宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価
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ふぇ〜
時間は気持ちよく使え。
全くその通りだ。後悔は行動してからしろ。この言葉にも繋がってくる。様々な悩みがある中学生ツバメ(清原果耶さん)が星ばぁ(桃井かおりさん)と一緒に過ごしていくうちに何が大切か、何をすべきか、それを実感し学び成長していく姿に心を打たれた。難しい事は何もない。家族を大事にし、時間を気持ちよく使い、後悔は行動してからすればよい。そしてホオズキを枯らさない事だ。
ツバメと星ばぁのギブアンドテイクの世界でもあった。星ばぁに何かをしてもらったら今度はツバメがお返しをし。そんな関係が観ていて心地よくもあった。
まさかの人間関係も織り交ぜられていて、観応えはあると思う。
水墨画のように淡い作品でしたなぁ〜。
なんと言っても果耶ちゃんの演技が本当に好き。時々ある鼻より下だけの演技も様になるし、「なってみればいいじゃん、、、」と呟いた瞬間心を撃ち抜かれた。思春期ならではの女の子を演じきっていて最高だった。もう既に大活躍だが、これからの活躍も期待大だ。
醍醐くん(笹川誠役)は天気の子での役もよかったのはもちろんだが、今作のようなちょっとやんちゃな学生もハマっていていいと思う。
まあ、桃井さんはさすがですって感じですね。
気になってる方、後悔はしないと思います。観ないで後悔するより観てから後悔する方がいいです。
後悔は行動してからしろ。
映画館に行こう!
原作ファンです! 絶対に映画館で見るって決めてた☆彡
17年前の思春期小説。この原作がとても好きなので、映画化を知った時は、えっ今頃??と驚きました。そして主題歌がCoccoと知り、ぜひ映画館に行かなくちゃ!と決めていました。誰もいない一人きりの映画館で鑑賞!(笑)
雰囲気は、いい感じ。さわやかで 少し淋しくて、ほんのり心あたたまる話。
ただ、原作ファンとしては、ん~…満足ってわけではないな。
小説では、登場人物一人一人すべての個性が鮮やかに立っていて、感情の機微が強く伝わってきました。思春期の少女の微妙な心の揺れ動きが、この話の肝心なところ。でも映像化したら、言葉で説明しない分(モノローグは無し、やや寡黙な感じ)、映像の雰囲気に頼る感じで、ちょっとありきたり~なほのぼの話になってしまった気がします。原作ファンじゃない人の方が、すんなりと楽しめるのかも。
主人公の少女つばめの、ちょっと寂しさを抱えた静かな透明感は、この女優に似合っていて好感です。でも映画ではあまり中学生ぽくは見えない気も。まじめで落ち着いた雰囲気は原作と同じだけれど、大人びて時々周囲のにぎやかさにうまく混じれない一方、時折うっかり子供っぽい幼い行動をしてしまった自分に恥ずかしくなり苛立ちを抱えたり、くるくる変わる感情を自分でうまく扱えずにもてあます、言葉にしないけど心の中には色々な感情があふれてる「14歳って、とても不便だ」なようすが原作では詳しく描かれ、読む側は、思春期の頃を思い出して共感したり、あいたたた…とほほえましく感じたりするのですが、映画のほうは淡々としすぎて「思春期の少女」の綺麗なイメージだけを優先して描き、つばめという人物の個性や思春期の説得力が薄まってたな。
主人公が出会う、変わり者の「星ばあ」。原作ではもっと、鼻つまみ者な感じ(笑)口悪く辛辣な言葉でつばめを半泣きな気持ちにすらさせる出会いだったけれど、映画ではソフトでした。文字だけで読んでた時、私の頭の映像の中では、たぶん樹木希林イメージ。目をぎょろっとしたり、にらんだり、にやっとしたり、大声で笑ったり、ちょっとうるさくてわずらわしいほど個性が強いおばあちゃんでした。「アイツは殺しても死なない!(笑)」って笑い飛ばせてしまうほどアクの強いキャラだからこそ、いざ孫のマコト君と会う時に気弱になってしまう姿が妙で、ひとにはそれほどまで壊したくない大切なものがあるんだなと感じられるし、いなくなってしまった後に切なさがおしよせてくるんだけれど…。実写映画の桃井かおりも悪くはないけど、ちょっと風変わりな程度でキャラが弱く、インパクトには欠けました。それが、レビューでよく言われてる「ファンタジー要素がちょっと…入り込めない人もいる」原因にもつながったと思います。
