THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
全631件中、581~600件目を表示
誠実な作品だなぁと。
じっとりと陰鬱な雰囲気が漂っていて、アクションシーンも素晴らしく、どこを切り取っても絵になる誠実に創られた作品。
上映時間は長いですが、無駄なシーンが無く苦にはなりませんでした。
いやーめちゃくちゃ好きです。
ぜひ続きが観たい。
ガジェット視点からのバットマン(ストーリー評価無)
ノーラン版バットマンの最初にタンブラーが出てきた時、驚きと動揺に包まれていた。
それまではバートン版をベースにトッピングしての登場だったため印象が薄かった。
ミスターフリーズ版は尾翼がふらふら揺れるのが気になった。
ランボルギーニからの着想と言われているタンブラーはもはや戦車である。
爆音を鳴り響かせ、ダークナイトではバットポッドまで射出する。
今でも記憶に新しい。これでこそダークヒーローだと印象付ける位影の主役だった。
時を経て、ザック版の薄いバットモービルを経て登場した今回のバットモービル。
ヒロインのゾーイクラヴィッツも相まって殆どMAD MAXのようなスパルタンな車に仕上がった。
一応ジェットエンジンは積んでいる。
ただ、それだけ。
シンプルに爆音を鳴り響かせ、ペンギンを追い詰める。
気分はデスロード。
賛否両論あると思うが、僕は好き。
バンダイから出るプラモデルも予約した。
でもやはり、ティムバートン版の優雅さには負ける。
数多くのアルフレッドが登場したが、今作のアルフレッドが最強ではないだろうか。
ゴラム役の記憶も薄くなり、モーション役から今や重鎮の貫禄まで見せるアンディーサーキスは今作は特にガジェットを手がけていない。
手紙を読んでるか病床で寝ている。
今作にバットスーツはケープの収まりがカッコよく首回りのデザインは歴代上位だと思う。
そして最初からver.2.0とでも言える完成形で登場。
両腕の武器に加え、今作は胸のバットマークが武器として機能する。初めてでは?
基本目新しい機能はなく、本来の探偵コミックの要素を重視しているため全てが地味に見えるけど、しっかりとまとまっている。
良くも悪くも地味なバットモービルが今作の象徴とも言えるが、丁寧に仕上げられており、好感は持てる。
そういう意味で5点。
歴代のバットマンバカとしては至高のダークナイトを超えきれず無念さが残るが新作として劇場で観れる喜びは嬉しい。
P.S. 今作でグッズが色々あるのですが、バットエンブレムペーパーナイフがオススメです。
3個買いましょう。
P.S. 今21:05上映回を予約して映画館に来ているのですが上映時間間違えて20時前に映画館に入ってしまい、する事なくて今これを書いています。(20:31)
暗く、重く、痛い…
画面が暗いと聞いていたので、ドルビーシネマにて。
画面だけではなく、めちゃくちゃ陰鬱なストーリーに、重苦しい展開と打撃、そして「バットマンビギンズ」を超える『生身のバットマン』感…
めちゃくちゃ痛そうなんですけど…
バットモービルのドラッグレーサー感を見てもそれは分かろうというもの。
その陰鬱な展開の中で、終盤に繰り広げられるリドラーの陰謀への対応。コレが日本で3.11に公開される意味を考えてしまった…
しかしこの地獄巡り感は、まるで『セブン』みたいだな…
ロバート・パティンソン=ブルース・ウェインの取り返しのつかない感じも、リドラー=ポール・ダノの普通な人がヤバい感じも、どうすりゃ良いの、となること必至…
惜しむらくはファルコーネが普通過ぎたかな…
復讐に燃える金持ち大バカ息子が‼️❓正義の味方になる‼️❓コスプレ変態野郎の物語‼️❓
キャストにビックリ&絵づくり最高
ヒロイン役、見終わった後、調べたら、レニー・クラビッツの娘さんと知ってビックリ!
こんなキレイな娘さんいたんですね~。
それと、さらにビックリしたのがコリン・ファレルが出てたって事。えっ、どこに出てた?って思って探したら…もはや別人…
内容はまあそれなりって感じ。ダークナイトがヒットして以来、バットマンってこういうシリアス路線ですよね。
嫌いではないけど、バットマンの裏の本性が暴かれるみたいな予告編だったので、そこを期待してるとちょっと肩透かしくらうかも。
後、絵づくりが素晴らしい!
