まともじゃないのは君も一緒のレビュー・感想・評価
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成田さん清原さんのお上手さ。
久しぶりに心穏やかに安心してみれました。
成田さんと清原さんがとにかくお上手で二人の掛け合いがとても楽しくて、感心してしまいました。
成田さんは今回も役になりきっていて本当にヤバめの人にみえました。
役によっては色香プンプンだったりもして、カメレオン度合いが本当にスゴいと改めて感じました。
監督の演出はもちろんありますが役への理解度、落とし込みにすごく長けてる方なのだなと。すごいなー、と。
清原さんも本当にお上手で、頭でっかちクレバーな所もありながら恋に翻弄されまくる空回り具合がとても可愛いかった。
成田さん清原さんお二人の関係も良かったです。公序良俗に反してない、未来を良い具合に妄想させる爽やかな関係でした。
そんなに物語に凹凸がない分けれど中弛みせずみれて、脚本お上手!と感じた作品でした。
小泉さんのクズ加減は新鮮でした。
これぞラブコメ (*´▽`*) ♪
清原果耶、成田凌のコミカルな演技でとても楽しい映画に仕上がっています。
本当に2人とも芸達者だなぁと感心。
ふつうの恋愛映画もいいけど、
こんなHAPPYなラブコメがイイですね♪
見終わったあとも楽しい余韻が残ります。
すごく良かったです。
清原果耶さんの演技がとても良かったです。パワフルでエネルギッシュ、それでいて少しズレていて、生きづらさを抱えているヒロインを見事に演じていらっしゃいました。もともと好きな女優さんでしたが、この映画を見てさらに彼女の魅力に惹き込まれました。
もちろんもう1人の主役、成田凌さんも素晴らしかったです。純粋で不器用な”残念なイケメン”を見事に表現されていらっしゃいました。
“普通”って何だろうか、”普通”でいなきゃならないなんて誰に決められたんだろうか。
私自身も、あらゆる場面でそんな鬱々とした思いを感じたことがあります。それ故に、”普通”を追い求め、その在り方にもがく2人には共感を覚えたし、とても愛おしく感じました。本当に見て良かった作品です。
最後にもう一つ言わせていただくと、とにかく清原果耶さんがかわいい......。もうすぐ彼女がヒロインを務める朝ドラも始まりますね!とても楽しみです!
これは、また観たくなる映画
今まで数学一辺倒で生きてきて常識を知らない予備校講師大野(成田凌)は、教え子香住(清原果耶)に、”普通”の恋愛を教えて欲しいと頼みます。自分のおかしなところを遠慮なく指摘してほしい、と。一方で香住の指導もちょっと変。本当は、恋愛経験ゼロで、憧れの宮本(小泉孝太郎)に近づくために、大野をダシに使おうとしたから。
清原さんは、そんな女の子を嫌味なく演じています。
大野は食べ物の名前さえ知らない非常識ですが考察力はあるので、宮本の言葉に中身が無い事を見抜きます。香住にはそれが分からない。大野を美奈子とくっつけようとしたかと思えば、君島・柳カップルに強引になれそめを聞いたりします。
ちょっと気になったのは、宮本が、「煙草を吸っていたのは自分じゃなくてこの子」と、香住に擦り付けたこと。十代の女の子はそういうのに幻滅すると思うから、要らないシーンだったかなと。宮本の人間性は、話しているうちにボロが出てくる方が良かったですね。
宮本が、美奈子との約束の時間を遅らせてまで、香住を呼びつけてホテルに連れ込んだシーンは、下衆過ぎと思いました。連絡先交換してたっけ、というのもありますが、せめて、講演会に来た香住と話しているうちにその気になった、という方が私は好みです。
でもとにかく、大野と香住のやり取りがすごく面白く、ちょっと変な二人がとても魅力的なんです。あのシーン、あそこの会話が、また観たくなる、そんな映画です。
おー、思ってたより良作! ちゃんと笑えるところもありつつ、主題の部...
おー、思ってたより良作!
ちゃんと笑えるところもありつつ、主題の部分は丁寧な心理描写もあって、俳優の方々のお芝居も非常に良い、良質な作品だった。
普通ってなんだろう、何かと比べるのではなく自分自身が価値の基準だということをちゃんと教えてくれた。
まともじゃないのを楽しんでるサブカル村の住民はどうすれば。
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ちょっと変わってる数学オタクの予備校の先生と、意識高い系薄っぺらセミナー講師のことが大好きなちょっと変わってる女子高生のラブコメディ。
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このタイトルなので、まともじゃなく見える先生だけじゃなくて、普通はこうじゃないが口癖な香住も傍から見れば十分に変わってるし、普通の幸せを手に入れてそうなセミナー講師夫婦も結局やってることがまともじゃない。
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逆に1番変わってそうな先生が1番まともなことを言ってるから、社会がおかしいのか主人公がおかしいのかって『すばらしき世界』かよとちょっと思った(笑).
