ゲットバック 絶体絶命のレビュー・感想・評価
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敵役は、敵役としてしっかりと設定して欲しい
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共同経営者の死で会社を乗っ取られたカリスマ経営者が、息子達と共謀して経営権を奪い返そうと企む物語。
ロシア産のコメディサスペンスです。
WOWOWのレビューから、知能戦を期待しての鑑賞でした。経営権を奪還する為の「法律」「IT」等の知識、そして詐欺的手法。でも、映画の内容は、ただの強盗で、個人的にはそれが残念に感じます。
主人公は絶対的なエリートで、息子にやり手のハッカーもいる設定なのですから、もう少しアイデアはなかったのでしょうか?
また、敵役のキャラ設定がブレブレです。もう少し敵役になるバックボーンを明示して、強固な敵役にしないと物語が締まりません。そのようにしないから、ラストでいつの間にか仲良くなるような、良く分からないエンディングが生まれるのだと思います。
大団円にしたいのであれば、そのバックボーンを覆すものを提示すれば驚きや納得感が産まれるのですが・・・その設定ないので、ただグダグダしているだけの話になってしまっています。
ロシアでは大ヒットだったようですが、どこが良かったのか分かりません。
人気の俳優さんでも出ていたのでしょうか?
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まさにファミリービジネス
高圧的なお金持ちや特徴を持った子どもたちなど、それぞれのキャラクターが分かりやすくて、シンプルに楽しかったです。
韓国映画にも近い匂いを感じましたし、アメリカ寄りの要素もあって、ロシアらしさはあまりなかったかなとも思いました。
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