だって原作の星ばあの性格なら、平気ででまかせや嘘も言う口達者な人だから、「空を飛べる」と言い張っても、つばめは「もー、星ばあってばまた言ってる。そこまで言うなら飛んで見せてよ?」くらいにとらえていて、でも最後の方は信じてみたい気持ちになったりする感じが、普通にリアルです。この映画ではそういう雰囲気じゃなく、中学生にもなってつばめはそのまま信じちゃってるみたいだし…現実世界に妙にファンタジーが混じっちゃってる感じは否めません。その感覚に共感できず苦手と感じてしまう人はいるんだろうな~。
映像で惜しかった場面は、夢の中で、くらげにつかまって空中遊泳して、星ばあとすれちがう場面。ふわふわした浮遊感が全然無く、不自然な硬い動きが、夢の中っていう設定でも説得力が微妙でした。そもそもこの話は、現実の日常生活の中で「…あれ?夢だったの?」と境目があいまいになるとこが絶妙なのだけど、映画化ではそこがうまくいかず、妙にファンタジー色が目立ってしまってたかな。
映画化では時間削減のためか、とおるくんの彼女の存在は消されているなど、ちょこちょこ原作との違いがあります。これはこれで話は成立してるし、登場人物の性格は特に変えられたりはしていないから、まあよいのですが。しかし、感情の機微が肝心なこの話において、印象的なモノローグや、登場人物の個性や魅力をきわだたせるエピソードが削られ、行動が変えられ別の感情が描かれてるのは、ちょっと期待はずれでした。時間削減しながらつじつま合わせの為に行動を変えても、話は流れるけれど、その人物の性格や感情がいまいち伝わらない行動になってたら、意味ないのでは。
彼女の存在が描かれることで、つばめの幼い淡い恋心が、大学生のとおるくんに届かなくてもどかしい感情や、背伸びしたいのにできないはずかしさ、淡い焼きもちなどがちゃんと伝わるのにな。屋根さがしのために、けが人のとおるくんと一緒に毎日毎日炎天下を長距離歩き回るのは…酷。映画版のつばめは、つばめらしくないな。普通はあんなことしないと思う。好きな人なら心配だし、もっといたわるでしょ。原作の「好きな人のために自分が何もできなくても、とおるくんが苦しんでるなら、私も静かに夏休みをすごしたい、会えなくても同じ町の中にいたい」と一人静かにストイックに時間をすごす切なさが、つばめの芯の強さやけなげで純粋な恋心を表していて、好感がもてたんだけどなぁ。まことの登場場面も不自然に変えられ、ご都合主義に感じました。
特に残念だった点
父が「実の母がつばめを引き取りたいと来た時、今の母親が断固反対したことがあった」と打ち明ける場面。母がちょっと破天荒なほど感情をぶつけてつばめを守ろうとしたエピソード、「ええッまじ?汗」と驚き、思わず笑えちゃって、『家族って、どの家の家族もみんな、色々ある。普通の家庭って、なに? 普通なんて、なんだっていいじゃない。血のつながらない家族だって、こんなに愛あふれるんだよ。』ってことが伝わってきて、大好きなエピソード。ギャグまじりだからこそ感動が深まる場面。なんだけど、映画では、その状況説明の父のセリフが全部削られ、最後のつばめのセリフはそのまま「ママ、やるなぁ」←いや何を?説明きいてないのにそのセリフ出てくるわけ…。
こんな風にたくさんのセリフを削られて、ただ表情や雰囲気だけで伝えようとした場面がたくさんあるんだけど、かなり薄味~でありきたりな、ただの「いい話」風になってました。悪くないけど、2回見ようとは思わない、たいして印象に残らない映画になっちゃってたな…。
ごめん、原作ファンってやっぱり、そう感じちゃうこと多いですよね。
原作を超える映画化って、なかなか見かけること少ないものですよね。一人で書かれた文字だけじゃなく、何百人もの人達が映像も言葉も音楽も総動員して映画化してるのにな…。
最大の残念な点!
