マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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同窓会
マトリックスはリアタイで観てました、が小難しい内容かつ時間もかなり経ったためアマプラで予習して(結果理解出来ないということを理解し)今作を観賞。
シリーズは大好きですがその理由は圧倒的な映像力。
多彩なアクションや各キャラの立ち方、動き、ネーミングセンス、台詞回し。
今作もそれ等を感じさせるシーンはありましたが過去作を超える様な事を自分は感じられる事ができませんでした。
アクションに関しては年齢の事もあるんでしょうがせめてトリニティの謎の空中蹴りを観たかった。
あとネオの困った時の人やミサイルを吹っ飛ばす両手突き(?)も他に何か魅せ方があったのでは無いかと思う。
今回覚醒ネオより覚醒トリニティの方が活き活きしていたのはフェミさん(笑)に配慮したのだろうかっていうくらいネオの弱体化が気になった。
トリニティと出会うまでは楽しく見れ、2代目スミスが会社内で銃を片手に放った「アンダーソン君」の一言に歓喜してましたがどんどんテンションは落ちていきました。
字幕と吹き替え両方観ましたが配信含め3回目は多分無いです。
次回作を彷彿させる終わり方をしてましたが自分はキャットリックスを作った方が売れるんじゃなかろうかと思う。
原点回帰+年輪、VFXだかのアクションで迫る。単純だけど、本質と細かいところはムズカシイ映画。
イヤイヤ「マトリックス」1999年の映像は当時の若い私にインパクト大。
だからDVDも買って何回か見た。第一作ね。画期的な映像テクニックと
わかりやすく、衝撃的なストーリーは、新世紀を感じさせたね。
ただ、2003年だかの「リローデッド」「レボリューションズ」は
なんか話が複雑になってるような気がして、見るのを回避。
実際、本作の有料パンフ見ても、「あらすじ」時点で振り落とされていた。
見なかったの正解。
本作は元祖第一作とのつながりが良いようだ。
主役のネオとヒロインのトリニティはだいぶ老けたけど
良い年齢の重ね方、老いらくの恋も、私、同世代だから
親近感が湧く
アクションの連続で、観客に「考える暇」を与えないのは娯楽作として良い。
前半が、仮想世界だか、現実世界ザイオンだかよくわかりませんでもたついた
のは玉に瑕だったが、ネオが船に奪還されて、現実世界に戻るあたりから、フルスロットル状態。
完全に第一作を踏襲の上、技術的、ストーリー的に進化している。
仮想世界と現実の不思議さ、カーチェイス、戦闘アクション、歪んだ不思議空間で魅せる。
精度が上がっている、それは20年以上だから、技術も秀逸。
「飛び降りる」シーンは実際に飛び降りたシーンを加工したらしい
より自然に「魅せる」技術の進化だろう。
でも深くストーリー考えると・・・いけない。
仮想社会の敵との死闘、現実社会との関連の根本的意味
「この人たち何のために?戦って、何を目指してるの、それぞれ」が本当のところ全くわからない。
有料パンフ精読しましたがよくわかりません。・・映画初心者ですみませんです。
監督だかがトランスジェンダー公表していて、そのメッセージ性大とのこと(有料パンフの受売り)
ビジュアル的に美しく、スピーディーだけれども、20年以上ぶりで観て、まさに「レザレクションズ」だった。
ただ、日曜の終わり「笑点・サザエさん」タイムという悪条件とはいえ、観客20人は寂しい。
まあ誰もが、あした
つまらんかった…マトリックス好きだけど
期待してたが…正直つまらんかった
地味だし、わかりずらいし…見どころがなく後半は同じアクションがただ繰り返しみせられるだけで、飽きる。
ネオもトリニティも老けたなぁ…と思った。
観ててしんどかった。
無理に続ける必要性がよくわからない、悲しい作品になりそうで気の毒、というか心配。
前3部作の予習が絶対必要。ただのリメイクではない再構築された作品として良作
まず前3部作の予習は絶対必要。各所にデジャブが出てくるので予習してないと完全に意味わかんないと思う。そのうえで前3部作の焼き直しではなくまったく違うストーリーを展開していく。デジャブで前作を見せつつ異なるストーリーを展開し、ゲーム制作のシーンとかでメタにメタを重ねてループを観客にも感じさせる表現が面白い。
