「名曲量産工場」メイキング・オブ・モータウン ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
名曲量産工場
モータウン創設者、ベリー・ゴーディといえば、ダイアナ・ロスのダンナであり、名プロデューサーというくらいの知識。映画「ドリーム・ガールズ」では、浮気はする、暴言は吐く、束縛する、とどう見てもダメ夫であった。しかし、年をとり、過去を懐かしむ姿を見せられると、いいおじいちゃんにしか見えない。年月は人を丸くするのね。
モータウンの語源が、自動車産業から来ているのは知っていたが、経営に工場ラインが活用されているとは知らなかった。頭が良く、感性が鋭いから、こんな発想ができるのかな。時代の波に乗ったというより、時代を作ったと言ってもよいのではないだろうか。
子供の頃のマイケル・ジャクソンの歌とダンスのすさまじくうまいこと。真実、スターになるために生まれてきた人だと実感した。マイケルの他、きら星のようなシンガーの歌や映像を観ることができて、鑑賞後はたいへん満足であった。これだけのクオリティで、多くの楽曲を世に出せたというのは、そうそうないだろう。奇跡の音楽工場だった。
BS松竹東急の放送を録画で鑑賞。
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