原作に無い、映画オリジナル場面。実の母に会いに行ったのに娘だと全然気づいてくれなかった場面、やりきれない…。そんなにたくさん会話してるのに何故全然気づかないの?(泣)母親なら気づくはず、なんていう、よくあるお涙頂戴話に出てくる、血の繋がりをミラクルファンタジーに信じるものなんかじゃなくて。(そんなの、この話のテーマと正反対!)この映画は登場人物の感情と行動に、全然つじつまがあわない、理解できない!
だって、つばめが見つめていた3羽のつばめの親子の絵…(尾の形、つばめですよね?)母はすぐに笑顔でお客のつばめに声をかけ「この絵、10年くらい前に描いたものなの、気に入ってくれて嬉しいわ、あなたみたいに若い方が来てくれるなんて珍しい」と喜びます。「10年くらい前に描いた」と瞬時に言えるほどはっきりと覚えている画家本人が、娘と同じ名の「つばめ」の3人家族(自分の家庭と同じ)を描いた時にどんな気持ちだったか、どんな思いをこめて描いたか、思い出さないはずがありません。今14歳のつばめが4歳の頃に描いた絵。2歳で娘を置いて離れ…父は1人で育てられず再婚。離れたら彼女はやっぱり恋しくなり娘を取り戻しに訪れた頃でしょう。そして、つばめを可愛がる継母に激しく断られ意気消沈、家庭を捨ててまで自分の道を選んだ事を後悔したかも。ちょうどその頃に描いた絵を、簡単に忘れられるわけがない。たとえ今は「東京で新しい家族と幸せに暮らしている」としても。この絵を未だに大事に飾ってるのなら、その絵をじっと見つめて何か言いたげに挙動不審にしてるつばめとあれほど会話しながら、「こんな若いお客さん珍しい…中学生くらいかしら、そう、あの子と同じ年頃かしら…」と思わない方がおかしいです。長年会っていないとしても、この絵を自ら飾っているくせに、「つばめ」というキーワードから「この子…なぜそんな顔で私を見つめるの?…あら、この子の顔立ち…え、もしかして」と感じない方がおかしいです。もしも新しい家庭のことで心がいっぱいで、つばめのことを忘れているなら、あの絵を飾り「10年前に描いた」と瞬時に言えるのはおかしい。不自然すぎです。むしろ、昔捨てた娘を思って描いた絵なんか、封印して二度と見ないとか捨てるとかして、新しい家族と幸せになろうとした結果、今のつばめに会っても気づかない、というのならわかります。しかし、その絵をポストカードにまでしてるなんて、つまり代表作なんですよね、よほど有名な売れっ子でもなけりゃ、代表作だけしかグッズ化しません。10年も描き続けていれば相当多数の作品があるだろうに、他の作品を差し置いて特別な一作なんですよね?「つばめ=昔捨てた娘」を思って描いた絵が。新しい家族と幸せに見えても、つばめの秘密をずっと抱えてる証拠。それなのにあの行動はすべて不可解すぎです。映画で母の名は、えり子から「ひばり」と変えられ、娘つばめとの繋がりをより強調させる演出なのに。つばめと名付けたのは母では?と並々ならぬ思い入れ背景を感じる名なのに。母の心情が全く伝わってきません。登場人物それぞれの心の揺れ動きという、この作品の一番重要な醍醐味なんて無視して、ただ主人公が泣くクライマックスを作りたいがために無理やりこじつけた脚本に感じます。
ラストの2020年、つばめが大人になり、描いた水墨画の展覧会を書道教室の先生が笑顔で見る場面は、ほっこりして良かったけど、けど…すごく感動とは思えません。実の母との再会があんなにつらいものだったのに、その母と全く同じ道に、まっすぐ進む??説得力に欠けます。 14歳の夏、本当に色々な出来事があって忘れられない夏の記憶になったはず。素敵な思い出だけじゃなく、トラウマな記憶だってあるはず。あの母との再会は、良い思い出になんかなったと思う?? 書道教室に通いはじめたきっかけは、もう会えない母が自分と父を捨ててまで選んだ書道のことを知ってみたかったから…そんな理由を両親には言えず胸に隠したまま「けっこうおもしろいよ」と笑顔を作って見せてたつばめ。(でも、何も言わなくても、実は両親は気づいてたのが、愛…。血はつながってなくてもね。)そんな繊細なつばめが、あのつらい再会を経てさえも、母と同じ職業を選ぶほどあの母にようになりたくてしょうがない?それとも、きっぱりと母のことをふっ切り、純粋に水墨画を大好きになる?狭い業界、絶対に母と否応なく比較されたり会ったりするのに?それを乗り越えてまで、完全に同じ職業を選ぶ?絵はお世辞にも上手とは言えないほどの腕前だったつばめが若くして成功するほど、がむしゃらに母と同じ道を突き進むの?どんな気持ちで??
