「組織運営の上でためになるんじゃないかな。」メイキング・オブ・モータウン クリストファーさんの映画レビュー(感想・評価)
組織運営の上でためになるんじゃないかな。
当時の空気感が伝わる、貴重な音源や映像が多かったし、内容的に、ただの回顧的なものじゃなくて、興味深いことの連続。
組織運営の上で、大事だと思えることが沢山あった。
うちの社長に観せたい。
本当に魅力的な人物が多く、ベリーとスモーキーの本当に仲良く、楽しそうな掛け合いは、とても素敵だった。
スティービー・ワンダーが若い頃から才能の塊で、神がかっているのは色々と聴いてきたが、当時の映像や証言は鳥肌もの。
マイケルもしかり。
ダイアナ・ロスは気難しいのだな。
品質管理において、率直な意見を出し会えるという環境、もちろん信頼関係が基盤だけど、これで良い物ができないわけがない。
女性も対等であること。
これも無駄なマンスプレイニング野郎がいないということだろう。
自尊心を育てることや、気品を持つような社員教育、素晴らしい。
新しい意見を言える環境、保守的でありつつも、時には折れる会社体制。
色々と目からウロコ。
スプリームスが切り開いてきた、女性黒人アーティストの道や、マーヴィン・ゲイの「Whats going on」に込めた想い(彼の死に全く言及してないところもすごい)。
今の時代だかは必要なメッセージも多く、濃密な時間だった。
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