THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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ダークナイトシリーズっていうとハンスジマー、BVSはハンスジマーと...
ダークナイトシリーズっていうとハンスジマー、BVSはハンスジマーとトム…、早い話がジャンキーXL、スナイダーカットはジャンキーXLときて、今回はマイケルジアッキーノ。
この作品のサントラはどうなんだろうと思ったんですがね、
素敵かつ素晴らしいです。
マイケルジアッキーノに捧げる星五つでございます。
俳優の演技や映像等も文句なしの星五つ。
I like dc comics
DC派?MARVEL派?と聞かれたら私は間違いなくDC派と答える。
そうハッキリと答えられるようになったのは、恐らくクリストファー・ノーラン監督が手掛けた『バットマン・ダークナイト』シリーズを観てからだと思う。
それまでのバットマン作品(ティム・バートン監督のシリーズなど)も原作へのオマージュを感じる、とても良い作品だと思います。
ですが『ダークナイト』シリーズを観た際には、それまで遠い存在だったアニメヒーローが、とても身近に感じた記憶があります。その要因には、主人公ブルースも体を鍛えるために修行しており、夢のようなハイテクガジェットにしても、あれ?お金があれば実際に作れるのかも?なんて感じるようになったからかもしれません。
前置きが長くなりましたが、本作はそれを更にリアル(現実)に近づけた作品だと思う。
悪役リドラーやリドラーが仕掛ける犯罪が現代的で、そう感じさせたのかな?と思います。ただ少し残念なのは、よりリアルに近づけたせいか、私が好きなハイテクガジェットに関しては、『ダークナイト』シリーズほど熱くなるものが感じられなかった気がします。続編も決まったようなので、次回作にはそのあたりもぜひ期待したい。
味わいはサスペンススリラー
正直これを観ると、
改めてクリストファーノーラン版バットマンのバランス
はヒーロー物でありサスペンスであり、アクションもあって闇深く、スゴく良かったんだなと思いました。
このザバットマンはもはやヒーロー物の爽快感より
「セブン」のように次何が起こってしまうの?
と眉間に皺寄せながら観るサスペンススリラーの
要素が強かった。
ロバート・パディンソンはブルースウェインのイメージぴったりなんだけど、
ブルースウェインが今まで以上に異常者になってて
(社交的な部分が一切なく、陰湿で二面性も一切ない。)
面食らっちゃいました。
コリンファレルのペンギンがデニーロみたいで印象的
でした。
全体的な雰囲気が重苦しくリアリティーを持ってる
ので、1人だけバットマンスーツを着て立ち振る舞って
いるブルースウェインにシュールで笑ってしまう時が
ありました。
長いしヒーロー映画と思って観るとしんどくなるので
賛否別れる作品かと思います。
今後の作品に期待を込めて…
2年前からポール・ダノのリドラーが気になり過ぎてた「ザ・バットマン」。
ロバート・パティンソンのブルース・ウェインも楽しみにしていたけど、とりま予備知識は付けずにこの日に臨みました(笑)。
振り返れば…約3時間!長いな(笑)!
これは リブート版ということみたいだけど、んー所謂“前日譚”かなと私は思った。
「バットマン」の誕生秘話?的な?
そして…基本、夜のシーンなので ひたすら暗い。
幼い頃に、何者かに両親を殺されたことで、夜な夜な街に蔓延る犯罪者にヤキを入れていくことを生き甲斐としていたけど、最後には助けを求める人達の為に存在する「バットマン」として目覚めた(→けど、このシーン要る??的な…まぁ人間味があって良かったのかもだけど…)。
「バットマン」と言えば、過去作等々…とても良かったので、今回の作品も かなりハードルが高かったと思う。
DCの世界観も良く出ていたと思うけど、流石に「ダークナイト」の壁は高いと改めて思った。
キャットウーマンになる前のセリーナの耳付き目出し帽的なのも、まぁ良かったですよ。
バットモービルの登場シーンも格好良くて、私は好きでしたね。今までとは大分雰囲気が違いますけど、敢えて全く違うものを持って来たのは面白かったです。
ペンギンやらリドラーやらキャストも豪華でしたねー(ペンギン=コリン・ファレルは気付けなかった(笑))。
でもやっぱり後半に近づくにつれ…既視感の波に襲われ………。
でも ポール・ダノ、良かったですよ!もう好き好き大好き(笑)!
