ドリームプランのレビュー・感想・評価
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#18 テニスファン必見
天才テニス選手のお話かと思ったら、その2人を育てた父親の話だった。
2人が出てきた頃のことをよく覚えているけど、やっぱり当時は黒人のテニス選手がいなかったから色々差別を受けるって言ってた。
でもパパパはもっと酷い差別を受けて育ったから、自分の子供たちはどうしてもそこから抜け出させてあげたかったんだな。
今は圧倒的にセリーナのほうが有名だけど、こっちはビーナスがメイン。
ずっと姉の影に隠れて悔しい思いをしてきたことが知れて良かった。
初めて2人がグランドスラムの決勝戦で対戦したとき、セリーナが負けて大泣きしてた意味がこの映画で理解できた。あといつもセリーナが差別されていると訴えている意味も。
それ以外にカプリアティとか、懐かしい名前が出てきてテニスファンとしては別の意味で楽しめた。
天才少女と言われていたのに、燃え尽き症候群でダメになっていたとは知らなかった。
あと錦織クンがいるIMGアカデミーのコーチの名前も出てきて、テニスファンなら必見の一本。
マイノリティ関連の映画に新鮮さはもう感じないが、 純粋に父親がなぜ...
マイノリティ関連の映画に新鮮さはもう感じないが、
純粋に父親がなぜあそこまで子供を思い通りにしようとしたのか、
時代背景を交えながら見せてくれて非常に興味深かった
こんな父娘の関係になりたい
父親の強さに感動した。
自分には娘がいるが、こんなに熱心に、ぶれることなく信念をもって、娘の将来を導くことはできていない。
ただ、この映画を観て、相手を信じぬくことはすごく大事で、それを見て子供も感じ取ることもあるのだろう。これからの子育てのヒントにしたい。
ウィル・スミスの映画
セリーナとヴィーナスの父の映画と聞いていましたが、見終わったあとはウィル・スミスの映画だな、という印象です。
物語のスタートから姉妹は名テニスプレーヤーで、映画としてのストーリー展開の緩急は緩め。
姉妹のテニスを知る前のエピソードは?
どこでテニスの才能を見抜いたのか?
父のプランの具体的な内容とは?
もっと明らかにしてほしいことが気になりすぎました。
予想していた完成度でもあり、正直もう一歩、という感想です。
これぞ映画です
ドリームプランってダサいタイトルと思っていたら,原題はKing Richard.これは映画を見て納得です。キング・リチャードからテニスのスーパースターを連想できる日本人はいないでしょうから,まあ仕方ないですね。
太く筋が通った映画です。細部までしっかり作ってあって飽きさせない。後味のいい映画です。
覚悟の強さ 命の授業
女子テニスの大スター、ウイリアムズ姉妹の父の物語。
ウィル・スミス演じる主人公は自己顕示の塊と言われるほどの破天荒な行動を取り、米国内でも一部に大きな批判が沸き起こります。
私もどちらかと言えば批判的な視点で見てしまいそうになりますが、そもそも私の感覚で測ってはいけない行動原理です。
もし私が何かを成そうとしてチャレンジし、失敗しても「普通」の生活に戻ればいいのです。もしかしたら借金くらいは残るかもしれません。
しかし彼や一部の国や地域では明日の命すら保証されていない生活から抜け出すための、正に人生をかけた背水の陣であるということが胸を打ちます。
成功と失敗の触れ幅が尋常ではないのです。
一方、詳細は省きますが作中ではその行動に至る彼の信念の根っこの部分が描かれ、そこには非常に共感出来ます。
目指しているのはただの成功ではなく人間としての成熟でもあるところ。
破天荒で身勝手であり独善的なめんどくささ、最愛の娘達の為に体を張り、時には決断を躊躇する人間臭さがウィル・スミスの名演技によって生々しく伝わってきます。
ウィリアムズ姉妹だけでなく、両親も共に成長している様を見れますのでオススメです。
お母さんカッコいい
余談ですが作中のテニスの打球音が心地好いです
環境に負けてはいけません!
テニスのウィリアムズ姉妹が世界のトッププレイヤーになった軌跡を父親目線で描いた物語。
お金もコネもテニスの経験さえも無いリチャードが、子供が生まれる前から作った計画書(ドリームプラン)に沿って白人のスポーツと思われていたテニスを子供たちに教えてそれが成功したっていう実話自体がまず本当にありえない!
