「諦めの眼差しで、か細く怯える夏帆」MOTHER マザー きねまっきいさんの映画レビュー(感想・評価)
諦めの眼差しで、か細く怯える夏帆
保護制度なる正しさの圧で母子を寧ろ追い詰める夏帆が、その功罪を知りつつ見捨てず、予め諦めの眼差しでか細く怯える。
救う者の無力感、罪悪感、恐怖感。
現実を保護制度の向こう側に置いて済んだとする私たち。
その間に立ち尽くす夏帆。
重要作。
コメントする
保護制度なる正しさの圧で母子を寧ろ追い詰める夏帆が、その功罪を知りつつ見捨てず、予め諦めの眼差しでか細く怯える。
救う者の無力感、罪悪感、恐怖感。
現実を保護制度の向こう側に置いて済んだとする私たち。
その間に立ち尽くす夏帆。
重要作。