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

単なる娯楽映画とは違って、いろんな意味で深く考えさせられる、痛くて切ない映画だと思います。話の展開も全く読め無かったので、ずっとワクワクしながら観る事が出来ました。
誰しも若くて青い時代があり、楓みたいな行動には出なくとも、同じ気持ちになった経験はあると思います。だからかも知れないけど、全くお涙頂戴的なストーリーでは無いけど、いつの間にか主人公、楓に自分をダブらせ、最後には一緒に泣いていました。
兎に角、吉沢君始め花ちゃんや他の演者さん達が、若いのに演技派揃いで素晴らしかった。
又観に行きたくなる程ハマる人にはハマる映画。感受性を研ぎ澄まして観てみて下さい。

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チェリー

1.0モヤモヤ

2020年9月6日
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見終わった後、モヤモヤします。
嘘、ってどこ(*_*)
最初、いごこち良かったサークルが、邪魔が入って、居心地悪くなって、自分から離れていったくせに、嫌がらせして、後悔、ナニソレ、?!期待はずれもいいとこ

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hisa

3.0こうゆう感じか、?

2020年9月6日
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なんだか予告から想像していた展開や物語と違っていました。
終始吉沢亮の目がばっちばち、なよなよしてる感じ、なんだかな、まぁでも普通に面白かったかな。

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こっぴー

5.0(´༎ຶོρ༎ຶོ`)感動した。自分がお恥ずかしくなった。

2020年9月6日
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鑑賞方法:映画館

前日 『君の膵臓を食べたい』を地上波で見たのをきっかけに視聴。『君の膵臓を食べたい』は何とも良い作品でした。本作品も、、、、最高でしたと感想を述べると同時に若かりし日の自分がいかに下劣であったのか、、、、悔恨。帰り際 スクーターを運転しながら大声を出してしまった。お恥ずかしい限りです。
理想と現実どっちを取るの?みんなから望まれる自分はいますか?利用される自分に耐えられますか?復讐心に燃える自分に耐えられますか?全てぶっ壊して何か生まれましたか?
言い出したらキリがありません。悔恨の数々。
しかしながら最後の主人公の言葉は救いでしょう。
その時の悔しい思い、、、、伝えたいけど伝えることができない事、、、、好きだという事、、、、その場で全力で昇華させてあげなければいけないんですね。
今からでも遅くない、、、全力で生きようと思う。

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おにっち弐号

5.0本当に嬴政と同じ人?

2020年9月6日
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泣ける

悲しい

知的

まず、これだけは言わせてください。吉沢亮が素晴らしいです。これほどまでに作品によって、いや一つの作品の中でも、顔が変わる俳優さんを見たことがありません。きっと顔が完璧な黄金比だから、角度や髪型、力の入れ方によって自在に顔を変えることができるのでしょう。この作品においても、一年生と四年生の時の顔が別人のようで、時間の流れがダイレクトに伝わってきますし、10年間の下積み時代のさまざまな作品での経験を活かした演技力が最大限に発揮されていて、目を離せませんでした。彼の出世作である、「銀魂」、「キングダム 」、「なつぞら」などとのギャップが凄まじくて、しかし、それらと同じくらいの演技の熱量を感じ、大袈裟でなく、映画館でのけぞりそうになりました。これほどまでに、「演技」と「顔」の両方を自在に操れる俳優が出てきたのは、日本映画界にとって、とても喜ばしいことですね。

また内容も素晴らしく、最近のヒットする映画は、個人的には心の表面を当たり障りなくかすっていくだけの印象でしたが、今作は心の奥深くまでグサッと刺さる内容で、たとえヒットはしなくとも、2020年を代表する名作と言っても過言では無いと思います。心に響くか響かないかで、賛否は分かれると思いますが、この映画は、この映画の良さを理解できる人たちだけであっても、強烈なインパクトを与えられる作品なので観て損は無いと思います。