どこで大きく違いを見せていくかなと思ったが、バレットシステムは面白い着眼点だなと感じた。マトリックスらしい点でありそこを拡張することで新しいストーリーを作った点に感心させられた。一方でバレットシステムを破る方法がエージェント・スミスだけっていうイマイチ消化不良感も。
前作と比べると個人的には前3部作は1作目サイコー、2作目グダグダ、3作目はイマイチだけどまあキレイに収めたかなという感想。イマイチ好きではなかったザイオンでの戦闘やドラゴンボール的戦闘シーンは今作ではほとんど出てこなかったので個人的には好感。アクションやCGは現在のハリウッド最新の技術を使ってキレッキレの動きになってたので十分満足。
残念な点はまず俳優陣。モーフィアスとエージェント・スミスが前作の人から入れ替わってしまったのは残念。年齢とかでアクション難しくて断ったとかなのかな?でも主要人物だし続投してほしかった…。エージェント・スミスはキャラクターとしてもイマイチ活躍が足りなくいというか、前作のスミスらしさがなくて、もうちょっと練りようがあったんじゃないかと思う。もう1点は最後の意味がよくわからなかったこと…。自分の読解不足なのか、続編の予定があるということなのか、それとも何か社会的なメッセージなのか…?最後の最後で腑に落ちないものだった。
1作目のような「映画史に残る」ものを期待していくと肩透かしかもしれないが、マトリックスの名前だけで2匹目のドジョウ狙いの糞リメイクに落ちることなく、マトリックスの良さを残して再構築された作品としてとても面白かったと思う。
新しい世界観が示せなかった。革新性は乏しい
続編というのは難しい。
どうやって、しかもどこをどう引き受けて新しい物語を紡いでいくのか。
ある意味、新しい物語を一から作るよりも難しいのではないかと思う。
その点では、同じ物語を新しいエッセンスを入れて作り直すリブートの方がやりやすいのだと思う。
その点では、このMTRIXに新しいエピソードをつないでいくということは、とてもチャレンジなことだと思う。
その勇気は讃えつつも、やはり、物語としてはやはり消化不足というか、新しい世界観などをブチ混んだとは言い難い感じはした。
革新的な作品とは言い難い。
そのくらいオリジナルの第1作の「世界観」の構築のインパクトが大きかった。
その点では、オリジナルの第2、3作もその世界観の周辺をぐるぐると回っただけにしか思えなかったのだから、まあ、しょうがないのかもしれないのだけれど。
映像としても、まあこんなものなのかなと。
バーチャルな世界という点では、「ナイスガイ」の方が新しい世界観であり、アプローチとしても面白かった。
ハッピーエンド
悲しい別れをした恋人たちが20年の時を越えて再び巡り会う。
不覚にも目頭が熱くなった。
(実際は60年経っている)
モブ以外誰も死なない超ハッピーエンド。
誰かが死んで心臓を掴まれるような苦しい気持ちにならなかったのは、いい事なの?
でも映画として、どうなの?
モブポッドがゾンビに見えたのは私だけではなかったようだ。
で、スミスの夢は何だったんだろう
再びマトリックスとマシンシティを乗っ取ること??
単体としては最高。シリーズの4作目としては審議
単体としてはめちゃくちゃ良かったです。
皮肉もたっぷり、お話もこれでもかというくらい綺麗に展開し、伏線を回収し、レボリューションズで誰もが願ったトリニティのセカンドチャンスで締めくくるという。
最高でした。
がしかし、なぜこの作品を作ることになったのか、そこが最後まで見えませんでした。
作品そのもののゴールはトリニティにセカンドチャンスを与えることだったと思います。
そこではなく、今このタイミングで、三部作で完結したはずのマトリックスを、若干無理のある形で、なぜ掘り返してきたのか。それも続編あるかもよという匂わせをそこかしこで、なんならラストでこれでもかとぶち込んでくる形で。
仮説はいくつかあります
- 映画業界サイドからの不満の爆発。お前ら簡単な方にそっぽ向きやがって。もう許さん、作品がどうとか知らん、拝金主義に走ったるぞ我々は、というメッセージ
- 作品サイドとして、なにがなんでもトリニティのセカンドチャンスを描きたかった。
- うん周年記念でとりあえず何かやらなければならなかった。
わからん。
続編が来たら1点目でFAかと思います。
ともかく、単体としてはめちゃくちゃ良かったです!熱盛!
