ライブリポートのレビュー・感想・評価
全50件中、1~20件目を表示
何も考えずにリアルタイムで身を任せられる喜び
本作を良作という人もいれば、いろんな場面に既視感のあふれる凡作とみなす人もいるだろう。私も普段ならこの映画の凡庸な点を一つや二つあげつらって批評したかもしれないが、コロナ禍でメンタルがすり減る中で観たせいか、これが自分にとって「ちょうどいい」映画だったことに驚いた。飛び抜けて際立ったポイントはないし、多くの描写や展開も平均点レベル。なのにその平均点が堅実に更新されていくことによって、逆にそこから激しく転げ落ちることのない安心感や信頼感が増していった。取り立てて厚みの感じられないキャラクターたちが、逆に重すぎず、後腐れなく、ちょうどよく思えた。さらにほぼリアルタイムで事件が進行していく点、アーロン・エッカートとコートニー・イートンの全く噛み合う要素がないのに噛み合っていくバディぶりも微笑ましい。何も考えずに観れる、映画が終わると細かい設定は何も覚えちゃいない。が、こんな映画もたまには楽しい。
☆☆☆★ ※ 観客2名。 簡単に。 「人を撃った事はあるの?」 そ...
☆☆☆★
※ 観客2名。 簡単に。
「人を撃った事はあるの?」
そう黒人の少年に聞かれた主人公。
「…今日はまだ無い!」
何やら訳がありそうな表情。指に嵌めなかった指輪が、その問題を物語る。
…と、途中まではしっかりとしたレビューを書く気満々だったのですが…。
もう止めた!これいい加減過ぎる!
内容から、犯人側・警察側の描き方。主人公と、そのバディとなるネット社会に蔓延する《承認欲求》の塊の女の子。
更には、その映像を丸々ライブで流すマスコミ側の描き方etc…。
もう、しっちゃかめっちゃかで破茶滅茶のグチャグチャ!
それでも、観ている間はスピード感があるので。その辺りは感じさせはしないものの、どう考えても「何じゃそれ!」のオンパレード。
暇潰しには良いと思いますです、ハイ!
※ 20206月12日 イオンシネマ越谷レイクタウン/スクリーン2
※ 入場すると誰も居ない。
前日の『パシフィック・リム』に続いて「またか?」と思っていたが、エンディングで明るくなると他に1人居た。
何だかホッとした…と言うか、残念と言うか(u_u)
ただ、映画館側に立って考えてみたらそうは行かない。
イオン越谷レイクタウンの2番スクリーンは、成田に続いて関東圏では2番目に大きなスクリーンなのに…。
ここまでお客さんが居ないと、かなりの危機感を感じさせる。
(当時はコロナ禍に於ける【緊急事態宣言】が影響していた)
キノフイルム続くなあ
大作ないんで弱小配給会社の作品ばかり。
アーロンエッカート好きなんで
観ましたが
SNSを煽る風に撮っているので
作品を盛り上げるにはしゃーないが
展開も素人そこまで出来んやろ、てなのが続き
オチもこれ書いている時点で忘れてしまうくらい平凡
40点
アレックスシネマ大津 20200618
すっげー 同一日同一映画館3本鑑賞
無茶な設定
トラウマを抱える中年の警察官が署長の娘の誘拐犯に立ち向かう犯罪捜査モノなのだが、新奇性を出すためにネットブロガーが捜査に割り込んでライブ中継という、とんでもない設定をしちゃいました。おまけにTV局までもがネットに便乗、同時放送という破天荒さ、捜査状況が誘拐犯にも筒抜けなのだから捜査妨害どころか犯人幇助クラスの重罪でしょう。
パトロール警官は待機というのに主人公がしゃしゃり出たあげく逃亡犯を射殺、怒った署長から禁足にされる、それにも懲りずに単独捜査続行だがブロガーの少女がいつの間にか相棒気取りで付きまとう、警察まで敵に回しハンデのような少女の随行まで負わされるという気を揉ませるには十分すぎる無茶な設定。
中年おやじなので格闘戦は苦戦だが銃撃戦にカーチェイス、爆破やヘリコプターとアクションシーンは盛りだくさん、マッチョなおかまちゃんなど笑いのスパイスまで添えてサービス満点だが、嘘っぽさが難でしょう、一応、サスペンスなので成り行きは省きます。深く考えずに観るポップコーンムービーとしてなら楽しめるかも・・。
思ったよりは面白かったです。
Live配信してるのなら行く先々に野次馬がいたり
警察官も機動力使えそうなのにLive配信してる感は
あまりなかった、あと最後の救出劇でてっきり例の
マッチョゲイがいるのかと思って期待してたのに
いないから少し残念な感じでした。
でも期待せずに観た割には面白かったかな
ラストの方は結構ハラハラドキドキさせてくれたし。
ツッコミどころは満載でしたがテンポも良く楽しめました。
ノンストップで楽しめる
細かいコト言い出すと、
色々ツッコミたくなる。
警察は何やってるの?とか、
予告編では視聴者からの情報提供で犯人探しとか言ってなかったっけ?
