「タイトルなし(ネタバレ)」望み ゆぎりさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
冗談抜きで終わりまで残り1時間からずっと泣いてた。じわーっとする感じじゃなくてずっと号泣。
残り30分くらいからは規士がただただ真っ直ぐで良い人って事が分かっていって、号泣。なんだよ、ほんとに。お父さんの話ちゃんと流さずに聞いてて、夢も見つけて行動して、言葉をメモまでして。あの話をされた時はもう殴られてたってことは事態が大きくなってて、いろいろ思い詰めて俺がどうにかしないとってきっと規士の事だから思ってただろうから、そんな時にお父さんに言われた事、すごい助けられたんだろうな。
加害者で良いから生きてまた会いたいお母さん、規士はそんな事絶対しないって言じるお父さん、受験できなくなるし環境が変わってしまうから加害者でいて欲しくない妹。そして子供が加害者だから依頼をやめていく人達、、もう出てくる人全員の思ってること分かるから苦しかった。記者さんが悪い人じゃなくて良かった。この映画は裏切りとかなくて、そういう気持ち悪い後味が無くて良かった。
★号泣ポイント
・刃物が引き出しから見つかった(こっから1時間ずっと涙)
・お母さんと喧嘩して部屋で泣いていた雅の手に握られてた
合格祈願のお守りは規土から貰ったと言った時(いい人確定)
・規士の同級生から絶対加書者じゃないからって言われてずっと加害者でいて欲しかったお母さんが、そんな事するはずないのにって思って涙を流したとき
・規士の回想全て
・お通夜に行くけど追い出されて沢山の記者の前で絶対やってないって泣きながら言うとき
・死体と会う時
・疑っていたおじさんがごめんなって謝ってきたとき
などなどなど
ほんとに、こんなに泣くつもりじゃなかったを本当に見てよかった。ニュースで見る加害者の親もこんな気持ちなんだろうなと思うと胸が苦しい。素敵な映画でした..