キャットウーマン役の女性が初登場するシーン、バットモービルが登場するシーン、カーチェイスの後、燃え盛る炎をバックにバットマンが歩いてくるシーンなど、登場シーンの見せ方が素晴らしいです。
ただ、ジョーカーが素晴らしすぎるので、それを超えるのはやはり難しいですね。
ロバート・パティンソンがイケメンなだけ
今回の始まり方はすごく好きだった、小悪党がバットシグナルを見て背後の影を気にしてしまう、彼が悪に対して抑止力になり始めているのが伝わる。
町並みや世界観もゴッサムらしくティムバートン監督時代のバットマンによせている感じで高評価出来る。
ただ、まだバッドマンになって2年目だとしてもバットマンがマヌケすぎる。
それぞれのヒーローにとって一番重要な戦う理由が明確じゃないし、ただの人間だがただの人間じゃないところがバットマンのいいところなのに唯一の家族であるアルファベットも守れてないし、ビルから飛び降りることに戸惑うし、ミスって橋にぶつかるし、あって数日の女には心を開いてしまうし、悪役の挑発で頭が回らなくなるし。
あとブルース・ウェインが暗すぎる。ロバート・パティンソンはナレーターじゃない。あんなにイケメンなのにハンサムなブルース・ウェインを全く演じていない、表の顔が裏の顔とまとう雰囲気が同じなら顔半分出してるんだからブルース・ウェイン=バットマン誰だって気が付くだろ。そういう意味で光と闇の対比も少なくて闇が強調されない。
悪役から受ける武力には屈しないが誠心的攻撃で心を傷つけられ苦しむがそれでも殺すとい選択肢を選ばないのがバットマンだと思っているからそれが感じられないのは残念。今作が1作目でそれが今後成長して変わっていくことに期待している。
ノーラン版と比較してしまうがこれはこれで大アリ
良かった!けど暗すぎる!!笑
序盤からずっとダークな雰囲気で溢れていたのでこれ大丈夫?ちゃんと盛り上がる?と懸念していましたが、バットマンらしく格好良いシーンは沢山ありちゃんとブチ上がりました。そのため、3時間という上映時間でも全く長く感じることはなかったです。
ヒーロー映画というよりはミステリー映画に近い作風で、ブルースと一緒にリドラーに迫っていく感じがとても没入感があって良かったです。ゴードンとのお互い信頼し合っているバディ感も良く、今作だけと言わず次作でもまた観れたらいいなと願うばかりです。
ただ、歴代バットマンシリーズが好きな方は今までとは別物だと思って観ないと肩透かし食らうかもしれませんので要注意を…。
影から光へ
登場シーンから既に完璧でした。闇の中から全身黒い男が現れる、それだけで映像としてカッコ良過ぎますよね。そして自分自身が影であると言うバットマン。
最初は復讐心のみで動いていたバットマンですが物語が進むにつれ真実を知り彼の中で何かが変わって行ったのでしょうね。最後は洪水で流されそうになる人達を純粋に人助けをしたいという気持ちだけで助けに行きます。かつて影だった彼が暗闇の水の中で1人輝き人々を導く光となったあのシーンこそ、彼の心の中に希望が生まれた瞬間なのだと思います。その後の夜以外に救出活動を行なっているバットマンのシーンからそれが良く伝わって来ました。
本編を通してゴッサムは明らかに前よりも酷くなっています。結局街自体は何も変えられなかったし、これからも変えられないかもしれません。でもどんなに苦しくて絶望的でも希望だけは捨ててはいけないという事をバットマンは教えてくれたのですね。
内容もさる事ながら映像も素晴らしかったです。霧やスモークを使った演出、そしてカーチェイスのシーンは敵目線から見える炎をバックに迫るバットマンがカッコ良過ぎました。映画なんて映像の一種ですから正に"映像的な作品"とも言えるでしょう。是非IMAXのスクリーンで(出来れば前の方で)体感したい作品ですね!あとキスシーンは普通にカットで良かったと思います!