なつかしや
前シリーズから20年。ストーリーはほぼ忘れて観る。まあ、うろ覚えでもなんとかなります。エボルーションを観て復習しておけば間違いない。
全編、青春の思い出補正で、マトリックスの雰囲気で楽しめました。ロケ地がいちいち思い出をくすぐるノスタルジー。屋上のシーンとかね。薬莢がバラバラ落ちるシーンとか。アクションや映像は今更、真新しくないのでね。ストーリーはよくわからん。懐かしい人々の登場はファンには嬉しい。ローレンス・フィッシュバーンさん出てくれよ。出世作なんだから。
エンドロール後にオマケがあったらしいがトイレにいって見逃したよ。
旧作を、超えることは出来なかった
一作目のインパクトを越えることができない印象でした。
結局何のために戦っていたのかが分からなかったのか、思い出せないのかなんかわからん間に眠気に襲われて、よくわからない映画でした。
銃撃シーンも格闘シーンも旧作の焼き回しみたいでああこれ見たわと残念な心持ちでした。
やはりローレンスフィッシュバーンは出ていて欲しかったです。
うん。微妙!
マトリックス3部作何度もリピ、考察サイトを読み漁り、当時はPS2のマトリックスゲームもやっていました。
今回新作と聞き、マトリックスが好きな私的には嬉しい気持ちもありましたが、予告ムービーがなんとも言えない微妙さを醸し出していたので期待はせずに劇場に行きました。
実際見てみると、その通りなんとも微妙でした。
【微妙な点】
①映画全体のデザインが微妙
私が一番気になったのは映画全体のデザインです。登場人物のキャラクターから衣装、機械のデザイン、建物、cg、敵、全てどことなくダサいです。
マトリックスは1999年公開という比較的昔の映画ですが、それを感じさせない独特な世界観と美しさがありました。
今回の映画は全くそれがありません。
キャラも命がかかっているやりとりをしているとは到底思えない謎の軽さ。ネオと会話する意味深なシーンがあってもその後掘り下げられるわけでもなく、え、そのキャラ&シーン必要だった??という気持ちに。全く魅力がありません。
旧作のマトリックスに侵入したクルーたちのやりすぎなくらいキメキメの衣装は、現実と非現実との対比を感じさせていたのに、今回はただのストリートギャングのような衣装にクソダササングラス…普通に一般人と紛れてしまいます。スタイリッシュさが皆無でシンプルダサい…
仲間の機械達もリアリティのないSF映画のようなデザイン。孔雀があの様なファンタジーっぽい形を模している必要があったのか疑問です。
旧作は自分の使命を全うするために特化した実用的で、ファンタジーだけどどこか現実味と納得感のあるデザインでした。
第二のザイオンもファンタジー感満載で、人間が日々を生活している空気が全く感じられません。ホログラムでカモフラージュしているのは良いが、分厚い防壁等がなければ侵入されて即終わりでは…?
マトリックスの中ででてくる建造物も、どこかセット感があって空間が狭く感じます。現実にそんなのあるの?という印象。
モーフィアスと戦闘したところやサティーと会議した仮想空間もなぜあんなファンタジー??ロード・オブ・ザ・リングにありそうな空間、、
また、今回はCGが至るところで利用されていましたが、CG感が消せてません。新幹線から見える桜、、、
とにかくダサい、リアリティのないファンタジー。
②ストーリーが微妙
3で死んだと思われたネオとトリニティが生きていた!、機械との和解により電力不足で機械同士の戦争が起きた、等の設定はまあ百歩譲ってアリとして、
ネオを救いに行く根拠、トリニティを救いに行くことに協力する根拠に説得力がない。
ネオのsosを察知して、英雄だし助けようとする気持ちはわからなくもないが、命をかける理由があるのか?
