ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 : 特集

2022年3月28日更新

【2022年、ファンタビ・イヤー開幕】
最大級の注目作がくる…ダンブルドアの秘密とは…!?
“魔法使い達”準備はいい?4月をワクワクして待とう!

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前作から約3年……。この日をどれだけ待ち望んでいたことだろう。ついに、「ハリー・ポッター」の魔法ワールド“ファンタビ”新作の公開日が決定! シリーズ第3作「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」が、4月8日に日本にやってくる! しかもなんと、シリーズ生誕の地である英国と同時タイミング(ほぼ世界最速/アメリカより早い!)。

さらに、12月14日には予告編も公開。約2分間、息を止めて新たなる魔法ワールドの一端を食い入るように見つめた方も多かったことだろう。魔法ワールドファンにおいては早くも「これで今年も生きられる」と心がルーモス・マキシマ状態にまで盛り上がっているに違いない……。

そう、2022年はファンタビ・イヤー! 最新作公開までの約3カ月、映画.comは大大大特集を展開。毎号「読んでおくと本編観賞が絶対楽しくなる」超・濃厚な内容をお届けします!


【いよいよ】今年最大級のイベント“ファンタビ開幕”
ほぼ世界最速で観られる!絶対に映画館に観に行こう!

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より

4月8日をもうスケジュール登録した? この日は、魔法ワールドへの扉が再び開く大切な記念日。ニュートや魔法動物たちとまた会える! ファンタビ・イヤーの最高潮と言えるこの日を、ぜひ映画館でお祝いしてほしい。

そして……その“再会”がこの上なくメモリアルなものになるように、こちらも準備万端で臨もう! 持ち物は、ありったけのワクワク感!


●全世界の“魔法使い”へ、準備はいい? ワックワクの1年がやってきた!

2021年は「ハリー・ポッターと賢者の石」公開20周年イヤー。そして2022年は「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」公開イヤー! 魔法ワールドのファンにとって、最高にアガるイベントが続いている。

新作が公開されるたびに世界中に魔法をかけ、新たなファンを増やしてきた本シリーズ。すでに気持ちが温まっている方も、そうでない方も! 今こそクローゼットにしまっていたローブを引っ張り出し、いつでも飛び出せる状態にしておこう!

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」より
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」より

●日本公開は4月!もうすぐ観られる!

公開が待ち遠しい日本の魔法ワールドファンにとって何より朗報なのは、ドイツ、ロシアに続いて英国と同日に公開すること(全米よりも1週間早い!)。大作洋画の公開が遅くなりがちな日本にあって、今作のようなケースは非常にレアといえる。

また前作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」はなんと、日本が世界No.1のヒットだったという。それだけでなく、邦題と日本公開日の発表をデビッド・イェーツ監督自らが映像で発表するなど、「ファンタビ」ひいては魔法ワールドシリーズは、日本のファンに敬意を表しているということ。ならば今回も、私たち日本のファンが、かつてないレベルで盛り上げていこうではないか!

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」より
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」より

[予告編] 待ちきれないあなたに最新映像!

【前回までのファンタビ】また魔法世界へ行ける喜びよ
楽しかった物語や名場面…最高の映画体験を振り返る!

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より

早く来い来い「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」ということで……。ここからは、これまでの【おさらい】と【予想】を行っていこう!

2016年の第1作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、2018年の「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」と、作品が発表されるたびに熱狂を巻き起こしてきた本シリーズ。観賞済みのファンはあの興奮を思い出してもらい、未見の方は作品の概要をつかんでいただき、公開時には“みんなで”劇場に集おう!


★ここがすごいよ「ファンタスティック・ビースト」

まずは「ファンタビ」シリーズの最大の特長を改めて。それは「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが、「映画のためだけに」書き下ろしたオリジナルストーリーであること! つまり、映画を観るまでは誰もわからない=みんなが同じ目線・熱量で楽しめるシリーズなのだ。

しかも「ハリー・ポッター」の前日譚であり、予備知識がゼロでも「ここから楽しめる」ビギナーにやさしい作品でもある。オスカー俳優エディ・レッドメイン扮する心優しい主人公ニュート・スキャマンダーとキュートな魔法動物たちの掛け合いや壮大なストーリー、没入感たっぷりのスペクタクル、胸躍る魔法の数々――。「ファンタビ」シリーズには、映画という娯楽芸術の面白さがすべて詰まっている!

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より

★第1作「魔法使いの旅」は…伝説の始まりに心躍った!

まさか、また魔法ワールドに行けるなんて……! 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」から約5年。新たな伝説の幕開けに対するファンの歓喜は世界中にあふれ、まさに社会現象化した。

そんな第1作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、「ハリー・ポッターと賢者の石」の約70年前が舞台。魔法動物学者のニュートが、人間界に逃げ出してしまった魔法動物を追って大冒険を繰り広げる! 本シリーズのアイコン的存在となったニフラーやボウトラックルといったキュートな魔法動物たちや、魔法使いとマグル(魔力を持たない人間)の切ない恋の行方(雨を効果的に用いた終盤のシーンは実に感動的)、事件の裏でうごめく“闇の存在”など、ファンタジックなアドベンチャー要素とハラハラドキドキのサスペンス、心に訴えかける良質なドラマが組み合わさった“完璧な1本”だった!

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」より
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」より

★第2作「黒い魔法使いの誕生」は…二転三転する物語に唸った!

