劇場公開日 2021年4月9日

  • 予告編を見る

「どこの世界線に私は存在するべきなのか」砕け散るところを見せてあげる 23kaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5どこの世界線に私は存在するべきなのか

2021年4月23日
iPhoneアプリから投稿

原作を読まずに、予告に惹かれて鑑賞しました
あの一瞬で引き込む予告の延長
それを期待して見に行きましたが結論を言ってしまうのならばそんなことはなかったです

予告から感じ取れる狂い×サスペンス×恋愛のような物語が最初から最後まで続くのではなくこちらは後半の物語。そのため後半部分には見応えを少なからず持つことができました。
それでは前半部分では一体何が描かれていたのかというと、主人公とヒロインの馴れ初め
いじめられ怯えていたヒロインが徐々に心を開いていく姿は見ていて感じ流ものがありましたが違和感を覚えるところも多々ありました。

また多くの情報を出しすぎてこの物語の鍵がまさかそうだとは思いもしませんでした。
焦点を絞って見れなかったからこそ戸惑いが生まれ、結局この物語がどんな映画だったのかと答えようと思ってもまとまりません。
原作だったからこそ表現できたことだったのかなと感じます。

しかし、一つ一つのシーンを切り取って見てみるとそれぞれの世界観はとても綺麗に描かれており見ていて感情を乗せ見ることができました

23ka