旧作は機械との戦争で常に死と隣合わせの世界で、戦争を終わらせる救世主という希望にすがりたい、人々の思いがありました。
今回は別に救世主プログラムのために機械達が人間のコロニーを滅ぼそうとしてるわけでもなく、そこまで困窮しているようにはみえない。ネオを見つけ出して命を賭して助ける必要性が感じられません。
またトリニティが助けられるかも!ということがわかっても、第二のザイオンを危険にさらしてまでやるものか?過去の英雄の一人だったとしても、サティーの復讐心があったとしても、満場一致で助けに行く根拠がわかりません。
③カメラワークが微妙
戦闘シーンが数々ありましたが、近い&人がいっぱいいてゴチャゴチャしてなにがおこってるのか全くわからない、、
旧作のスタイリッシュでド派手で胸アツなかっこいい戦闘は見る影もありません。
日々のループを表現してるのだとおもいますが、似たようなカットシーンの継ぎ接ぎ。わけがわからないだけです。
最後のトリニティと空を飛んで急に船のシーンに切り替わり、どうやってみんな脱出したのかわからない。
なぜカウンセラーは乱闘の中黒猫の元に行こうとしていたのか?
トイレでスミスをぶっ飛ばしてその後どうなった?スミスに気絶とかの概念あるのか?
総評すると
とにかく不自然でわからないことだらけ。
水槽の中の脳が表現できていない、
テーマもリアリティもないただのもっさりSFファンタジー。
トリニティとネオが幸せになれたことだけは良かったね、という感じです。
今の日本が本当に必要としている映画
1999年のマトリックスは未来を予言した恐るべき映画だった。あれから20年以上の時がすぎて今では私達は完全にその世界に染まっている。
ラスト3分がこの映画の伝えたかった全てだ。
だからこそ日本ではこの4作目は絶対に受け入れられないだろう。何故ならば日本ではこの映画の伝えたいメッセージとは今真逆の方向に国として突き進んでいるからだ。これ以上は言うまい。🙄
しかしいつか必ず日本でもこの作品が再評価される日が来る。
日本こそ最もマトリックスの世界観に近い国なのだから。
映画のとっちらかり具合や主要キャストが何人かいないなど不満は多少残るがマトリックスの見せたいものは全くブレていないので5点満点。
今年見た映画の中でも特に意味のある映画となりました。
私は満足、楽しめました。
面白いストーリーだと思う。
前3作品を汚すことなくちゃんと繋がりかつ新たな展開を生んでいる。
単純に続編を作ったのではなく、しっかり練りに練って
観る側を納得させてくれる、いい作品だと感じました。
さらに続けるにならば、これ以上に慎重に作ってほしいですね。
パート3からグチャグチャになってしまった◯ーミ某のようには
決してなって欲しくないので。
一言。
しかしこの作品もやっぱりハリウッドなので、昨今の悪しき?風潮には逆らえないようで
活躍するのは女性ばかり…。
そして目立つのは黒人男性…。
必然性があればいいけれど、米国の映画もドラマもこんなのばかりで、無理矢理すぎる。
と、おもうのは私だけではないですよね?
つまらないのに映画史に残る斬新さ
この映画すごいです。
なぜならこの映画がつまらない理由をこの映画の中でキャラクターが完璧に説明してくれるのです。確か「スクリーム」シリーズで前作を自虐するような発言があった気はするのですが、現在進行系で進んでいるその映画自体をディスる作品は自分の知る限りありません。
冗談か本気か分かりませんが、この作品が蛇足であるのは観終わったあと感じましたし、内容の小難しさもこの映画で否定された通りで、レボリューションズのドラゴンボールじゃねえかとまで言われたド派手な戦闘シーンを観た後にこの程度のアクション見せられてもねえといった感じでした。
なんか1と2の間の話のと聞いていたので、ターミネーターシリーズでよくやる全力で3をなかった事にする作戦かと思ったらしっかりレボリューションズの後の完全続編でしたのでそれはそれで良かったし、ネオとトリニティのレボリューションズのラストに納得はするもののかわいそうだなと思っていたのでリザレクション(復活)できて良かったねと思いますが、コードギアス復活のルルーシュを観たときのTV版最終回の俺の涙を返せという気持ちと全く同じ感情もあります。
得点は高めですがワーナーに対するウォウォシャウスキー監督の最大限の抵抗に対してです。しかしよくワーナーこのままOKだしたな・・・。試写会の時ここのシーンカットして見せてたらすごいんだけど(笑)