ウィル・スミスはほぼ毎日投稿されているインスタを見ていても陽気で気さくで若々しい人。そんなお茶目で人の良さそうな素顔とはおそらく真逆の、ガンコで強引でちょっとややこしい人物を演じていてそこはすごいなぁと。
コミカルな要素もあるのかと思っていたけど全編シリアスで重め。もう少し尺が短かったらより見やすかったかなぁ。
日本語タイトルからも感動ムービーであることを前面に押しだしていますが、正直それ程でもなかったです私には。原題の「King Richard」の方が映画の中身と合っていますけどそれだと観客を呼びにくいのでしょうね。
でもテニスのスパルタ教育だけをする“暴君”ではなく、まずは勉強を優先させ、若くしてプロプレイヤーになることより心身の状態を優先させる姿勢にはとても共感しましたよ。
テニスのシーンはやはり迫力がありました。ラケットに打ち返されるボールの音など音響さんのお仕事ぶりが素晴らしいです。
目標を設定して計画を立てる大切さ、環境のせいにせずに自分の信念を貫けば道は開けることをあらためて教えてくれた作品です。
とても良い映画
テニスのウィリアムズ姉妹を"世界チャンプ"にまで育てた父親と、その家族の物語。
ウィリアムズ姉妹は2人だけだと思っていたら、彼女たちも含めて5人いるんですね。
物語は、父親が姉妹をいかにして世界的なテニス・プレーヤーに育てたかというストーリーなんですが、家族関係がとても和やかで、とても良好である事が印象に残りました(もう子供でもないのに、一緒に『シンデレラ』を観て、その教訓は?なんてね…笑)。また信仰にとても厚く、そうした事も家族関係に影響しているのだろう事が想像出来ます。
そして…
ウィル・スミス演じる父が、ビーナスをプロ・デビューさせたくなかった理由を彼女に語る場面は、ちょっとウルッと来ましたね。
それは、彼が過去に受けた差別と、父親との人間関係に起因しているんですが、彼女(たち)が"白人社会"へと出て行った時にぶつかるであろう"壁"に、黒人である事で人間としての尊厳を傷付けられはしまいかと案じての事だったんですね。スポーツの世界がいくら実力主義とはいえ、差別という"壁"に向かわせ、彼女(たち)を傷付けたくない気持ちと、それに対して彼自身が見て見ぬ振りをしてしまうのではないかという恐れから、まだ14歳の娘を表舞台へは出したく無かったという気持ちに、胸が痛くなりました。
この作品は、ウィリアムズ姉妹の物語である以上に、父親の物語でもありました。
凡庸な話だけどよかった
生きてるレジェンドを綴る
ありきたりなサクセスストーリー
ウィル・スミスの好演で
アカデミー賞有力候補と言われたので
最後まで見ました
もう一度言いますが
ストーリーは至って普通です
あまり深く考えず
余興と感じたら
それで良いとおもうq
シンプルに面白い作品でした
「○○確実!!」と銘打ったトレイラーがどうも気に入らなくて、決して見るまいと思っていたのですが、気持ちを落ち着かせて素直な気持ちで観賞することに─。
実話がスゴイということもあってなのでしょう、相当面白かったです。言われなくてもウィル・スミスは素晴らしいと思いますし、リアルな話を分かりやすく見事なまでにドラマチックに仕立て上げられていて、感動しないはずがありません。
少し完全無欠な雰囲気はあるかもしれませんが、作品としてのリアリティもあったし、エンターテインメントとしては素晴らしい作品に感じました。
良いです。テニス経験者の方には特に見てほしい!
面白かった!
