THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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ヒーロー映画とおもうなかれ。
今までのバットマンで最高の一作かも。暗い画面続きであんまり好きなDCキャラではなかったけどいつになく今回は普通な人に近い。お話も謎解きがベースにあるから飽きがこない。3時間弱の尺があっという間だった。トワイライトのイメージが強いパッキンソンも悩み考えるバットマンを上手く演じてて引き込まれる。なかなかな傑作だった。
賛否両論の理由が凄く分かる
スーツに身を包み犯罪者に制裁を加えるブルースは殺人現場になぞなぞを残す猟奇的な殺人事件の捜査のため街を駆ける…。
ハードボイルドなミステリ映画であり、何ならバットマンのガジェットすらやや浮いている。エンタメ感の強いアメコミ映画より個人的には好みでした。
名探偵バットマン。弱者男性のクーデターという現代の問題。僕は好きでした。
本作は世間での評判はイマイチですが、僕は楽しめました。
特に前半はこれまでのバットマンとは違うサスペンス風の展開が好きでした。
警察とバットマンが割と仲良くしてるのは僕は好きですね。
様々なアイテムを駆使して謎を解いていくのは少年探偵団みたいでよき。
インセル(弱者男性、負け組中年男性)が国内テロリズムの予備軍となっているのはアメリカでは深刻な社会問題らしい。
日本だとこういう描写をしたら、オタク差別だと叩かれそうですね、、。
あえてマイナス面を言うなら長すぎる点。
キャットウーマンの父親がどうやら、バットマンとのロマンスは削っても良かったのでは。
あとペンギンのカーチェイスが長い。
(ただカーチェイスが終わった後の業火を背にするバットマンは恍惚するほどかっこいい)
今作のバットマンはマジでかっこいい。
僕は楽しめた。
ただ、長いので何回も見るにはちょっと気が引ける。
寡黙なバットマン
とても現実的なバットマンですね。
車もバイクも気を衒ってなくてとても普通。
ほとんど喋らないしバトルも殆どない。
今回のバットマンは 目 で演技してる!
パティンソンさん、良いです!
無駄に長いと感じるかじっくり演出していて良いと感じるか。
微妙ですが、私は満足でした。
バリーコーガンさん、どんどん魅力的な俳優になっていきますね。
もちろんジェフリーさんもファレルさんも良かったですよ!
激突!!バットマンVSアメリカの闇
「なぜ今になってバットマン?」と思った人たちは結構いるんじゃないでしょうか。ホアキン・フェニックス版「ジョーカー」がヒットしたのはわかるけどバットマンまでリブートするのは安直すぎないかとPVを見るたびに思いながら、ついに初日に鑑賞してきました。
かなり長い上映時間でしたが、充実した映画体験でした。この理由なら☆四つなんですけど、☆五つにした理由はアメリカの闇を連想させるような演出が最大手でした。
人間ドラマよりも政治的な内容が多く、リアリティにあふれる所が個人的には好きでした。
ウォーターゲート事件やケネディ暗殺事件、ホワイトハウス襲撃を彷彿させるような、政治家・エリート公務員等の組織的スキャンダルを、バットマンの世界観に組み込む演出はありそうでなかった発想でした。
また、ブルース演じるロバート・パティンソンもイケメンで若者らしさも醸し出していて、孤独なアンチヒーローを見事に表現していました。心から信用しているのはアルフレッドのみというのもシンプルで強烈。
最後には浮いたコスプレ男からヒーローに転身する光景はとても清々しかった。闇は消えないけど希望は必ずある、そんなラストでした。
吹き替え版は3月15日に鑑賞してきました。櫻井さんの冷徹でダークな演技や、ファイルーズ愛さんの甘くて男心をくすぐる声色で、違和感ゼロでした。今作の吹き替え版は当たりだと思います。
そして、特筆すべきはリドラーの声を当てた石田彰さんの声の使い方が面白かった。最初は声を加工していて、石田さんかどうかもわからなかった。しかし、物語が進むにつれて声がクリアになっていき、狂気に満ちた演技は一見の価値はあると思います。
バットマンの知識がなくても十分楽しめる作品になっていますが、不殺、銃を使わないポリシーの所以を知っておくとより楽しめると思います。
現在、Dolby Cinema→プレミアシアター(吹き替え)→IMAXGTレーザーの計三回観賞しましたが、印象深かったのはDolby Cinemaでした。黒のコントラストが綺麗で、「黒光りの極み」みたいな映像が堪能できます。
シリーズ最高傑作候補誕生
ちょっと長いかなと思っていたら全くの杞憂。あっという間にと言うほどではないが充実した内容で不必要なところがない秀作。スピード感に溢れ呼吸困難になりそうな感じさえ漂う。いいもの観たなぁ!