映画版では、登場人物の行動に、共感や納得ができません…。原作の方はみんな個性的で魅力的で鮮やかなのに。もしかして監督、シナリオの流れのためにご都合主義優先で、登場人物の感情をちゃんと考えてないのでは?行動原理がほとんど破綻してると感じます。
ごめん、評価★2とか1に下げるべきかも…。人物の感情が伝わってきません!原作ファンだから気になるだけ?映画だけを見た方、雰囲気に流されず純粋に話をきちんと考えた時に、違和感を感じませんか??あの登場人物たちの行動原理を理解して説明できる人います?
でも映画ラスト、Coccoの作った主題歌、主演女優が歌う、あの歌はよかったな~。涼やかで、しんみりと心に響いて綺麗だったな。
ハートフル・ファンタジー
ゆったりとした映像の中で繰り広げられるお芝居を楽しむ作品。
特に、つばめと星ばあとママの三人の女性の涙のシーンは、それぞれがこの映画の見せ場だ。
観るものは、三様の背景を想って、否応なしに共感の涙を誘われる。
きら星の如く存在する屋根の下で、様々に営まれる家族の物語。
ミニマムな社会である家族の中に横たわる暴力や複雑な家族関係をスパイス的に描く事で、人の持つ良心がかえって浮かび上がってくる。
前作とは異なる題材を用いながら、藤井監督の描きたいものは、同じ「人の良心を信じる」ということなのではないかと思いを巡らせながら、エンドロールでは清原果那の歌声が気持ち良く胸に流れてきた。
撮影当時、16,7歳だったと思われる清原果那扮する14歳の大石つばめは、違和感のない存在感で、その表情を追うことが停められない。
この娘は、映像の申し子ではないかと思うほど、これからの活躍が楽しみな女優さんである。
それから、エンドロール前の、2020の東京のとあるギャラリーに掲げられた水墨画たちを、かつての書道の先生が眺め行き着いた所には、水墨画なのに色がつけられた屋根の数々を、つばめと星ばあが見渡している一枚にフォーカスしていく演出には、そこに表れないが、成人したつばめの姿や、書道の先生の今の家族を想像する楽しさが残されていて、それこそが映画的楽しみなのだということを改めて思い起こさせてもらえたのであった(了)
やさしい映画
この映画を一言で表すなら、やさしい映画だなと。
優しいではなくて、やさしいって感じ、どこか柔らかい様な。
それで、この映画はなんといっても清原果耶さんですよね。
清原さん、『愛唄』の屋上のシーンで凄い女優さんだと思い知らされたんです。
当然、初主演のこの映画の期待は大きくなります。
そしてやっぱり良い。特に良いと思ったのが、涙の温度。
温かい涙を流すシーンでは、涙にぬくもりが有る様な気にしっかりさせてくれるんです。
いや、清原さんだけじゃなくて坂井さんの涙も温かかったな。
吉岡さんは相変わらずやさしい感じ、山中さんはほのぼのとした感じで、この映画を温めてくれたかな。
そして桃井さん、桃井さんらしさはしっかり出しつつ、桃井さんらしくない人間臭さが出ていた気がします。
だからでしょうか、不思議な星ばあの設定が割りと自然に感じました。
役者さん達の雰囲気が、映画をやさしく感じさせた一因だと思います。
ちょっと話が変わるんですけど、途中にホオズキ出てきましたね。
中田永一さんの『百瀬、こっちを向いて。』を読んだ事有る人なら知っていると思いますが、ホオズキの花言葉ってあまり良くないんですよね。
この映画でも、その件に関しては良くない結果になりましたね。
それで気になって調べてみたんです、有るんですね花言葉だけじゃなくて鳥言葉。
ツバメの鳥言葉 幸福の予感
宇宙でいちばんきれいな鼻
はい。ようこそ私の馬鹿なレビューに!
