あの頃。のレビュー・感想・評価
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恋INGなイタくて尊くて最高だった時間
モーニング娘。や松浦亜弥が大ブームだった時に高校生だったので、本作で描かれるハロプロはドンピシャ。「恋ING」も大好きで、この曲を聴くだけで涙が出てしまいます。笑
『ハロプロのアイドルが推し』という共通点だけで、いい大人が本気で楽しめて自然にいつも一緒にいる仲間になる。私はこんなに熱狂的に何かを推したことがないので、羨ましく思いながら観ていました。
この作品で描かれるのは、第2の青春(中学10年生)の訪れと、仲間との日々、そして卒業。楽しいだけじゃなく、衝突やもどかしさもあるけど、推しを通して出会った仲間は一生モノだということが、数年間の日々を通して、良い意味でイタく、バカバカしく、そして尊く描かれていました。
また、常に今が一番楽しいと言える人生を送れているのか?という、あの頃が一番楽しかったとか過去を美化して今を諦めがちな大人への投げかけに、YESと言えない自分がいることに、なんとも苦笑いな後味。
予告から想像していた作品よりもビターな作風でしたが、これはこれでアリかな。
ええやん、別に。
思ってたのとは違いノスタルジックな作品だった。
「人生」ってタイトルにしようかなぁとも思ったのだけど大袈裟かな、と。
出会いと別れを繰り返し死別する。
大まかに言えば、人の生涯はそんな風に進んでいき、出会うのは人であったり趣味であったり。別れるのは人であったりコミュニティであったり。
人それぞれに、そういったものがあり、彼らにはアイドルであり友達であった。
彼らの出会いと別れの内容が本作で…とかく上昇思考を推奨されがちな世の中で、その路線に乗らなくてもいいんじゃないの、と言われてるようだった。
時間は平等に過ぎていき、それを無駄遣いと断罪されようが、家もあるしメシも食えてる。
夢もあるけどガムシャラに追う事だけが正解でもないんじゃないの、と。
何より彼らには生涯かけて付き合うのであろう友がいる。自分の死に際し同情などではなく、変わらずウザい絡み方をしてくる友がいる。
死して尚、話しかけたいと思える友がいる。
それはそれで、充実してた生であったのではないだろうか?
生き急がなくて良いよ。
そんなメッセージを、ぼんやりと読み取る。
おそらくなら誰もこんな生き方を教えてはくれないだろう。既定路線からはみ出した生き方ではある。
「一寸の虫にも五分の魂」
No.1になるだけが人生の目的ではないと、ボソっと呟かれたような感じだった。
走馬灯ではないけれど、他人の人生をただただトレースしていく本作。刺激的なウネリを挿入する事こそ躊躇ってしまうだろうから、見応え的には薄い。
挙動不審の松坂氏も良かったのだけれど、仲野氏が抜群だったなぁ。役所に助けられた部分もあるけど素晴らしかった。そういう意味では、ライブハウスのオーナーは、大した起伏も起こらない中でしっかり人生を背負ってたようにも思える。好印象だった。
あの頃。
内容は違えど、自分なりの「あの頃」を思い出した2時間だった。あいつら元気にしてるかなぁー?
劇場を去る時のおばちゃんの感想
自伝的エッセイ?
これが自伝的エッセイなら、主人公が今何をしてる人なのかをもっとハッキリさせないとまずそこぼやけてるから感情移入できない
あの頃。とタイトルするなら前後で今を具体的にしてよ
音楽関係の人なら今はアイドル界隈の関係者とも多少は面識あるでしょうに
ハロプロと具体的な名称を出すならそれやってくれないとピントが合わない
あくまで自伝的エッセイとするならば、架空のアイドル集団って事でいいし
「あの頃。」というこの映画タイトルに共感するのって、2004年当時のハロプロファンかドルヲタ位で、そこ通ってない一般人には何のことだかわからないでしょう…
最初に大学でイベントした時に、話を持ってきた大学の後輩女子がイベント当日の光景を目の当たりにして会場を飛び出した
あのシーンを描いておきながらこの映画の客層を想定していなかった?