そして、エンドロールにバリー・コーガンの名前が…!!
誰が出てるとか、本当に作品の情報は見ないようにしていた(ロバート・パティンソンとポール・ダノ位しか知らなかった)ので、「え?!どこ?!どこにいた???」的な感じだったのですが「Unseen Arkham Prisoner (cameo appearance)」!!ジョーカーなのかぁ!なるほど、今後の作品の期待値MAXですね(笑)!
脚本は面白いけど気になる
リドラーの正体を探る過程にゴッサムの黒幕やキャットウーマンとの確執といった謎が複雑に絡まり、それを解いていく内に ”善悪、正義、復讐”とは とこちらに深いテーマを投げかける
引き込まれるシナリオで3時間も苦痛ではなかった が、やはりバットマンに期待してしまうのはかっこいいガジェットにバットモービル それが少しハイテクではなく少々残念
また主演の顔立ちがいいからか口元が開きすぎているマスクがどうしても気になった
DCは作品同士をつなげるのが下手なのは知ってるが、せめてバットマンの世界観は共有してほしい”ジョーカー”とか
良作
正直にいって脚本は完璧とは言えないと思った
(人が殺されてから色々わかっていくだけで、なにも解決できてないじゃないか!と思ってしまった、、、。最後も謎は解いたけど大洪水は防げてないし。)
それでもまだ未熟なバットマンの内面を描く試みはすごく良かったし、ゴッサムシティの鬱屈した雰囲気がバットマン俳優の虚な表情も相まってとても印象深かった。
ロバートパティンソンの黒髪と物憂げな表情はとても良かったので、また続編が楽しみ
3時間は疲れた。
ダークな色調にサスペンス要素を加えた作品
ブルース・ウェインがバットマンとしての活動をして2年。
若かりし頃のバットマンの活躍を描く。
近年ではジョーカーの発端を描いた作品もありましたが
DCムービーはオリジンものを描く傾向になるようです。
全体的な雰囲気は非常に暗く、3時間という上映時間も重くのしかかる。
本作のヴィランは数々の謎かけをぶつけてくるリドラー。
かつてのバットマン映画でジム・キャリーが演じたキャラ。
事件現場でバットマン宛に与えられる謎かけを解いて
次の事件へとつながる様は「セブン」や「ゾディアック」のようだった。
バットマン自身も各ガジェットに慣れておらず滑空する際も
橋桁に当たって転がってしまったりと失敗することも多々。
そんな彼を心身でサポートするのがキャットウーマン。
(本作でそういった表現はないが、おそらくそうでしょう。)
リドラー以外にもヴィランではペンギンも出ており
彼がコリン・ファレルが演じているというのも驚き。
またカットシーンではジョーカーと会話するシーンもあったりと
バットマンとしての完全リブート作というのが認識できる。
ジャスティス・リーグ辺りからMCUのような誰でも見やすい作品にしたのかと
思った矢先の「ジョーカー」からの本作のような子供を完全度外視した
大人向けの作品へと路線変更。
2作目も検討されているそうで、次作ではどのヴィランと戦うことになるのか。
遅ればせながら、動画配信で鑑賞
【鑑賞のきっかけ】
劇場鑑賞は逃したけれど、動画配信も始まり、いよいよ初鑑賞を成し遂げました。
【率直な感想】
<「THE」という本気度>
じつは、これまでのバットマン映画、バットマンの前に「THE」は付いていませんでした。
クリストファー・ノーラン監督のダークナイト3部作には、「THE」は付いていたけれど、それは、「ダークナイト」の前に付いていたのであって、「バットマン」の前ではなかったです。
「THE」というのは、日本人が思っている以上に、ネイティブの人たちには、深い意味があるようです。
日本語的に言えば、「これぞ!○○」みたいな感じでしょうか。
英語で、「THE Book of Books」と言えば、「聖書」。これぞ、数ある本の中の本だ、というニュアンスを感じます。
「バットマン」の前に「THE」を付けているので、これまでのバットマン映画の集大成かつ決定版の意味合いがあるのかもしれません。