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先生は普通になりたいと言うけれど、私のようなサブカルクソ野郎はかつての『花束みたいな恋をした』の麦と絹のように、みんなと違ってちょっと変わってるのが好きな自分、を楽しんでいる節があるから厄介だ。(こうやって感想にほかの作品を出してくるのも嫌なとこよな笑).
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とにかく成田凌は出る作品ごとに全く違う人に見えて最高だし、The東京カレンダーな、泉里香さんもめっちゃエロくて最高だった。
期待通りの素晴らしい映画
いつも清原果耶は物静かな役が多くそんなイメージがあったけど、この役のが合ってる!!
映画のポスターがコミカルに仕上がってたので期待してましたが完璧でした!!!
二人の掛け合いが素晴らしくテンポがよく面白く、特に好きなのに気付く寸前まはストーリー進まなくていいからずっと見ていたいと思いました。
ストーリー展開がスムーズで、観ていて適度にやきもきするし、絶妙なタイミングできっと想像させられたように展開する、何から何までキレイなバランスでした。
ラストシーンの定点カメラで役者からフレームアウトしていくのがなんかほのぼのしててストーリーとは関係ないかもしれないけど素敵でした。
名演
成田凌と清原果耶の存在感と演技が素晴らしい。
特に、清原果耶の「恋に落ちた瞬間」がもうたまりません。
作品に流れる「『普通』『まとも』という固定概念のつまらなさ、愚かさを揶揄する」テーマを、上手くコメディに落とし込んでいました。
会話も、会話してない時の表情を追うのも楽しい。
そして第三の名演。
小泉孝太郎。
金持ちの社長ながら、中身のない、口だけ上手い、大嘘つきの浮気者という(父親や弟を事業家に映したような)役どころを、いるだけで見事に演じていました。
血筋の醸し出すダメ人間感に、あてがきではないかと思いました。
よく、この役を受けたな(笑)
邦画特有の低予算感が出すぎているのと、W主役のどちらかのファンじゃないとつまらなく感じるかも、という難点はあるものの。
ラストシーンの会話がすんごく好みでした。
「普通」と書いて「まとも」と読もうか。
実は「普通」の人なんてこの世にはいないと思っている。誰だって多かれ少なかれ周りと感覚の違うところはある。それを世間では変わってる、もしくは個性的と言ったりもする。
言うなればまともじゃないのはみんな一緒。
さて、本作。キャスティングの妙であることは言うまでもない。なんて完璧な配役!もう観る前からわくわくしてました。
数学バカでコミュニケーションに難有り。普通になりたい塾講師大野に成田凌。笑い方もだけど笑いのツボがいい!ほんとに役によってイメージがガラッと変わる。
憧れの青年実業家の婚約を破綻させてやろうと目論む暴走女子高生香住に清原果耶。とにかくかわいい。そして相変わらずうまい!今後もいろんな役を見てみたい。
人生の成功者。でも人としては下衆い実業家宮本に小泉孝太郎。誠実そうな人ほどハマる役。故に配役間違いなし!
そしてその本質を知りつつも結局は一緒になる選択をする美奈子に泉里香。なんとも色っぽい。上品じゃない感じがいい。
大野と香住のキャッチボールにならない不器用な会話が終始愛らしい。一方大人の事情も相まって結婚する打算的な宮本と美奈子。このギャップがまたいいスパイスになっている。結局お互いしっくりくるところに収まりそうな2組。いや、どちらもお似合いですよ!
ラストシーンはたどたどしくもキラキラした2人にほっこり。まともじゃなくても普通になれなくても幸せなら良し!
だけど大野先生…おうむ返しと質問返しはイライラするのでほどほどにお願いします😆
最後まで楽しめた
泉里香目当てで行きました。エンドロールで3番目だと思ってたら小泉孝太郎の前に出てくる一枚看板でびっくり。派手な話ではないですが、主役の二人の会話が面白く客先からも笑い声が起こってました。清原果耶は「3月のライオン」のころからですが、眉毛の上に真横にかかった髪型が重く感じられ、もうすこしおでこを出した方が可愛いのではないかと思いました。
まともじゃないのは僕も一緒、経験不足かメッセージが読めずじまい
面白かったっちゃ面白かったけど、分からんことばかり写ってなんだか。たぶん、まともじゃないのは僕も一緒。
自分の弱点を晒すようで恥ずかしいが、生まれてこの方、1人と2回付き合ったことしかない。それもバーのふたりみたいに、友達から自然と…みたいな感じ。たぶん秋元さんに質問される。それもあって、ある意味マキロンみたいな映画なんです、僕には。傷口を消毒するアレみたいな。「定量的に?」って割とわかるし、距離の詰め方とかまるで分からんからあの関係はむしろ羨ましい。だから、ちゃんと恋愛してきた人なら笑える映画なんだと思う。私からすればムズムズして仕方なかった。「好き」ってなんだろうね…。
とにかく2人の会話劇なので、あらゆる表情が見れたのは嬉しい。成田凌の冴えない感じとか、清原果耶の暴走した被害妄想とか…カメレオン俳優同士の豊かなコミュニケーションはとにかく引き込まれる。胡散臭い進次郎…じゃなくて孝太郎節とか、泉里香のフワフワした感じとかも上手い。世界観に合っている。だから、単に分からなかったんだと思う。経験値不足。泣きたい…。
ちょっとハードルを上げすぎたこともあって、返り討ちにあった気分。もう少し頑張ります…。トホホ。
普通ってなんだろう?
