グッバイ、リチャード!のレビュー・感想・評価
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肺ガンで余命半年と言われた大学教授リチャードが残された人生を見つめ...
肺ガンで余命半年と言われた大学教授リチャードが残された人生を見つめ直す。
あまり深刻にならずに自由奔放に生きているのもいいが、酒を飲みまくり、マリファナに手を出したりするのはやり過ぎか。
体調も特別悪くなる前に作品が終わってしまうのも中途半端。
存在するだけじゃなく生きるんだ
映画「グッバイ、リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督)から。
突然の余命宣告のパターンで思い出す映画は数多い。
しかし、映画「生きる」(黒澤明監督)を超える作品は、
なかなか見当たらないのも事実。
第1章 言いたいことがある
第2章 正面からぶち当たれ
第3章 俺は本当に死ぬ
第4章 本気を出してきた
第5章 まだ言いたいことがある
第6章 ついに時が来た
珍しい章立ての展開に、少し違和感を感じながら、
妻や子どもが、夫・父親の死に対してて、
意外とあっさりしていて、ちょっぴり焦った。
メモしたフレーズを1つ選ぶとしたら、
「なぜこの人生と言う奇妙なもの中に漂い、
生きようとしないのか。生きないければダメだ。
存在するだけじゃなく生きるんだ。
もがいて失敗して正面からぶち当たれ」かな。
特に「存在するだけじゃなく生きるんだ」は、
60歳を超えた私たちには、ズシリと重く響いた。
でも・・周りに迷惑をかけずに、1日を丁寧に過ごし
存在するだけでもいいじゃないか、と思う私もいる。(汗)
歴史に名を残すほどのこともできないのだから。
Life
人はいつか最期を迎える。世の中の98%の凡人にならないよう、生きている今、自分の人生を自分らしく精一杯生き抜こう。悩み苦しみ楽しみの全てが人生、その人生を謳歌してこそ価値ある人生だ。
ちなみに、2019年3月、本作のタイトルが『Richard Says Goodbye』から『The Professor』に変更された。
仮面を外して
仮に半年後に死ぬと分かったら、ダイエットをしたり、ジムに行ったり、仕事を頑張ったり、貯金をしたりするのだろうか。答えはNO。私が今やっているこれらのことは、将来への投資です。だから、余命宣告されたら、確実にリチャードみたいになるんじゃないかなあ。リチャードよりかは、ソフトかもしれませんが。皆さん、普段付けてる仮面が、本来の自分の気持ちと違いすぎやしまいませんか?と言われた気がしました。
ジョニーデップを見る映画
映画の内容としてはよくあるものだったがジョニデが演じるだけでグーンと引き込まれるのはすごいね。
イロモノ役が多いジョニデも元々俳優としての魅力は素晴らしいのでこういった佳作にもどんどんでてほしい。
娘がレズ、大麻、ゲイの生徒のシーンは笑ってしまった。
すごい大きい出来事は特にないがラストシーンはとてもよかった。が、、
とてもよかったがあのままラストで帰らないとかだったら頼むから犬巻き込まんで〜と少し心配です。
こういう映画はお涙頂戴的なのを予感させるが全然違った。
まあ、劇場で見ようと思ってたがDVDで家で見て正解かなーと。
何もない❓それが生と死❓
死に直面して、最後にするのは、酒、ドラツグ、セツクス、暴露かと思わせて、いや、するんだけど。
でも、最後の最後は、感謝と愛。
そうじゃないと、寂しいよね、そうありたいよね。
ジョニーデツプでなければ、0点でした。
何かあるようで無いストーリー。
酒に溺れて、妻や恋人と別れて、役に恵まれない、名優❓ジョニーデツプだからこそ演じられる役でした。
最後は星になるんですね?彼らしい最後でしたありがとう。
サヨウナラの哲学。的な。
行き止まりのT字路。右に行こうが左に向かおうが。その先には、昼までの景色と同じ街があるだけ。サヨウナラの言葉を残して来たのだから、誰にも会わず、誰も追いかけて来ない場所が良い。それでは。突き抜けて進め!みたいな。
ジョニデのギャラだけでも、幾らになるんすか?これ、回収出来んよね。と言うか、ジョニデもギャラをディスカウントしてたりして。脇を固める役者さんも中々に贅沢で、得した気分で地味な顔芸大会を堪能させて頂きました。
リアリティは其方に置いといて。と言っても概念劇と言う程には、意味不明でも無く。笑い有り、ジワる演技も演説も有り。刺さる言葉もありで。
