「どんより映画」MOTHER マザー まあ映画好さんの映画レビュー(感想・評価)
どんより映画
実話ベースで毒親を長澤まさみが演じてるって興味湧くなあと鑑賞。
この毒親が本当に酷い、どこかに同情の余地があれば感情移入できるが、息子を洗脳して、ダメ男にべったり、働かない、子供の将来も考えない、まさに自分本位に生きていてそれを長澤まさみが演じてるのがすごいんだが演技も良ければ目がやばい、罪悪感なんてまるで無さそうな表情でまさにモンスターでした。
息子は本当にかわいそうで母親への愛情を求めてなんでもしてしまう。
そして、このイケメン少年がまた演技がうまくて感情を抑えながらも親に逆らえないジレンマをうまく演じていた。
演出もぶれぶれカメラだったりざらっとした画質だったりドキュメンタリーチックな間をもたせてたり、工夫されていた。
祖父母のシーンも日常会話から入るからより残酷さが際立って、あーやめて!踏みとどまって!!ってなりました笑
ツッコミどころとしては、いい事言ってた建設会社?の社長!結局やるんかい!笑
あと夏帆さんはなんだか悲壮感すごい表情すぎて、いつもその顔だなあと。
あまり救いのないラスト、あの母は息子が帰ってきても変わらないだろうし息子もずっと母親に依存して生きていくんだろうなぁと重たい気持ちで映画館をでました。
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