日本語のタイトルがいまいちだったのであなどってました。
テニスシーンは練習も試合もリアルで臨場感があるし、シーンごとに様々な表情をを見せるビーナス役のサナイヤ・シドニーがなんともキュート。
未来への希望をのぞかせるエンディングも自分的にはなかなか好みだった。
オープンスタンスから繰り出される強烈なショットの数々はご両親のアイデアだったのですね。
置かれた状況に甘んずることなく、先の未来を見据えながら、紆余曲折ありながらも家族一丸となって人生を切り開こうとする姿、勉強になります。
丹下段平×てんとう虫の歌的なチャーミングなサクセスストーリー
見応え充分のサクセスストーリー。原題はキング・リチャード。ウィルスミス、こんな顔だっけ?というくらいあやしいテニスおやじをあやしく楽しく演じている。
そして邦題が毎度のことながら「ドリームプラン」という宝くじか生命保険の広告の文言のように観る気を削いでいて切ない。
映画は割と前半から懐かしアニメ「てんとう虫の歌」を思い出すかのような貧しさの中、家族揃ってテニスで天下を取るぞ、ここを抜け出すぞ、というやばいゲットーの親父の狂信的アプローチを映し出す。ヤバさでいうと丹下段平レベル。少年院のジョーに手紙であしたのために、と送ってしまうあの感じ。
とにかく子供たちの表情がいい。研究と信念と行動力、交渉力でグイグイ押し通す。そして娘たちは結果を出す。最初のコーチは父と母。そしてコーチが2回変わるが、どれもそのコーチングの芝居が面白いので熱くなる。テニスプレーヤーとして天下を取る、金を稼ぐ、というよりも、やはり黒人の歴史を背負って黒人としての未来を切り開いていくのだという意識が強くテニスしかできない人間になることを許さないあたりが素晴らしい。個人的に肝心な試合は背を向けて耳で聞いてる姿がリアリティあるな、と思った。そして無敵の時は音で聞き、負けるとなった試合は姿を現し、見つめている。そんな注目のチャンピオンとの試合の後の美しい終わり方もよかった。
欲を言えばこの脚本で映画的な攻めをもう少し観たかった気もするけど、演者の顔が素敵なのでまあいいか。
なんて素直なウィリアムズ姉妹。
ウイリアムズ姉妹はあまりにも有名なテニス界のスーパースターだ。「世界チャンピオン誕生の秘密」が感動的に描かれていると思ったら違った。テニス界の頂点を目指す栄光と挫折の物語ではない。あるのは自信過剰な風変わりな父と、素直で向上心の強い姉妹の家族愛の物語である。実話であるだけに真実味はあるが、実話であるだけに派手なドラマがない。創作であるなら、黒人差別や下層の人間が上を目指した時に出会う抵抗などを感動的なドラマに仕立てることは難しくないはずだ。実際に味わったであろうそうした困難は軽く触れる程度で、最初から最後まで父と娘たちの、そして家族の強い絆の物語になっている。リチャードがヴィーナスとセリーナを思う気持ちの強さには素直に感動させられる。大人たちの欲望や都合で傷つかないように守ろうとする姿は神々しくもある。極端ではあるが、一種の理想の父親像を描いている。父親の圧倒的な存在感に注意が向きがちだが、それより感心するのは姉妹の性格が素晴らしいことである。テニスの才能も天性のものかもしれないが、父を信じ自分を信じて前に進もうとする素直な性格も天性のものである。父と娘たちの素晴らしい関係と、驚くべき成果を堪能することができる作品でした。
夢を諦めない心と真実を見定める目
2つのテーマがあるかな、と思う。
誰も信じてくれないし、誰もがくじけてしまいそうな壮大なドリームプラン。
それでも諦めないのは、夢を追い続ける心と自分にはできるという自信を持ってるから。
それと、嘘や偽りを見破る目も持ってる。
それらが、二人が世界一を目指して追い続けることができた、かつ、トップになれた理由でもあると思う。
どこまでが事実なのか?
ウィリアムズ姉妹の好感度が上がったが、この話どこまでが事実なのか知りたくなりました。子供思いのいい父の部分もあれば、傲慢で独りよがりな面もある。ストーリー上(事実だから仕方ないけど)リチャードのやったことは正しく肯定せざるを得ない作りになっているのが逆にこの話を間に受ける気にならない。オラシーンの功績も大きいはずなのに、後半はほぼ出番なく中川家礼二みたいになっちゃったし。ウィル・スミスの為の映画なんですね。狂ったようにオープンスタンス連呼で、何故上達したかとかもサッパリわからない。
見た後で思ったのだが、原題がKing Richardで邦題がドリームプランってなんか嘘くさい話だったような気が。子供たちはあの父親のやり方でテニスをやる事を全く苦痛に思ってないし。どうもその後夫婦は離婚してるらしいですしね。そもそもプランの中身がよくわからないし。
つまらない訳じゃないんだけど、なんかしっくりこない感じの作品でした。トマトはオーディエンス、評論家共高評価なんですけどね。
「ヴィーナス&セリーナ、きっとつよくなる」
インド映画で、「ダンガル、きっとつよくなる」という映画がありました。それは2人の娘に自分がなしえなかったレスリングチャンピョンの夢、国際大会での活躍の夢を託し、周囲の反対を押し切って果たしてゆくという物語で、実話に基づいています。これは確かにスポ根ドラマではあるのですが、家族の絆や女性の地位向上にも目が向けられています。スケールはかなり違うのですが、今回「ドリームプラン」を観た時、同じような感慨にふけりました。この場合、白人のスポーツに黒人が挑むというような黒人差別の問題になりますが、時に家族の中でぶつかり合い、硬い絆を築いてゆく。まるで嘘のようなホントの話だと言うのもまた面白い。ちょっと信じられないと言う感じです。
準備は大事!
