あの頃。のレビュー・感想・評価
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変な力が入ってなく良作
アイドルヲタ生きる原動力となり ゴリゴリのオタク映画からの 「いつまでもオタクではいられない」とか 「未来の自分があまり上手くいってないノスタルジー」なんかを想像してたが 適度に力の抜いた、センチメンタルもあり 笑いもあり なかなかの見どころがありました。 1節1節のエピソードが短いため テンポは良かったけど エピソードのネタ切れ感が出てた 終盤の展開が、多少垂れてしまい 小泉の最後を引っ張り過ぎてた感じがしたかな しかしながら 全体的には 過去の充実期をちゃんと終えた オタク版スタンドバイミー として着地できたと思う。
なんだか、少し物足りなさを感じました。
この映画は観たい映画にもしてて、公開日〜は仕事で行けず、3日目の今日早速観てきました。 それぞれの役者さんたち、特にコカド! なんかコカドを見過ぎで話入ってこない〜笑 ほのぼのとして、少し笑いあり、いい映画でしたけど なんか、物足りなく。。。 仲野太賀くん演じるコズミンが嫌な奴なんだけど、全然憎めない、でも最後の最期でそれほどの悲しみがないのは、わざとコメディたっちに闘病の辛さも出してないからか。そんな映画じゃないしね。 松坂桃李くんに関しては アントキノイノチ観てから嫌いスイッチ入ってしまい、結婚でエイプリルフーリーズ観て、やっと嫌いスイッチを切れたので やはり桃李くんも上手いなぁ。 やる気なくしてる所からあややのDVDみてファンになって行く様 自然と涙が出る思いはすごく伝わりました 推しに愛を捧ぐ 良いなぁ💕 でも。 どの頃が あの頃。? その辺りがはっきりせず、 主人公があの頃よりも今が幸せ、バンドも出来ちゃってるし。 あの頃。を卒業したとしても、今は普通に毎日の繰り返しで、不もなく不可もなく。でも不幸でもなく。 そんな繰り返しの毎日が幸せって事なんだろな。と大人になったら感じるわけですが。 その時にふとあんなに情熱を燃やした、あんなに熱くなった、仲間がいた、喧嘩した、泣いた、笑った。 そんなあの頃。 そう言う少しあの頃。と今のメリハリが欲しかったかなぁと思います。 あの頃。を思い出して、泣き笑いながら それがあったから何もない今が幸せなんだよ って感じがあってもよかったかも。
今回の日常は
今泉作品、松坂桃李、太賀が出演しているということで、これはもう観たいしかないと思っていた作品。 今回も今泉作品ということで、 とてもスローリーで、日常感が溢れていた。 スローリーに流れるので、 いろんなことを考える時間を与えてくれる。 ただ、今作品はラストの展開以外、 イマイチ引き込まれきらず、 キャラクターにも共感しきらず、 特に何も感じることはなかった。 期待し過ぎたのはあるかもしれないが、 "松坂桃李で持っていた"という印象だった。
今泉監督のつくる人間模様
きっかけは何であれ、ハマってしまったら変に誤魔化さない方が絶対いい ヲタク人生に幸あれ!! 死ぬ直前でも好きなフィギュアに囲まれ 好きな音楽で頭の中いっぱいにして 私もそんな風に幸せな気持ちで死にたいな 実話を元にされてるからこその 妙にリアリティあるエピソードが 大阪人的お笑いセンス満載で描かれていて 結構ずっと笑ってました! コズミンの土下座🙇♂️ 嫌味なやつがあんな風に土下座したらネタにされるわね! 太賀くんの顔がww 桃李くんの歌声が、そんなに素敵じゃなくて💧 顔が良いからヲタクはどうかと思ってたけど だんだんヲタクに見えてきた。 若葉竜也の活躍がすごく嬉しい。 いろんな役が出来て素晴らしい! 舞台挨拶では監督が一番ヲタクに見えたけど🤣 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 追記 下高井戸シネマ R3.5.1 『街の上で』を観て、もう一度今泉監督と竜也くんの『あの頃。』を観たいという衝動に駆られました。 両作被ってる役者さんも居て見つけるのも面白かった。 あらためて観て。。。 