「石田の演技が秀逸!」望み 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
石田の演技が秀逸!
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この映画は基本的にサスペンスですので、胸キュンはしません。それでも、石田や清原ファンは十分楽しめます。人生は家族を失うことによって、学びがあります。物凄く不幸に見えても、体験する為に生まれてきたことを思えば、乗り越えるしかないのです。石田は息子によって救われたと言います。堤は何もしなければ人生は変わらないという言葉を、息子が真摯に受け入れていたことに安堵します。そういう意味では堤は良き父だったと思います。あと、息子が事件に絡んでいるということでの、マスコミの執拗な取材、犯人が分からないが故の風評被害の劣悪さが、良くわかる展開です。また、石田と堤が泣くシーンは辛かった。さらに堤に謝罪する社長のシーンはもろ泣けます。程よいサスペンスです。
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