ドリームプラン…?こらまたシンプルなタイトルだこと…と思い、本来ならきっと選ばない作品なんだけど、ウィル・スミスは昔から好きな役者だし、少女成長物語だし、実話だし…まぁ観ますわ!w
確かに当時、黒人のテニスプレイヤーはいなかったよな。伝統を重んじる欧米人中心の競技だし、父が娘を思う気持ちに、やっぱりグッときました。
また、ウィルの役作りもすごかったw。お腹ポッコリしてるし、ほっぺの肉付きも別人で、最初のシーンでウィルとは気づかなかったほど。
実話ならではのご本人登場場面でも、しっかり違和感ないくらい、お父さん本人が降臨してましたね。歩き方とか、ヒゲの具合とか、背格好とか…。
テニスのシーンも素晴らしかった。イマイチセリーナ役はかすみがちだったけど、ビーナスがあれだけのプレイができたからこそ、2人してトップ選手になれたんだと思った。
実生活であんなお父さんみたいな人がいたら、めっちゃ迷惑だろうけど、一つ一つ計画たてて実行していったのは立派。計画通りに動いたからこそ、人種の壁を破れた。
だからと言って慌てるでもなく、コツコツ積み上げる大切さをしみじみ感じた、良作でした。若い親御さんや若い子たちに観てほしい!
姉妹ファンテニスファン必見!ソックリなとこ◎
映画のネタバレじゃなくて、リアルリチャードのネタバレが酷いかも?!w
ウィル・スミスの演技に対する意地は、足が長過ぎるだけのリチャードだったわ。リチャードの猫背な感じとか歩き方とか凄い研究しての演技◎
姉妹のファンなら納得する子役女優たちのソックリ加減!
まずセリーナは顔がソックリ。若い頃のセリーナ瓜二つ!
でも、演技やテニスがにてるとか評価できるほど出番ない。
そして今作のリチャードと並ぶ主人公のヴィーナスは、バックハンドがソックリ!フォアハンドも強打を打つときはソックリだし、ちょっと違うなってのはヴィーナスの手足の長さくらいなのよ。顔は目とかの表情がヴィーナスっぽいときあるし、映画観てる間2人は紛れもないウィリアムス姉妹だったわ。
んで、ストーリーの方はリチャードが世界に羽ばたく姉妹をどれだけ大事に子供時代を守っていたか、姉妹の両親の覚悟とか何と戦っているかを感じながら見ると面白いと思う。
あと、ヴィーナスがはじめてのバンクオブウエストクラシック(だったかな?)に出た時に、YONEX使ってたのよね!こういう細かいとこまでファンなら観たいから大満足!それにこの映画のテニスシーン、演技としてのテニスとしたら姉妹に対戦相手も素晴らしかった。本当にテニスしてる動き!テニスがリアルだったのが、テニス歴30年のテニスファンとしては大満足だったわ。
テニスファンだし映画好きだし、大満足でなぜ星4かと言うと…こんなに家族を守って神に祈ってたリチャードがオラシーンと離婚して付け爪20cmのリアーナもどきと再婚するって知ってるから…映画の中のリチャードは好きなんだけど、外のリチャードがチラついて「このたぬきオヤジ」って思っちゃうとこマイナス星1
信仰の事を語ったりオラシーンとの愛を描いたりしといて、リチャード?!あんたさ〜、オラシーンの愛と献身を忘れて離婚して若い女に走ったわよね〜。自分の娘と同い年の若い女と再婚したわよね〜?!なんなのよ!…マイナス星1つどころではないリアル(現実)リチャードのその後を知ってるから、それを思い出すと映画にチョイチョイ水刺されんのよ〜。
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