デリート・ヒストリー
解説
2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。70周年ベルリナーレ賞を受賞。日本では同年の第33回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門で上映。
2020年製作/110分/フランス・ベルギー合作
原題:Effacer l’historique
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2021年4月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ネット通販のし過ぎで財産を失う男、親権を失ったことで、自暴自棄となり、一夜を共にした男性から盗撮され、ネットで晒すぞと脅される女、uberで星が一つしかもらえない運転手の女が、ネットの巨人GAFA に立ち向かうのは社会風刺してるのだが、本人たちのそれまでの怠惰で自堕落な生活を送ってきたツケだと思うし、共感できなかった。そもそも面白いと感じられなった。
どんな映画か知らずに観始めたら、コメディじゃん!面白い🤣
離婚して親権も取られた無職の女性。タクシードライバーだけどお客の評価が悪い女性。カード決済で借金まみれの男性。みんな50代前後でお金に相当困っている。それでも明るくて、自宅の部屋を人に貸したり、家具を売ったり、あれこれ日銭を稼ごうとするんだけど、面白い🤣色んな場面で思わず声出して笑ってた😂😂
ちょっといい加減すぎて笑えないところもあったり、中だるみ的な場面もあったりはしたけど。
酒場でトイレのシーンがあり、なんと北朝鮮の金正恩の口が便器になってて、、、アレは北朝鮮の人はどう思うのかな🤔
ただ面白いだけでなく、現代のネット社会に対する皮肉もたっぷり描かれていてラストもなかなか趣きあって良かった。エンドロールの最後、ほんの一瞬のオマケも、おっ😳!て感じ‼️
2021年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
フランスの田舎に住む男女三人が主人公で、みんなスマホやパソコンを使ってネットにつなげているが、これが不幸を呼び寄せていることに気が付かない。
離婚して息子は夫の元へ行った酒飲み女、ネットの買い物の度が過ぎて支払えなくなった男、タクシーの運転手をしているが、「いいね」が少ないことがストレスになっている女。
三人は黄色いベスト運動で知り合ったのだが、追い込まれて力を合わせるが・・・。
程度の差こそあれ、あるあるの連発でほろ苦く楽しい。
最後の最後はやっぱり。
2021年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ところどころで笑えるコメディだ。
どうしようもない登場人物が次々に登場する。
行きずりの男と酔った勢いでセックスし、それを動画に撮られて金をゆすられる無職の中年女、仕事でミスし、旦那も仕事も失ってダクシードライバーをしているが、頓珍漢なサービスでネットの口コミ評価が星一つばかりの女、借金まみれでコールセンターの女に熱を上げてしまう中年男。
「月から見れば大した問題ではない」で片づけてしまっていいのか(笑)
「コールセンターの女」が機械の自動応答ではないかと途中で分かるが、その後に普通に会話をしていたのでやはり本物の女なのかと思い直したものの、結局AIだったという流れものけぞってしまった。
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