コズミンが実在していた故人ならもう仕方ないが、実在すらしていないのであればちょっと着地点が見えない
ハロプロの歴史とヲタとしっかり向き合う側面があまりにも少なすぎるのでやはり別にハロプロじゃなくてもいいのでは?と腑に落ちない事この上ない
もったいない
ストーカーのエピソードも結局コズミンいじりに終始してて、俳優さんは素晴らしかったけど、これコズミン追悼の映画だよね、もはや
ちな私の周りには当時おじさんヲタしかいなかったから無職なんていなかったし物販でバンバンお金使ってた
ハロプロの青春ヲタ映画やるならもっとちゃんとやってほしい
この映画はコズミンの生涯だし、感動も感情移入もできない…
それと作中のあややはかなり似ていたと思うけど、やはりこういう時こそ、パフォーマンスキャプチャーとか使ってほしい(予算…
完全に再現出来てたならそれだけでも★5の価値あるよ
。
変な力が入ってなく良作
なんだか、少し物足りなさを感じました。
この映画は観たい映画にもしてて、公開日〜は仕事で行けず、3日目の今日早速観てきました。
それぞれの役者さんたち、特にコカド!
なんかコカドを見過ぎで話入ってこない〜笑
ほのぼのとして、少し笑いあり、いい映画でしたけど
なんか、物足りなく。。。
仲野太賀くん演じるコズミンが嫌な奴なんだけど、全然憎めない、でも最後の最期でそれほどの悲しみがないのは、わざとコメディたっちに闘病の辛さも出してないからか。そんな映画じゃないしね。
松坂桃李くんに関しては
アントキノイノチ観てから嫌いスイッチ入ってしまい、結婚でエイプリルフーリーズ観て、やっと嫌いスイッチを切れたので
やはり桃李くんも上手いなぁ。
やる気なくしてる所からあややのDVDみてファンになって行く様
自然と涙が出る思いはすごく伝わりました
推しに愛を捧ぐ
良いなぁ💕
でも。
どの頃が あの頃。?
その辺りがはっきりせず、
主人公があの頃よりも今が幸せ、バンドも出来ちゃってるし。
あの頃。を卒業したとしても、今は普通に毎日の繰り返しで、不もなく不可もなく。でも不幸でもなく。
そんな繰り返しの毎日が幸せって事なんだろな。と大人になったら感じるわけですが。
その時にふとあんなに情熱を燃やした、あんなに熱くなった、仲間がいた、喧嘩した、泣いた、笑った。
そんなあの頃。
そう言う少しあの頃。と今のメリハリが欲しかったかなぁと思います。
あの頃。を思い出して、泣き笑いながら
それがあったから何もない今が幸せなんだよ
って感じがあってもよかったかも。
今回の日常は
今泉監督のつくる人間模様
きっかけは何であれ、ハマってしまったら変に誤魔化さない方が絶対いい
ヲタク人生に幸あれ!!
死ぬ直前でも好きなフィギュアに囲まれ
好きな音楽で頭の中いっぱいにして
私もそんな風に幸せな気持ちで死にたいな
実話を元にされてるからこその
妙にリアリティあるエピソードが
大阪人的お笑いセンス満載で描かれていて
結構ずっと笑ってました!
コズミンの土下座🙇♂️
嫌味なやつがあんな風に土下座したらネタにされるわね!
太賀くんの顔がww
桃李くんの歌声が、そんなに素敵じゃなくて💧
顔が良いからヲタクはどうかと思ってたけど
だんだんヲタクに見えてきた。
若葉竜也の活躍がすごく嬉しい。
いろんな役が出来て素晴らしい!
