東京リベンジャーズのレビュー・感想・評価
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スッキリ面白い
ヤンキー映画かぁ〜タイムリープかぁ〜って思ったけど、青春ドラマって感じで、有名若手俳優みんな演技がしっかりしていて、全く軽い感じではなく見応えがありました。マイキーとドラケンのシーンに胸がジーンとして涙が出そうになった。かっこよかったなぁ。原作漫画だから続編があったらまた観たい。
タイムリープとヤンキーって、人生やり直す話として最強の組み合わせ
「パームスプリングス」って映画で、主人公の男がタイムリープってみんな大好きだろ?って言っていた気がするが、そこにほとんどの男が好きなヤンキーテイストが加わるんだから設定だけで最強と言える。「代紋take2」というマンガもあったが、人生をやり直そうとする男の物語ってだけで感動する気がする。
原作は最初の1巻か2巻だけ読んだ記憶はある。新宿スワンの和久井健が絵のテイストを変えて挑戦した少年マンガって感じ。
半グレ集団の抗争に巻き込まれて死んだ昔の彼女を救うためにタイムリープして過去を変えていこうとするのだが、そのタイムリープの設定や過去を変えることで現在がどのように変わっていくのかが見どころではない(タイムリープのルールは意外にちゃんと説明していたのだけれど)。マイキーやドラケンといった暴走族の幹部たちのカッコよさこそが見どころだった。特にドラケン役の山田裕貴。最近観た「ヒノマルソウル」で聴覚障害を持つスキージャンパーを演じ、最近始まった「ハコヅメ」というドラマで元気のある若手刑事を演じた姿とはまた違う役。それがまた違和感がない。吉沢亮とあわせて、ビーバップ、ろくでなしブルース、クローズ・ワーストのあいつらをカッコいいと思った昔を思い出した。
演技のことでいえば今田美桜も。タケミチの昔つきあった彼女って実は難しい気がする。すごくかわいいのに芯があって強さを持っているという女性。今田美桜は見事に演じていた気がする。
原作を全部読んでいないので憶測でしかないのだが、本当はもっと違う話だったのを映画としてまとめたのか、もっと話が続くのだろう。間宮祥太朗や清水尋也の扱いが中途半端すぎる。
続編があれば嬉しいが、キレイに終わったので難しいかもしれない。でもそれで不満はない。それくらいうまくできた映画だった。
餅肌美白の吉沢亮は買うか。
開巻5分の手際に唸るも以後既視感だらけのルール説明で幕。
正義の不良は10年前の近過去には居たのに今は居ないってこと?
堅気に触れず遊興費は賄えるの?
喧嘩で何を獲り合うの?
可愛いだけの彼女でスケバン不在のホモソーシャルに山田孝之な吉沢亮の餅肌美白は買うか。
史上最弱ヒーローの成長物語
まだ原作が続いていて終わりが見えないうちの映画化は落とし所が難しいのですが概ね上手く収めたと思います。
興行収入次第では続編もあるでしょう。
それにしても、人生はやっぱり出合いが大事ですよねぇ
それで運勢なんてがらっと変わってしまうのだから
だからこそ殻に閉じこもってないで前を向いて歩くことが必要なんでしょう
動かなければ何も変わらないんだから
若い子だけじゃなくいい歳したおっさんも爺さんも同じです。
タイムリープもの面白い
ざっくり、たかだかまだ30前の子が人生悲観して過去に戻って少しずつ改善していくという甘々なお話ではありますが、タイムリープによる改善が小出しなところなど設定は面白かった。元恋人亡くなったニュースの時点ではほぼスルーだつたのが実はその後の展開のキーポイントになってるのには驚いた。それが脚色なのかどうかは分かりませんが。。。
ちょっと変な危なっかしい脚本も、出演者の素晴らしさとタイムリープの設定(たぶん原作の設定)が圧倒的に上回ったから最後まで楽しく観れました。
ヤンキーものは嫌い…でも💛
元々ヤンキーものは好きじゃないし、漫画の原作も、アニメも観たことはない。しかし、出演している若手豪華俳優陣が気になり、鑑賞。鑑賞後の率直な感想は、「面白かった。」であった。
これまで、タイムリープをして過去に遡り、現実を描き替えていく作品は、数多くあったし、目新しいものではない。また、ヤンキーものも硬派な『ハイ&ロー』がヒットしたが、流石にタイムリープとヤンキーを組み合わせた展開は、斬新と言える。劇画が原作ということで、あまり細かな設定や展開は、目をつぶるとして、それなりに楽しめる作品に仕上がっていた。