準備から学園祭への下りが笑えてwww コズミンの2度の土下座もwww もなみちゃんのサイン会www イトウの家でみんなでわちゃわちゃwwwww 笑える場面が多いのに コズミンの嫌な奴ぷりがどんどん分かって でも、みんな仲良しで仲間として愛されてる。 凄く微妙な間柄だと思うけど ハロプロ好きヲタの愉快な仲間たち として、上手く伝わってきました。 彼らは大人になるにつれ 重きを置くものが変わっていったけど みんなで作った『あの頃。』の楽しかった時間は 変わらずそれぞれの人生の根底にあり続けるんだと思う。 もう卒業はないから、 自分の意思で次の一歩を踏み出さなければいけない。 その決断の一つ一つが積み重なって 最高の『いま。』になっていたら最高ですよね。 そして、やっぱり最後のイヤホンが泣けました。 痛くて気持ち悪くてツラいだけの抗がん剤治療 いっそ殺して、って思うところなのに 我慢して頑張って少しでも長く好きなものと過ごして 生きてる実感を味わってる姿が、まだ目に焼き付いてます。 もしかしたら、こういう嫌な事があっても挫けない姿勢がコズミンの愛される所だったのかな 下高井戸シネマはもう一度観たいな〜!と思う頃に 上映しててくれるので、本当に最高です😌💭感謝💞 『生きちゃった』『泣く子はいねが』 もう一度観るよ!予告観ちゃったしね〜(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
抜群の演技力を誇る松坂桃李が、「愛がなんだ」の今泉力哉監督と組んだ映画で、ほんとうに期待して観に行ったのですが、うーむ。なんだこりゃとしか言いようがないユルユルの世界でした。
アイドルオタクたちの痛過ぎる世界をユルユルと描いただけの映画で、ドラマとして見ると破綻してしまっています。 かと言ってわざわざ実録物として観るべき評価点もありませんし、そもそもなんのためにこんな意味不明な原作を映画化しようと思い至ったのか、そこんところを監督に問いただしたいものです。 主演の松坂桃李も、役柄上の年齢と比べて、実際にはそんなに離れているわけではないので不思議なのですが、無理やり若作りをしている感が強く漂っていて、これまでの名優としてのイメージが丸潰れ。 何度も裸になり、最後にはブリーフ姿を晒すわけですが、もしや、監督は松坂桃李の裸を見せたかった、ただそれだけの映画だったのでしょうか。
私のあの頃も
情けないところも、人に知られたら引かれそうな黒歴史さえもお互いに笑いのネタにしちゃうくらいの仲間、くだらない事で笑ったそんな楽しかった日々を私も知ってる。 ただ思い出すと面白いもんでもない、年がら年中一緒にいたからこそ笑える内側からのネタの集合体でしかない。 同様に彼らも楽しそうだったが、側から見て面白くなかった。 なんでサルビアの花?気になってしょうがなかったが、理由は描かれてなかった。
とにかく空気の描き方が微細!!
青春時代にどハマりしていた冨永監督の脚本ということもあり、今泉監督と果たして何が起きるんだろう、と「あの頃」を思い出すような気持ちで観ました。 苦しい時に救われるものと出会う瞬間や、初対面の時のきまずい間合い、楽しい時間に慣れてきた時の物足りなさ、絶望を目の前にした時のリアルさ、本当に細かいところの空気を大事にされていて、脚本の良さと監督の切り取り方が良くも悪くも噛み合っていたように思います。(というのも、何度か無音がうるさい時があったり、中弛みがあったので。それがまた生々しかったのだけれど。) アイドルに救われてきた人たちを描くのと同時に、アイドル達をも救うように描かれていたことも素敵でした。アイドルなど推しという存在を持ったことがないので、救われるものがあるって凄く良いなぁと羨ましくもなったり、あの時のあの出来事はいつかこんな風になるのだろうか、なんて思ったり、なんだかんだで良いものを見たなぁという気持ちで帰りました。 大切な物を持っている人も、今を探している人も、観に行ったら温かい何かを持って帰れるかもしれません。
「中学10年生」や「人生で今が一番楽しい」の台詞が眩 い心温まる青春物語