とか…
そーゆーことを考えなければ、ぼちぼち楽しめる。
似た題材としては、ジェイクギレンホールの「ナイトクローラー」とかあるけど、アッチのような暗いノリでは無く、こっちはひたすらエンタメに徹するとこの割り切りはGOOD。
リアリティが…
ない。そもそも、これから凶悪犯を捕まえるっていうのにライブ中継したら、筒抜けでしょ。かなり危険な犯人相手、危険な現場にエイヴァを同行させる警察官のモラルの無さ、そこまでするエイヴァの心持ちが不明。真の報道ってそういうことではない。一人の犯人に呆気なく殺られる警察官たち。。何でもネット検索で分かってしまうクローバー。犯人調べりゃ、初めから実家分かったんじゃないか。ヒント教えてしまう犯人も何がしたかったのか。水にどっぷり浸かっていたのにすぐに息を吹き返す人質の少女。数え上げたら切りがない、あり得ない事象だが、映画だから。と割り切って見たらという感じ。
これはひどい、ほとんどコメディか?w
普段あまり批評はしませんが、時間を無駄にされたので書きますw
ほぼネタバレw
映画のアイデアであったり設定は非常に良い感じだし、キャストも違和感なく見れたが、所々はツッコミどころが満載でヤバい。
潰れないカメラはまあ良いとして、まず警察の体たらくぶり、そりゃ救える人間も救えませんぜw
身代金の受け取りに現れた犯人を取り逃がすし、銃を向けてホールドアップしているにもかかわらず、返り討ちw
二人がかりで追い詰めているのに、もう一人の警官は何をしていた?w
研修生なのか?w
その犯人もなぜか逃走中に道路の中央を走る始末w
しかも後ろからパトカーが追走するのに取り逃がすw
あと主人公のペニー、拳銃を出勤前に準備していたのになかなか使わないw
まあ以前事故があったから慎重なのは理解できるが、結局相手が撃とうとしたら射殺w
しかも犯人も銃持ってるんかいww(まあ署長に対してのセリフがあるからだろうが、、、)
そうかと思ったらエイヴァに規制線の中に入られ、警察車両に盗聴器を取り付けられて重要な情報を聞かれるしw
なぜ誰一人気づかない?ww
しかも64分と言うリミットが意味不明(犯人の妹が亡くなった時間は理解しています)
ストーリーの展開で絶対に64分では無理じゃん。
しかも自分の娘が死ぬかもしれないのに真顔で「銃は置いて行け!」
嘘でしょ?www
これで1分近く「嫌だ」とかやってたと思うww
どういう意味で『ライブ』リポートなんだろう?
全然ライブじゃないし、視聴者とのレスポンスも特にないし。
コメディ要素が満点で、ヒリヒリする感覚もないし、ドキドキもなし。
犯人もかなり短絡的な感じ。
しかも生配信しているメリットがほぼ不明。犯人の情報源にしかなっていないw
それで色々と命の危機にさらされる。
犯人が途中で特定されるが、警察は相変わらずで実家や住所なども特定できず、エイヴァよりも後手後手にw
しかも工事現場に駆けつけるしww
また犯人は何を思ったか警察が多い大通りにヤンキーよろしくのクラクションを鳴らしながら登場www
もう意味がわからないw
しかもその犯人一人に無双されるしw
逃げ込んだ廃墟で犯人とのサシでの勝負。白熱のバトルで銃を拾われたのでペニーが撤退。
そこにライブ配信しながらエイヴァが登場www
ほら、言わんこっちゃないww
もうね、撃たれてもなんとも思いませんよw
逃げろと言ったのに何しにきたの?w
その後、再びサシでの勝負でライフルを持っているのに外して、弾がなくなり「うわああああ」と放り出して格闘を始めるww
えっwww
なるほど、今までわざと外してたのか、、、、w
そして、二人して水の中に落ち、なぜか犯人だけノックアウトして引き上げられるw
救急隊員も相変わらずのバカなのか、何人も射殺している凶悪犯を拘束もせずに車両に乗せて
銃を奪われまた無双ww
ほら言わんこっちゃないww
その後、犯人の実家に行き、なぜか驚きのシックス・センスでエイヴァが足元のブービートラップに反応ww
いやいや、猫がいっぱいいたらそんな足元のワイヤーに引っかかるでしょうよww
