劇場公開日 2021年7月16日

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17歳の瞳に映る世界のレビュー・感想・評価

全93件中、61~80件目を表示

4.0とても良い映画

2021年7月21日
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stoneage

3.0Never Rarely Sometimes Always

2021年7月21日
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原題と示唆(日本語)の差がある
物語は淡々と進んでいき、分かりやすい表現がないかもしれなく、女性にとっては見方の議論がある作品かもしれない

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shio

2.5笑ってる場合じゃないんだよ

2021年7月21日
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kenshuchu

3.0女性向け 男は微妙な感じ

2021年7月21日
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全く予備知識なくレビューの高評価のみで見てきました。この作品は見る性別や立場で評価がかなり別れそうです。
ぺンシルベニアに住む17歳の主人公が親友の従妹とバスを乗り継ぎ都会のニューヨークで親の許諾書の不要な中絶手術をしに行くのがメインストーリー。
当然ながらお金の工面や精神的な不安、男からのナンパ。体調不良とトラブルが続きます。
誰の子供かとか中絶へのためらいとかは全く描かずこの従妹との二人の微妙なやりとりや会話が延々と続きます。
ドキュメンタリー調でドラマチックな展開はあまりないですが最後まで飽きないで見れるロードムービーになってます。
ニューヨークで友人がナンパ男から金を借りる代償でキスをされるシーンがあるのですが女性からはかなり批判がありそう。
中絶の行う病院でのカウンセラーと主人公のやり取りがリアルで凄く為になり印象的。
主役二人は魅力はありますが男性にはお勧めしにくい作品。

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Yoji

4.0わかってくれる事の偉大さ

2021年7月21日
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はち切れそうな切なさが画面から溢れ出し、グレーな思春期の想いに、物語は始まっていないのに胸がいっぱいになっていた。

そんな事になった原因が直接的には描かれていないが、心がヒリヒリする程伝わってくるその瞳と画面の暗さが美しいと思ってしまう。
思春期っていろいろあるんだよね、決して優しい訳じゃないけど、不意をつく様に心に入り込んでくる3つの選択肢に張り詰めた心は砕ける。

断片的でもわかってくれる、それだけで立ち直れる気がする。

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パプリカ

4.0Never Rarely Sometimes Always

2021年7月21日
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鑑賞方法:映画館

わたしは妊娠した経験がない。
ないから分からない、とまでは言わないけど、この映画を見ても当事者感は薄いかもしれない。ただ、望まない妊娠をしたかもしれない、という不安感はよく分かるし、その先も想像はつく。特に自分の行為に責任を負わせるほどにはまだ大人になりきれていない少女にとって、それがいかに大変なことかと考えた時、男という生き物の無責任さと併せて、空恐ろしくなる。

『17歳の瞳に映る世界』この邦題は、この映画が描き出す現実に対してあまりにも詩的すぎはしないか。原題の"Never Rarely Sometimes Always"が突きつける現実性に対して、やや逃げのような、と言って悪ければ斜に構えたカッコつけ感がある。
映画はいつの時代もそれほど違いはない、10代のセックスに対するリアルを嫌というほど描き出している。男はいつだってヤリたいだっけの生き物だし、なお悪いことに「女も同じはず」という共犯者めいた幻想を抱いている。女はともすればそれではすまない、場合によっては不可逆的に人生が変わってしまうかもしれないリスクと隣合わせだというのに。

願わくば、望まない妊娠という過酷な現実の中で、この映画のように少しでも救いがあらんことを。

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よしえ

4.5【自分、友だち、《社会》、《家族》】

2021年7月21日
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これは、多くの人に観て欲しいと思う。

行き場のない思いを、どのように抱え、思い悩み、どう行動するのか、妊娠に気がついたアメリカの女子高校生の視点で描かれる。

タイトルにある「自分」「友だち」は、多くの場合、悩み、相談をする順番だと思う。

そして、《》で括った《社会》と《家族》は、これにどう対処すべきか、実は、非常に重要であるのに対して、こうした若者のカテゴリーの位置付けは定まっていないし、入っていない可能性だってあるのだ。

