「低評価も込みの映画ですよ」大怪獣のあとしまつ ドラムスコさんの映画レビュー(感想・評価)
低評価も込みの映画ですよ
これは往年のパロディ映画「フライング・ハイ」や「裸の銃を持つ男」または「オースティンパワーズ」などと同じ種類の映画なのですゾ!
そんな映画に対して「こんなのは特撮怪獣映画を冒涜してる!」なんてのはアホ丸出しなんです。
パロディ映画の特質として低評価こそ高評価の証になり得るのです。
かつてPTAが猛抗議したと言う「8時だョ!全員集合」や子供に見せたくないアニメナンバーワン「クレヨンしんちゃん」などの何と面白かった事!
惜しむらくは主演の二人をもっと「マジ」な役者にしてもらいたかったですね。
対象が権威的であればあるほど茶化し甲斐があるので西島秀俊と北川景子ではいかがでしょうか?
これならキャスティング自体がパロディになってますから真剣な表情で画面に登場するだけでニヤニヤできると思います。
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