劇場公開日 2023年12月22日

  • 予告編を見る

ファースト・カウのレビュー・感想・評価

全115件中、61~80件目を表示

3.5盗んだミルクで菓子作り

2024年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

盗んだミルクで一儲けする話と聞いて、てっきりフロンティア精神にあふれたウェイ系の男たちの話かと思ったら、むしろウェイ系のノリに乗れないはぐれ男2人のブロマンス映画だった。
開拓地の原始的でなかなかに過酷な生活が丁寧に描かれていて、着古し手汚れたジャケットの重さ、ブーツが湿った大地を踏む音、もいだキノコの感触までが伝わってくるよう。川辺で吐く息が白く、相当現地は寒いことがわかる。
ちなみに開拓初期は、白人が川でビーバー捕獲するくらいで原住民ともそこそこうまく共存していたらしい。

そして鑑賞中は揚げドーナツめっちゃ食べたくなる。映画コラボのドーナツを販売している新宿武蔵野館で観るべきだったか・・・。

パンフレットは売り切れ中とのことで、こういったインディーズ系の映画に人が集まるのは良いことだと思う。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Jax

鑑賞動機:あらすじ10割

2024年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
なお

3.5断っておきますがこれ褒めてます

2024年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ケリー・ライカート監督、私自身はまだ一部の作品しか観られていませんが、印象としては「観るために気力体力が要る」作品を作られる監督です。扱われる題材と言えばどこにでもいそうな個人の、誰しもが陥る可能性があるような「巧くいかない現実」なのですが、変にドラマティックにはせず、ごく自然でリアリティーのあるストーリーテリングで語られます。なんなら、観ていて予想できるからこそヤダ味がしんどく意地悪い。
断っておきますがこれ褒めてます。人によっては映画に求めるものが違って「こんな作品」という評価もあると思います。或いは、テレビに多い「市井の人々にクローズアップしたようなドキュメンタリー番組」が好きだったりすると、これだけ優秀な「作り物」を観て納得できる作品と思っていただけるような気がします。
本作はまた構成が肝となっています。書いてしまうとネタバレになるし、有りがちだとも言われるかもしれませんが、その後の展開はおろか結論すら予想できるからこそヤダ味が強く、観ていて「そこら辺で辞めておいて・・・」と無駄とわかっていながらも願いつつ、それでも裏切らない展開に溜息ができます。
繰り返し断っておきますが、これ褒めているんですが、そうは聞こえないですよね。兎に角、観れば「納得して重い気持ちになれる」って変な言い方ですけど、挑んでみたい方はよきタイミングを見計らってご覧になってください。面白いです。
ちなみに、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(23)』のリリー・グラッドストーンさんも出演しています。彼女のフィルモグラフィを確認すると、ライカート監督の『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(16)』にも出演されていたのですね。私、正直どの役か思い出せないのですが、逆に、今回はすぐに気づくことが出来、顔認証出来て得した気分になりました。やっぱり、この俳優さんは印象的ですね。特に眼が素敵。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
TWDera

4.0期待度○鑑賞後の満足度◎ 久方振りの本格的西部劇、それもバディもの。しかもかなり変わった切り口の。令和版『明日に向かって作れ(焼け、というよりは揚げろ?)』か?

2024年1月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
もーさん

5.0閑さや耳にしみいる乳搾り

2024年1月2日
Androidアプリから投稿

始まりのシーン、タンカーが現れて来て、あれ、開拓時代の話では。と、戸惑いましたが、白骨が現れて、なる程、そう言う展開かと納得しました。そこからラスト迄、静粛の中でのセリフと表情に引き込まれました。
もう一度観たい気がしますね。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ホモサピエンス

3.024-003

2024年1月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

西部開拓時代、
冴えない料理人と一攫千金遠狙う中国人の友情ドラマ。
2人の出会いから😅❓
安易なアイデアで金儲けをしようとするとバチが当たる。

ラストはサンダーボルトを思い出しました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
佐阪航

4.0優しいアメリカ人もいます。

2024年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画『ファースト・カウ』、アメリカインディーズ映画シーンでは、欠くことのできない女性監督、ケリー・ライカート。繊細でこまやかで、いままでのアメリカ映画では感じることのない人間の息遣いが伝わってくる。彼女の描き出すアメリカに興味が尽きない。