それは、そうした解決の社会システムがあることを知らないこともあるだろうし、家族の場合は、親子関係が不安定だったり、家庭内暴力がある場合は、選択肢に入れることすら危ういことだったりするかもしれない。

「まん延防止等重点措置」は覚えられないくせに、「自助、共助、公助」を念仏のように唱える国のトップがいるが、本来、個人や社会の関係は有機的であり、時代時代の価値観の変化によって、順番付けより、ケースバイケースで、柔軟に変化する社会システムの構築の方がもっと大切なだということを考えることができないのか、呆れてしまう。

日本の場合も、こうした映画で描かれていたようなことはあるに違いない。

河瀬直美さんの「朝が来る」に取り上げられたテーマも、一部、これを含んでいたではないか。

家庭が不安定な場合をリスクと考えて、性教育、相談窓口の開設と周知、更に、アフターピルの機動的な利用規定やカウンセリング・システムの構築など、社会として出来ることは沢山あると考える。

この作品は、ストーリーをそのまま受け取るというより、どうしたら良いのか考える機会を投げかけた映画だ時思う。

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ワンコ

4.5男目線     75

2021年7月21日
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好対照な2人の旅を特にドラマもカタルシスもなく淡々と見せて行くが、行間から滲み出る2人の感情、関係性が地味ながら痛切に伝わる

男目線で語ると、友人(従姉妹)のスカイラーが体を張りながら主人公のオータムを支えていく行動、仕草が愛おしい(唯一の見せ場、柱のシーンは切なくも美しい)

こういう映画は一見退屈に感じる人もいるだろうが、見るほどに発見があり味が出てくるのだと思う

蛇足だが、これ17歳男2人旅にしたら完全にお笑い珍道中になっちゃう(設定は包茎手術)

このようにこの世の中、まだまだ女性には行きづらいので、男共はこのような映画を観ては肝に命じるべき!!

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うんこたれぞう

4.0やるせない

2021年7月21日
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17歳、身体は大人でも心は未だ幼く、大人であり子供でもある。オータムの感情を抑えたなかに見え隠れする心情がやるせない。

彼女に屈託ない笑顔が戻ることを願います。

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Oyster Boy

5.017歳の少女にとって、世界は過酷だ

2021年7月20日
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みっく

3.5共感を拒絶する程のリアリズム

2021年7月20日
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「スワロウ」('19)同様のセンシティブな題材を別の視点、アプローチで描く

極限まで抑えた情動が堪えきれずに表出する時もあるけれど一貫して劇的なものは極力排除している

"感動ポルノ"の対極に位置する凪の世界

タリアライダーの美しさを(内面も)目撃

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労働4号

3.017歳

2021年7月20日
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ほんとに従姉妹がいてよかったです。

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かん

3.5私小説的ドキュメンタリー映画

2021年7月20日
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 親に内緒で妊娠中絶手術を受けるために、田舎から大都会へ親友と2人で出かける女子高校生の旅を描く。妊娠中絶を1人で決断したといっても、そこは十七歳の高校生。孤独な心情や不安感がよく描かれていて、観ている私たちも辛くなる。ベルリン国際映画祭で、受賞したもの当然か。
 但し、私はこの手の映画が嫌いなのだ。練られた脚本や作り込んだ画面構成や音楽が好きなのだ。虚構なのに、ドキュメンタリータッチは嫌いだ。
 また、この邦題は誰がつけたのか。瞳に映るではなくその心情を描いた作品なのに、視点が逆転している。まだ、原題の方がよかった。よって、三つ半。

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しんちゃん

4.5男性の気持ち悪さと女子の友情

2021年7月19日
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不快なだけ、疲れた。

(一度もない めったにない 時々 いつも)

やるせなくなる。柱越しに顔も見ず手を、指先をつなぐシーンがやばかった。互いのことを想うからこそ黙ってそうしていて、グッときた。世界のリアルに敗れた風に見えても、それを利用する。人の振り見て我が振り直せ、ものすごくやるせない気持ちになってしまった。ただ、それでも主人公二人の、イトコという親戚関係ではあるものの、友情やシスターフッドに少し救われた。この中絶の旅で何かを学び感じ取り、危機を乗り越えてまた強くなってほしい。勉強にもなる。

