劇場公開日 2020年7月3日

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「なかなか見応えのある作品」MOTHER マザー takeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なかなか見応えのある作品

2020年11月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ずっと寂しい雰囲気の作品。
長澤さんの役は側からみたら最悪の親。
でも不思議と子供への愛が感じられる。
第三者には介入できない関係性が親と子の間にある。
そんなことを感じる作品だった。
程度問題はあるけれど、現実世界でも大なり小なりこのような不思議な関係性に出会うことがあることを思い出した。人と人との関係性は一つの事象では決まらない、色々なことが絡み合って出来上がっていると再認識した。

長澤さんはセカチューのころの王道ヒロインと比べると、完全に脱皮した感がある。これから演じる様々な役で、また違った長澤まさみを観せてくれると期待をもたせてくれる演じっぷりだった。

take