ディック・ロングはなぜ死んだのか?のレビュー・感想・評価
全56件中、41~56件目を表示
だいぶブラックだなー
パンフ買うときに、店員さんが聞き取れなかったので、
二回繰り返して声に出したときに、「あっ!」てなりました。
このタイトル、そういうこと?!
中盤でディックが死んだ理由が判ったんだけどね。
チラシに実際に起きた事件をヒントにってあったけど、本当?!
だったら、だいぶブラックだなー。
だから、笑えない。
最終的に「人間が計り知れない。」で括っちゃったしなー。
まぁ、実話をヒントだったら、まぁ、そうだよな。
「人間は計り知れない」以外で、
何か他に伝えたことはあるのか?良く解らなかった。
だから、パンフ買おうと思ったんだけど販売されてなかった...。
DICK LONG !?
おっさんアマチュアバンド、ピンク・フロイトのディック・ロングが病院の駐車場に置き去りにされ死んだ事件を巡る話。
バンドの練習の後バカ騒ぎする3人から始まり、突然血まみれのディックを病院に運ぶ二人の描写に。
二人は自分たちが捕まるのを恐れてまだ息のあるディックを病院の駐車場に置き去りにして、と展開していく。
「なぜ死んだのか?」となっているけれど、それを探追ったり探ったりというより、主人公の行き当たりばったりトンチンカンな取り繕いをみせて楽しませるのが主という感じ。
ネタ自体は振り切っているけれど、それ以外は大したことないし、嫁ブチ切れ以降は結構怠かった。
せっかくだからもっと娘に引っかき回させれば良かったのに。
A24だけど
最近飛ばしているけど、A24だから全てが面白いわけではないですね。不条理でもないし、救いがないわけでもないし、哀しみもない。敢えて狙っているなら、思い切り外していると思うです。
ニコラスケイジがやれば面白くなったかも。
A24
A24の作品は本当に毎度新鮮だなあ、と心底思いました。
実際の出来事を元にしてるということですが、これはもう…f^^;)
誰も想像できないです。まさに”Are you joking?”です。
いつも裏切らないA24の作品が本当に楽しみです。
ブラックユーモア炸裂の上質ヘンテコ映画
“便利な死体と化したダニエル・ラドクリフ”でおなじみ『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート監督最新作!
小さな田舎町を舞台に、友人ディックの死に関わってしまった2人の若者ジークとアールが、
その真相を警察から隠そうと奮闘する姿を描きます。
前作『スイス〜』に引き続き、シャイナート監督のクセが強いブラックユーモアが炸裂!
真面目に見るにはあまりにバカバカしい一方、
ギャグの中に人間の哀しさも感じてしまうという、
絶妙なバランスで作品を仕上げています。
ディックの死因を隠そうとジーク本人はいたって真面目に奮闘するのですが、
その姿からは想像できないヘンテコ展開に、みなさん唖然とすること間違いなし。
ブラック加減で言うと、ポン・ジュノとヨルゴス・ランティモスを足して2で割ったイメージです。
分かりにくかったらすみません。笑
事件の真相を知ったある人物が放つ、
「人間の行動って計り知れませんね…」というセリフが印象的でした。
終盤には、ロックバンド ニッケルバックのファンとしてたまらないサプライズが用意されており、
エンディングでは思いがけずストレートに感動させられました。
人生がままならなくても、人に言えないぐらいの恥を抱えても、それでも生きてかないといけない者たちへの眼差しを温かく感じる幕引きでした。
作中の「ディックの死因」はなんとフィクションではなく、実際にアメリカで起こった事件を基にしているとのこと!
鑑賞後はぜひ、その死因についてウィキペディアをのぞいてみてください!
想像の斜め上をはるかに超えた死因
すげぇ面白かった。想像の斜め上をはるかに超えていく死因でもう笑うしかない。一歩先しか想像できないおバカなジークとアール。この二人が浅知恵で真剣に行動するもんだからいたるところでクスクス笑いがおきる。
ジークが顔芸をするワイフに問い詰められるシーンが何度かあるけれども、どれも面白い。男って、テンパるとすぐバレるウソをついてしまうんだよね。自分も結婚式のご祝儀金もろとも、ぼったくりバーで巻き上げられて家に帰ったときに、「天才スリにお札だけ抜き取られた」なんて言い訳して、この映画と同じく「警察に通報しなきゃ」なんてことになって、しばらく家の中がシベリア状態に。
ジークの一人娘が笑いの起点を作るんだけど、どれも絶品。ラスト近くで、パパに対して「CxxxSxxxx」って何って、微妙な間合で何度も聞くシーンは、めちゃくちゃ笑った。笑い😹→爆笑🤣→爆笑🤣→爆笑🤣で、悶絶しそうになった。😭😭
ドラえもん体型の保安官と保安官補や謎のインド人女性もブラック・コメディの脇役としては満点。『ファーゴ』は後味がよくなかったけれども、この『The Death of Dick Long』は、いい余韻で終わっていて、とてもよかった。
いまいち
ポスターとディックロング『デカチン』てタイトルで予想がついてしまった死因。
だらだらと続く展開にまだかよと思いつつラストもセリフのみでさらっと終わる。
なんか上手くできなかったかなと感じる作品でした。
ストーリーよりキャラクターの魅力。これはまた宣伝が良くない。なぜ死...