ストーリー自体は、タイムリープものに、よくありがちな複雑さはない。電車のホームに突き落とされた瞬間、10年前のヤンキー時代にタイムリープをした主人公・武道。現実の時代で、ヤンキー時代に、唯一人付き合った女性・日向の死を知った武道が、彼女の死を回避するために、何度も過去に遡って、悪戦苦闘しながらも、その運命を変えていくお話。それほどのサブライズも無いし、ある程度ストーリー展開もラストシーンも見えてくる内容。
しかし、全く自信も無く、虫けらみたいな生活をしていた武道が、日向の死を知って、日向の運命を変える為に、タイムリープを重ね度に、体を張って、自分より明らかに強い相手にも立ち向かい、逞しく成長していく姿が共感を呼ぶ。
殴られて、蹴られて、顔をボコボコになるまで殴打されても、愛するものを守るため立ち上がる勇士は、『ロッキー』のスタローンを思い出した。あれだけ、拳で殴られて、靴で蹴られ、バットで叩かれても、平気な顔して起き上がれるのは、スーパーマンか孫悟空だけだろうとも思う(笑)
出演者は、若き俳優陣が勢ぞろい。武道役の北村匠海は、粋がっただけのヤンキーから、逞しく成長していく一人の男を演じでいる。また、最近は、大河ドラマで主役を張る吉沢亮が、喧嘩がめっぽう強い、族の総長というのも、そのギャップが面白い。その他にも、山田裕貴、杉野遥亮、間宮祥太朗、そして、紅一点の今田美桜は、マドンナ的な愛らしさが際立ち、これからの映画界を引っ張っていくであろう、若手俳優陣が、キャラの濃い役柄をそれぞれに演じており、見応えもある。
普通に面白い
アニメを見てハマったので、映画も楽しみにしてました。役者陣も贅沢で、またアニメに忠実な配役でテンションあがりました。
ただ、映画化されてチョット残念というか、気づいたのは、この漫画は、ストーリーもさることながらストーリー展開が面白いという事です。
アニメだと思わぬ展開から次回どうなるか!と期待してそれが面白さであったりするのですが、そこが映画だと1つのストーリーとなってしまうので、アニメのドキドキ感みたいなのが、少し薄れてしまいます。
この映画に限った事では無いのですが。
とは言え、面白い映画であることは間違いないです!
次回作が出るのか分かりませんが、出れば絶対見に行く事間違いなしです。
夏休みにみんなで見るのに良いかも
原作未読なので、単純に映画作品としてだけでのレビューになってしまいますが。
個人的には10年前より、20年前の37歳から17歳にタイムリープとなれば、もうちょっと絶望の現実と、希望がありそうな過去のコントラストが強調されたかと思った。
でもまあそこは原作があるので。
全体的に「クローズ」とかよりポップで、笑えるところもある。
実際映画館も10代のグループでの鑑賞が多く、ワイワイしながら見るのが良いんだろうな。
ちなみに……
10年前はすでにガラケーじゃなくてスマホが主流ですよね!?
予想していたより楽しくて泣けた。
どちらかと言えば嫌いなヤンキーもの。でも、そこにSF要素のタイムスリップが混入してるらしいので、少し興味が湧きました。果たして想像を超える展開あるかな?と期待しつつ着席。
主人公は元ヘタレヤンキーのタケミチ君、社会人になってからもダメダメな生活をしていた。ある日テレビのニュースで元カノと弟君の死亡を知る。凹んでいたら線路に突き落とされ、電車に轢かれる寸前、10年前にタイムスリップ。よくあるパターンだ。
でも、ここからが予想と違ってた。
過去の弟君と握手をすると現代にもどる。死ななかった現代の弟君と握手をするとまた過去にいける。情報確認のために何度もタイムリープだ。このタイムリープは精神だけなので、ドッペルゲンガー的なパラドックスは生まれません。だから周囲の人間には気づけないよね。
何度も行ったり来たりして、運命を変えるんだけど、彼女だけが助けられない。
また、彼女役の今田美桜ちゃんが、とっても可愛くて強い娘で、たまらんかった。
ケンカだらけは嫌いだけど、それより心もケンカも弱いのに、頑張る主人公に大共感。自分でも不思議なくらいチョコチョコ涙ぐんでしまった。最後もじわ〜。原作を読んでないので分かりにくい所はあるけど、とっても楽しめました。これまで避けてきた、ヤンキーやヤクザものも、これからは逃げないで観ていこうかな。
イケメン達の裏切り。
とにかく原作と配役がピッタリでした!