なぜ、いま新たなマトリックスを作ったのか
公開当時、世界に衝撃を与えた映画。
斬新な映像体験、
“現実”と思っていた世界は実はバーチャルでしかなく、現実の肉体は機械にエネルギーとして消費されていたというストーリーも。
ただこの20年の間に、映像はパロディに散々消費されつくし、現実社会も近づいたこともあり、いまや目新しさはない。
ネオがスミスを倒した後、機械はエネルギー(人間)を安定させるために、より人が望む仮想世界を作り出した。
人が望み、安らぐ幸せな世界。
現実世界でも機械は人を襲うことをやめ、それなりに幸せに暮らしている。
ーなぜ、ネオが必要なのか、なぜ、新作が作られたのかー
その答えは映画の最後にある。
女性であるトリニティが救世主として目覚め、新たな世界を創造する。
監督自身がトランスジェンダーであり、現実社会から、性差からの解放を望んだのではないか。
抑圧された現代社会へのメッセージを、今だからこそ訴えたかったのではないかと感じた。
また、映画作中ゲームとして、第三者の視点で“マトリックス”を議論するシーンがある。
ブームとして動画として消費されたマトリックスへの、監督の抗議ではないかとする解釈も興味深い。
私としては、映画自体はまあまあ面白かったけれども、マトリックスとしての完結を見るなら、今作は不要だったと思う。
仮にネオ達が新たな世界を構築したところで、それは機械と何ら変わらない。
どこまで行っても、万人が満足する世界など存在しないと思うからだ。
Still know Kung-fu. パーソナルな作品って言われても・・・
例えばラナ・ウォシャウスキー監督が「性転換して自分のやりたい事やっちゃったしぃ、最近身内に不幸があって気分が沈んでたから、そう言えばネオとトリニティも不幸な終わり方だったので、ここはハッピーエンドでも作ってあげよう。映画会社も続編作れってうるさいしね。」と思ってたとします。
それに対してマトリックスが好きだった私は「三部作でネオとトリニティがあんなに頑張って自己犠牲までして物語が完結してたのに全部台無しじゃん・・・」と思ってしまいました。こんなガックリするとは自分で思ってた以上に昔のマトリックスが好きだったんだなぁ。
マトリックスの1からの続編という噂で、だったら別ユニバースで面白い展開になりそうだと思ってたのですが、ガッツリ3から続いてる物語でしたね。せっかくちゃんと終わってた物語に変に手を加えて残念になったシリーズがまた1つ増えました。
昔のマトリックスが今観てもスタイリッシュなのに比べると、今回は観る陰もありません。アクションシーンもカメラが寄りすぎて何やってるのかわからないですし、この見せ方って既にダメな映画がやる手法になってますよね。後、やたらメタ発言入れてきてて、「こういうのオタク層が好きでしょ」って作り手側が思ってそうなのも、もはや時代遅れ。取り敢えず女性活躍させとけば今の時代にマッチしてると思ってるのも、世の中に媚びてるだけに感じられて。
あー、兎に角ひたすら残念でした。せっかく直前で三部作復習していったのに。考察とかも調べまくって「どんと来いマトリックス」状態だったのに。どんな内容でも面白ければ文句はないのですが、今回は・・・。言いたくはないけど、ウォシャウスキー監督の才能は枯渇している事を再確認したような作品でした。次回作の「キャットリックス」はもう別の監督でお願いしたいです。
Time flies 時が経つのは早い
最終絶叫計画、キャッツアンドドッグス、バレットモンクを覚えてる人は少ない。
ただ、マトリックスの有名なシーンをパロディにした一場面を見れば、作品の記憶が蘇るがえる。
アクション映画、SF映画はマトリックス以前以後で大きく様変わった。それだけ影響力のある作品だった。
昨日、私は映画館に足を運び、新しいアイディアを目に焼き付けようと座席をとった。次に座席を立ち上がる時、自分の中で渦巻く賛否に、軽いパニックを起こしている。
機械VS人間・機械獣(勝手に命名)
前回の機械VS人間の戦いはネオの活躍、犠牲もあって引き分けに持ち込んだ。それから60年の月日が経ち、
アンダーソン君、失礼、アンダーソンさんは新しい生活に戸惑っていた。
私たち観客は万能であるから、機械がマトリックス内で、アンダーソンさんの顔をカモフラージュしても、いずれネオになる男とすぐに気づく。