さて?どうしようかな?コメディだと多少ふざけてもOKかと思うんですよ。でもね、これを笑いに変換していいのでしょうか?うん。だめかな。だめよ〜だめ!だめ!
こらーー❗️寒いよ❗️
タイトルも長いねー。なんか「世界でいちばん暑い夏」を思い出しました。プリプリの名曲だね。
この映画は京王線の聖蹟桜ヶ丘(せいせきさくらがおか)がロケ地です。
嗚呼、聖蹟桜ヶ丘!憧れの地!いや行った事はないんです。東京の東のはしの方の住人にとっては遥かな世界です。ガンダーラみたいに。
昔、森村誠一の小説を読んでいた時、こんな件(くだり).が有りました。
主人公のサラリーマンが会社に行くのに嫌気がさします。そこで会社をサボる事にします。どこか、しがらみのない所に行きたい。
駅で電車の行き先のボードを見上げて思案します。ある駅名が目に留まります。その名は・・・
聖蹟桜ヶ丘。
そのロマンチックな響きに心を奪われ、行った事のないその地に行きます。ミステリーなんでそこから事件が起こります。しかし・・・
内容もタイトルも忘れちゃった。調べてもわからん。まあ本筋とは関係ない所が心に留まっちゃう。よくあるよね。私の馬鹿レビューでも、あっ❓そこに反応しましたか?って事、結構あるもん。ありがたくって泣いちゃうよ。
いや映画を観ている時はロケ地は知らなかったんですよ。でもあれ?既視感(デジャヴ)
知ってる。ここ知ってる。どうも色々ロケ地で使われている。ただ・・・あの映画だ。
「 耳をすませば」
大好きなんですよ。全部。図書カード。絶妙な高低差。カントリーロード。バイオリン。浮遊感。自転車。
そういえば「耳をすませば」も中学生の青春を描いていましたね。
「 世界でいちばんあかるい屋根」のロケハンも相当にこだわっていますね。微妙な高低差を上手に活用しています。そして、ここぞのドローン。ビルの屋上からの風景。星☆。雲☁️。家並み。そして再度のドローン。
もちろんCGを使っているのはわかってます。でも、でも、でも、そんなの関係ねえ‼️
ストーリーは青春映画でありファンタジー映画であり、なにより清原果耶の初主演映画です。
おそらく世間では朝ドラ、「なつぞら」の千遥役で認知されましたが、私は2015年の朝ドラ、あさがきたの、ふゆ役から大注目していました。なんて目力のある女優なんだ❗️睨まれたら私は泣いちゃうよ。
しかし今回の映画を観て違う美しさを発見しました。横顔(プロフィール)。鼻の形が素晴らしい。
そういえば「鴨川ホルモー」の阿部も鼻の形フェチだったなあ。マドンナの京子ちゃんの鼻の形にイチコロ。映画版では芦名星さんが演じました。本当に鼻の形が綺麗でした。・・・いや、本当に泣いちゃう・・・
清原果耶も鼻の形がパーフェクト!鼻の先端から顎までのEラインも最高。何時間でも見ていたい!