続編もありそうだし。
キャットウーマンも最高。
ホントにザ・バットマンに相応しい作品でした。
是非映画館で🎦
29
3/18 2回目吹替にて鑑賞
映像に集中できて満足です♪
30
何も新しいものはない
1989年のティム・バートン「バットマン」を当時20歳の私はとてもワクワクしてみた。それまでのバットマンからずいぶんスタイリッシュになり新しい時代の幕開けを感じた。そして2005年クリストファー・ノーランの「ダークナイト3部作」はティム・バートン~ジョエル・シュマッカーのシリーズと比べ随分とシリアスな展開になった。そして「マン・オブ・スティール」から始まるザック・スナイダーのバットマンはそれらの作品で形作られたものの延長線上にあった。そして今回の「ザ・バットマン」はまたもやのリブートである。「スパイダーマン」もそうなのだが、何度も何度も同じ作品をいったん白紙に戻して頻繁に作り直すのはやめてほしい。陰鬱な雰囲気はクリストファー・ノーランのもので十分だし、大まかなデザインはティム・バートン時代からのデザインと大きく変わらない。そして上映時間が長すぎた。丁寧に作られた量産品という印象だ。
batdanceが聴きたい!
バットマンといえば、1989年の元祖から好き。プリンスの曲が印象的で、子供心にも面白い映画たったんですなぁ…
ほぼ同時期に再放送してたデビルマン(アニメ)を好きだったので、子供にも馴染みやすい洋画だったのかも。
今となっては監督も俳優もガラッと代わり(こんなに暗い街だったっけ!!)と続編を見る度に驚くのです。
3時間近く暗い街を息を詰めて見続ける。どのシーンも明度が低く冷たい雨に降り込められ…、家に帰ってから寒気がして頭痛薬飲みました。それだけのめり込んだってことか。
孤高のふたりがバイクで併走するシーンがロマンチック!!
長い、暗い、重い
真面目すぎるのでは? 丁寧に製作されているとは思うが、冗長だし、バットマンはじめ、格好いいところが一つも無い。バットマン=いかれたヤツ という視点はもう要らない。そんな所にもうこだわらないで欲しい。ヒーローアクションを真面目な人間ドラマにする必要はない。「ジョーカー」は、面白い発想だったとは思うが、あれだけで十分、バットマンまで同じようにしなくてよい。夜活躍するヒーローであってただでさえ暗いのに、心理的にも暗く重いのはいただけない。バットマンは、大金持ちが趣味で粋に格好良く世直しをする、それでよし。
鼻筋の通っていないバットマンの鼻のデザインがかっこ悪く気になってしょうがなかったし、コリン・ファレルがあれだけのメイクでペンギンをやる意味がさっぱり分からなかった。
この流れは嫌いではないです
もはや、アダム・ウェスト時代のバットマンなどいないのである。
ダークナイトより続く重厚な雰囲気は、ますます重くなる一方。ヒーローものとはいえど、特殊な能力を持った超人が出てくるわけでもなく、過剰に重武装した青年による正義の世直し物語であり、凶悪なテロリストと対峙するサスペンス映画でした。
3時間ありますが、ダレずに見れます。続編も見ます。
バットマンで「セブン」を作ろうとした野心作?
