「テーマを言葉にすること」MOTHER マザー omoroさんの映画レビュー(感想・評価)
テーマを言葉にすること
テーマを言葉にしちゃうとダサいと思ってる派なんですけど、割り切れなさを丁寧に描いた先にテーマを言語化すると、割り切れなさがより鮮明になって、言語が追いつけない現実が浮き彫りになる法則が発動してる映画はヤバい(語彙力)って事に気づきました。
そして、それこそが芸術が持つ意味の一つなんだろうなーとも思います。
周平くんが持つ境遇に流されながらも決して失われない美しいものと、長澤まさみ(役名忘れた)の瞬間瞬間で変わる怪しい美しさ・獣感・子供の様な存在感は、作品のテーマとは別にそれだけで映画館に足を運ぶ価値があると思います。
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