北村さんは普段のイケメンが消え、タケミチそのもの。普段絶対に気にならない鼻の穴おっきいな!とか、感じてしまったり。
それが顕著な人がもう一人。
キヨマサ役の鈴木さんでした。
もう全く、普段の爽やかさはなく悪役キヨマサくんでした。
某ツッパリ話ではそれでもイケメンだったのに、要素完全消失でした。
良い裏切りは他の役者さん達もでした。
ドラケン役の山田さんも普段のおちゃらけキャラは消えカッコいいドラケンそのもの。
背を伸ばす為インソールを15センチ入れアクションをしていたそうで、一人での大立ち回りには尊敬してしまいました。
そしてマイキー、ドラケンの筋肉も素晴らしかったです。目の保養です。
現在アニメも同時進行しています。アニメはもっと先まで進んでいますが。
舞台挨拶でご本人達も伏線が回収されていないと仰っていていて、続編ありきなのか、個人的には続編を期待したいです。
そして舞台挨拶がとても楽しかったです。同年代の男の子達がキヤッキャしてる感じで山田さんキッカケで楽しい流れも生まれて。
最近で一番楽しかったので今後の御礼舞台挨拶など期待したいです。
原作はどんどんエグい事も起こりますが映画はどうか、幸せな結末であって欲しいと願ってしまいました。
本編はもちろん面白いですが貴重なイケメンの共演と筋肉、イメージを裏切る演技を堪能したい作品でした。
がんばれタケミチ!
原作未読ながらテレビアニメでファンになり、本作公開を楽しみにして鑑賞してきました。キービジュアルだけ見るとクローズ系のヤンキーものと思いがちですが、全く違います。主人公タケミチが、後悔だらけの人生をやり直す中で、自分を見つめ直し、前を向いて力強く歩み出すまでを描いた成長物語です。
本作のおもしろさは、主人公のタケミチがかつて恋人だった橘日向の死を回避するため、10年前へのタイムリープを繰り返し、少しずつ未来を修正していくという構図にあります。とはいえ、10年前に戻っても、やることはひたすら喧嘩と抗争です。流血を伴う暴力シーンは好きではないのですが、その一つ一つのシーンに大きな意味があり、ボコボコにされながらも何度も立ち上がるタケミチを心から応援したくなります。
また、タケミチやアッくんら溝高メンバーをはじめ、マイキー、ドラケン、三ツ谷といったトウマン幹部まで、適材適所のキャスティングに加えて、ビジュアルもかなり寄せていて、原作やアニメファンならすぐに世界観に浸れるのもナイスです。加えて、主要キャラの見せ場がきちんと用意されているのもポイント高いです。特に、ドラケンとマイキーの関係は泣かせます。病院でドラケンが、マイキーとともに頭を下げるシーン、終盤でマイキーがドラケンを思って一人涙するシーンは、胸熱です。
主演の北村匠海くんは、過去での行動が現在に変化をもたらすことで、少しずつ自信を取り戻していくタケミチを熱演しています。吉沢亮くんは、あなた以外は考えられないと思えるほどマイキーだったし、やや不安を感じた山田裕貴くんも見事にドラケンでした。
今回は舞台挨拶ライブビューイング付きで、主要キャストの話が聞けたのも楽しかったです。コロナ禍で何度も撮影が中断されながらも、キャストやスタッフのチームワークでそれを乗り越えてきたことが伝わってきました。そんな中、間宮翔太郎くんや清水尋也くんが漏らしていましたが、回収されてない伏線の行方が気になります。タケミチのリベンジはまだまだ途中なので、是非とも続編をお願いしたい!
殆ど
喧嘩シーンですが、爽やかさが残る感じが、若手俳優がひしめいているからでしょうか。ストーリー展開も飽きさせない面白さとテンポの良さがあると思いました。山田裕貴さんは「ヒノマル」に続いて良い役ですね。
満を持しての公開!
ようやく公開になった楽しみにしていた映画。漫画から始まりアニメも見ていて久しぶりにハマった作品です。未来を変えるために何度もリベンジするタケミチ達に胸が熱くなります。
今をトキメク若い俳優達の演技が光るいい映画でした。特にあっくん演じる磯村優斗さん、ドラケンの山田裕貴の演技がよかった。今田美桜さんも可愛かった。みんな役にハマっていたんではないでしょうか。
漫画、アニメとは少し違うところもありましたが、全然許容範囲。
もちろん続きを期待しています!
ケンカシーンが生々しかった
漫画既読、アニメ鑑賞中。
設定を中学生から高校生に変更したのでしっくりきた。
まああの俳優陣が中学生を演じるのは無理があったからかもしれませんが…笑
漫画やアニメと違って、実写にすると喧嘩シーンの生々しさが増しますね。
グチャって音とか血吐いたりとかちょっと怖かった。
あとやっぱ世界観は漫画やアニメならではだなーと…
(いい大人が演じている)高校生が言ってもセリフがイマイチ響かないんだよなぁ…
マイキーはもっと子どもっぽい方が良かったし。
あと冒頭のシーン、グロかったんですが要りましたか?