ストーリーよりキャラクターの魅力。これはまた宣伝が良くない。なぜ死んだのか?のオチに期待しちゃうもの…。
もう一度まっさらな気持ちで観たほうがいいな。
ただ、この監督の前作は、パッとは気づかなかった物凄い設定があって感動したので、もしかしてコレもなんかあるのか?
悲しいくらいアホなお話
いや、もう、失笑しかありませんわ。
コイツら、どんだけアホやねん。
他人事ながら、情けなくて涙が出るくらい。
しかし、よくこんな話で映画作りましたよね。
しかも日本の配給会社がよく買い付けましたよね。
そうなんです。
悲しいくらいアホな話なのにおバカ映画じゃないんです。
クソつまらない映画でもないんです。
一応最後まで飽きさせずに見せてくれるのです。
でも、どうしようもなくアホな話なんです。
役者さんは全員B級です。
ただ、子役の女の子はかなり可愛いです。
ストーリーの構成は上手く出来上がってるなあと思った。💕 間を置き間...
ストーリーの構成は上手く出来上がってるなあと思った。💕
間を置き間を置き、クスッとする部分を含んでる。
主人公ジークの動揺の仕方やヘナヘナ具合が、憎めない感。
題名になっている「ディックの死因」に関しては、何とも❗️、、な内容。
名前の意味!?
クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』を観たことがあれば、かなり笑えるはず。シャイナート監督は『レザボア・ドッグス』や『ファーゴ』にもオマージュを捧げているらしいし、ハングオーバーシリーズからも影響を受けているようです。
英語圏のニックネーム(短縮形)についても少しは知っておいた方がいいのですが、“エドワード”が“テッド”と呼ばれることは初めて知りました。ロバート→ボブ、ウィリアム→ビルだとかは日本人には想像もつかないので覚えておかねばならぬ短縮形。そうして、タイトル通りのリチャード→ディックも・・・その隠語も覚えておくと楽しめます。ついでにコックサッカーも!
ストーリーはそれほどでもないのに、緩い展開の中に笑える要素がいっぱいでした。しかも、爆笑というよりもクスクス笑う系。無邪気な女の子が何ともいえません。ここでクスクス笑ってしまった。他の観客が女性ばかりだというのに・・・(恥)
テーマとしては、一つの嘘をついたがために、辻褄が合わなくなってまた嘘をついてしまうこと。“嘘の上塗り”だ。日本だと、トップが嘘をついたため、下の者が忖度しまくって隠蔽するみたいな感じでしょうか。正直に言えばいいのに・・・
A24もこんな映画を作るんだという驚きとともに、途中は面白いけど、最後はアッサリ風味だと感じた。アールがそれほど活躍しなかったのも残念だった。
今の標識は?! "家族のトラブル" = ダニエル・シャイナート監督...
今の標識は?! "家族のトラブル" = ダニエル・シャイナート監督が『スイス・アーミー・マン』に続き、またも死体をネタ出汁にして、平和な田舎町の珍騒動を展開する本作は、『ファーゴ』よろしくコーエン兄弟も描いてきたようなアメリカ郊外の雪だるま式事件(と女性保安官)。つまり慌てふためく当事者に、ずさんな証拠隠滅。あるいはブラックコメディ味が過ぎる低予算インディーズ系『ハングオーバー!』。そんな思わず愛しさと親近感を覚えてしまうような牧歌的な本作が描くのは、決して許されないこと、あるいは周りの人々にとってはたとえ愛があっても許せないことについて。その死の真相は、実に死んでも死にきれないようなもので、何とも言えない気持ちになってしまう。主人公がしっかりと困らされているのが良い。その主人公の妻が真相を知ったときの顔も良かった。車のところなんてモロに『パルプ・フィクション』、タランティーノならどうするか? そしてまさかのニッケルバックで終わる。流石A24。
なんだ、こりゃ?
俺には、とてもとても早すぎた映画のようだった。
早く、この映画の真価がわかるような大人になりたい。
ということで、ギブアップ…
「スイス・アーミー・マン」もあっけにとられているうちに終わったしなあ。残念、連敗。
全56件中、41~56件目を表示