知能犯に翻弄される、心に傷を負ったダークヒーロー。
全体的に薄暗いシーンが多く、内容は完全に一見さんお断り。ある程度の予備知識が無いと、それぞれの関係性が分からず戸惑うかも。
だが、それを余りある"演出"で、鑑賞者全員ゴッサムシティに連れて行ってくれる。
従来の勧善懲悪な【バットマン】と違い、繰り返される謎解きと殺人。強めの推理サスペンス要素。ここを素直に楽しめるかどうかで評価は大きく分かれると思う。
ゴッサムシティの闇の部分である、ドラッグ、政治、汚職、隠蔽など、過去作よりもリアルに社会問題と重ねたテーマ。ブルースの父、トーマスの死も深めに絡めて、名作【JOKER】と良い意味で''対''になりそうな位置付け。
辛口に敢えて言うならば、3時間の長尺ながら後半が締まり切らず緩んだ印象。ストーリーに重きを置いた展開だったのに、ラストはアクションの見せ場に頼ってしまったか。それでも、続きを想像してしまうラストは良かった。
ブルース・ウェインがバットマンとして動き始めて2年目という設定の為、アクションもガジェットも控えめ。葛藤しつつ、秘めた激情を見事に表現したロバート・パティンソンは予想以上にハマっていて素晴らしいの一言。
バットモービル登場シーンが、とにかく半端無く格好良い!!IMAXだと身体中にエンジン音が響き渡り、心地良さは文句無し!カーチェイスも大迫力!
個人的にコリン・ファレル好きなのだが、ペンギン役が全く分からない程。キャット・ウーマン役ゾーイ・クラヴィッツもアクションにキレがあり、格好良く綺麗でセクシー!ここも続編やスピンオフにも繋がりそうなので期待。
もう少し欲しかった
まずロバート・パティンソンが主演を務めた今作ですが、彼の演技と今作のゴッサムシティの雰囲気がとても良かったです。
バットマン好きは見に行くべきです。
そしてなんと言っても3時間という長さ、自分的には久しぶりのバットマンの新作ということもあり、良かったのですが。
人によっては退屈な時間に感じられるのも仕方がないと言えます。
個人的にバットモービルはかっこよかったのですが、もっと近未来感を出した方が男のロマンが擽られますね笑
今作は総合的に見ると、悪くは無いんだけど、良くはないと言う感じでした。
個人的にはもう少しなにか欲しかったです。
マットリーブスとロバート・パティンソンは三部作を話し合っているそうなので、気長に待ちたいと思います。
Nirvanaのsomething in the way初めて聴きました。
タイトルの曲が醸し出す雰囲気が陰鬱なテーマを始終現していて観ていてこの世界に浸れます。
雨が降り続けるゴッサム、闇の中で現れるバットマンの冒頭のアクションシークエンスはまさに、
スターウォーズローグワンでダースベイダーが現れるシーンを彷彿させる怖さが現れてて最高の登場シーン。
新しいバットマン映画はグラフィックノベルを読むような出来栄えで、陰鬱な世界に浸りきれます。
この映画のバットマンは、リアルな世界に現れる繊細なロックスターの様。
監督が探偵物の様な謎解きのストーリー構成をしたのも良く、じっくりゆっくりストーリーの流れを追いながら静かな興奮とだんだん上がっていくアクションに引き込まれていきます。
ロバートパティソンとクラヴィッツの若い2人の復讐譚であり、ラブロマンスのある青春物の味わいがあり、また、何度も観て確かめたくなりますね。
ダークナイトの興奮を超えたとは思えなかったけど、これ1作で完結作品と言えるぐらいの仕上がりはあり、また私のコレクションが増えるなぁと思いました笑笑
以下思いつき!
ポールダノはブラボー!
声のトーンがおとなこどもを表現出来ててすごい良かった。
脇を固める役者が演技うまい役者ばかり。
キャスティング大成功!
脚本は秀逸で最後のカタストロフはダークナイトライジングの終末観超えを狙ったか?と笑笑
最後の狂気の伝染は今に通じるテーマですね。
ダークナイトの事件→謎解き→事件の構造に似てるんだけど、それと違うのはハラハラ感と被せてくる畳み掛けてくる感が連続しないところがマイナス。
ダークナイトは観ていて心の中で緊張→緩和→緊張が連続していくところが圧巻なんですよね。
黒い!最高!ありがとう!
暗いっ!