捕まるから‼️
「三月のライオン」「ちはやふる 結び」も良かったですが、いかんせん脇役です。今回は完全に主役です。「さよならモネ」で朝ドラの主役も決まりました。快進撃はまだまだ続きます。♩ビクトリー ロード この道 いけば・・・
藤井監督は裏設定をがっちり作るらしいです。
つばめはスピッツの大ファンと言う設定らしいです。いや映画の中では全く触れられていませんけどね。
君が想い出になる前にと言う曲の一節を思い出しました。
♩追い求めた影も光りも 消え去り 今はただ
君の耳と鼻の形が愛しい
是非映画館での鑑賞をお勧めします。ブラウン管じゃ見れない景色が見れます。
いや今時ブラウン管のテレビなんてねえよ‼️
また長くなってしまいました。このへんで・・・
ドローンさせて貰います。🤞(昭和か!)
読んで頂きありがとうございました。
綺麗な映画でした。
正直めちゃめちゃいい映画でした。原作読んでないのですが特に分からない所な見終わりました。
画面いっぱいに広がる夜空もとても綺麗だったし星ばぁを通して成長していく主人公に自分を置き換えながらみてました。
果耶ちゃんの瑞々しい表情をとらえた朱玉のファンタジー
藤井道人 x 清原果耶!
藤井監督の傑作『デイアンドナイト』で孤独な佇まいの高校生を演じ強烈な印象を残した果耶ちゃん。今作では主人公・14歳のごく普通の女の子・つばめを演じた。
つばめが通う書道教室の屋上での桃井かおり演じる空飛ぶ老婆・星ばあとの語らいが実に心地よい。
実在することのない星ばあとの触れ合いにより、彼女が抱える悩みから解放されていった。観る私の心までが浄化されていくような不思議な感覚があった。
そう、これは果耶ちゃんの瑞々しい表情をとらえた朱玉のファンタジー。今年の日本映画のベストの一本だろう。
みんなに見てほしい!
ファンタジー的な部分で理解しにくいところはあったけど、それ以上に良かった。いっぱい泣けた!
清原果耶さんがすごくいい!彼女が泣くシーンがたくさんあって、全部その涙の意味が違って、違うのがちゃんと伝わって、すごい女優さんだと思った。
清原果耶の最高のプロモーション映画。
清原果耶さんの魅力がぎゅっと詰まった、みんなが彼女を好きになってしまうような、良い意味で清原果耶さんのPR動画みたいな作品。最後に流れる主題歌も含めて。
あの透明感。繊細な感情表現。朝ドラヒロインもますます楽しみ!
ちょっとジブリ映画みたいな?不思議な世界観&ストーリーだけど、桃井かおりをはじめ上手な俳優陣の力で成立している。
屋根がある景色が美しく
色々な人物がうまく繋がる。なるほどと納得してしまうストーリー展開。ひばりとつばめはそうだよね。
家族愛にひたすら感動する良いお話。星バァの存在感はすごい。
清原果耶ちゃんの演技力は観ていて気持ちいい。役柄の良さを引き出す演技というべきでしょう。
是非映画館で🎦
主演の二人が絶妙!