<原点回帰の物語>
今回の作品の敵役は、リドラーで、犯行現場に、「なぞなぞ(riddle)」を残す。
これに解答を見つけ出す形で、バットマンがリドラーの正体に迫っていきます。
本作品では、バットマンが警察の協力者であり、警察と手を携えて行動する「探偵物語」。
バットマンが1930年代に「探偵コミックス」でデビューした時、ブルース・ウェイン(バットマン)が警察の捜査の手助けをして、事件を解決するという物語でした。
ティム・バートンやクリストファー・ノーランのバットマン映画でも警察との協力関係は描かれていますが、あまり強調されていなかったように思います。
今回は、「探偵物語」という点を重要視して、原点回帰した新シリーズを構築しようとしているのではないか、と思いました。
<暗い物語展開と、暗い画面構成>
まず、「暗い物語展開」ですが。
これは、バットマン映画には欠かせないもの。
なぜなら、ブルース・ウェインは、幼い頃、両親を暴漢に殺されたという過去があります。
本作品の中でも、さかんに「復讐」という言葉が出てきますが、ブルースがバットマンになったのは、そうした「犯罪者」対する復讐の念がどこかにある。
だから、彼は、別名「闇のヒーロー(ダークナイト)」なのです。
そして、「暗い画面構成」。
これは、数ヶ月前、NHKの某人気番組で知ったのですが、映画の撮影技法の中に、「黒の濃淡の演出」があるそうです。
「黒」といっても、一色ではなく、そこには濃淡があり、そこをきめ細かく表現できるというのが映画の技法のひとつと言われているそうです。
確かに、これまで映画館で観て優れた作品だったので、後日、テレビで再鑑賞してみると、画面が暗くて、興ざめという経験がありました。
それは、映画館は、場内を真っ暗にしているのに対し、テレビは室内を明るくしている状態で鑑賞するので、テレビ画面に室内の様子が映ってしまい、黒の濃淡が分かりにくくなるということ。
そこで、今回は、室内の明かりを消して、暗い室内で鑑賞してみることにしました。
こうすることで、例えば、バットマンのコスチュームも黒の濃淡が隠されていることに気づきました。
バットマンは、胸の辺りに、コウモリの形のデザインがありますが、黒いスーツの上に、黒いコウモリ。
物語後半で、このコウモリ部分の仕掛けが出てきて、観客ははっきりと認識できると思いますが、黒の濃淡を意識していると、物語前半でも、それがはっきりと分かります。
【全体評価】
3時間という長さ。
これを長いと感じるかどうかが、評価の分かれ目のような気がします。
私は、「探偵」であり「心の闇」を抱えたバットマンの姿に共感できたので、長さを感じない良作になっていた、と感じています。
これぞTHE BATMAN!
Best Batman Movie ever!
Best Batman Movie
画になる、けども…
全体的に彩度低めで暗い。話も暗い。
でも画角の使い方、照明による陰影、非常に絵画的で綺麗。
キャプチャーしてそのままポスターにできそうなシーンがたくさんあった。
以下批判。
バットマンというヒーローの性質上、孤軍奮闘するしかないのは致し方ないのかも知れない。
でも君には小市民と違ってお金も政治力もあるんだよね。
なぜそんな草の根活動ばかりするの?
犯罪が起きたら都度叩きにいく粗末な暫定対処じゃなくて、
街の設備や人へ投資して、街に蔓延る犯罪を撲滅するっていう本格対処が、君にならできるはずでしょ。
映画に描かれてない部分を知らないけど、政治的な事情でもあるのかな。
バトルシーンになると、耐久力のあるスーツで悪党の攻撃なんか効かねーぜ、殴りだけでも超強いぜ!って、陳腐ななろう作品みたい。
この人は本格対処は敢えてやらず、暫定対処で俺つえーがやりたいの?とか思っちゃった。
ファンの人、ごめんね。
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