デートムービーには向かないバットマン
こちら、ジャスティスリーグとは異なる世界の物語設定です。
最近、マルチバースがどんどんと拡大して、あまりの複雑さに「ヒーロー映画もそろそろ卒業か」と思い始めている私。本作も先週までは「(劇場で)観る・観ない」の当落線上に置いていました。
しかし、「これはDCEUとは別世界」と聞き、またIMDb、Rotten Tomatoesでかなりの高評価。それなら「どれどれ?」と、予習復習も、期待しすぎもなしで鑑賞してきました。
感想ですが、結論から言えば「完成度の高い、優れたリブート」だと思います。ワタシ的には高評価で楽しめました。
キャスティングされた各俳優たちもいい演技で、ストーリーは興奮度こそ高くありませんが、巧くまとまっていて176分飽きずに鑑賞できます。
(別世界設定とは言え)前作の(DCEU上の)ベン・アフレック=バットマンが、ジャスティスリーグにおいてスーパーマン、ワンダーウーマンらの超人たちと並んで見劣り、更には実年齢20歳差のエズラ・ミラー=フラッシュに「あなたのスーパーパワーって何でしたっけ?」の質問に、なんならどや顔気味に「I'm rich(金持ちだ)」(とベンに言わせる)など、ファンには屈辱的、特にファンでなくても苦笑いなキャラクターだったわけで。
でもこのリブートでバットマンファンにも、(クリストファー・ノーラン版に遡らなくても)「まだ僕には帰れる場所があるんだ。こんな嬉しいことはない。」と思えるんじゃないでしょうか。
まだ続編があるかはわかっていませんが、仮に私がその時既にヒーロー映画を卒業していたとしても、「観る」候補にして期待すると思います。(ま、要するに完全引退の意思はないんですけど。。)
或いはゾーイ・クラビッツのキャットウーマン(スピンオフ)も、同じくマット・リーブス版なら観たいかもな。(ハル・ベリー=キャットウーマンは残念だったし)
ちなみにDCEUにおけるバットマンについて、ベン・アフレックはアルコール依存症克服のため19年にバットマン役を降板することを決めましたが、22年に米国公開予定の『The Flash(原題)』にも再登板することが決まっています。ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースほど複雑じゃないにしても、同時期に別の世界の同一キャラクターが映像化される「パラレルワールド」に、理解できない人も少なからずいるでしょうね。。
ヒーローしてるバットマンが見れた。それだけで満足。
私はまだ未履修のため詳しくはないが、ミステリー要素から「バットマン:ロング・
ハロウィーン」を想起した。これを履修した人の感想を聞いてみたい。
以前のヴィランvsバットマン、のような出すヴィランの数をケチる勧善懲悪スタイルから打って変わり、キャットウーマン、ペンギンなど人気キャラをポンポン出す、コミックのスタイルに近く感じた。
今回の懲らしめられる悪はリドラーと、しっかり居るにも関わらずだ。
リドラーといえば「バットマンフォーエヴァー」のふざけたキャッチーなヴィランと浮かぶが、今作のリドラーはユーモアある奴ではあるがそれがどこか狂気的で名ヴィランと呼んで差し支えないと思う。
説明もテンポよく、車アクションや戦闘アクションはかなり多めで飽きない。バットマンへの手紙も毎回凝っていた。だが、いちいち手紙の内容を覚えてられないし、ミステリー初心者には退屈なシーンもあった。この映画を十分に楽しむには必要な教養が多いように感じる。
ラスト30分くらいの人々を救うヒーローとしての側面のバットマン、キャットウーマンとの恋よりヴィジランテの道を選んだハードボイルドなバットマン。そのふたつが拝めただけで私は満足に感じる。
ただ、ジョーカーの事件の後、とあるがそれが何なのかわからなくてモヤモヤした。(あと復讐のあたりも。)
ジョーカーの映画のことであれば私はタクシードライバーの解釈をしている為矛盾が生じ混乱してしまうところだが。まあ、続編を匂わせていたためそこで明かされるのだろうが。
(洪水都市となった結末はノアの箱舟を暗喩しているのかなー、ダークナイトはソドムとゴモラの考察あったしなー、という軽い考察をした。)
ジョーカーのテイストのバットマン
映画館にて鑑賞。
とりあえず、ジョーカーに寄せてるのは感じたけど、長い。
ドラマ性があって面白いんだけど、んー、、、って感じ。
個人的にはリドラーに負けてるじゃんってなってしまった。
マシンガンでストロボっぽいところとか、最後の方のガラスが割れて入ってくる所とかの戦闘シーンはめっちゃカッコいい。
あと、発煙筒で進んでいくシーン。
最初に俺は影だって言ってた所との対比なんだろうなとは思う。
良いシーンだなと思いました。
あと、ペンギンとのカーチェイスのシーン。
カッコいいけど冷静に考えたら、タンクローリー爆破してまで勘違いって、、、
巻き込まれた人の気持ち考えてしまった笑笑
バットマンとキャットウーマンのキスシーンも良かった。
リドラーとムショで話してた君は誰だい?
顔を少しお見せよ。
君かい?君なのかい?ってなりました。
ラストは続きもあるかもね?風で終わり。
次やるとしたら何やるんだろうねー。
72/100
全631件中、581~600件目を表示