『キラーズオブザフラワームーン』とは対局

同じ西部を舞台にしても、ここまで違うのか。

キラーは、西部開拓時代ではないけど。

西部開拓時代から続く、荒くれのイメージを踏襲した作品。

アメリカインディーズ映画シーンを騒がす、ケリー・ライカートが西部を描くと。

ケリーが女性ということもあるだろうか。

着眼点、物語の展開、セリフ、一つ一つに細やかな配慮をかんじてしまう。

たしかに、西部開拓時代の荒々しい世界なのだけど。

そこには、確かに優しさがあり、絆があり。

優しさと絆が、ケリーのキーワードだろうか。

確かに、荒くれや無法者が横行する西部開拓時代でも、人々の生活は、地味で質素で。

ケリーは、過去の作品でも、西部開拓時代をそんな観点から捉えている。

相棒の登場するケリー作品。

『Old Joy』しかり、『ウェンディ&ルーシー』しかり。

ケリー作品には、相棒が登場する。

それは、人間ばかりではなく。

『ウェンディ』では、雑種の犬であったり。

けっして孤独がテーマではなく、相棒と立ち向かう人生だったりする。

互いにいたわりあい、支え合い。

それが、不自然ではなく。

けっして、互いに依存する関係ではなくて。

厳しい現実の中で、あるいは必然とも伺える関係で、助け合う。

無法時代の西部であっても、殺伐とした現代社会でも、その姿勢は崩れない。

このあたりが、ケリー作品の根底に流れるものか。

ケリー作品に見るアメリカ

いままでのアメリカ作品にはない、心のふれあいがテーマになることが多い。

感性からゆくと、日本人に近いのかな。

そう思えてしまう。

しかし、私が知らないだけで。

ケリー・ライカートの描くアメリカも、ひとつのアメリカの側面なんだろうと。

ケリーは、庶民のありのままの姿を描くのが得意。

裕福ではない、日々の生活で手いっぱい。

アメリカ社会の厳しさが、伝わってくる。

でもそんな中で、ただひたむきに生きる。

そんな素朴なテーマがいい。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
himabu117

4.5旅に病み夢はカリフォルニアホテルにパン屋で大儲け

2023年12月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

西部開拓時代にアメリカを渡り歩くお人好し米国料理人と
世界を駆け巡った才気走る中国人が、

ひょんなことから再会し、二人が牛乳泥棒してちょっと小金を儲け、その悪事がバレて逃走する話

各自の金儲けの欲と料理自慢の欲がだんだんと大きくなるにつれ、
原料の牛乳泥棒と言うリスクが膨らんで行く。

そのリスクの冷や冷や感が超スローな話の展開とのバランスが絶妙に取れていて、
話はアウトに近づく。

そして、運悪く離ればられになってもまた再会して、逃走が続くと思って休憩していたら、
いきなりエンド!

その先はイントロで見てしまっていたアレです。

このラストは仕方ないか?
二人仲良く枕並べて良かったかも…

米中問題もこうあってもらうのもいいかも?
漁夫の利は誰が得たのか?

ああ、アメリカもこんなソフトな作品ができるのかとスタッフを見たら、
ケリー.ライカート監督さんだった。

人殺しのない?
西部劇だったと言うことです。

(^_-)

ファースト・カウ

「オールド・ジョイ」「ウェンディ&ルーシー」などの作品で知られ、
アメリカのインディペンデント映画界で高く評価されるケリー・ライカート監督が、
西部開拓時代のアメリカで成功を夢みる2人の男の友情を、
アメリカの原風景を切り取った美しい映像と心地よい音楽にのせて描いたヒューマンドラマ。

西部開拓時代のオレゴン州。アメリカンドリームを求めて未開の地へ移住した料理人クッキーと
中国人移民キング・ルーは意気投合し、ある大胆な計画を思いつく。

それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である牛からミルクを盗み、ドーナツをつくって一獲千金を狙うというビジネスだった。

クッキー役に「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のジョン・マガロ。

これまでライカート監督作の脚本を多く手がけてきたジョナサン・レイモンドが2004年に発表した小説「The Half-Life」を原作に、
ライカート監督と原作者レイモンドが脚本を手がけた。2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