舞台挨拶でも触れてましたが半間と稀咲の出番が少なかった。
次回作では活躍が観れることを期待して星3で。
無敵のツートップ
いや〜よかった。吉沢亮のマイキーは決まってたよね。ドラケンとの友情を超えた男の絆には胸が熱くなる。山田裕貴も『ヒノマルソウル』から一転してど迫力のヤンキーぶりで、このツートップがいたら無敵だわ。
原作を読んでなくて、クソな人生をリトライする話かと思ったら、現在と過去をタイムリープしながら進んでいくからミステリー要素もあって面白い。しかも過去と現在の時間は同時に進んでいくから、やり直すタイミングは一度限り。この縛りは、物語がタイトになってすごくいい。
ヤンキーマンガ『カメレオン』みたくハッタリで成り上がってくんじゃなくて、武道が自分の弱さに向き合って、彼女や仲間のために命をかけるところが熱い。ダチを死なせないために勝ち目がないタイマンを張るシーンは、グッときた。
メビウスとの対決では、トーマンは数的に劣勢。王道の設定で、血が騒いでしまう。マイキーのキック技がスクリーンに映えているし、ドラケンの体を生かしたダイナミックな動きも見応えがある。
喧嘩とか乱闘だけじゃなくて、自然と笑ってしまうシーンがところどころに散りばめられていて、そのバランスが非常にいい。続編を見たいな。
タイムリープとヤンキー、両立させている。ただ、ヤンキーなのに真っ直ぐ過ぎなのは現実離れすぎ。
ヤンキー映画の殿堂「クローズ」をもっと、白黒つまり善悪を明白にして、今月封切りされている「夏への扉」と全く同じ展開を取り入れた映画。要するに過去の塗り替えと現在の変化。申し訳ない。原作漫画知らないのですが、うまく融合している。確かに今時の不良は「ハニーレモンソーダ」のラウールだかみたいに華奢でだらしなくて、昔のタイプの暴走族、不良の方が同じワルでも骨太で共感できる。今はスマホ代金でバイク買うどころじゃないからなぁ。
ヤンキーは性悪だと「半グレ」の社会の悪となるが、逆にヘタレだと成人して落ちていく一方なのは、現実に則していてリアル。だから共感得るのだろう。
「クローズ」がこぶしの喧嘩ばかりで殺伐としていて、現実離れしていた点を、かなり軌道修正した作品。
ただ、それ故か北村匠海演じる「タケミチ」、山田裕貴演じる「ドラケン」吉沢亮演じる、東京卍會のボス的な万次郎「マイキー」。それぞれ登場時は不気味な凶悪なヤンキーのはずなのに、敵対する同じヤンキーの「メビウス(漢字表記ものすごい、めんどくさいので省略)」と好対照に「根はまじめ、真っ直ぐvs 性根の腐った極悪」。
ちょっとそこまで違わないだろうとは思うが、ここはファンタジーの世界。そもそも喧嘩だって、この映画のように本気でやり通せば、死者の5、6人は出そうな非現実的描写。っていうか主人公、肩車してないで、携帯で119番しろよ・・・ドラケン死にかかっているんだから。
吉沢亮が大河ドラマと180度違った好演が光る。確かに「ビーパップ」以来のヤンキー映画のある意味「清々しさ」と鉄道で轢死寸前からタイムリープの不思議感。タケミチの自己回復への闘い、恋人を自分の立ち位置とは関係なく将来を救いたいという思いは共感できる。
ただ土曜とはいえだねぇ、原作漫画の後ろ盾あるとはいえ、大スクリーンで95%の大入りはなんだかなぁ。今日見た他の2本が30人未満と違いすぎて話にならない。女性客が多いの驚いた。邦画は漫画が原作のわかりやすいのに観客集中しすぎ。この映画が面白いのなら、2週前に見た「夏への扉」。今日見た「唐人街探偵」も面白いはずなのに、全然客入りが違う。っーか、映画館側がひと席ごとに席開けないからコロナもへったくれもない。レイトショーなんて無制限でやっていい。ただ席間隔は空けろやと思った。営業時間の問題ではなくて感覚の問題。それはそうとこの映画が人気あるのはいいが、他が不人気すぎを憂えるねぇ。まあ小難しい「芸術映画」よりは遥かにマシなのは相違ないが。
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