日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人

劇場公開日:2020年7月25日

日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人

解説・あらすじ

フィリピンと中国の太平洋戦争の残留者たちにスポットをあてたドキュメンタリー。太平洋戦争以前、フィリピンには3万人におよぶ日本人移民社会が存在し、戦後75年を過ぎた現在、敗戦を境に日本人の父親と生き別れたことから無国籍状態に置かれた残留日本人2世たちがいる。また、かつての満州国があった中国東北部でも、敗戦を機に子どもたちが置き去りにされた。戦後、日本に帰国した彼らは言葉の壁による差別や貧困に苦しみ、日本政府を訴える者たちもいた。2つの国の残留者たちと、彼らを救おうとする市民たちの活動を追うことで、日本という国の今を浮き彫りにする。ナレーションは元NHKアナウンサーの加賀美幸子。監督はテレビCMやテレビドキュメンタリー、プロモーション映像など幅広く手がけてきた小原浩靖で、これが劇場初監督作品。

2020年製作/98分/日本
配給:Kプロジェクト
劇場公開日:2020年7月25日

スタッフ・キャスト

監督
小原浩靖
脚本
小原浩靖
企画
河合弘之
製作
河合弘之
撮影
はやしまこと
音楽
吉野裕司
主題歌
甲田益也子
ナレーター
加賀美幸子
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フォトギャラリー

映画レビュー

2.0 心痛むドキュメンタリー

2026年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0 【”棄民” ”戦争が無ければ、こんな過酷な人生を歩まなかった・・、とフィリピンの残留邦人の年老いた女性はフィリピン語で言った・・。”】

2021年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー このドキュメンタリーから、私たちが学ぶことは多い。
  そして、”大東亜共栄圏”始め海外で命を落とされた約240万人の方々の御霊、そして、その遺児達が経験された過酷な事実に、改めて頭を垂れるものである。ー

◆感想(今まで、詳細を知らなかった事)
 ・中国残留邦人と、フィリピン残留邦人に対する、厚生労働省のスタンスが違った訳。
 ー 中国へは、国策で家族と行って頂いた。一方、フィリピンは、”自分たちの意思で・・”
  オイオイ、当時の幼き子供達に、その理屈は通らないぞ。ー

 ・中国残留邦人帰還政策は、1975年から国の支援で本格的に始まる。
 ー その前は、民間団体が行っていた。”政府は、戦争処理の包括的制度を作らなかった。”ことが述べられる。フィリピンについては、この時点では、国は動かない。ー

 ・2013年に入り、漸くフィリピンでも帰還政策が民間主導で進んでいく。が、75年以上、日本人であることを公にせず暮らして来た人々は、当然ながら日本語が喋れない。

 ・残留邦人が、漸く日本に帰ってきても、言葉の壁のため、経済的弱者として、生きて来た事実。
 ー 残留邦人帰還政策とは、帰還させて終わりではない。その後、彼らが日本でキチンと生きていける法制度の充実が必要なのである。ー

<再後半、中国残留邦人の女性の方々が、四川大地震の際に、現地支援をしていた事や、”今は幸せ”と言う言葉が聴けたこと。そして、”日中の架け橋になる”と言う、尊い言葉が身に染みた。
 又、彼らの帰還に対し、精力的に動かれた方々にも、敬意を表します。>

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NOBU

4.0 いちばん大事なことは私たちが「同胞」を見捨てないこと

2020年8月14日
PCから投稿

母国に見捨てられそうな人びとを、一つひとつ丁寧に希望するもとへと繋いでいく、そんな気の遠くなるようなプロジェクトを追いかける優れたドキュメンタリー。

太平洋戦争中に彼らを誘いこみ、そして見捨てたのは日本軍であり日本国政府ではないという行政や司法の論理。そうだとしても、「国民の保護は国の義務」であり、それが担保されないなら私たちは安心して海外に旅行に行くこともままならない。

一番の解決すべき課題は、「棄民」を行った日本政府の過去の責任を追求することではなく、問題に無関心な私たち自身の意識を変えていくこと。

対象の人たちはどんどん年をとっていくので、解決のための時間はあまり残されていない。
河合弁護士が何度も口にするように、決して問題そのものの「消滅」で終わらせてはならない。

本作であらためて実感したのは、ドキュメンタリー映画の「映像の力」。
映像の力で多くの人に問題をわかりやすく伝え、人の感情を動かし、行動をうながす。メディア、司法、政治を通して少しずつ小さな水紋を広げていく。

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atsushi

4.0 監督にTVで放映してって

2020年8月1日
iPhoneアプリから投稿

お願いしちゃいました。
みんなに知って欲しい事実。
淡々と事実を刻む映画で脚色のない事実だけが目に飛び込んでくる。
エンディングソングが唯一映画って事を想い出させる感傷的な曲だった。咲け咲け、香れ香れ。。。
このフレーズ気づいた〜?

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Miya-n

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