宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価
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ほどよい透明感とそこにバランスの良い色付 それが出来た作品でした。...
ほどよい透明感とそこにバランスの良い色付
それが出来た作品でした。
前半は盛り上がりに欠けたけど、後半でそれの説明と回収もされていて
思春期にありがちな空虚を昇華させていた。
全体で良く纏まっている。
そして役者さんも素晴らしい
ただ、ひとつだけ
山中さんが演じる書道の牛山先生は全部知っていたんだろうか
もう一回見直してみようと思います
作品の色味が素敵
雰囲気でもたせる
新聞記者という映画で、面白いな──と思ったのは映画ではなくwikiにあった以下の一文だった。
『監督の藤井道人は、企画を持ちかけられた当時、新聞も読むタイプの人間ではなく、政治にも無関心だったために自信がなく、オファーを2回断っている。』
(ウィキペディア「新聞記者(映画)」より)
オファーを2回断った──ということは、3回目で承諾した、ということだ。
いったいなぜ、この映画(新聞記者)の製作陣営は、藤井道人氏にしつこく3回も打診したんだろう?
わたしの勝手な/個人的な想像は、この話に実体がまるでないから──である。
この原案を書いた新聞記者氏はいわばドンキホーテであり、風車に出くわすたび、それを巨人だと思い込んで、全力で突撃し(官房長官に何十回も質問するだけなんだが)跳ね返される。(官房長官が疲れてしまうだけなんだが)
かのじょは、この平和な日本に住み、叫び声も爆弾も降ってこない、安全な住居で、毎日お腹いっぱい食べて、毎晩子鹿のように安らかな眠りを眠っている──にもかかわらず、じぶんは圧政と戦っているヒロインだと、ひとり合点している──わけである。
そんなサイコパスな妄想記者が、平和な日本を危険きわまりない場所だと告発した映画が「新聞記者」だった。世界で一二を争える犯罪の少ない国を、である。信じられますか?
そんな話に実体なんかあるわけがない。
実体がない話だから、雰囲気/空気感/描写で持って行けるタイプの叙情型映画監督を充てたかった。だから3回も藤井道人氏に打診したのだ。
描写が精密だったり、社会派の監督では「新聞記者」に実体/内容がないことがバレてしまうからだ。
狙いどおり、新聞記者は藤井道人監督のいい意味においての曖昧さで、成功をおさめた。
したがって、わたしの個人的な感慨においては、妄想を具現化した映画「新聞記者」はメルヘンである。メリーポピンズとおなじジャンルの映画だ。
映画「新聞記者」にたいして、よくぞ言ったと称えているひとは、たぶん記者と同じような妄想癖があるのだろう。
同じくウィキペディアに『ヒロインの女性記者役に至っては引き受けてくれる女優が誰も居なかったため、しがらみのない韓国出身のシム・ウンギョンが選ばれたと報じられている。』とあるが、これは広報を目的とした誇張だと思う。
大勢の女優が、のどから手が出るほど役が欲しかったはずだ。「誰も居なかった」などと寝言をぬかしてもらっては困る。
「新聞記者」は思わせぶりなだけでヤバい描写なんかひとつも存在していない。現実がヤバくないわけだから。
──と言うと、陰謀論の支持者は『あ~あ、おまえみたいなシープルはかわいそうになあ、体制側に欺され、搾取されていることを知らんのだよ』とか、憐憫をしめされるわけだが、まあ、どういう妄想をしようと人様の勝手である。
わたしのも個人の解釈/妄想に過ぎない。
それは、ともかく。
この映画にも、同監督の現実とメルヘンの融合のたくみさはあらわれている。
それは主人公つばめ(清原果耶)の幻想であり、自分だけが見えるメンター/イマジナリーフレンドがいるという設定をもった物語は、いっぱいあるが、いま思いつくのがないが、ここには星婆というキャラクターがいた。
その鷹揚な樹木希林のようなポジショニングを桃井かおりが請け負っていて、それは雰囲気がよかった。いつもながら独特のしゃべりかた。日本語の響きがいい。
ただし、メルヘンの質感が、変則で、ストンとおちてこない。
たとえば、たとえばであるが、虎が高速でぐるぐる回るとホットケーキになる──というメルヘンは、色的にも情景としても、ストンとおちるが、この物語は、宇宙でいちばん明るい屋根──だから、なんなの、という感じになってしまっている。
寓意が、なにがしかの象徴もしくは普遍になっていない。ことに加えて、主人公の哀しみに、切実がない。清原果耶が悲しげな顔をするので、つられはするものの、じっさい話になんら切実はない──のである。
ただ、なにしろ雰囲気が持っていく。空気感だけで哀切を表現してしまう。新聞記者の制作陣が3回オファーしただけのことはある。
中島哲也的演出が欲しい
すごく好きな世界観です
星ばあの桃井かおりさんが最高でした。ガサツなのに愛らしくて、言葉の一つ一つが心にささる、さすがとしか言えません。清原果耶ちゃんもとても自然で普通の中学生に見えて、今後が楽しみです。2人のやり取りが好きでした。他の俳優さんもすごくあっていて、映画の世界観が好きです。DVD買って、定期的にみたいなと思いました。たくさん泣いてしまいました。
主演の清原果耶ちゃんがとても良い!