スーツや乗り物以外に特殊能力がなく、基本的に生身の人間であるバットマンの活躍を描くにあたって、ファンタジー色を排した犯罪映画に仕立てたのは正解。地球ではなく、街を守るというスケール感も、身の丈に合っている。ヴィランばかりが目立って、ヒーローの影が薄くなりがちなバットマン映画であるが、本作は、ちゃんとバットマン=ブルース・ウェインの物語になっているのも良い。
ただ、それは、裏を返せば、バットマン映画の最大の魅力であるヴィランのキャラクターが弱いということ。普通の人間が、なぜ、いとも簡単に要人たちを殺害することができたのか、どのようにして、街にはびこる悪事の真相を知り得たのかなど、ミステリーの仕掛けにも穴が目立つ。
そもそも、影の存在であるバットマンが、事件現場で堂々と捜査を行う姿には違和感があるし、終盤、バットマンが、ダークナイトではなく、ホワイトナイトになろうとしているかのような展開にも疑問を感じる。
そうは言っても、ロパート・パティンソンは、心に闇を抱えた主人公に見事にはまっているので、次回作が楽しみではある。
映画館用の映画
全体を通して兎に角暗いです。
内容も暗けりゃ画面も暗い。それでいて3時間の長編ときたら、家では見てられません。
逆に言うと映画館で見るのに適した映画です。
淡々としたストーリーだし、ハラハラドキドキするシーンもないし、地味〜に物語が進んで行くんだけど、飽きずに最後まで見せられるのは凄いです。
顔が半分出てるのに誰も正体に気付かないってのは有り得ないけど、それは言ってはいけない事なんでしょ〜ね。
この作品、もしマーベルが作ったら全く違う物になるんだろ〜な。
あっそれと、コリン・ファレルが出てるんだけど何処に出てた?って思ったらまさかまさかでした。
めちゃくちゃ顔変わってるやん!
名作爆誕
IMAXレーザーで視聴
長い、暗い、雨も何のその❗バットマン始めたばかりのブルースが泥臭い戦いがリアルで、カーチェイスのカメラワークがサイコーでIMAXサウンドがバットモービルのエンジン音大迫力でした。話も本来の探偵謎解き。
お金かかってます。最後のヴィランはあの……続編希望。
リドラーの方がスキルが上・ブルース実はアホ説… さぁ、どうしたいんだ!
すっきりしない映画でした。
いや、音楽はとても良かった。
映像も。
話の入り方から中盤まではグイグイ引き込まれました。
けれど、見ているうちにだんだんと…
・ターゲットの背後に、いとも容易く忍び込めるリドラー、バットマンよりすごくない?
バットマン、クラブに入るのにも一苦労(双子ご愁傷様)。悪目立ちが過ぎる。
・あれ、資金も設備も劣るのに、リドラーの方が情報収集力、すごくない?
ひょっとしてブルース、手頃な小犯罪で自己満足して、諸悪の根源は見て見ぬフリ…???
・すごく街のために頑張ってるふうに言ってるけど、賛同者、いなくない?
(前のバットマン映画ではバットマン模倣する人いっぱい出てきたけど)
あなたが活躍するようになってからも、治安は悪化する一方…。
逆に、リドラーさんには協力者がいっぱい、いらっしゃる…。民意はどちら?
そんな感じで、街の平和を願うバットマンが本来なら調べなければならない事を、リドラーに謎々で教えてもらってることからしてスッキリしない。
「このサイコ野郎!」とリドラーを罵倒して自分の尊厳を保とうとする姿も、リドラーより劣るのを認めたようにしか見えない。
お父さんの過去も暴かれたなら、もう少しブルースの抱える自己矛盾を見せてほしい。。。って思ったけど、
そういうのはノーラン版でやり尽くしたからって事なら、じゃあ、この作品では何見せたいの?
リドラーの執念の前では、バットマンはただの自己満足・薄っぺら男にしか見えないのだけど、そういうのが目的の映画ならば、もう少し違う結末になるとも思え…。 うーん、スッキリしない。
ドルビーシネマの入場特典で、クリアファイルもらったけど、そちらのデザインも、ドルビーシネマのロゴの方が悪目立ちして、なんだかスッキリしない…。
新たな名作シリーズの誕生
これまでも数々の名作を生み出してきたバットマン。
他のヒーロー映画を圧倒し、監督達を突き動かすものは何だろう。
あの蝙蝠の扮装なのか、
ブルースが両親を殺され、バットマンになった動機なのか。
今作はさらに掘り下げ、ブルースの葛藤や復讐、空虚さを描いた。
彼は裕福で力はあっても、復讐に飲み込まれたダークヒーロー。
復讐はどこまでいっても復讐でしかないと気付いたときに、彼は真のバットマンと成る。
独特の世界観
長尺、画面暗い、眠くなる前半。これ、独特の世界観とも言われる。
リドリーの壮大な計画が明らかになっていく後半はかなりスリリングで面白い。
が、予告やポスターで煽りすぎで、期待し過ぎた感がある。
キャットウーマンは魅力的でした。
そして次はあの男か??ということで、次回も絶対見ちゃうなぁ。
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