「頭と心がぐっちゃぐちゃに掻き回される」望み ちゃんるーさんの映画レビュー(感想・評価)
頭と心がぐっちゃぐちゃに掻き回される
「人魚の眠る家」が響いた人にオススメ。本作は「人魚の眠る家」と同様に、家族が重い二択を迫られる構図。
息子は被害者(=死んでる)なのか、加害者(=生きてる)なのか。
とにかくこの二択をテーマに話が進むもんだから心が揺さぶられっぱなし。頭で考えても正解が見出だせない。
終盤、息子の部屋にてあるモノを見つけた時の堤真一の演技は圧巻。安堵と絶望が入り交じった涙は本当に観ていて辛かった。
個人的には加害者は嫌だなぁ…と思ってしまったが、同じ頃の子を持つ親が観たらどんな気持ちになるのだろうか。
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