話の展開は王道なのだけど、ジュブナイルの香りのする爽やかな作品だった。
つばめと星ばあの歳の離れた友人のような、祖母と孫のような、共犯者のような、でも慣れ合わずそっと背中を押し合うような関係が心地よい。
そしてつばめを演じる清原果耶ちゃんがとても良かった…。「自然体」としか良いようのない、でも品が良く雰囲気のある素敵な女優さんだ。
坂井真紀さん演じるつばめのママも良かった。ママがつばめを抱きしめるシーン、じーんときてしまった。
あと同級生の笹川くん!出番は多くはないながら、ファミレスのシーンの絶妙な中学生男子感素晴らしかった(可愛い)。すごく印象的に残っている。
あと山中崇さん演じる牛山先生の不思議な存在感も良かったなあ。
桃井かおりと清原果耶がすばらしい
桃井かおりの才能はある程度知っていた。
すばらしいのは、自慢するでもなく、表に出るでもなく、自分の居場所にいて淡々と俳優業をこなしていること。
清原果耶はこんなに素朴でピュアな俳優だとは思わなかった。
桃井に共通するような。
最近思うこと・・・
歳を重ねた俳優の存在感がすばらしい。
桃井かおり、倍賞美津子、田中裕子。
努力してるんだろうな。俺なんかとてもかないません。
見終わった時にわかるタイトルの意味
予想以上に良かった。
ひとつ屋根の下で暮らせば他人も家族
血の繋がりは関係ない。「夫婦はもともと他人」当たり前のようでその言葉にはっとさせられた。
少し前に「家族という病」という言葉が流行したように、みんな家族というものにそれぞれの悩みを抱えている。相続における血縁トラブルや一人親家庭の社会問題が広がり、離婚・再婚・事実婚・同性婚と婚姻関係の多様化も進み、拡張家族のように家族のあり方も見直される現代に、本当に大切な人と人のつながりを考えさせてくれる作品。
その家族の象徴が「屋根」なんだよね。同じ時間・空間をともにすることでその絆は築き上げられていく。でもどこが一番ではなく、いろんな色や形がありそれぞれに違った灯りがある。
藤井道人監督は、そんな温かいメッセージの映画を丁寧に優しく紡ぐ。だからこそ、ファンタジーもチープにならずにリアリティのある物語に仕上がっている。
そして「表情」と「間」をとても大事につくられている。この映画においては清原果耶の存在が欠かせない。彼女の顔のアップが印象的につづき、それだけで見事に表現している。
またストーリーの大事なポイントを敢えて描かずスローな展開なのに、突然起こす緩急で最後まで飽きさせない。そして最後に大きく表示されるタイトルがすっしりと腹落ちする。
最後に、桃井かおり演じる星ばあの染み渡る言葉を紹介する。
「やってから後悔しなさい」
「時間を気持ちよく使いなさい」
「本当に大事なものには近づいてはいけない。この距離がいい」
令和版 角川アイドル映画?
まぁ、配給、宣伝が角川さんなので、往年の
角川アイドル映画とは違いますが(笑)
というか、昭和の頃の方が面白かったし、
質高い!!
清原さんは大好きな女優さんなので、
本当に本当に期待してたんです!今作品。
出演されてる作品ほとんど観てます。
演技力、素晴らしいです。
でも、ガッカリ、、、、。
それは演出と脚本があかんと思うんです。
あのさー、不思議な人との交流が
ファンタジー、、、じゃないと思います。
あのさー、やたら主演女優のアップカット多いの
大人の事情っすか?
あのさー、後出しジャンケン脚本、つまらないん
だよね。
つばめの心情の描き方が上澄みすくってるだけ
なんだよな。
あと、星ばぁとの繋がり、描き方雑じゃない?
密になっていく過程弱い。
どーしてあんな関係性になれたんだ?