それから色々あり、家が爆発(ネコは?ww)
ヘリに飛び乗ってくる。(気づくだろw)
お墓に行き、何故かネット検索で墓の場所が特定(アメリカってそんなことできるの?w)
やっと監禁(と言うか水攻め中)されている場所を特定するが、とりあえずホースを抜くとかしないの?ww
あとここでやっとネット配信していたメリットが、、、。近所の人や周囲の人が手伝ってくれるw
一人はシャベル。
一人はハンマー。
んん?w
ハンマーとかでは土は掘れないでしょうよ。もう極限状態なので正常な判断が出来ないのか?ww
しかしこのあと二人が驚く行動に、なんと顔を見合わせる二人。(いや、だから手で掘れってw)
その後も続々と人が集まってきていろいろな人が掘り始めるが、入っているケースが大きめの衣装ケースくらいなのでそんなにいりません。
むしろ邪魔なくらいww
この『ネットの力』みたいなものを表現したいのは非常によくわかりますが、細かな設定をないがしろにするとその時点で冷めてしまい、途端にそれまで気にならなかった事までフォーカスしてしまいドンドンと粗が出てしまいます。
そんなことを言うのは無粋だと言う意見もあるかと思いますが、一定のリアリティーの上に成り立つ作品だからこそそういう細かいケアは必要かと思います。
現実にも犯人を取り押さえ損なったりする事もあるでしょうが、犯人の身辺調査はかなり早い段階でするでしょうし、色々気になったのでこの様な評価となりました。
コメディ作品かと思うほどチープな設定でしたが、一応最後まで観終えたからまだマシでしょう。
ネットツールを上手に使いこなした「search/サーチ」との差は歴然
ネットでライブ配信される中、誘拐犯を追う警官と女性リポーターの活躍を描く物語。
誘拐犯を追跡し止む無く射殺してしまい、捜査から外されてしまった警官。その警官が、ネットライブ中継することを条件に、女性リポーターの助力を得てもう一人の犯人を追跡するバディアクションです。
犯人との攻防は勿論、人質の安否も気にかかり、緊迫感は上々。当初いがみ合っていた二人が、徐々に認めあうストーリーも良いですね。
ただ、全体的に「とても浅い」作品です。
「ネットライブ配信」という新しい(?)ツールを映画に組み込むことを考えたのでしょうが、それが使いこなせていない印象です。ネットの特長である双方向性や参加型を組み込んでいないので、TVのライブ放送との相違が出ていません。実際に、TVもすぐに同時放送を初めていますし。
また、人間面の描き方も弱いように感じます。
例えば、女性リポーター。正直、誘拐事件にライブ放送を試みる彼女には「独善的」で不愉快さを感じてしまい、共感することが出来ません。そんな彼女が、人質の危険等を実感し、「反省」や「後悔」をし、でも理想のジャーナリストになる為の前向きな姿勢を捨てない・:・そんな展開なら、深みを感じられるかもしれません。警官と認め合うストーリーにも繋がります。
ラストの「感動シーン」は、取って付けた印象でマイナスです。後で脚本を付け足しのでしょうか?
評価はやや厳しめです。
コートニー・イートン
ってどこにでもいるような女の子が、ニュースライブの配信をやる時代が来ているんだね。
映画らしく銃を撃ちまくっても主人公は死なないのは、ある意味しょうがないけど、ライブ映像を使いながら新しい追跡映画としては素直によかった。
死んでもカメラは離さないわよ!
警察署長の娘クローディアが誘拐され、水槽に閉じ込められ注水される映像が届く。身代金受渡しの序盤から緊張感が途切れることなく、犯人を追い詰めていく警察。しかし、激しい逃亡劇の末に犯人と対峙した警官フランク・ペニー(エッカート)は銃で威嚇するも、犯人も銃口を向けたために射殺してしまった。
「誘拐された娘の居場所を知る人間がいなくなったんだぞ」と署長に叱責されるペニーは2日間の停職、拳銃を取り上げられてしまう。責任を感じたペニーは単独で他の犯人を捜そうとするが、その現場をネット配信リポーターのエイヴァ(イートン)が撮影し続ける・・・こんな凸凹コンビで大丈夫か?クローディアの命は残り64分だ!
