魔女がいっぱいのレビュー・感想・評価
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色々と笑えました。オモロいです
出だしから最後まで、すごく考え抜かれていたように感じます。
パッと始まって、自分の場合は音楽とかでぐいぐい持っていかれて、分かりやすい勧善懲悪の展開ながらもブラックなところも結構あったし、好きなアン・ハサウェイがますます好きになりました。そして、オクタビア・スペンサーはさすがだと─。
何気に、音楽が良かったように思います。使用されていたオールディーズもオリジナルもかなり効果的でした。
最後の最後まで気遣いが見られた良作だったと思います。
【”大きな眼と口が更に大きく・・” アン・ハサウェイの大魔女を怪演する姿を見ると、”本当に魔女かも・・”と思ってしまった作品。子供たちを守る”グランマ”を演じたオクタビア・スペンサーも素敵ですよ。】
ー”ロアルド・ダール”は、ブラックでシュールな作風が好きである・・。(特に大人向けの、「あなたに似た人」は何度も読み返して、装丁がボロボロである・・。)ー
■今作の魅力
・何といっても、アン・ハサウェイの容姿と演技であろう・・。"R" を ”これでもかっていうくらいの巻き舌”で発音する、”Brat!”を始めとした、ドイツ語っぽい話し方。
耳元まで避けた口から発せられる、”ドス”の効いた声。
- 正に大魔女である・・。怖いなあ・・。キュートなイメージは一切ない・・。-
・そして、彼女からネズミにされた子供たちを守る、”グランマ”を演じる、オクタビア・スペンサーも、流石の存在感である。
- それにしても、子供たちをネズミにする薬の名前が”ネズミニナール”ってどうなのよ・・。軽く、脱力・・。ー
・ホテルの支配人を演じる、スタンリー・トゥッチのオロオロする姿も、どこかおかしい。
<魔女たちが、”ポン!”という音とともに、次々にネズミになって行く姿の、シュールな面白さ。
大魔女のあのアイロニックな”最期”。
そして、ネズミにされた子供たちも、最後、人間に戻るわけではなく、ネズミとしておばあちゃんと生きていく姿。
ーだって、普通のお子様向けの物語なら、”大魔女を倒して、子供たちも元の姿になって、良かった良かった・・”となるのではないか・・-
”ロアルド・ダール”らしい、ブラックなテイスト溢れる作品であるなあ・・、と思ったよ・・。>
まさかのゴラム!!
露骨なまでにロシア語訛りの大魔女アン・ハサウェイ。方言指導が3人もクレジットされていたことだし、かなり狙ったキャラ作りだったことがうかがえる。そんな彼女が吐いたセリフが「my precioussss」。この場面で笑っていたのが一人だけ・・・あぁ、恥ずかし。
もう一つの特徴はもちろんアン・ハサウェイの口裂け女であります。美人が台無し!しかも無茶苦茶怖い!来るぞ、来るぞと思って注視しても、やっぱり怖い。年を取らないせいか、おっちょこちょいなところもあって、そこがまた憎めないところ。そんな簡単に盗まれるなよ・・・みたいな。
あっという間にネズミーランド。スチュアート・リトル。みんなネズミになってしまえ~てな感じで、本当にお子様向けだったら違うエンディングもあるんじゃないの?などと思ってしまいます。かなりシニカルな風味があるのも『チャーリーとチョコレート工場』の原作者だからか。金のチョコレートが出てくるところなんてかなりリスペクトしてありますね。
序盤は68年という設定なので、モータウン・サウンド炸裂♪ノリノリのオクタビア・スペンサーも良かったです。また、ホテルマンのスタンリー・トゥッチは『プラダを着た悪魔』でも共演してたんだと思い出しました。
予備知識なし 期待なしで見たら 意外と
楽しめました。
原作未読なので興味でました。
唯一残念なのは黒猫がCGくさすぎて不自然だったところ。
ラスト、独特。
まずアン・ハサウェイさんが本当にスタイルよし。圧倒的でした。
また、演じる魔女もおっちょこちょいなところもあり憎めません。
ただストーリーがシンプルなのでハラハラ、スリルもあるけれどすごく面白いかと言ったら、『?』。
ラストも独特で、『いいの?』と思ってしまいました。
アン・ハサウェイさんが顔も崩れたり、あそこまで振り切った悪役は見物なので、それが落としどころなのかなぁと思いました。
印象的だったのは、字幕に『驚き桃の木』と出てきたこと。
これに近い英語があるのでしょうか?
それとも翻訳の方がご年配だからでしょうか。。
久しぶりのワードにビックリでした。
少年が、K間Rャードくんに似ていました。
ゴーリック
魔女の話は魔女の話だが、途中からネズミvs魔女になっていた。
ネズミは可愛いが、ちょっと大人向けの映画ではないファンタジーかなと感じました。親子でみにくるような…
相変わらず、アン・ハサウェイがお綺麗でした。
エンディングはネズミのまんま終わったのでちょっとビックリしました。てっきりまた薬かなんかで戻るのかなと思ったら、そのまんまネズミで終わったので次作はネズミvs魔女でもねらってんのかな…
思ってたより子ども向けに感じた
ゼメキス監督らしいファンタジー溢れた作品ではあった。時にはユーモラスにそして終始ファンタチックに描かれてはいたが、個人的にはちょっと期待してたのとは違い退屈な時間ではあった。わりかし子ども向け作品に思えた。
というのもこの世界の魔女の強さや怖さがイマイチわからなかった。子どもが嫌いで子どもを対象に子ども狩りをしている。その為子どもにとっては恐ろしい存在ではある事に違いないが、その割には子ども視点からのなにか恐怖がない。
おばあちゃんも序盤から対魔女対策を知り過ぎていてテンポが良すぎる。何か魔女の存在を明かしていくワクワク感がない。
主人公の少年が最後までネズミの姿で終わり人間に戻ることができず、そしてネズミのまま歳を重ねる事に寄って老いた姿で作品は終わる。
てっきりこの物語は主人公の少年が老人となり、少年時代の話を回想として語る作品かと思い込んでただけにそのオチはまぁ裏切られたかな。
ただこのネズミのまま終わる事で裏切られた以外なにか特別な感情を抱くことはなかった。
アンハサウェイは相変わらずこの作品でも彼女の美貌が存分に発揮されており彼女のファンなら見る価値はあるかもしれない。
全体的には子ども向けのファンタジー要素強めな作品に感じた為個人的には退屈さを感じる作品となった。
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