宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価
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予想以上に良かった。
伊藤健太郎君が出演してるので、時間調整で鑑賞しましたが、とても良かった。
桃井かおりさん演じる星ばぁのシーンはファンタジーなんだけど、違和感が無く受け入れられる。
桃井さん、相変わらずお綺麗ですが白髪が…まぁそ、れも素敵で、年齢に抗ってない感じがいいです。だんだん希林さんに近づいてきたなぁ~と思いました。
ひとつ屋根の下で暮らせば他人も家族
血の繋がりは関係ない。「夫婦はもともと他人」当たり前のようでその言葉にはっとさせられた。
少し前に「家族という病」という言葉が流行したように、みんな家族というものにそれぞれの悩みを抱えている。相続における血縁トラブルや一人親家庭の社会問題が広がり、離婚・再婚・事実婚・同性婚と婚姻関係の多様化も進み、拡張家族のように家族のあり方も見直される現代に、本当に大切な人と人のつながりを考えさせてくれる作品。
その家族の象徴が「屋根」なんだよね。同じ時間・空間をともにすることでその絆は築き上げられていく。でもどこが一番ではなく、いろんな色や形がありそれぞれに違った灯りがある。
藤井道人監督は、そんな温かいメッセージの映画を丁寧に優しく紡ぐ。だからこそ、ファンタジーもチープにならずにリアリティのある物語に仕上がっている。
そして「表情」と「間」をとても大事につくられている。この映画においては清原果耶の存在が欠かせない。彼女の顔のアップが印象的につづき、それだけで見事に表現している。
またストーリーの大事なポイントを敢えて描かずスローな展開なのに、突然起こす緩急で最後まで飽きさせない。そして最後に大きく表示されるタイトルがすっしりと腹落ちする。
最後に、桃井かおり演じる星ばあの染み渡る言葉を紹介する。
「やってから後悔しなさい」
「時間を気持ちよく使いなさい」
「本当に大事なものには近づいてはいけない。この距離がいい」
令和版 角川アイドル映画?
まぁ、配給、宣伝が角川さんなので、往年の
角川アイドル映画とは違いますが(笑)
というか、昭和の頃の方が面白かったし、
質高い!!
清原さんは大好きな女優さんなので、
本当に本当に期待してたんです!今作品。
出演されてる作品ほとんど観てます。
演技力、素晴らしいです。
でも、ガッカリ、、、、。
それは演出と脚本があかんと思うんです。
あのさー、不思議な人との交流が
ファンタジー、、、じゃないと思います。
あのさー、やたら主演女優のアップカット多いの
大人の事情っすか?
あのさー、後出しジャンケン脚本、つまらないん
だよね。
つばめの心情の描き方が上澄みすくってるだけ
なんだよな。
あと、星ばぁとの繋がり、描き方雑じゃない?
密になっていく過程弱い。
どーしてあんな関係性になれたんだ?
