劇場公開日 2020年7月10日

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マルモイ ことばあつめのレビュー・感想・評価

全47件中、41~47件目を表示

5.0日本語のセリフは気になるがキッチリ感動してしまった

2020年7月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

朝鮮半島が日本の植民地だった時代、朝鮮語の辞書を編纂しようとした人たちの物語。
言葉と名前を使えなくするという日本の政策は知っていたが、イメージはできていなかった。本作がどれだけ事実に近いのかはわからないが(そして多分に韓国よりの視点だと思うが)、当時の雰囲気を感じ取ることができた。それだけで価値がある気がしてくる。
でも、気になってしまうのが日本語のセリフ。もう冒頭からそう。日本人俳優を2〜3人入れておくだけでも印象は違うんだけど、日本語の発音の違和感がどうしても拭えない。あー、もったいないな。同じ植民地時代を描いた「密偵」はそこらへんちゃんとしてたのになんて少し冷めた感じで観ていたのに気づいたらボロボロ泣いていた。
何かを成し遂げようとするチームものとして、徐々に信頼関係を築くバディものとして、無関心で不真面目だった男が変わっていくしていく成長ものとして本作を堪能した。この展開はダメだ。個人的に一番弱いやつ。日本語の拙さで0.5くらい減点のはずなのに、満点の5点になってしまった。

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kenshuchu

4.0健全な?ナショナリズム

2020年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本への同化政策が徹底されていた1940年代前半の朝鮮で、民族の心である朝鮮語を命懸けで守ろうとした人々を描いた映画です。ユーモアを交えながらも、そのまっすぐなナショナリズムの表出は愚直で美しいものでした。

日本に置き換えると、戦争や植民地支配に抵抗した平和主義者や共産主義者が主人公になりそうですが、そうした人々をナショナリズムと結びつける事は難しいような気がします。かと言って特攻隊員などの戦死者を賛美する映画は、当時の無責任なパワハラ戦争指導者と同質の残酷なナルシズムの発露にしかならないでしょう。この映画のように、純真なナショナリズムを描く事は、日本では難しいのかも知れません。

正直、僕自身はストレートなナショナリズムの表出に乗れない部分もありましたが、上映中、涙ぐんでいる方が何人かいらしたようです。やはり健全なナショナリズムは人の心を打つのでしょうか。

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taro

5.0文句なし!

2020年7月13日
iPhoneアプリから投稿

評論家ではないのですが、映画ファンなので投稿します。私は中産階級の人間ですが、年間50本は劇場で映画を楽しみます。
本作は今年観るべき一本に入れていいと思います。
出来たらパンフレットを購入して、関係者の情熱を知って欲しいです。
本編さながらの熱量に胸が熱くなります。

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pola

5.0国を奪うだけでなく

2020年7月11日
Androidアプリから投稿

日本の朝鮮半島の植民地支配は、国を奪うだけでなく、名前や言葉まで奪った。その罪深さを日本人は知らなければならない。

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り~ちゃん

4.0言葉に焦点を当ててるのが面白い

2020年7月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

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仮面貴族

3.5戦時下…。

2020年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

どこの戦時下にもこんな状況なるんだろうな、と思うけど日本人としてみると複雑な仕上がりかも。史実がベースだけど当然ながら敵国の描かれ方だし。母国を誇りに思うことは大切。
キャラクターからめてラストの展開は泣けます。

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peanuts

4.0複雑な気持ちになった

2020年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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ツネ