劇場公開日 2020年11月13日

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「医者は英語でドクターです」ドクター・デスの遺産 BLACK FILE bionさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0医者は英語でドクターです

2020年11月14日
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鑑賞方法:映画館

 僕の生まれ育った地域のイントネーションだと、ドクター・デスじゃなくて、「ドクターです」に聞こえてしまうんだよね。

 それはさておき、原作が粗いのか脚本が雑なの分からないけれども冒頭からツッコミどころ満載。死の淵で喘いでいるお父さんが、初めて来た医者の往診の後に死んだからといって、小学生の少年が疑問に思うことはないでしょう。ましてや、土砂降りの夜に公衆電話から110番する?

 ネタバレになるので役者の名前は言えないけど、綾野剛演じる刑事と容疑者の追いかけっこはコントになっちゃってる。この容疑者さん、取調室でも国民的ドラマの癖が抜けないのか、ケレン味あふれる演技を見せてくれる。これはこれで面白いけど、サスペンスとしてはちょっとね。

 尊厳死のテーマが深掘りされるのかと思ったら、そこは娯楽作品としてスルー。

 チャチャっと撮影した感は拭えないけど、一人娘役の青山美郷ちゃんの演技は光っていたし、真犯人の豹変ぶりも楽しめたので、まあそこそこ楽しめた。

bion
shioshioさんのコメント
2020年11月14日

こんにちは。
私にも「ドクターです」、としか聞こえませんでした。

半沢直樹の「おしまいデス」はしっかりDeth!って聞こえたのですが…

shioshio
グレシャムの法則さんのコメント
2020年11月14日

観客の期待をスルーすることに関しては上出来でした、と嫌味のひとつでも言いたくなりました。題材と犯人の設定などは良かったのに。

グレシャムの法則
kossyさんのコメント
2020年11月14日

bionさん、そうなんですよね。
序盤の展開がひどすぎるため、ストーリーにのめり込むことができるのは中盤以降。もう遅いって感じで・・・
でもまぁ、プロットだけ取り上げると意外性もあって良かったし、役者の演技も・・・やっぱり残念な脚本でした。

kossy
NOBUさんのコメント
2020年11月14日

今晩は
 ”ドクター・デスじゃなくて、「ドクターです」に聞こえてしまうんだよね。”
 実は、この文章、鑑賞前にレビュータイトルに考えていました。予告編を見た際に、”軽い映画かなあ・・”と思ってしまったので・・。
 では、又。返信不要です。

NOBU