予算の、都合があるんだろうけど、
ラストを飾るあのシーン。
なぜ、そこを切り取るのか?の意味づけが弱く
盛り上がりがないんだよ。欠けるんだよ。
重要なセリフを裏付ける描き方も少ない。
こーすりゃ、感動するんでしょ?感、満載。
上から吊り下がってたアレ、申し訳ないけど
吹き出しちゃいました。
もっと、もっと、ちゃんと物語つくりましょーよ。
演出考えましょーよ。
俳優陣、女優陣、、、宝の持ち腐れ映画だよ。
残念。本当に。
清原果耶、映画初主演お疲れさま👋😃💦
ちょっと気になっていた女優の初主演と言うことで、観に行ってきました。
作品じたいはこれといって、たいしたものではないのですが。
大女優桃井かおり相手に、しっかり演じていたと思います。
これからの活躍を、期待します。
このタイトルなのが好き
この映画を観ようと思うまでは、清原果耶さん余り印象に残ってはいませんでした。
TVで好きなアーティストを答えられてて、観ようと思っている映画の主演女優ということもあり、そのアーティストを聞いてみたら、私のすごく好きな感じで、「好きな歌手と聞かれて、この歳でこのアーティストと答えるんだ。」と思ったり、歌も力みがなくていい感じに歌うな(この映画のEDの歌もよかった)と思ったりしていました。そして自分の好きな映画の一つである「ジョゼと虎と魚たち」のアニメ版の予告で声優をしてるのを聞き、普通にうまいなと感じたりしていました。
なので、映画を観るにあたり自分の中では彼女に対する基準が「結構ハードルあげてしまっている」と、どことなく感じていたのですが、そのハードルは軽く高く飛び越えていかれました。
映画冒頭はあたりでは「清原果耶グ~カワ!!」て感じでしたが、進んでいくうちに「カワイイ」というより、アンニュイ中にメリハリがある演技をする「なんともいえない表情がとてもいい」女優という感じに変わっていきました。
桃井さんとの二人芝居も無駄に力むところが見られず自然でした。桃井さんがどこかしら楽しく演技されているのでは?と感じてしまいました。
そして私にとって久々の「桃井かおり」は以前に増して「桃井かおり」で、いい味だされていました。
大女優と大器の競演をみれてとてもよかったです。
派手さはなく、しっかりと着実、物事が一歩一歩ちゃんと進んでいくような、ゆっくりとした映画なので、そこまでに至るプロセスが自然と入って来て、「ウルッ」っと来やすかったです。ゆっくりとしたリズムですが、長く感じられず、ゆるりと観れました。
内容は全く似ていませんが「何か“耳をすませば”」みたいな映画だな」と思って観ていました。
真上や俯瞰からのアングルと後半の1カット長まわしがは良かった。
それと笹川役の醍醐虎汰朗くんの生意気中坊がとっても良かった
観る前の想像よりも良かった。
清原果耶さんの初主演と言うことで、アップで捉えて彼女の魅力を存分に愛でるような作品かなぁー。
と、思ってました。
(まー、それでも良いや。と思い観たんですが、)
だがしかし、いざ観てみたら思いの外に、作品の映像の雰囲気も話の展開も何ていうか ちょうど良い塩梅 で
自分の好きなタイプの映画でした。
(チョット気になる部分もあったけど😁)
もちろん、主演の清原果耶さんが主人公なので、出演シーンも多く、彼女を愛でる映画と言えるのかも知れませんが、彼女以外のキャストの方々の演技も素晴らしく。
キャストの方々の演技力があるからこそ、ちょうど良い塩梅な話と雰囲気が成り立っている映画だなと感じました。
皆さん書かれているように感動するシーンもあり観て良かった映画です😀
個人的には、坂井真紀さんに感情を動かされました。
つばめちゃんの姿に心を打たれます。
良かった点はつばめちゃんが人と向き合っていく姿が見られたところ。時に人から行動の理由をもらったり、時に自ら行動したりしながら、自分の周りの人たちとの関係を紡いでいく姿に心を打たれました。自分は家族との関係をうまく築けたとは言えない身なので、その部分は思わず涙が浮かびました。
人間関係と向き合っていく彼女の成長がこの話のメインだと思うので、ファンタジーな部分はなくても良かったのかなとも思います。
かなり個人的な感想になると、最後のシーンはとても粋な演出に見えました!