精一杯生きること。死を意識して生を楽しむ。いや、その通りなんですけどね。余寿命の長い若い人達には、なかなか通じないよ、これが。
ゾンビランド・ダブルタップ以来のゾーイ・ドウィッチに萌え。良いヤツやってるダニー・ヒューストンにはタジタジ。いや、マジで彼は何か企んでそうで。一度も姿を見せなかった、でも絶対に居るはずのメイドさんを見たかったかもw
良かった。大人目線でも、好きな物語りでした
さすがジョニーデップ
肺がんで余命半年と言われた大学の英文学教授のリチャードが学長と不倫してる妻やレズの娘、友人や学生と残りの人生を有意義に過ごそうとする話。
とにかくリチャード役のジョニーディップが凄い。面白くて表現力もバツグン。
それだけじゃなくて、シリアスな面も有る。
死を考えることが生きることに真剣になれるんだね。
良かった。
【前に進む】
「人生をやり直すことが出来ると言われても、何をやっていいか分からない」
自分に置き換えてみる。
物理の勉強はこうした方が良かったとか、生物のテストで眼と云う字を眠と間違えて書いて減点されないように気をつけようとか思うけど、大きな自分の辿った経路は同じに違いないと思う。
専攻もきっと同じだろうし、ゼミも苦労して倍率の高い恩師のゼミにチャレンジするに違いない。
パックパックで世界のあちこちを旅するのも同じだ。
ただ、あの時観た絵や彫刻や建物をもう一度見たいかと云うと、そうでもなく、その時、そして、その後、どう感じ、どう考えたかが重要で、それを更に考え進め、整理してみる方が良いような気になるのも一緒だ。
大好きな人には、あの時、もう少し別の接し方があったかなとは思っても、結局別々の道を歩むことも変わりないと思うのだ。
これと同じで、僕は、余命半年とか一年とか言われても、取り立てて新しいことをしようとか思わないし、これまでの延長線上で生きる方が良いと思うに違いない。
自分が自分の余命に向き合うより、好きな人や大切な人の余命に向き合う方が辛い気がするのは僕だけだろうか。
僕には、まもなく訪れるであろう自分の死に向き合いながら、落ち込んでる僕を励まし、自分は先のことを考えないようにして生きているのだと言って、僕を勇気づけてくれた友人がいる。
僕は、彼女や、彼女の言葉を忘れることは決してない。
僕も、他の人も、皆んな、決まったルートを歩んでるのではなくて、道なき道を、標なき道を生きているのは同じで、それが最も尊いことなのだ。
そう思うのだ。
象の背中
癌をテーマにした映画はいくつかあるが 邦画の象の背中という作品を思い出しながら鑑賞した
象の背中は秋本さん原作で癌宣告され余命数ヶ月だったかな、延命治療は受けずその中でこれまで関わってきた人に謝罪したり初恋の人に会ったり、などなど今でも現実と重ねて思い出深い映画だったが グッバイリチャードは全く反対の生き方を選び、好きな事とは言いながら癌が進行するにつれ 愛する事を生きるという事を自分に残された時間のなかで懸命に貫いているリチャードと言う男の姿だった、後半はやや真面目?な講義のシーンが多いが不覚にも涙する場面があってつい、、、
ジョニーデップがまた違った役柄で魅力を増した感じだな
海賊からマフィア、コミカルな役まで全て見事ですね
ジョニー・デップの魅力溢れる作品
リチャード教授( ジョニー・デップ )の言動は、身勝手なようで本質を突いている台詞も多く、愛娘や妻、教え子と会話する場面など見応えが有りました。
親友ピーターとのやり取りにホロリとさせられました。
脚本をジョニー・デップが気に入り映画化されたとの話にも頷ける、妻と娘を深く愛するナチュラルで人間味溢れるリチャード教授でした。
ナイスミドルで魅力溢れるジョニー・デップの今後の作品も期待しています。
「人生を生きろ!」
映画館での鑑賞
深読みしようと思えば深く読めます
余命宣告されてからの奔放さに、思わず(心の中で)ツッこまずにいられませんでした。
人物や行動について、あまり説明がなされないので、
この人にとってはこれは友情の形なのかな、
なぜ彼女は彼から離れなかったんだろう、
など、見る人の読み取り方ひとつで何通りにも解釈できそうなところがたくさんある印象でした。
(ラストも含めて)
何年も経ってから、ふと見直したくなる作品かもしれません。
けっこうよかった
ジョニー・デップの最近の映画はどれもひどくつまらないものばかりだったので期待しないで見たらけっこうよかった。奥さんとはあんなに仲が悪いのに毎晩同じベッドで寝ているのがすごい。うちは特に仲が悪くないけど別々の部屋で寝ている。そういうものなのだろうか。
