「エルちゃん(娘)の選ばなかったみちなんでしょうね 見捨てることもできたでしょうから」選ばなかったみち カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
エルちゃん(娘)の選ばなかったみちなんでしょうね 見捨てることもできたでしょうから
お揃いのズボンがよかったですね。コートもお揃い?シャツだけ、ちょっと色が違ったけど、緑系。
監督はサリー・ポッターさん。73歳女性。ちょっと心配になっちゃちいました。景色や夜景や蝋燭の灯りなどは女性的なセンスに溢れていました。バビエル・バルデスの回想シーンは美しかったですし、悲しかった。
お父さんはかなり進行しているので、エルちゃん、ちょっもう無理よ~
エルちゃんは産まれてまもなく、両親が離婚して、全然かまって貰えなかっただろうに。でもすごく優しく冷静で献身的でしたね。
エルちゃんの笑った時の横顔は鉄板です。
でもそれもやっぱりさびしい。
ストーリーはたいしたイベントもとくになく盛り上がりに欠けます。すでにメキシコでも痴呆がすすんでいたので、ドロレス(サルマ・ハエック)にも捨てられちゃってみたいな感じでした。サルマ・ハエックとの間にできた男の子の名前を犬につけちゃうところがもう危ない。
ハビエル・バルデスは元気な頃が皆無だったですね。唯一、女子大生に絡もうと努力しているシーンが痛々しかった。
バルデスはこの役はかなりストレスだったでしょうね。頑張っていましたよ。
でもやっぱり、エルちゃんにはボケ老人のお世話はまだ早かったなぁと思いました。
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