劇場公開日 2021年4月9日

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「中川大志、石井杏奈、清原果耶、矢田亜希子が素晴らしい。 それぞれに見せ場があるいい脚本だった。 こんな面白い映画に巡り合えたことに感謝する。」砕け散るところを見せてあげる ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0中川大志、石井杏奈、清原果耶、矢田亜希子が素晴らしい。 それぞれに見せ場があるいい脚本だった。 こんな面白い映画に巡り合えたことに感謝する。

2025年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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動画配信で映画「砕け散るところを見せてあげる」を見た。

2020年製作/127分/PG12/日本
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2021年4月9日

中川大志(濱田清澄)
石井杏奈(蔵本玻璃)
井之脇海
清原果耶
松井愛莉
北村匠海
矢田亜希子
木野花
原田知世
堤真一

竹宮ゆゆこという原作者は知らない。
SABU監督の作品を見るのは初めて。

予備知識なしで見はじめる。

高校3年生の男子生徒、濱田清澄(中川大志)が

熾烈ないじめに遭っている下級生の女子生徒、玻璃(石井杏奈)
を助けたことをきっかけに女子生徒を守ろうとする姿を描く。

1年生のほとんど全員からいじめられている女生徒をかばおうとするのは
相当な勇気がいるだろう。

清澄は強い正義感を持っていた。

執拗ないじめに対しても身を挺して女生徒をかばった。
当初は清澄のことを拒絶していた玻璃だったが、
一緒に過ごすうちに徐々に打ち解けていく。

清澄は玻璃を暗い子と思っていたが、話してみると面白く、楽しい。
清澄は玻璃に惹かれていく。

これはラブストーリーだ。

中盤を過ぎて玻璃の父親(堤真一)が登場する。

だが、やがてこの人物が普通じゃないことがわかる。

ラブストーリーだと思ったこの映画は、
サスペンスでもあった。

終盤、清澄と玻璃はとんでもない目に遭う。

絶体絶命の清澄の姿を見てオレは「これこそがヒーローだ!」と思った。

こんなストーリーは思いつかない。

中川大志、石井杏奈、清原果耶、矢田亜希子が素晴らしい。

それぞれに見せ場があるいい脚本だった。

こんな面白い映画に巡り合えたことに感謝する。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック