「ワクワクした!!」メイキング・オブ・モータウン トマソンさんの映画レビュー(感想・評価)
ワクワクした!!
モータウンのメジャーな側面だけを描いたのかもしれないけど、ワクワクして見た。
いい映画っていうのは、いろんな見方ができるのかな。このドキュメンタリー映画は、
二人の少年みたいなおじいちゃんの昔話面白トークであり、
60年代のアメリカの黒人の歴史の一側面でもあり、
生成から隆盛、衰退、分裂の危機に至る組織論でもあり、
ダイバーシティのお手本でもあり、
組織と個人の関係性の変化もテーマであり、
デトロイトの自動車の組み立て工程をスター誕生プロデュースシステムに応用した優れたビジネス理論でもあり、
レコード発売後にも録音し直してでもヒットを異次元なスケールに高めるマーケティング魂のエピソードの積み重なり
でもある。
そんなことより、少年時代のスティービーワンダーやマイケルジャクソンがいかに天才だったかを改めて改めて確認させてもらえて、Marvin GayeのWhat's Going On がどんな背景でどんな風につくられたのかを視覚的に見せてもらえる貴重な時間だった。
キング牧師もマンデラもオバマも出てきちゃうんだから、もうとにかく鉄板だモータウン。
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