大成功を収めた第1作の勢いそのままに、さらなる進化と深化を見せた第2作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」は、その衝撃的な内容が観る者を震わせた。“黒い魔法使い”と称される凶悪な存在グリンデルバルドの台頭によって、魔法界を二分する大事件が勃発。ニュートとその仲間たちも運命を引き裂かれてゆく……。さらに、ラストシーンで明かされる“真実”に呆然とした方も少なくないに違いない。

「ハリー・ポッター」シリーズとのリンクもより強まり、今作ではなんと若き日のダンブルドア先生が登場! 人気俳優ジュード・ロウが演じたことも、大いに話題を集めた。ホグワーツ魔法魔術学校も登場し、“名前を言ってはいけないあの人”=ヴォルデモートにつながる新事実も判明! 物語が一気に動き、あらゆる面において必見の内容となっていた。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より

同作を受けた第3作「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」は、シリーズ最大規模の驚きの展開が待ち受けていることは必定。早く観たくてしょうがない…!!


ファンタビ新シーズン!最新作の物語展開を大予想!
ダンブルドアが主役?ホグワーツさらにガッツリ登場?

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」より

予告編以外の情報はほぼ謎に包まれている最新作「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」。最後の項目では、今現在わかっている情報をもとに、「何が描かれるのか?」そして「こういう展開があったら熱い!」という“願望”も含めて予想をしていきたい。

全世界のファンが固唾をのんで公開日を待っている作品だけに、その中身はトップシークレット。映画館で本編を目にするまで真相はわからないが、これだけは確信を持って言える――。今作をもって、「ファンタビ」ムーブメントは最高潮に達するに違いない!


予想①:タイトルの通り、ダンブルドアが大活躍?

今作では、前作で本格的に登場したグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)の野望を打ち砕くため、ニュートやダンブルドア先生がチームを結成。新たな大冒険が展開する見込みのほか、やはり気になるのはタイトルにもある「ダンブルドアの秘密」だ。

前作や「ハリー・ポッター」シリーズで示唆されてきたように、ダンブルドア先生とグリンデルバルドには因縁があり、今回はついに「ダンブルドアの過去に、何があったのか?」が本格的に描かれる物語が展開するに違いない。そして、最強の魔法使いである彼がどんな活躍を見せるのか――。ドラマ面でもバトル面でも、史上最もダンブルドアにフォーカスした物語になるはずだ!

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予想②:ホグワーツもクィディッチも!「魔法ワールド」ファン歓喜のシーンが多く観られる?

解禁された予告編では、ニュートや親友のジェイコブ(ダン・フォグラー)がホグワーツを訪れるシーンが描かれており、決戦の地の一つになるのか?といった妄想も膨らむ。顔見せ程度ではなく、物語にしっかり組み込まれた“ガチ”な舞台となりそうだ。

さらには魔法ワールドファンにはおなじみの「必要の部屋」や魔法界の人気スポーツ、クィディッチが登場することも判明! 「ハリポタ」と「ファンタビ」をかつてないレベルでしっかりつなぐ、魔法ワールドの集大成的作品になりそう。

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予想③:アバーフォースら気になるキャラ続々! グリンデルバルドとの対決はどうなる?

今作でも、期待を掻き立てるキャラクターが数多く登場。中でもファンを歓喜させたのは、ダンブルドアの弟アバーフォースが本格参加すること! 「ハリー・ポッター」シリーズの終盤において大いに活躍した彼が出るということは……。

また、ニュート&ダンブルドアのチームに加わる仲間として、マグルのジェイコブと名門魔法族の末裔ユスフ、イルヴァーモーニー魔法魔術学校の教師ユーラリー、そしてニュートの助手のバンティが参加! 彼らがどんな活躍を見せるのか&魔法ワールドとどんなリンクが張られているのか、さらに拡大していく物語から目が離せない!

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そして……彼らが立ち向かうグリンデルバルドは、どんな手を打ってくるのか? ダンブルドア先生との本格対決はいつ、どんな形で行われるのか? 前作で“覚醒”したクリーデンス(エズラ・ミラー)はそこにどう絡む? 予告編だと別人のように豹変してしまったクイニー(アリソン・スドル)の運命は? 気になる要素を挙げればキリがない!


予想④:物語の中核を担う新たな魔法動物も登場!今回もニュートがピュアな心で共感できる!

よりシリアスで見ごたえたっぷりなストーリーが展開していくであろう「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」。その清涼剤となりそうなのが、やはりニュートの存在! 人づきあいが苦手でシャイなニュートが世界を救うヒーローに成長していくストーリーが本シリーズの大きな魅力だが、彼の清らかな心はずっと変わらない。高いスキルを持ちながら誇示することなく、分け隔てないまなざしで平和を守るために全力を尽くす――。ダンブルドア先生が認めたニュートの“ブレなさ”はシリーズの大切な支柱であり、彼の存在に魅了された方は多いことだろう。

そのニュートが愛してやまないのが、多種多様な動物たち。今回も“相棒”のボウトラックルや不死鳥など魔法ワールドファンおなじみの魔法動物が登場するほか、予告編ではサソリやカニのような新たな魔法動物も確認できる。彼らに警戒されないよう、お尻を突き出し小刻みに震えるニュートの姿がほほえましい。これまでの作品でも魔法動物を惹きつけるために求愛ポーズを繰り出すなど、同じ目線で接してきたニュートだが、その“優しさ”は健在。私たちが純粋に「好き」と思える主人公が、スクリーンに帰ってくる!


結論:早く4月になってほしいです。

いまこの特集を読んでいる皆が同じ気持ちかと思うが、とにかく早く4月になってほしいという思い一択! ただ我々には時間を早く進める手段がない……。いまはとにかく関連作を改めてチェックして、来るべき“その日”を待とう!

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