何度も自然に涙が溢れました
観ている人に気づかせるように作られているなと感じた。考えるところが多くて個人的に好きでした。
星ばあのネーミングの所は少しなぜ?と違和感はありましたが、共感できたり感動しました。
もう一度観てみたいと思える作品で素晴らしかったです。
素敵な作品
なんといっても清原果耶ちゃんが素敵だった。思春期の少女の心の揺れや複雑さ、素直さを完璧に表現できていた。今時、純粋さや透明感をしっかり出せる女優さんって少ないと思う。今年は色んな映画作品には出演してるから次の作品も楽しみ。
この作品自体も素敵でした。核家族化していっている現代、若い子とおばあちゃん世代が関わることが少なくなっています。わたしは小さい頃に祖父母を亡くしてるから、つばめと星ばぁのやりとりをみながらすごく羨ましいなと感じました。祖父母とはたまに会うくらいだったし、小さい頃は人見知りだったからしっかりと祖父母と話した記憶がない。もっと色んなことを話したかったな、この映画をみながらそんなことを思ってました。
若い子とおばあちゃん世代が色んなことを話したり、一緒に過ごすことでお互いが影響し合い、色んなことが学べるはず。もっともっとこの世代達の交流が増えていってほしい。
この世界観嫌いじゃない
桃井さん、素晴らしい。男たちの旅路から見てるけど、上手いよね。
実年齢は婆でもおかしくないのだろうけど、肌も歯もキレイで、老けメイクしてる感じです。
この大女優と渡り合った清原さん。
大きな鼻が大画面映えします。
歌声も清々しいです。
これから大活躍してください。
原作読んでないですが、説明的なセリフが少なくても、ちゃんと話の流れが入ってくるのは、脚本が良いのかな。
星空とクラゲに癒された。。。
悩みを抱えた中学生と、空を飛ぶ星ばあの不思議な物語。
父と継母の間に子供が生まれることで自分の居場所を奪われるような。
学校で元カレとの変な噂を立てられ、学校も居心地が悪く。
唯一の一人の時間を楽しむための書道教室のビルの屋上には謎の老婆が現れて。
家にも学校にも居心地が悪いってかわいそう。。。
最初は距離を取っていた星ばあ(確かにズケズケ物事言うし、空は飛ぶし怪しいわ)に心を開き、
手助けされながら成長していく姿はよかった。
ひどいことを言ってしまった継母に、生まれてくる子用の靴下をプレゼントして謝るシーン、
そして、最後の糸電話のシーン。
すごくすごく感動しました。
映像は全体的にきれいで、星空とクラゲは本当に癒されました。
なんで2005年スタート?っていう謎だったけど、
最終的にあー、こういう葛藤を乗り越えての2020年なんだな。って
実母の血を完全に継ぎましたね。
ひばりの描く水墨画、個人的に好きです。
でも、中学生の設定は少し無理を感じました。
いくら今の中学生が大人びているとはいえ・・・。
ましてや、中学で謹慎?(停学?どっちだったか忘れたけど)
伊藤健太郎さん、いろいろな映画やドラマに引っ張りだこですが、今作も安定のかっこよさでした。
親子関係に深酷な問題を抱えている観客専用の映画なのかも。
ストーリーは、高校の文化祭の出し物でよく似た話を見かけるような、そんな低水準の、中身の薄い話です。
たまたま私の両隣に座っていた人たちが泣いている気配を感じましたが、それはおそらく、この作品が、親子関係に問題を抱える観客が自分を投影して涙を流させる構造の映画だったからだと思いました。
鑑賞後だからこそ,タイトルがバッチリ&ピッタリじゃん?