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YODA

2.5痛くて痛くてつらい

2020年9月6日
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鑑賞方法:映画館

原作は読了済。
大学で出会った女友達と2人で結成した秘密結社モアイ。理想とはかけ離れたモアイを元に戻すためぶち壊そうと画策する男の話。
観終わった後、周りから聞こえてくる「思っていたのと違う」という声。原作を読んだ時点でそう思っていたので密かにめっちゃ共感してしまった。
原作と違う点が結構よかったのでまだ観れた感じはする。特にラスト。コミュ障的な主人公が、コミュニケーション不足から勘違いし逆恨みし暴走するという基本構図は同じだけど、映画の方がまだ救いがある。いや、それでも十分痛くてつらいけど。
それにしても吉沢亮がこの役をやることにかなりの違和感。演技がだめとかではなく、あの顔で目立たないようにおとなしく生活するってできるのかな?と思ってしまう。オーラがありすぎるのも困りものだ。

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kenshuchu

3.0普通で面白かった

2020年9月5日
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面白かったけど感情はあまり揺さぶられなかったかな。

でも主人公の自分の居場所がなくなっていく孤独感、好きな人が他の人と付き合う嫉妬心やそのやりきれない思いを正当化してぶつけたくなるのは共感できました!誰しもがある黒い部分が上手く表現されてた気がする。

でも秋吉もモアイ立ち上げの時と比べると現実的な考え方になったり最初なら誰かを否定する事は言わなかったと思うけど主人公に『気持ち悪っ』て言ってしまうのはやっぱり変わってしまったんだなって思いました。

それがいい事なのかダメなのかはわからないけど…

総合的に普通で面白かったです(o^^o)

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りつこ

3.5二人はどこで間違えたのか。

2020年9月4日
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鑑賞方法:映画館

「君の膵臓をたべたい」の桜良と僕のように、自分にないものを持っている相手と補完関係になって惹かれあうはずだったのにそうならなかった。どこで間違ったのだろう。秋好は理想主義だけど前向きな性格だからどんどん現実を取り入れて前に進む。一方楓は内向きな性格だから自分の思いと違ってくるとどんどんそこから離れていってしまう。楓が復讐を考えるのは、秋好と過ごした日々が大切で秋好を尊敬(+愛)していたからなのだろう。本来なら強く結びつくべき二人の関係がこんなにも脆く崩れ去るのを見るのは残念だ。
確かに青春時代にはありがちな物語だと見ていたのだが、どうにも登場人物たちに共感できないのが作品上どうなのかなと思う。最後まで秋好はよく分からない奴で、楓は見苦しい奴という印象が残ってしまう。

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ガバチョ

3.0原作読みましたが

2020年9月4日
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鑑賞方法:映画館

楓の陰湿が増してるような…

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blue

3.5もう少し深掘りして欲しかった

2020年9月4日
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鑑賞方法:映画館

原作未読で鑑賞。最初の方のセリフを聞いたら
「君の脾臓〜」系なの?と思ったら大違いでした。
人間の本質をぐいぐい浮き彫りにしていく、
それも高卒間もない二十歳前の男女の成長中の
本質をぐいぐいと・・・。
心当たりあるわぁ・・・とヒリヒリすること多数。

青くて痛くて脆い・・・これこそ多かれ少なかれ
人間があまねく持っている物なのかな?と思います。
それがあるから辛いしめんどくさいし・・・、
だから逃げちゃおっか・・・?なんて思っちゃうわけで。

答えはもちろん一つじゃないし、こうしなくちゃならない
なんてセオリーもない。けど生きていく上では・・・
ちょっとした勇気がもらえる映画かもしれません。

吉沢さん、杉咲さん、見事でした、演技。
最後の方、もう辛くて辛くて・・・。

けど、秋吉さん側の心情、考え方、背景などなどもっと深掘り
して欲しかったな。
そんなに尺使うエピソードかなぁ?これ。。。と思う物多数。

けど、観てよかった。ちょっと元気でます!

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