末期がんをつらい治療をせずに楽しく過ごすのはどうなのだろう。最近は末期がんでも頑張って治療して長く生きる人が多い。悩ましいところだ。
60歳だと言われたのが一番のショック・・・
誰に泣かされたかと考えると、冒頭ではイヤな奴かと思っていたピーター(ダニー・ヒューストン)だった。人生の最期は誰かと一緒に過ごしたいもの。孤独死なんていやだ(何度も書いてるけど)。そして、彼が選んだのは・・・
リチャードの気持ちはすごくよくわかる。ただ、研究休暇を取って英文学教授らしく短編小説を残すかと思いきや、単なるジョークに過ぎなかったというのが気がかり。学生たちには「Cあげるから来なくていい」と言ったり、残された学生たちと過ごす青空教室や、BARで人生を語る・・・みたいな光景に憧れを持って見てしまった。個人的な経験で変わったとことと言えば、青空教室みたいなのは平凡だし、教授と一緒にパチンコしたという思い出しかないなぁ。
妻の不倫だとか、娘のレズビアンというカミングアウトもなんのその。残りの人生を全て自分のために使うってところが潔い。娘に対する教育方針も素敵な台詞がいっぱい。どことなく文学風な人生観や、最期のT字路なんてのはとても印象に残ります。えー?と感じるエピソードも吹っ飛んじゃいました。
連れて行く?
わんちゃん連れて行っちゃだめでしょう。
必ず自分が先に逝くんだから。
誰が面倒見るんの。それが気になって感動出来なかった。
演技力なのか魅力なのかいつも引き込まれてしまいます。
そこはさすが。
でも内容は良くある話。
ジョニーデップが演じる必要はあるのかな
これまでのジョニーデップとは異なって普通の市民(少し派手だが)を演じている。
ただ、この作品は別にジョニーデップでなくてもほかの役者さんでもいいお話。
死にゆく者がこれからも生き続ける者にカッコいい言葉残すんだけど、
ジョニーデップが言うと今一つ重みがないというか、なんというか・・
旅立ちの後の姿を観客に委ねる作品は、個人的にあまり好きじゃない。
最後、わたしは好き
賛否両論な最後だと思います。
ジョニーだからこその最後の最期の演技、
すごくよかった。
家族の死を直面にして、
旅に出ると言った夫、あるいは父親を
涙は出るけど一切止めない家族に
違和感を感じたのは国の違いなのか?わからないけど
死に直面しているリチャードが
若者に対していつかあなたたちも死ぬんだと
話すシーン、これって大切なことだと思った。
だからこそ、とりあえず一日一日を大切にって。
久々にスッキリした映画です。
フムス追加していいですか?
頑固な背中の痛みから進行した肺癌が見つかり、余命半年と宣告された英文学の教授のジョニー・デップがやたらと fuck, fuck 言いながら、スーツのまま、白鳥のいる池にズブズブ入って、カラダを投げだすシーンから始まります。骨転移、副腎転移もあり、かなり末期ガン。抗がん剤治療を拒否することは選択肢としては悪くはありませんが、痛み止めやドラッグを飲みながら大酒喰らって過ごしてしまう。イラク系の不細工女子(失礼)やホモのがたいのいい男子学生(教授室でマリファナくれて、しゃぶってくれる)など色々な人種の学生も巻き込み、ハチャメチャなジョニー・デップを見るのは面白いのですが、ずっと元気いっぱいで、大半は会話劇ですが、いいセリフもあることはありますけど、やっぱり軽くて、上っ面感がぬぐえません。ファンタジー映画と割りきるしかないか?てなかんじで、真面目に癌での終活のあり方を模索している人へのヒントとなるようなものではありません。疎遠であった家族とも、むしろ相互理解がふかまるのに、愛犬を連れてのあのエンディング。納得いきませんです。年取ったジョニー・デップはなかなか味わいあり、よかったのですが、この映画自体はやっつけ感がものすごかったなぁという印象でした。R15なのは学生を連れて昼間からパブで学外授業(ただの飲み会)で、店員をトイレに連れ込んで、洗面台でバックから強烈ピストンする場面や奥さんが学長といたす場面が前半あるからと思われます。そんな訳で、残念な映画とさせていただきます🙏
奥さん役のローズマリーさんはなかなかエレガントな熟女で、よかったです。
映画の感想は人それぞれだと思いますが、そう感じた人もいるということで・・・・
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