マトリックスの構造を知ってからのネオは前作同様、世界を救おうとする。こともなく、トリニティを救うための方法を探す。その方法を知ってるのが機械獣である。その正体がレボリューションズのエンディングの女の子ってのが素敵。
本作では敵対関係がよく解らないことになってる。機械も、エージェントスミスも前作ほどの必死さがない。
ネオに恨みのあるお金持ちが出てくるが、アクションの見せ場としては物足りない。
モニカベルッチが足りない。
アナリストが何をしたいのか分からない。
アナリストの能力を持ってすれば無双できそうだけど、アナリスト単体の戦闘力は低い。
ということで、やはり難敵はエージェントスミスだが、顔は爽やかになったが性格は悪くなってる。
最後の人間魚雷は、アベンジャーズ 、ハプニング、アイアムレジェンドを見たスミスが、「いつかネオが目覚めたら、やってみよう!」と実行したかのよう。
私が今回、評価低くなってしまったのは、笑えるシーン、笑いを取りに行くシーン、セリフが多すぎたところ。モーフィアスが1番顕著に出ているけど、他のキャラクターも笑かしにきている。これじゃ最終絶叫計画になってしまう。笑いはアホリックスに任せよう。
テーマ的には"愛こそがすべて''だと思うのだけど、その愛さえも、ギャグシーンの余韻が邪魔をしてしまう。
それが前のトリロジーとの大きな違いで、私が納得できないところ。
エンドロールの映像、犬派の私は、犬の動画こそ至高、せめて猫と犬は同じ列に並べてあげて欲しい。多様性多様性とうるさい世の中みたいだ。キャッツアンドドッグスを見習ってほしい。
文句ばかり言ったが、静止する弾丸、ヘリから落ちる薬莢などマトリックスらしさは残っている。バレットモンクよりは薄いけど。
マトリックスといえば!のアクションシーンを再演しなかった監督はやはりすごい。それこそパロディになってしまう。
20年経った今、マトリックスは更新された。
2度目のチャンスを活かして、
新しいネオとアンダーソン君は何と戦うのか。
次作はモーフィアスが闇落ちします。次作があれば。
監督の顔写真を見て、
ラン・ローラ・ランを思い浮かべる。
まったくヒントにもならない。
(点数ですが、鑑賞中は0点をつける気でいました。1日経ってレビューをまとめてると加点していき、今に至ります)
これは俺たちが求めていたMATRIXなのか!? ある意味ぶっ飛んでる!続編作品!
リアルタイムでMATRIXの虜になった時から18年……
の続編が正直これかと思ってしまいました(見始めから)……残念……(T^T)
あれから時代が変わり、考え方など多種多様になりこの作品内容になったのかなぁ……など自分を説得しながら鑑賞……
ウォシャウスキー姉妹監督の『クラウドアトラス』『ジュピター』を観ると納得できるかも。
予告編から、なんかな~面白くなさそうだよなぁ~と思いつつ……内容を想像……
ザイオンが滅んで7回目なのかなぁとか……
それがまさかの前回はゲームの内容でした設定……自虐ネタみたいな、考えた過程こうですよみたいな、鏡が移動手段だし、舞台も仮想空間ばっかりで、アクションもグチャグチャ分かりづらいし、最終目的もなんかハッキリしないし、トリニティーの仮想空間に対しての気付きもパッとしないし、モーフィアスは中盤から全然喋らないし、スミスも馴れないから誰だよ感あり過ぎだし、ゾンビみたいの出てくるし……
いっそのことMATRIXラブレボリューション21とかにしてネオとトリニティーの恋愛映画にしたほうが面白さはあったのじゃないか!
恋仲ライバルとバトルとか、妄想と現実に行ったり来たり、バレットタイム使ったハグシーンとかのほうが新鮮だったかもと……(冗談です。)
グチグチ言ってしまいましたが……(^_^;)
今回のMATRIXレザレクションズに落胆した方は多かったのではないかと思います。
楽しめた方はラッキーですけど……
純粋に前の設定でこっちの解釈もあったよ的な、ワイヤーアクション、カンフー、ガンファイトがただまた観たかった……
ノスタルジックに浸りたかっただけだった……
良かった所はサングラス姿のネオとトリニティーに会えたことそしてモーフィアスのスーツが派手でカッコイイ!!
でも何だかんだ言ってもやっぱり映画は楽しんだもの勝ちですね♪
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