( ̄▽ ̄)

コメントする (0件)
共感した! 4件)
カール@山口三

4.0全ては自然

2023年12月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
tomokuni0714

2.5高評価につられて観たが、期待はずれの映画だった。

2023年12月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

 人によっては静謐で詩情に溢れた映画だと感じる人もいるだろう。しかし、私には全く退屈で、寝落ちしてしまった。人には勧めない

コメントする (0件)
共感した! 2件)
いなかびと

4.0案の定、人は容易に幸せになれない

2023年12月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いまいち謎なタンカーの長回しから始まる作品。多分監督に意図はある。
1820年代のアメリカ、西部開拓時代より少し前の時代、オレゴン・カントリー(オレゴン州ではない)での話。
料理の腕は確かだが、機会に恵まれないフィゴウィッツは、料理人として狩猟の一団と行動をともにする中で、謎の中国人キング・ルーと出会うことで人生の転換点となる。それはけっしていい意味ではないのだが。
時代がそうさせたのか、一攫千金を狙い土地の有力者が手に入れてきた雌牛の乳を闇夜に紛れて搾り、盗み取って極上の菓子を作ることとした。狭い土地でのこと、悪事は程なく見破られる。彼らはその後ある結末を迎えることとなる。

冒頭とリンクする切なくなる結末。果たしてあれは誰が、何が、どのようにしてもたらしたものなのか。そこは大きな見どころだと思う。

なお、ちょうど100年後くらいを舞台にした『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でも登場したリリー・グラッドストーンが、またしても先住民族の女性として出演している。本作がアメリカで公開されたのは数年前だが、日本では今となったので、同じ年のうちに2回同じようなキャラクターとして姿を見せたのは、偶然ながら面白かったですね。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
フクメン

4.0ハイセンスフォークロア西部劇

2023年12月30日
iPhoneアプリから投稿

原作があるんだ。ディテールが面白い映画なのでどこまで原作にあったのだろう。ともかく冒頭の現代に掘り起こされる二体の白骨遺体。時代が一気にとんで、ATGの時代劇的な方法論で西部劇が展開される。ビーバー追ってる男と中国人が出会って、いっしょに暮らし、現れた牛の乳を夜な夜な盗んでドーナツを作って一儲けするが、まさかの牛の持ち主に味が気に入られのこのこ屋敷にケーキを作りに行き、、みたいな展開でアメリカ西部のフォークロアみたいな風味の映画。そうそう、今時らしく、インディアンの言葉はしっかりインディアンの言葉でやっていて、あ!と思ったのはキラーズオブフラワームーンのあのリリーグラッドストーンの笑み。やはり品がある。そこからは一気に逃走劇なのだけど、この監督独特の省略でハラハラ感ヒリヒリ感が漂う。ドーナツを買いたくて買えなかった青年がそこで出てくる。
冒頭の並んだ白骨遺体にたどり着く物語で大振りをして、ドーナツ買えかなった悔しい青年を売ってたかと思うとここへ来るのか。そして最後の最後は何も加えず、その先を想像させる綺麗な綺麗な着地だった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ONI

2.0モウこりごり。

2023年12月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 14件)
SAKURAI

3.0すごくいい人が主人公の異色な西部劇

2023年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

すごくいい人が主人公の西部劇ってあまりないと思う。大抵の映画に登場する人たちは銃で撃ち合ってしまうから(だから悪い人だと決めつけもしないけど)。本作に出てくる2人は人を殺さないし、他人を騙そうとしない。牛乳を泥棒するのはいけないことなんだけど、その盗みのシーンでさえもなんか優しさに満ちている。ただ、ドーナツを作って売って、儲けた金で夢を叶えようとする姿を描く。
時代背景もあるから正直、ドーナツはあまりおいしそうじゃない。でもウイスキーのワンショットよりも高い値段でバカ売れしていく。そんな彼らの商売を見るのは面白かったし、その過程で生まれた友情がとても温かい。最初と最後のシーンがつながるのもいい。しかもはっきりさせない演出がそれでいいと思えた。
ただ、全体的にゆったりとしすぎているから途中眠気と戦うのが大変だった。冒頭の船のシーンからしてゆったりしすぎだ。個人的にはあまり得意ではない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
kenshuchu