すごく面白かった!!!とくに主演の2人が最高でした。
ずっとクスクス笑えて、ストーリーやメッセージにも共感できる、満足度の高い作品です。
とにかく主演2人のやりとりがテンポよく軽快で面白かった〜〜ずっと見ていられる感じ。笑
演技でこんな2人のやりとりを見られる作品って、なかなかないんじゃないかと思います。
劇場内の人数は少なかったですが、クスクス笑いが起きていて、しかもそれが苦痛にならない、とても面白くてあたたかい映画でした^ ^
私の個人的な考えとして、人に当てはめる「普通」という考え方というか概念が好きではないので、終盤の、普通ってなんなのか?自分の気持ちはどうなのか?というような、大野(成田凌)の言っていたことや香住(清原果耶)を思いやる気持ちに共感しました。
個性を認めるよりも周囲との同調(同化)をよしとし、異なるものは受け入れない・排除しようとする、日本のよくない価値観にも訴えかけてくるメッセージ性があると思います。
普通かどうかを考えるよりも、まずは人に寄り添い・向き合うことが何より大切なことだと改めて気付かされました。あとは、自分に正直で、嘘をつかないことも。
私は自分が信用できる人じゃないと、一緒には暮らせないかなぁ。
こういう映画こそ、たくさんの人が見ればいいのに、、なんて、ちょっと思いました。
終わってからも、その後の2人はきっと上手くいくんだろうな〜 続きも見たいな〜 なんてことを考えながら、余韻を楽しみました^ ^
なかなかの拾いもの
まぁ言ってみれば寓話だし、ファンタジーだし、あり得ないと言えばあり得ないことばかりなんだけど、ところどころクスリと笑えて、良いところに着地する。
成田凌もだが、清原果耶がなかなかなコメディエンヌぷりをみせてくれる。
失礼ながら、ちょっとした拾いもの。
マチネー向けの軽快作
なかなか面白かった。
予備校の数学講師大野(成田凌)と、その教え子秋元(清原果耶)の他愛のないやりとりから始まる恋愛コメディ。少女漫画っぽい設定だけど、原作は無いみたい。普通の恋愛の仕方がわからず、高校生に指南を受ける、数学オタクの予備校教師を成田凌。ちょっと変わった人物を、嫌味なく好演。ホントになんでも出来ますね、この人。普通なことに飽きてきている、強気な女子高生を清原果耶。CMなどでの透明感のあるイメージではなく、等身大の女子高生という雰囲気が似合う。(というか元々そういう年齢か)
本作、大半が成田凌と清原果耶の会話シーン。場面はどんどん変わるので、ワンシチュエーションドラマではないのだけど、基本は2人の会話で物語が進む。
面白かったのが、向き合うのではなく、二人並んで歩きながらの会話シーンが多い。そうすると舞台劇っぽく、二人とも観客の方に向いてる画が多いのだ。画面的には、まさに漫才の立ち位置でテンポ良くボケとツッコミが繰り返される。そのテンポや間が心地よく、ベテランの漫才を見ているようだ。会話の中身は噛み合わず、少しづつズレているのに、なんとも違和感がない。これは、名人芸の域ではないだろうか。
爽やかなベンチャー企業の社長役の小泉孝太郎は、イメージどおり。その奥さん役の泉里香は、お嬢様の設定。二人絡むシーンはほとんどないのだけど、なんとなくお似合いのカップル。
ベタベタの恋愛ドラマでもなく、ストーリー的には特筆すべき所もないのだけど、テンポも良く楽しく作られていて、朗らかな気分になれる良作です。
面白かった!
リズミカルな台詞のやりとりで、内容がスッと頭の中に入ってきました。それから、相手との距離感や、相手をどう思っているのか、何がしたいのか、どういう人なのかって言うのがきちんと伝わってきて、役作りに長けた映画だったと思います。こんな子、いなそうだけどいそう!みたいな。ちゃんと、スクリーンの中で全員が、きちんと、生きていました。お話も、纏まっていてよかった。わかりやすかったので、私は好きです。
全202件中、121~140件目を表示