最近大好きな役者、仲野太賀さんが主演、助演がこれも大好きな役者、松坂桃李さん と言ってもいいほど仲野さんの演技力は相変わらず。20代を超えて生き甲斐を見出せ ずにいる若者(松阪桃李さん)がある運命的なきらめきと価値観と人生を共有できる 仲間と出会う。よくある行先に迷う若者達が試行錯誤しながら喘ぎ、藻掻き大人への 道を見出す物語と思ってればいい意味で期待を裏切られる。終始テンポ良いなにわの 笑いで綴られ、そこに劇中の「中学10年生」や「人生で今が一番楽しい」の台詞が眩 い心温まる青春物語
一人で行くスレ
あの頃も今も一人ヲタなんで何とも言えない気になりましたw 人生今が一番楽しい…って考えは私も同じなんでそこは凄い共感! 後、本人は出ませんが名前だけで美味しい所を持っていく道重さゆみは流石ですねw
最終的に太賀さんの映画だった。
原作も出会いのキッカケがアイドルということで そこからは出会った仲間との楽しかった日々の話なので ほぼ原作通りなのですが、映像化する上で もっとアイドルにハマっていく過程やライブシーンとかがあるもんだろうなと考えていたのだけど そういったブーストは無かったため ヲタ活して仲間も増えて第二の青春みたいなのを観たかった度合いが 自分の中でそこを求める割合が多かったので勝手ですが落胆してしまいました。 あややを演じた山崎夢羽さんの歌って踊るライブシーンも観てみたかったのですが それはBEYOOOOONDSで観なさいってことなのでしょう。 アイドルヲタクの青春映画だと思って観てしまうと物足りなさは感じてしまうかもしれません。 ただ役者さんの演技は素晴らしく 特に大賀さんの演技が良くて大賀さんの印象がずば抜けて残っています。 良くも悪くも大賀さんの映画です。
酸味がキツめの青春映画
ヲタクの描写がリアルでキラキラとは程遠い酸味がキツめの青春映画です。自分もヲタクな面があるのでカサブタを突かれているような気持ちで鑑賞しました。 ヲタ活はちょっとした寂しさや仕事のストレスを和らげる為に一時的に貼る心の絆創膏のようなものだと思っています。 そこで出会う仲間は傷口を共有しているような居心地の良さがあります。 でも、アイドルもいつか卒業するようにヲタクもいつか卒業出来るのが個人的には理想だと思います。
今のハロプロファンです
昔はこんな感じだったのかと思う反面、 ヲタクのノリやテンションを見ていて あぁ~もうやめて~となりました。 共感性羞恥なんですかね? 自分もいい年になる前にヲタクじゃなくファンとして 上手く趣味にしなければ…と思いました。
羨ましいほどに愛おしい時間があった
ハロヲタ仲間の遅すぎる青春の日々。自分には馴染みがない世界だが楽しくて仕方がなかった。こんな仲間がいたら最高じゃないか。 しかし楽しく愛おしい時間にも終わりがある。その真っ当な無常感の中にも優しさがあった。これが今泉力哉流。 松浦亜弥のミュージックビデオを見てヲタになる桃李くんの地味で控えめな佇まいが意外にもハマっていた。イケメンなんだけどねえ(私、イケメンに偏見があります)。 そして太賀くん‼︎ 笑って泣いて、彼との相性が抜群にいい今日この頃。
『推し』の尊さ
「推し」がいることによって、人生が急に楽しくなって、推しに会うために仕事や勉強頑張ったり、同じ楽しみを共有できる仲間ができたり、そういった青春がギュッと詰まった作品でした。 握手会のあのドキドキはものすごくわかる! 子供の時の予防接種に並んでた時の緊張とよく似てると思ったことがある(笑) キャスティングが絶妙でした。主人公の松坂桃李くんが仲野太賀はじめ個性強めの仲間に巻き込まれて見守るポジションだったので、そこが松坂桃李君でよかった(笑)主人公までくどかったら胸焼けしそう(笑) でも普段のシュッとした印象は封印して猫背でもさっとしていたのはさすが。 他の5人も個性強めで嫌なとこいっぱいあったけど愛らしかった。 ただ、恋愛ネタを笑いにして、勢いで言ったことを録音して公開したりするのはあまり気持ちのいいものではなかったかな…。
NMB48と地下アイドルと近鉄バファローズのオタクだったあの頃…
