まともじゃないのは君も一緒のレビュー・感想・評価
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まともじゃないのは僕も一緒、経験不足かメッセージが読めずじまい
面白かったっちゃ面白かったけど、分からんことばかり写ってなんだか。たぶん、まともじゃないのは僕も一緒。
自分の弱点を晒すようで恥ずかしいが、生まれてこの方、1人と2回付き合ったことしかない。それもバーのふたりみたいに、友達から自然と…みたいな感じ。たぶん秋元さんに質問される。それもあって、ある意味マキロンみたいな映画なんです、僕には。傷口を消毒するアレみたいな。「定量的に?」って割とわかるし、距離の詰め方とかまるで分からんからあの関係はむしろ羨ましい。だから、ちゃんと恋愛してきた人なら笑える映画なんだと思う。私からすればムズムズして仕方なかった。「好き」ってなんだろうね…。
とにかく2人の会話劇なので、あらゆる表情が見れたのは嬉しい。成田凌の冴えない感じとか、清原果耶の暴走した被害妄想とか…カメレオン俳優同士の豊かなコミュニケーションはとにかく引き込まれる。胡散臭い進次郎…じゃなくて孝太郎節とか、泉里香のフワフワした感じとかも上手い。世界観に合っている。だから、単に分からなかったんだと思う。経験値不足。泣きたい…。
ちょっとハードルを上げすぎたこともあって、返り討ちにあった気分。もう少し頑張ります…。トホホ。
普通ってなんだろう?
すごく面白かった!!!とくに主演の2人が最高でした。
ずっとクスクス笑えて、ストーリーやメッセージにも共感できる、満足度の高い作品です。
とにかく主演2人のやりとりがテンポよく軽快で面白かった〜〜ずっと見ていられる感じ。笑
演技でこんな2人のやりとりを見られる作品って、なかなかないんじゃないかと思います。
劇場内の人数は少なかったですが、クスクス笑いが起きていて、しかもそれが苦痛にならない、とても面白くてあたたかい映画でした^ ^
私の個人的な考えとして、人に当てはめる「普通」という考え方というか概念が好きではないので、終盤の、普通ってなんなのか?自分の気持ちはどうなのか?というような、大野(成田凌)の言っていたことや香住(清原果耶)を思いやる気持ちに共感しました。
個性を認めるよりも周囲との同調(同化)をよしとし、異なるものは受け入れない・排除しようとする、日本のよくない価値観にも訴えかけてくるメッセージ性があると思います。
普通かどうかを考えるよりも、まずは人に寄り添い・向き合うことが何より大切なことだと改めて気付かされました。あとは、自分に正直で、嘘をつかないことも。
私は自分が信用できる人じゃないと、一緒には暮らせないかなぁ。
こういう映画こそ、たくさんの人が見ればいいのに、、なんて、ちょっと思いました。
終わってからも、その後の2人はきっと上手くいくんだろうな〜 続きも見たいな〜 なんてことを考えながら、余韻を楽しみました^ ^
なかなかの拾いもの
マチネー向けの軽快作
なかなか面白かった。
予備校の数学講師大野(成田凌)と、その教え子秋元(清原果耶)の他愛のないやりとりから始まる恋愛コメディ。少女漫画っぽい設定だけど、原作は無いみたい。普通の恋愛の仕方がわからず、高校生に指南を受ける、数学オタクの予備校教師を成田凌。ちょっと変わった人物を、嫌味なく好演。ホントになんでも出来ますね、この人。普通なことに飽きてきている、強気な女子高生を清原果耶。CMなどでの透明感のあるイメージではなく、等身大の女子高生という雰囲気が似合う。(というか元々そういう年齢か)
本作、大半が成田凌と清原果耶の会話シーン。場面はどんどん変わるので、ワンシチュエーションドラマではないのだけど、基本は2人の会話で物語が進む。
面白かったのが、向き合うのではなく、二人並んで歩きながらの会話シーンが多い。そうすると舞台劇っぽく、二人とも観客の方に向いてる画が多いのだ。画面的には、まさに漫才の立ち位置でテンポ良くボケとツッコミが繰り返される。そのテンポや間が心地よく、ベテランの漫才を見ているようだ。会話の中身は噛み合わず、少しづつズレているのに、なんとも違和感がない。これは、名人芸の域ではないだろうか。
爽やかなベンチャー企業の社長役の小泉孝太郎は、イメージどおり。その奥さん役の泉里香は、お嬢様の設定。二人絡むシーンはほとんどないのだけど、なんとなくお似合いのカップル。
ベタベタの恋愛ドラマでもなく、ストーリー的には特筆すべき所もないのだけど、テンポも良く楽しく作られていて、朗らかな気分になれる良作です。
面白かった!