いつも勝手な事ばかり言わして貰う。
映画作品って非現実な世界観を創れるから面白い訳であり…。
この作品は観終わってからこそ,本当に其れ相応なタイトルだと感じさせられた‼️
理想
まずなんと言っても監督の作る映像美に圧倒された。
陽の光を上手く使い主人公の街に住みたいと思わせる。
家の壁がやたら真っ白だったのも清潔感溢れる理想の街といった具合でgood。
加えて特筆すべきなのが演者達の瑞々しさ。
この瑞々しさによって、リアルとファンタジーのちょうど中間にある物語がとても魅力的に伝わってきた。
心を浄化させたい時にみたい一作。
キヨマーだって若い頃はピュアだった
2020年映画館鑑賞78作品目
原作未読
テーマはたぶん家族愛
伊藤健太郎目的
彼の目も彼の顔つきも好み
順調に売れているようで嬉しい
ときおり幻想的
くらげといえば海月姫を思い出す
主演は清原果耶
今回映画初主演らしい
彼女が清原果耶か
清原和博の娘ではない
美人なタイプではないしかわいいタイプでもないしブスかといえばそうでもない
その点では多部未華子に近いかもしれない
前髪の長さは顔のサイズにコンプレックスがあるからだろうか
岩崎宏美がそうだった
おでこを出しているときもあるので違うだろうが
坂井真紀水野美紀は出るが酒井美紀は出ないしカルーセル麻紀も水野真紀も出ない
坂井真紀がヒロインのママで継母
暴言を吐いたつばめに後日謝罪されるわけだが心温まる言葉にママは涙を流し観てるおじさんまでもらい泣き
ヒロインのパパを演じるのは吉岡秀隆
歳を重ねても不変の情けない声質と独特の表情は大好物
習字の先生を演じる山中崇がうざい
自信満々に意気揚々と筆を走らせていれば視線も話しかけるのもどうってことないんだろうけど
星ばあを演じた桃井かおりがとにかくすごかった
枯れた芝居もできる円熟味
最後に踊るシーンが良かった
ポスト樹木希林
エンドロールの歌も清原果耶
Coccoが作詞作曲プロデュース
わりと上手
あとパパが娘にビンタするのでなく手のひらを娘の頭の上に置いてなるべく優しい口調で叱るシーンは色々な意味で良かった
暖かい映画
ここ最近で観た映画の中でも、心に残った作品だった。個人的には、青くて痛くて脆い(これも素晴らしい映画だった)と少し似ている気がした。結末や、印象は全く違うが、最初主人公は同じように疎外感を抱いている。しかし、周囲の人間たちの違いで、前向きになれるか、闇に堕ちていくのかが決まるのだと思う。こちらの作品は、人間の持ち合わせている優しい暖かさのようなものを存分に感じられると思う。また忘れた頃に見返したい作品だ。
また、役者陣も素晴らしく、主演の清原果耶さんは若くして安定していて、かつ、他の女優にはできないであろう表情も心に響いた。やはり、アミューズ の俳優は演技力が高くて安心できる。桃井かおりさんも、そもそも存在自体がファンタジーで作品の雰囲気によく合っていたと思う。その他の役者さんも素晴らしい演技だったが、個人的なMVPは醍醐虎汰朗くんだと思った。あんなに細かい仕草で表現できる役者だったとは驚いた。
本当に観てよかった作品だったし、これからも多くの人に観てほしいと思う。
taste good
正直言って、予告編を観ても余り興味は湧かなかった。
じじいが観るような映画ではないと思った。
だが、たまたま空いた時間、
それを埋めるのにタイミングのいい映画、
それがこれだった。
レビューも悪くないしね。
だが、今回ばかりは直感が正しかったようだ。
大いに物足りなかった。
一見、確かに良さげだ。
おそらく、おそらくだけれど、
思春期のちょっとだけ複雑な家庭にいる少女の揺らめきを、
的確に表現しているのだろう。
だが、じじいたる私にはそこにシンパシーは持てなかった。
それを補強する役であろう星ばあの言葉も、
心に全く響かなかった。
となると、ストーリー性に乏しい本作は退屈なだけだった。
星ばあが樹木希林だったらとか思わないわけではないが、
本質はそこではあるまい。
一緒に観ていたのはじじばばばかりだったが、
彼ら、彼女らの心は動いたのだろうか。
知らんけど。
素敵な雰囲気
清原果耶、初主演ですかーとは思えない素敵な演技でした。中学生らしいかわいさ。さすがすぎる桃井かおりとともに素敵なファンタジー感でしたね。
新しく産まれてくる赤ちゃんへの複雑な気持ち、星ばぁの孫への思い、姉を思う気持ちetc、家族愛のいろいろが出てきてキュンとしました。こういうの最近弱いですね。吉岡秀隆年取ったなぁ。。いつ見ても優しい顔。
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