今泉監督作品は「愛がなんだ」以降は見るようにしています。すごく好きな監督です。これで良いじゃないですか。最近はニワカだなんだ、古参がなんだとマウンティングをしたがる人も多いですが、好きなら好きで優劣をつけなくて良いと思うんですよね。 今回の登場人物は、ハロプロという共通点がありながらも、推しているメンバーは必ずしも一致しているとは限りません。でも、キラキラした顔で自らの推しの良さを語り合っていました。互いの性格の悪さについて批判することはあっても、互いの推しメンをけなし合うことはしていませんでした。これこそ理想の仲間ですよね。愛すべきキャラクターばかりでした。 「あの頃。」というタイトルでしたし、あらすじの時点で仲間のうちの一人が病魔に襲われるというのは分かっていたので、懐古厨に導く映画なのかと思っていましたが、そういう訳ではありませんでした。過去は過去として大切に心にしまっておきつつも、今が一番楽しくあるべきだというメッセージを感じました。“現在進行形”を“恋愛進行形”と置き換えた歌詞が印象的な曲の引用や、道重さゆみさんの名言の引用も最高でしたね。 これは脚本や演出の問題というより原作の作家性が所以だとは思いますが、ややコンテンツを消費するホモソーシャル的なノリに賛否があることは否めません。アイドル=風俗=アニメというコンテンツの好みの趣向の変化もまあ分かるけど…となりましたが。現代を描いた映画ではないのでポリコレ云々の指摘は目を瞑って良いんじゃないかなと思いました。 恋愛研究会の面々の演技は本当に素晴らしかったです。中田青渚ちゃんも良かったですねえ。ロマモーを歌い出すシーンとか、ストーカーとの対峙シーンとか、生前葬でのやり取りとか、本当にニヤニヤしてしまいました。今泉監督は「えっ?」という登場人物同士の違和感やズレの表出によるコメディ的な演出と、それをやや俯瞰した目線で見つめさせる画作りが好きなので、今回もその手腕を遺憾なく発揮させていました。 ラストカットも余韻を残す終わり方で涙を流してしまいました。この時間軸の移動というセンスに脱帽です。彼はこのカルチャーから卒業してしまったように見えて、実は心の奥底に大切にしまっている現在進行系の好きなカルチャーなんだと思わせてくれました。全ての趣味や人をいついかなる時も同じ熱量で愛するというのは無理だと思うので、こう合ってほしいという願いを叶えてくれたという驚きもありました(予想していない終わり方だったので) そして、自分自身もNMB48や地下アイドルに熱狂した過去がある人間です。握手会前のキョドキョドした感じとか、カルチャーに対する“崇高”な想いとか、アイドルをニックネームじゃなくさん付けで呼ぶ感じとか本当にリアルでした。また、この趣味がきっかけで知り合った人と、疎遠になってしまったなあとか、好きなものは違っても今でも付き合ってくれる人もいるなあとか、自分事として考えさせられました(笑)そういう意味で、「花束みたいな恋をした」との比較も面白いと思います。 最後に、この映画で松浦亜弥や2005年石川梨華卒業コンサートに来ていた近鉄バファローズのユニフォームに帽子を被ったオタクが「このあと推しチームも失うんだよな…」と思って全く関係ないところで感情移入して泣いてしまったことを記しておきます(笑)
微妙な納得感。
どのネタもそうなんだろうなー、と思うんだけどどれも唐突感が強すぎる展開で微妙に同調できず。オタクトークイベントからいきなりライブ開催ってのがいちばんついていけず…ここがこのストーリーの転機につながるだけに残念。
しみじみと
余韻に浸れる作品。
先週観た「すばらしき世界」もそうだったのだが、自分の中で仲野太賀がホットなせいか、主役を上回る勢いの存在感を感じるのだ。
主役は間違いなく松坂桃李なんだが、この人が気になって仕方がない。
変にノスタルジックでもなく、中高生のような「青春ドラマ」でもない。強いて言えば、誰しもが持ちうる「若気の至り」シリーズかな?
女子には真似出来ない(多分)オトナ男子のバカバカしい(笑)お祭りなんだけどね。なんか笑えた。
何気ないけど、シチューのシーンが好きだった。
もっと生きたかっただろうね、コズミん。
今が一番。そう思える生き方をしたい。
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