ド派手なカーアクションに銃撃戦、格闘戦。追い詰めながらも犯人を殺すことができないジレンマに悩み、足手まといとなるエイヴァも情報担当の相棒のグローヴァー(ルー)と連携して捜査協力する。バディムービーとしては異色の警官とリポーター。64分という期限付き殺人予告もほぼシンクロという緊張感。とにかく犯人特定、居場所特定するのだが、水槽の娘がそこに居るとは限らない・・・そして殺された犯人の兄がいきなり現れ、復讐の鬼となっていたのだった。
まぁ、SNSの配信も単独捜査もありがちで、既視感もたっぷり。犯人が時折漏らすセリフしかヒントがないといった切羽詰まった状況なのに、警察はかなり後手後手。そして犯人は元軍人でむちゃ強い。警官はかなり撃たれたみたいだったけど、死人は出なかったのか?などと軽く考えていたら、最後はかなり感動させてくれる。お前もか?お前もか?と誰か知らないけど、みんな緊迫するシーンをテレビで見てたのね・・・
今日映画館で観た『アオラレ』と同じ制作会社INGENIOUSだったから、アクション部分の雰囲気が似ていたなぁ。こちらはアラバマ州ロケだったようです。
【アーロン・エッカートもリーアム・ニーソン化し始めた感満載の、リアル誘拐犯との死闘ライブ配信ムービー。】
ー 警察署長の娘を救うために、警察官ペニーは走る。只管に走る。そして、犯人のケラー兄弟を、撃ち殺し、停職になるも、丸腰で走る。そして、そこに配信サイトの女性リポーター、エイヴァが付きまとい、ペニーは同行を許可する。そして、前代未聞の犯人追跡&誘拐された少女クローディア救出のシーンのリアル配信が始まった。ー
・記憶では、アーロン・エッカートには、アクション俳優のイメージがない。
「幸せのレシピ」でも「ダークナイト」でも、「エンド・オブ・・シリーズ」でも・・。
だが、今作でペニーを演じたアーロン・エッカートは走り、激しく車を運転し、ヘリに掴まり・・。
どこまで、ご本人が演じたかは分からないが、御年50歳を超える人の走りではない。
俳優って凄いと思う。
・物語は、新機軸である、”事件を同時配信する”という部分が新鮮である。但し、イロイロと突っ込みどころはあるが・・。
ー 警察署長の娘を助けるために、何人の警察官が犠牲になったのだろう・・。ー
・カーチェイス、ガンファイトもハラハラしながらも、面白く鑑賞。
ー けれど、停職中の警官があそこまでやって良いのかな?ー
・ケラー兄弟が、犯行に走った理由も、サラリと言葉で説明されるのみだが、兄弟が実家に仕掛けたシーンなどは、ハラハラしながら鑑賞。
<ラスト、ライブ配信を見ていた市民たちが、誘拐された少女を救いに次々に駆け付けるシーンは、少し沁みたなあ・・。>
誘拐された警察署長の娘の救出劇。 手に汗握る展開ではあるが、いかに...
誘拐された警察署長の娘の救出劇。
手に汗握る展開ではあるが、いかにも映画という感じでちょっと出来過ぎ。
ほとんど手がかりがない状況から1時間程度で救出できるものか。
そもそも残り時間はどうやって算出したのだろう。
もちろん娘が助かったのはよかったが。
あと主人公の警察官の男、結構弱い(笑)
ライブ
バディの女の子が必死にライブ映像をスマホで撮ってたけどなんかそのせいで余計事態が悪化したような、、
いい感じのラストでめでたしめでたしとなったけど、あの水槽の構造だと、水が溜まりきるまでに溺れてしまいそうですが、、
アーロンの無謀な突撃が結果たくさんのおまわりさんの犠牲者をだしたような気もする。
しかしきっちりタイムリミットを設定する律儀な犯人。
弟もめちゃくちゃ素人とは思えない動きなんだが、兄はもっとすごい。あんだけおまわりに囲まれても、マシンガンを打ちまくり。
救急車からの脱出はもはやヒーローの脱出劇。
あんだけのドンパチでもスマホも全然壊れない。
車が事故しても問題なし!んなわけあるかー
と、ツッコミどころ満載の本作だがあんま気にしてたら映画なんて見れませーん。
アーロンエッカートの無茶苦茶なアクションをみつつ素直に見てればなかなか面白い。気楽に見ればいいんです。
痛快
ここのところいまいちすっきりしない映画を観続けていたので、
久々に痛快で楽しかった。
ストーリーとしてはありがち。
主人公の刑事は型破りで脛に傷を持つ。
組織の論理に背を向け、相棒とともに事件を解決していく。
よくあるパターンだが、今回はこの相棒が効いている。
頭でっかちで最初はちょっと鼻につくYouTuber?
友人から発せられる「オーガニック」でそのでっかち具合がよくわかる。
当然ながら最初はかみ合わないが、徐々にしっくり来て歯車が回り始める。
その様子に心が動き始め、どんどん高揚した。
さすがに最後はちょっとわざとらしすぎて鼻白んだが、それでも痛快だった。
マスコミの狡猾さがもう少し表れていたら、なお良かった。
もう少しこなれたらもっと良いコンビになりそうで、続きが観たい気がする。
全50件中、1~20件目を表示