主演二人のマシンガンならぬ銃撃戦トーク
ほのぼのと観られました
前半は何度か声を出して笑ったなあ。ずいぶん久しぶりな気がする。すげえ面白いってシーンじゃないんだけど、つい笑わされるんだよな、脚本、監督が上手いんだろうな。
成田さんファン、清原さんファン共に、ゆっくりご堪能ください。楽しめると思います! ただ、単にカッコいい、かわいいという描写ではないです。極論すれば、逆かな? 二人ともちょっと変人だだから。 でもその役が、違和感とか嫌な感じにならないところが、この映画の、いいところ!
おまけ
森の中は、調和がとれている。自然界は、完成されていて、変化もしている。数学は、変化や調和の中に… 残念。覚えてなかった。あはは。
前田監督、髙田脚本での「婚前特急」も観てみたくなるなぁ。
恋愛映画?
成田さんと清原さんの掛け合いは最高
セリフの歯車の掛け違いが魅力 オススメします
老若男女 楽しめると思います
普通って幸せ?
高評価通りの良作!!
普通じゃない傑作ラブコメ
世の中の普通に馴染めない二人のオリジナルラブコメディ。いま最も注目している推し女優・清原果耶の主演作ということで楽しみに鑑賞しましたが期待を裏切らない納得の出来映え。彼女の圧倒的な魅力に心を鷲掴みにされた。国民的女優への階段を順調に駆け上がっているように感じる。
そして、ダブル主演である成田凌もさすがの演技力で二人の共演にグイグイ引き込まれた。コミックに近いようなラブコメを実写で演じきる二人の高レベルな演技に脱帽です。
2021-43
普通ってなんだろう?
何が“普通”なのか考えさせられた。いい感じ。
近ごろ、弟がプラスチックスプーンを有料化するってことを決めた。宮本はゆとり教育から詰め込み教育への逆戻りを切々と説いていることがどうも虚しく感じられ、ついスプーン問題を思い起こしてしまいました。あの皿にしたってそうだ。何にでも使える普通の皿。可笑しいんだけど、普通だという虚しさも同時に伝わってくる。
白子やイクラを知らなくったって生きていける。嫌いだからという理由で食べなくても生きていけるのだ。数学バカというだけのちょっと個性的な予備校講師にしたって、会話が噛み合わないだけだし、そんな人なら世の中にいっぱいいる。平均的な人間ばかりだと画一的で世界は面白くない。小6のときに習った平均値やモード、メジアンを思い出してしまいました。
作品のプロットとしては、本命の男のために自分が利用しようとしていた人を徐々に好きになっていくというよくあるもの。これもまた普通なのだろうけど、キャラ設定が絶妙だ。大野を普通じゃないと力説する秋本香純との会話がコントのようで面白いのです。なぜかサンドウィッチマンのコントを思い出し、映画としてのボケとツッコミの新鮮さも感じられます。定量的にどれくらいかはわかりませんが・・・
また、普通指南・恋愛指南役の香住は“素数”に興味なさそうだったけど、勉強漬けで映画はあまり見てないのだろう。素数を知らなければ『CUBE』も楽しめないし、『奇蹟がくれた数式』や『博士の愛した数式』、そして『ビューティフル・マインド』も楽しめないぞ!そういうことにしておけば、これから先もイイ感じなのかな・・・
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