予算の、都合があるんだろうけど、
ラストを飾るあのシーン。
なぜ、そこを切り取るのか?の意味づけが弱く
盛り上がりがないんだよ。欠けるんだよ。
重要なセリフを裏付ける描き方も少ない。
こーすりゃ、感動するんでしょ?感、満載。
上から吊り下がってたアレ、申し訳ないけど
吹き出しちゃいました。
もっと、もっと、ちゃんと物語つくりましょーよ。
演出考えましょーよ。
俳優陣、女優陣、、、宝の持ち腐れ映画だよ。
残念。本当に。
清原果耶、映画初主演お疲れさま👋😃💦
このタイトルなのが好き
この映画を観ようと思うまでは、清原果耶さん余り印象に残ってはいませんでした。
TVで好きなアーティストを答えられてて、観ようと思っている映画の主演女優ということもあり、そのアーティストを聞いてみたら、私のすごく好きな感じで、「好きな歌手と聞かれて、この歳でこのアーティストと答えるんだ。」と思ったり、歌も力みがなくていい感じに歌うな(この映画のEDの歌もよかった)と思ったりしていました。そして自分の好きな映画の一つである「ジョゼと虎と魚たち」のアニメ版の予告で声優をしてるのを聞き、普通にうまいなと感じたりしていました。
なので、映画を観るにあたり自分の中では彼女に対する基準が「結構ハードルあげてしまっている」と、どことなく感じていたのですが、そのハードルは軽く高く飛び越えていかれました。
映画冒頭はあたりでは「清原果耶グ~カワ!!」て感じでしたが、進んでいくうちに「カワイイ」というより、アンニュイ中にメリハリがある演技をする「なんともいえない表情がとてもいい」女優という感じに変わっていきました。
桃井さんとの二人芝居も無駄に力むところが見られず自然でした。桃井さんがどこかしら楽しく演技されているのでは?と感じてしまいました。
そして私にとって久々の「桃井かおり」は以前に増して「桃井かおり」で、いい味だされていました。
大女優と大器の競演をみれてとてもよかったです。
派手さはなく、しっかりと着実、物事が一歩一歩ちゃんと進んでいくような、ゆっくりとした映画なので、そこまでに至るプロセスが自然と入って来て、「ウルッ」っと来やすかったです。ゆっくりとしたリズムですが、長く感じられず、ゆるりと観れました。
内容は全く似ていませんが「何か“耳をすませば”」みたいな映画だな」と思って観ていました。
真上や俯瞰からのアングルと後半の1カット長まわしがは良かった。
それと笹川役の醍醐虎汰朗くんの生意気中坊がとっても良かった
伊藤健太郎という役者を好きになった
予備知識を全くもっていなかったこともあるがタイトルやポスターから想像していた内容とは違った内容だった。
星ばあの孫はお約束でしたね。
レビューを書くためにあらすじを読んで初めて知ったが隣人の亨って、大学生だったのか。
てっきり同い年の幼馴染だと思っていた。
でも、この映画で伊藤健太郎という役者を好きになってしまった。
・今日から俺は!!劇場版
・弱虫ペダル
・宇宙でいちばんあかるい屋根
と三本の映画に連続登板していたけど、彼の良さが一番良く表現されていたかな。
屋上のセットが安っぽかったのは残念。
観る前の想像よりも良かった。
清原果耶さんの初主演と言うことで、アップで捉えて彼女の魅力を存分に愛でるような作品かなぁー。
と、思ってました。
(まー、それでも良いや。と思い観たんですが、)
だがしかし、いざ観てみたら思いの外に、作品の映像の雰囲気も話の展開も何ていうか ちょうど良い塩梅 で
自分の好きなタイプの映画でした。
(チョット気になる部分もあったけど😁)
もちろん、主演の清原果耶さんが主人公なので、出演シーンも多く、彼女を愛でる映画と言えるのかも知れませんが、彼女以外のキャストの方々の演技も素晴らしく。
キャストの方々の演技力があるからこそ、ちょうど良い塩梅な話と雰囲気が成り立っている映画だなと感じました。
皆さん書かれているように感動するシーンもあり観て良かった映画です😀
個人的には、坂井真紀さんに感情を動かされました。
つばめちゃんの姿に心を打たれます。
何度も自然に涙が溢れました
素敵な作品
なんといっても清原果耶ちゃんが素敵だった。思春期の少女の心の揺れや複雑さ、素直さを完璧に表現できていた。今時、純粋さや透明感をしっかり出せる女優さんって少ないと思う。今年は色んな映画作品には出演してるから次の作品も楽しみ。
この作品自体も素敵でした。核家族化していっている現代、若い子とおばあちゃん世代が関わることが少なくなっています。わたしは小さい頃に祖父母を亡くしてるから、つばめと星ばぁのやりとりをみながらすごく羨ましいなと感じました。祖父母とはたまに会うくらいだったし、小さい頃は人見知りだったからしっかりと祖父母と話した記憶がない。もっと色んなことを話したかったな、この映画をみながらそんなことを思ってました。
若い子とおばあちゃん世代が色んなことを話したり、一緒に過ごすことでお互いが影響し合い、色んなことが学べるはず。もっともっとこの世代達の交流が増えていってほしい。
主題歌もきれいだった
きれいな映画だった
ピュア。
ひっそりファンタジーしててよかったなぁ
思春期感じたなぁ
よくある家族物にファンタジー加えた話
そりゃ泣けますわ
屋上のシーン、いいなぁ
空をふわふわ漂うシーンも、いい
『お母さんはつばめに一目惚れした、手放したくなかったのはお母さんのほうなんだ』
めちゃくちゃ素敵なお母さんだ。
今まで屋根を意識的に見たことがないけれど
屋根の下にはいろんな家庭ことがあるって
ことなんだなぁ
清原果耶、いい演技するなあ
伊藤健太郎もやるなぁ〜〜
桃井かおりの星ばあもいいけれど、樹木希林の演じる姿がみえる
2020年の使い方がいいなぁ、これくらいがいい
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