好奇の目に晒されては都合よく搾取される十代の女性性と、NOと言えない女性の心理や状況シチュエーション。声にならない叫びや表面化しない心の傷跡。絶えず胃のキリキリ締め付けられるような感覚、居心地の悪さだけど、その分グイグイと引き込まれてしまう自分がいた。しかも、本作に出てくる男性描写は皆、何も特別ものすごく邪悪な描き方をされているというわけでなく、あくまで語弊を恐れずに言えば日常の延長線上にあるようなもの。だから余計にふとしたときにゾッとしてしまう。
どうしても早熟な印象のあるアメリカのフィラデルフィアとNYが舞台ではあるものの、日本人的な印象を受ける粘着質な気持ち悪さで虫唾が走った。何気ない一挙手一投足に滲み出る下心は、向こうでも同じこと。ややもすれば他人事じゃない。真摯に好きな気持ちなんて微塵もない性欲むき出しの成人男性が、ティーンの女子をクドき、手を伸ばし、抵抗されないのをいいことに欲望の捌け口のようにぞんざいに扱うさまは非常につらくなる。どのカットにもしっかりと意味を感じて、引き込まれた。その時々の気持ちや居心地悪さなんかも伝わってくるよう。

その時々瞬間に感じることを大切にする。日本では同じ週公開『プロミシング・ヤング・ウーマン』同様、男嫌い・男性恐怖症になってもおかしくないくらい強烈な表現の可能性と責務がガツンとくらう。女性の社会進出・平等が進んできたとか、ハラスメントへの意識が高まってきた等とは言っても、現状はまだまだこのようなもの。世の中はまだまだ生きやすくなど無い、むしろ生きにくくすらなっている気もする。そうしたヘビーな役どころを演じた主演二人の演技と関係性が、本作のエリザ・ヒットマンによる演出脚本をさらに高める。克明かつ繊細に描いては浮き彫りにし、肉薄するような挑戦。真に価値のある作品。この映画を見なかったことになんてできない。

今年映画館鑑賞40本目?

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とぽとぽ

4.5最低限のセリフと最低限の音楽、最低限の解説で進む“望まない妊娠をした女性”のための映画。

2021年7月19日
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なお、自分の中では上半期に観た映画No.1です。ファーザーより良かった。

主人公のオータムはペンシルベニアに住む17歳の女性。
母親や一緒のスーパーに勤める従妹にも言っていないが、妊娠をしている。
子どもをどうにかしたいと思いながら、近所の産婦人科に行くも、
自分でもやれるような妊娠検査薬程度の検査で「10週目」であると告げられる。
子どもを産み、養子に出すよう産婦人科から強いられるオータム。
“産む行為”自体を迷う彼女は、
彼女の状態を察知した従妹のスカイラーと共に、両親に何も言えないままNYへと旅立つ。

このオータムとスカイラーの出生地であるペンシルベニアについて、
映画内ではかなり閉鎖的な田舎町として描かれています。
この初っ端から表情筋が死んでる主人公のオータムの特技が歌なのですが、
(ちょっとラナ・デル・レイっぽい歌声、The ExcitersのHe's Got The Powerという曲のようです)
歌う彼女に「メス犬!」と囃し立てる奴がいる。
勤務先のスーパーでも男性上司に手を握られる等のセクハラが横行しており、
女性にとっては非常に暮らしにくい場所のようです。

なお、このペンシルベニアの産婦人科。
どう見てもおばあちゃんなDr.がオータムの検査を請け負うのですが、
なんかめっちゃテキトーです。
オータムの意見も聞かずに養子縁組の案内と、中絶禁止ビデオみたいなのを見せてきます。
そりゃ逃げるわ。

一方、オータムが無事に辿り着いたNYの産婦人科ですが、
まず保険の説明から入り、カウンセラーによるカウンセリングの実施、
その後、本人の意思を都度確認しながら、中絶するか産むかを聞きます。
これが都会か。

