「天下一武道会・前哨戦」モータルコンバット bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
天下一武道会・前哨戦
内容はよく分からず、真田広之と浅野忠信が出演している、ハリウッド版アクション映画ということで鑑賞。日本人2人が、それなりの存在感を持って演技していたのは、好感触。
元々は、ゲームソフトの実写映画化というとで、ゲームそのものは知らないが、CGもそれなりに取り入れ、グロさもあり、飽きずには鑑賞できた。
しかし、先日、観たばかりの『るろうに剣心』の、あのスピード感ある殺陣を観てしまうと、真田さんも頑張ってはいたが、CGに頼る映像ばかりが目立ち、見劣りしてしまったのは否めない。ストーリーもそれほどの新鮮さは感じなかった。
また、何となく『ドラゴンボール』を思わせる内容で、天下一武道会ための前哨戦を思い起こさせ、人間の勇士を集めて、魔界の敵に立ち向かうという展開。それぞれがキャラのある登場人物も、何となく悟空とその仲間たちみたいな感じ。おまけにシェンロンまで登場し、浅野が演じるライデンは、界王様かもしれない。(笑)
そして、もう一つ。なぜハリウッドが作ると、昔の日本の映像が、どことなく違和感のある映像になるのだろう。日本代表の真田と浅野が出演しているのだから、もう少し演出に口出して、日本文化を正しく映像して欲しいと思う。
今回は文句ばかりになってしまったが、決して面白くないわけではなく、続きもあるようだから、次作も期待し、観たいと思う。ただ、武道アクションの神髄は、ハリウッドでは描けない、日本映画の中に連綿と受け継がれたモノがあると感じた。
姓があり、二本差しで屋敷の周りに警護の者を置いている、髪もひっつめ髪なのでハンゾウは侍とみるのが正しいのでは?
ツッコミどころは家来がいながら主人が水汲みに行くところでしょう。
りやのさん(^^)コメント、ありがとうございます😊西洋の国から見ると、日本ってどんな風に映っているのでしょいね…?
もう少し、リアルさを追求して欲しいですよね。
bunmei21さん
共感ありがとうございます。
江戸時代初期の農家の設定で、あんな綺麗な生地で出来た服が違和感でした。
家の作りも同様で、日本人が参加してるなら演出や美術にも少しは口出ししてほしいですよね。
殺陣もテレビゲーム観てるようでした。