「恐い怖い最前線」デンジャー・クロース 極限着弾 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
恐い怖い最前線
ベトナム戦争でオーストラリア軍とベトコンとの間に起こった「ログンタンの戦い」で、最前線で闘う兵達の危険を顧みない作戦と決断を中心に、激しい戦闘や本部で指示を出す准将達とのやり取りを描いた映画。
昨今の戦争映画の中でも、ここまで戦闘を中心に描かれた作品は珍しいかも。
激しい戦闘シーンが目当ての人にはオススメ。
しかし、個人名を与えられている登場人物が多すぎて、誰が誰だか把握するのが難しい。複数の小隊に分かれてシーンが進む為、都度主人公がコロコロ変わったような感じで展開していくので尚更。
言うて自分も戦闘シーンが見たくて戦争映画を見ている部分もあるので、事が動き始めた中盤からは結構楽しめた映画だった。ラスト近く、意を決したように近接武器を手にするシーンとか結構アツかったし。
印象に残った人物は砲兵のマッチョ達や、小太りの中佐。中佐さん、後半なんか正義に目覚めたような感じになってたけど、結局あれはただの自己満の迷惑行為では…
でも、一番印象に残ったのは、最後、軍曹が兵の点呼をとるシーンで、「ドリンクウォーター」と呼ばれていた兵がいたシーン。オーストラリアではそういう名前が一般的にあるのだろうか・・・?
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