このカウンセリングの段階で、初めて、
“なぜ、オータムが妊娠してしまったのか”が発覚するわけです。

めっちゃきつい。

結果として、オータムはある選択をするのですが、この選択をした後、少しずつですがオータムの表情筋が生き返るのですよ。
最後の最後でちゃんと笑えるようになるんですよ。
もうその移り変わりを確認するだけでも、この映画を観る価値はあるってもんです。
オータム、お疲れ。

なお、このオータムにつかず離れずいる謎の従妹のスカイラー(販促写真だと頭乗っけられてる方の女子)ですが、
めっっっっっっっっっっっっちゃ美人です。
バイト先のスーパーで、客からも店員からも口説かれれば、高速バス内でも知らんお兄ちゃんに口説かれる。
ただし、彼女の関心事はオータムを守ることしかないっぽいです。
彼女がオータムと一緒にペンシルベニアからNYに脱走するために、ありとあらゆることをしでかすのですが、
どっちかと言えば仲の良い親族と言うよりも、頼りがいのあるアニキみたいな性格と行動をする方です。
強いです。
惚れます。

…こんな感じで。
個人的には言葉として語られる情報が非常に少量な分、却っていろいろ考えさせてくれる貴重な映画でした。素晴らしい。

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BONNA

5.0苦しい気持ちになるが見る価値はある

2021年7月19日
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Jun

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2021年7月18日
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悲しい

単純

寝られる

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パナソニック

2.0ん〜、少女達の勇敢な旅路…。

2021年7月18日
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高校生である主人公のオータムが妊娠し、従姉妹のスカイラーがその異変に気付く。ペンシルベニアでは、妊娠中絶に親の許可が必要なため、二人は、お金をかき集め、親の許可の必要がないニューヨークへと夜行バスで向かい、妊娠中絶手術を受けるという話。
十七歳の少女の心の葛藤を描き出す感動作と言いたいところですが、中絶手術を受けて、話は終わりということになります。
愛に満たされない思春期の少女達の物語ではありますが、内容的には、短編小説ぐらいの内容しかないですね。
それでも、若い女性が共感できればいいのかな。共感するかなぁ。
アメリカでは、こういう問題が頻繁に起こっているということですかね。そのあたりが、わからないので、評価しづらい面はあります。
ベルリンで賞をもらいましたか…。
青春映画というより、リベラルや左翼的な匂いのする映画てはありますね。

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caduceus

3.5タイトル通りの展開

2021年7月18日
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 17歳の瞳に映る世界
映画タイトル通り、青春真っ只中の多感な少女が誰にも言えない不安?な思いを抱えながら、その苦難を乗り越える為に勇気を持って突き進む物語がドキュメンタリータッチで描かれておりサスペンスでも無いのにどうなる?と緊迫シーンもある。そのきっかけはなんだったのか?

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デコ山

3.5Always …感謝してます

2021年7月18日
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鑑賞方法:映画館

NEVER
決して凡庸な作品ではありません。
ただし、油断するとちょっと眠くなるかもしれません。
夏バテが思考体力を奪う前に鑑賞することをお勧めします。

RARELY
そして、めったに見ることのない(今まであまり取り上げてこられなかったような、いくらでもありそうなのにあまりなかったタイプの不思議な)作品です。

SOMETIMES
でも時々、次には何か大きな展開が待っているのではないか、と期待してしまう自分がいました。

ALWAYS
いつものことながら、こうやって日常生活の中では殆ど発動することのない感情の回路を刺激してくれる作品に出会えたことに感謝するのでした。

17歳の少女にとって、自分の(客観的に見れば)軽率な行動についての振り返りを頻度や人数で定量化されるというのはかなりしんどかったはずです。
映画で描かれたあのやりとりが、実際のカウンセリングの手法なのかどうかは分かりませんが、見事な演出だと唸らされました。
我々大人だって、例えば仕事での失敗を振り返る時に、あのプレゼン資料の誤字脱字や数値の正確性のチェックを複数人でしなかったのは、いつもだったのか⁉︎
同僚が忙しそうな時は、時々、ひとりでやってました、すみません❗️
なんて状況は結構ありそうです。

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グレシャムの法則