恋や家族に悩む少女が、不思議なおばあさんとの交流を通して成長する物語。正直そこまで観たいとは思わず、他に観たい作品もなかったので、軽い気持ちで鑑賞してきましたが、ファンタジックで心温まる、なかなかよい作品でした。
主演の清原果耶さんは、テレビドラマで何度か見かけたことがあり、気になる女優の一人です。その時から感じていたのは、若手ながら、女優としての貫禄さえ漂うような堂々とした演技です。本作でもその実力は遺憾なく発揮され、主人公のつばめを自然体で等身大で演じ、観る者の共感を誘います。
共演の桃井かおりさんは、久々に拝見しました。役柄とはいえ、かつての妖艶な魅力とは程遠い、おばあちゃんになってて驚きました。しかも、その図々しく、口の悪い年寄りぶりと、どこか得体の知れない雰囲気がなかなかよかったです。
この二人の交流を軸として物語は進み、つばめも星ばあも今の自分から一歩踏み出して、家族との絆を強くしていく展開に、自然と胸が熱くなります。家族であろうとなかろうと、血のつながりがあろうとなかろうと、一緒に時間を重ねることの大切さを感じました。それは、つばめと星ばあにとっても、同じことだったとだと思います。
できれば、つばめと星ばあのやりとりをもう少し見たかったし、星ばあの含蓄のある言葉をもっと聞きたかったです。
清原果耶のピュアさに感服
皆さんも書かれていますし、TVドラマ「透明なゆりかご」でも分かるように、清原果耶の高い演技力とその透明感溢れるキャラクターが、この作品でも十分に味わえて満足です。
正直言って、桃井かおり演じるところの「星ばあ」に最初は何処かしら違和感がありましたが、そこを受け入れる事が出来さえすればこの映画は傑作となります。
おそらく清原果耶の代表作になるかもしれませんね。
それにしても、今は亡き樹木希林さんのポジションのような役柄に、あの桃井かおりさんがスッと収まるとは思いもよらなかったなぁ…さすがです。
家族や好きな人に対する愛情を思いだした。
まっすぐで繊細な年頃の主人公とひょうひょうとした星ばあの紡ぐ幸せな愛情のおはなし。
主人公のつばめほど若くもなく、星ばあほど年をとってるわけでもない私は周りの人に対する純粋な愛情をフッと思い出すことができた。
慌ただしい生活の中で失いそうになるシンプルな気持ち、人の根本的な気持ちに触れたい方は是非。
主人公を演じる清原伽耶さんと星ばあを演じる桃井かおりさんのやり取りはほっこりするし、清原伽耶さんの真っ直ぐな目には吸い込まれそうになる。
妹の名前は”つぐみ”か”すずめ”がいいな♪
視点を変えると景色は違って見えるよ、というお話でした。
オープニングのCAST紹介で、
MAKI SAKAI
MIKI MIZUNO
って、えっ?ウケ狙い?・・・ではありませんでした。ぴったりの配役。どの出演者も、役にピッタリで気持ちよく観られます。もちろん演技が良かったからでしょう。
若い人には、まずは一歩踏み出してごらん、と優しく背中を押してくれる、大人には、酷暑をしばし忘れさせてくれる一服の清涼剤、いや一杯の清涼飲料水のような映画です。
若者が年長者から学ぶこと
今注目の女優、清原果耶さん初主演作品。
家族や好きな人への想いで悩む普通の女子中学生の話に、桃井薫さん演じる星ばあという少しのファンタジー。
自分だけの憩いの場に突然現れた見知らぬお婆さんに悩みなんて話す?と最初は思ったけれど、「星ばあ相手だったら話しちゃうでしょ」と思わざるおえない程、桃井さんが素晴らしかった。
清原さんも14歳という難しい歳頃の女の子がばっちりハマっていて、演技ではないのだけれど横顔がまあ見惚れてしまう。
伊藤健太郎さんや山中崇さん、この作品に出演されたキャストさんの代わりは誰1人としては考えられなかったと思います。
脚本においては台詞のセンスがとても好きでした。
好きな人への手紙を書いたのを普通だったら「夏の所為」とすると思うのだけれど、「夜の所為」と言ったり、
「時間は有効に使え」ではなく「気持ちよく使え」だったり。
言葉による表現で心を掴まれましたね 笑
この人の言うことは間違い無いんだろうなと思う人っていますよね。
この作品では、星ばあと習字の先生がそうかなと僕は思いました。
根拠はないのだけれど、そう感じてしまう。
それってその人の歳の重ね方なんだろうなと。
少しずつ積み上げて来たものがその人の雰囲気となり、行動や言葉に力を持たせるんでしょうね。
本編が終わりエンドロールとともに主題歌が流れて来て、いい歌だなと思って聴いていたら、清原さんご自身が歌われていたんですね 笑
とても綺麗な声で松崎ナオさんのようでした。
最後に気になったのが産まれた妹の名前!
何だったんだろうな〜?
すずめ?とよ?くらげ?笑
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