劇場公開日 2021年6月25日

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「暴力娯楽ふわふわうさぎ映画」ピーターラビット2 バーナバスの誘惑 サブレさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0暴力娯楽ふわふわうさぎ映画

2021年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前作に引き続きそういう映画なのだが、今作はそれほど暴力はない。というか、ほぼない。何ならピーターは加害者でありながらも被害者だった。まあ、ピーター以上に悪いやつが出てきただけとも言えるのだけど。

この映画の魅力はこのシーンあのシーンと思い浮かぶものではなく、雰囲気や小気味なやりとり、登場人物たちの愛情がずっと見えているところにある。愛を見せてくれるのは基本的にマクレガーとピーターだ。特にマクレガー。彼の家族たちへ向ける愛がこの映画をハッピーエンドへ導いたと言っても過言ではないだろう。この映画はピーターだけではなく、彼の物語でもあるのだ。
ただひとつ魅力的なシーンを挙げるのであれば、終盤の家族救出ラッシュだろうか。あれは笑いをこらえながら観るのが大変だった。

サブレ