舞台挨拶では監督が一番ヲタクに見えたけど🤣
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
追記 下高井戸シネマ R3.5.1
『街の上で』を観て、もう一度今泉監督と竜也くんの『あの頃。』を観たいという衝動に駆られました。
両作被ってる役者さんも居て見つけるのも面白かった。
あらためて観て。。。
準備から学園祭への下りが笑えてwww
コズミンの2度の土下座もwww
もなみちゃんのサイン会www
イトウの家でみんなでわちゃわちゃwwwww
笑える場面が多いのに
コズミンの嫌な奴ぷりがどんどん分かって
でも、みんな仲良しで仲間として愛されてる。
凄く微妙な間柄だと思うけど
ハロプロ好きヲタの愉快な仲間たち
として、上手く伝わってきました。
彼らは大人になるにつれ
重きを置くものが変わっていったけど
みんなで作った『あの頃。』の楽しかった時間は
変わらずそれぞれの人生の根底にあり続けるんだと思う。
もう卒業はないから、
自分の意思で次の一歩を踏み出さなければいけない。
その決断の一つ一つが積み重なって
最高の『いま。』になっていたら最高ですよね。
そして、やっぱり最後のイヤホンが泣けました。
痛くて気持ち悪くてツラいだけの抗がん剤治療
いっそ殺して、って思うところなのに
我慢して頑張って少しでも長く好きなものと過ごして
生きてる実感を味わってる姿が、まだ目に焼き付いてます。
もしかしたら、こういう嫌な事があっても挫けない姿勢がコズミンの愛される所だったのかな
下高井戸シネマはもう一度観たいな〜!と思う頃に
上映しててくれるので、本当に最高です😌💭感謝💞
『生きちゃった』『泣く子はいねが』
もう一度観るよ!予告観ちゃったしね〜(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
抜群の演技力を誇る松坂桃李が、「愛がなんだ」の今泉力哉監督と組んだ映画で、ほんとうに期待して観に行ったのですが、うーむ。なんだこりゃとしか言いようがないユルユルの世界でした。
私のあの頃も
とにかく空気の描き方が微細!!
青春時代にどハマりしていた冨永監督の脚本ということもあり、今泉監督と果たして何が起きるんだろう、と「あの頃」を思い出すような気持ちで観ました。
苦しい時に救われるものと出会う瞬間や、初対面の時のきまずい間合い、楽しい時間に慣れてきた時の物足りなさ、絶望を目の前にした時のリアルさ、本当に細かいところの空気を大事にされていて、脚本の良さと監督の切り取り方が良くも悪くも噛み合っていたように思います。(というのも、何度か無音がうるさい時があったり、中弛みがあったので。それがまた生々しかったのだけれど。)
アイドルに救われてきた人たちを描くのと同時に、アイドル達をも救うように描かれていたことも素敵でした。アイドルなど推しという存在を持ったことがないので、救われるものがあるって凄く良いなぁと羨ましくもなったり、あの時のあの出来事はいつかこんな風になるのだろうか、なんて思ったり、なんだかんだで良いものを見たなぁという気持ちで帰りました。 大切な物を持っている人も、今を探している人も、観に行ったら温かい何かを持って帰れるかもしれません。
「中学10年生」や「人生で今が一番楽しい」の台詞が眩 い心温まる青春物語
最終的に太賀さんの映画だった。
原作も出会いのキッカケがアイドルということで
そこからは出会った仲間との楽しかった日々の話なので
ほぼ原作通りなのですが、映像化する上で
もっとアイドルにハマっていく過程やライブシーンとかがあるもんだろうなと考えていたのだけど
そういったブーストは無かったため
ヲタ活して仲間も増えて第二の青春みたいなのを観たかった度合いが
自分の中でそこを求める割合が多かったので勝手ですが落胆してしまいました。
あややを演じた山崎夢羽さんの歌って踊るライブシーンも観てみたかったのですが
それはBEYOOOOONDSで観なさいってことなのでしょう。
アイドルヲタクの青春映画だと思って観てしまうと物足りなさは感じてしまうかもしれません。
ただ役者さんの演技は素晴らしく
特に大賀さんの演技が良くて大賀さんの印象がずば抜けて残っています。
良くも悪くも大賀さんの映画です。
酸味がキツめの青春映画
今のハロプロファンです
昔はこんな感じだったのかと思う反面、
ヲタクのノリやテンションを見ていて
あぁ~もうやめて~となりました。
共感性羞恥なんですかね?
自分もいい年になる前にヲタクじゃなくファンとして
上手く趣味にしなければ…と思いました。
羨ましいほどに愛おしい時間があった
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