3.0牛さんも心優しい人に惹かれる。

2023年12月29日
PCから投稿

笑える

ポン・ジュノも称賛してたので期待して鑑賞。前半はウトウト。ドーナツの商売を始めたあたりから面白くなるので目が覚めました。でも後の展開は予想通り。

ただ、あの西部開拓当時、こんなにやさしいアメリカ白人の方がいたんですかね。森の中で素っ裸の中国人に食事と毛布を与えて匿ってあげるなんて。「キラーオブザフラワームーン」を見てアメリカ白人にあきれた人は見てもいいかもしれません。あの映画に出てたリリー・グラッドストーンもちょい役で出てたし。

友情っていう割にそんなに男同士の熱い友情が感じられるような内容ではありません。まあ、あの当時でこういう二人がいればすごいんでしょうけど。

牛がクッキーにやけになついてて飼い主の仲買商にばれそうになるところが可笑しかったかな。体調いい時でないとちょっときつい作品でした。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
レント

3.5自分にとっては新しい形のA24作品だったー

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

気持ち的に好きと嫌いとが交錯した作品。
だからなかなか筆が進まず(←表現が昭和w)レビューできなかった。

【好きだった点】
・画面が正方形に近くて、画面の“右側と左側”とか“手前と奥”とかわかりやすい構図になっていたこと。

・動物の使い方が上手で、なんだかホッコリさせられたこと。

・善と悪のバランスが絶妙。

【苦手と感じた点】
・ストーリーはに目新しさは無く、冒頭のココ掘れわんわんがピークだった。

・お散歩中に骨見つけてそんな恍惚とした表情でガシガシ掘る女子いる??

・静か……
・せっかくのOdessaデビューだったのに、音がそもそもほとんど無かった😂

A24にもいろんなパターンがあるのねー (*´∀`*) ノ

コメントする (0件)
共感した! 2件)
らまんば

4.5ゆったりしっとり、不思議な感覚に浸れる映画

2023年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

画面に引き込まれるとはこう言う事を言うんだろうか。お話の本筋とは関係ないカットもちょいちょい挿入されて、自分の中で映画の世界が広がる感じ。これは普通に現代の森で撮ってて、こっち側にはカメラが並んでて、、、なーんて事を一切意識せず我に返ってから、「あれ?今自分は映画の中にいた?」みたいな。静かでしっとりとした映像。音楽も良かった。期待以上の出来でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
HAL-9000

4.5確固として存在する無常感に激しく感動する

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2022年外国映画ベストテンの3位に置いた傑作「ミークス・カットオフ」と同様、西部開拓時代のアメリカ🇺🇸を描いたケリー・ライカート監督作。

今作もまた破格の傑作。

冒頭、林の中で二体の人骨を発見する女性。
そして舞台は200年前のオレゴンへ。

一攫千金を夢見て未開の地に向かう人々、これから街へと育っていくであろう「砦」、制圧した先住民との共存、そしてヨーロッパから初めて運ばれた乳牛。

盗んだミルクで作ったドーナツを売る二人。
大金を得るも死と隣り合わせの儚い存在だった。

思えばたかが200年前のこと。移民の国として成熟したアメリカ🇺🇸の原風景、確固として存在する無常感に激しく感動する。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
エロくそチキン2

4.0マニア向け?

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

西部開拓時代の話ながら、アンチウェスタンというか静か〜なまったりドラマ。もちろん事件は起こって、それはそれなりにハードなものなんだけど、どちらかというとそうした当時の非カウボーイ的(カウボーイって西部開拓が落ち着いてから?)な暮らしを味わう感じかな…
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」はもっと時代が下ってるはずだけど、仲買商(トビー・ジョーンズ最高!)の奥さんがリリー・グラッドストーンだったり、隊長がスコット・シェパードだったり、共通点も多くて最高。
ただ、夜のシーンも多いのにライティングもイマイチ(ってか自然光のみ?)だったりでとにかく暗い…
悪くはないんだけど、良くも悪くもマニアというか好事家向けという印象を拭えませんでした…

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ぱんちょ

3.5ミルクは秘密の材料

2023年12月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 7件)
雨雲模様