劇場公開日 2021年8月6日

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「相変わらず、ツッコミどころ満載!映画らしい映画!」ワイルド・スピード ジェットブレイク ムンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0相変わらず、ツッコミどころ満載!映画らしい映画!

2021年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場では1、2以来の視聴です。

相変わらず、車の機械的な部分の表現がテキトーだったり、
後からNOS吹いた方が勝つ謎システムだったりで、
『変わってないな~。もはや様式美だ!』と感心しました。

かつては、そんなに予算が掛けられず、
『いや、そうはならんやろ・・・』で終わっていた部分が、
爆発的人気で、ふんだんに金を掛けられる様になったことにより、
圧倒的な映像表現で『なっとるやろがい!』という、強引な説得力があります。
ちょっとやそっとオカシイところがあっても、勢いと迫力映像で押し切る!
そんななので、ストーリー的にシリアスな展開になっても、
話半分であまり入ってこないのが残念?です。

個人的には、『日本』の表現がイチバン気になりました。
今日日の映画でまだこんな、アジア圏が混濁したような表現になるのか…
今や、西成でもこんなトコあるか?という場所で、
ヒロインたちがラーメンの出来損ないの様な謎の食べ物を食べる。
器の中が見えず、箸でかき回してる時にチラチラと太く短く切れた麺の様なモノがみえる。
そして、キャベツの欠片と思しき物体を口にする。
一体何を食ってるんだ?と、器の中が見たくて見たくて堪らなくなりました。

細かい事を気にし出すと、頭が痛くなるレベルですが、
登場する車は相変わらず豊富で、トヨタ86やGRスープラなどの新しい車種も登場。
ひたすらアクションシーンを重視していて、兎に角なんでもアリ!
現実に寄せる気なんて、甚だない!
ある意味、コレだけ映画らしい映画というのは中々ないのでは?
と思いました。

コレは4DXと相性がいいだろうな~

ムン