「オレゴン初のドーナツ屋か」ファースト・カウ motoさんの映画レビュー(感想・評価)
オレゴン初のドーナツ屋か
伊勢丹だったか、出かけた時にやたら目に付くフライヤーがあってめちゃくちゃ気になって鑑賞
ユーモラスな映画なのかと思っていたら西部開拓時代の友情物語だというからますます興味深い
冒頭に「鳥には巣、蜘蛛には網、人には友情」という言葉が出てきて始まるのだが、テンポがかなりゆったりとしていて、画面も暗く牛が登場するまで残念ながら睡魔と闘いながらになってしまった
ドーナツ作りを始めてからはアメリカンドリームに向かい始めるのと同時にスリルと隣り合わせで盛り上がっていく
こういう時に思い出すのは海女さんに女性しかいないのは男はもっともっとと欲張ってしまい、命を落とすんだっていう話
ラストシーンは色々な示唆があったのでどのような結末だったかは観客に委ねられている気もしなくはないけど、どちらにせよ2人の間に信頼が出来ていた事は確かだろう
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