魔女がいっぱいのレビュー・感想・評価
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上手く児童文学好き少年少女を集客出来なかったものか、、それ以前の問題もあるがw
しかし、コロナ禍とはいえ劇場公開からVOD化が早いなぁ💦 他レビュアーさんが吹き替え版の方が良さそうとの事でしたので、吹き替えで鑑賞。うん観やすいw 交通事故にて両親を亡くした少年がおばあちゃんの家に引き取られ体験した身近に居るとされる魔女との話。 独特な世界観とキャラで子供主役な別映画「チャーリーとチョコレート工場」(以下:「チャーリーと〜」)原作者ロアルド・ダール作。 これまた独特な世界観とキャラを醸し出している。 内容へのとっつき易さは同じくらいだろう。 監督はロバート・ゼメキス。最近の映画は安定感あり。 今回の作品としても、映像と演出と音楽は抜群の安定さがあった。 しかし、「チャーリーと〜」のウォンカ(演:ジョニー・デップ)の様に「映画内容に対して惹きつけてくれるキャラは居たか?」と言われるとグランド・ウィッチ(アン・ハサウェイ)やおばあちゃん(オクタビア・スペンサー)ではアドリブっぽい所も無く少し魅力が薄かった。 また、主人公の子供達は殆どネズミの姿ですし、劇中の活躍も少ないかな。 この原作者作品はいかに面白さをプラスして世界観を映像化出来るか。 また、それを劇場前プロモーションとしてお届け出来るかに掛かっていると思う。 「チャーリーと〜」の際は出演者の大活躍が無いにしろ、独特の世界観と映像を子供向けへ事前プロモーションし、日本では50億円超えの大ヒットを記録。 この作品の劇場公開の予告等では、大人魔女ばかり目立ち、大人向けだった様な記憶があります。 もう少し工夫すれば「チャーリー〜」並とは言いませんが、良作になれた様な気がします。
顔のパーツがデカいアン・ハサウェイ様が激ハマリ
監督のロバート・ゼメキスといえば、実写とアニメが融合した『ロジャー・ラビット』があった。外見こそファンタジーながら、中身はノワール要素が満載だったため、ミッキーやウッドペッカー目当ての子ども観客にはかなり刺激が強い出来になっていた。 だから、ロアルド・ダールらしい毒っ気たっぷりな児童文学を、ゼメキスが『永遠に美しく…』のように毒っ気たっぷりに撮っても違和感がないのは、さも当然なのかも。 キャストも、アン・ハサウェイが目や口などの顔のパーツの大きさを活かしての魔女役が大ハマり。ティム・バートンが彼女を積極的に起用するのも、その顔づくりの分かり易さが作風に合っているからだろう。 ワーナー映画でのハサウェイの吹替は、これまでは園崎未恵がほぼフィックスだったのに、今回は朴璐美に変わったのも納得。
美しいが、怖えぇぇ
マイ・インターン好きなもんですから、アン・ハサウェイさんが魔女役であろうと、そりゃ観に行きますでしょう。容赦なく恐ろしい魔女の役でしたが、なかなかな悪役に徹してらっしゃったので、それはそれで観ていて潔かったです。アン・ハサウェイさんを筆頭とした魔女の皆さんのお召しになっているお洋服が、とってもステキ。ああいう格好、したいしたーい♪初めの方のおばあちゃまとお孫さんのやり取りに泣いてしまい、例によって友人に「そこで泣くか?」と言われる始末でしたが、しょうがない。だっておばあちゃまの愛が、深いんだもの。ステキなんですもの。
ディズニーじゃなかったのか
この映画、もう少し子供向けにすればヒットしたかも? ほとんどディズニー的なファンタジーで終わっている もう少し辛くするか甘くすれば面白かったと思う ネズミになってネズミ算的に子孫が増えなかったのは〇
悪くないけど……
アン・ハサウェイの悪役がみたかったので観賞。 ストーリーとしては、映画館で見るほどではなかったかな、という感じ。 アン・ハサウェイの悪役も悪くはなかったけど…… やはり、綺麗すぎるのか不気味さと怖さが足りない感じ。 全体的にポップな作りだったのでそれでも良いのかもしれませんが。 終始、ドタバタと進むコミカルな作品で、 内容自体は、ラストも予想できてしまうくらいにはオーソドックスなストーリー展開 やや、回収し切れていない伏線(らしきもの)が、あったのも残念。 気楽に見る分には良い作品。
優しい気持ちで見ることができた
最近のストーリーをひねって、大逆転、ドキドキ感満載な映画と比較すると、
そんなに神経を波立てる流れではないけど、素直に優しい気持ちで
見ることができた映画でした。 「ねずみになっちゃって人間に戻れない〜」
っと嘆くより、ネズミの暮らしもいいじゃん、お母さんたちと一緒でなくても
仲間がいて、という感覚もとってもポジティブで気持ち和らいで素敵。
アン・ハサウェイもとっても楽しんで役をしてる感じ、悪女も妖艶でありながら、
憎めない要素がやはり、大好きな女優です。 他の魔女たち地のキャラクターも全体に個性デザインがあって、でもそれぞれがではなく、全体に登場人物を最低限に絞られているので、疲れないです。
何よりリラックスして優しくて、最近の盛り込み過ぎの、過剰に神経使わず見られる映画でした。
魔女=“全員”悪者…?
“魔女=全員悪いやつ”という解釈で描かれているのですが、
(映画には登場しなかった)名簿に載っている魔女も根絶やしにしよう…と、ネズミになった主人公が子供たちを先導しているシーンは、幼少期からの刷り込み(洗脳)っぽいな、と思ってしまいました。
→子供に会わないように、ひっそりと暮らしている魔女のところにも急におしかけて退治しようとするんだろうか…とか余計な心配も^^;
またホテルの魔女たちを退治したあと、魔女の持っていた(魔女が刷った)大金を持ち出し、ホテルスタッフへのチップ(宿泊代も?)や、その後の魔女退治にあてるのですが、
“悪いやつのものなら盗っても問題ない”という雰囲気が出ていたのもひっかかりました…。
ファミリー向けだとは思いますが、個人的にはあまり子供におすすめしたくないかな、という感じです。
原作とはラストが違うようなので、読み物だったらまた違ったのかなというのと、もし映画化するなら実写ではなく(絵本的なタッチの)アニメの方がしっくりきそう?
あと、おばあちゃんについては、魔女やおまじない、民間療法的な薬にに詳しくなった経緯など、もう少し掘り下げてもよかった気がします。
子ども向けとは言い難いメリーバッドエンドが心地良い!
チャーリーとチョコレート工場のスタッフが送るということですし、基本的には子どもより作られているのかなと勝手に思っていたのですが、これ子どもが見たらある意味トラウマになるんじゃないですかね。魔女が子どもを駆逐したいと思う理由がなさすぎて、そのまま受け止めてしまったら…と思ったりしました。 でもタッチは非常にファンタジーに寄ってるなと思ったし、リアリティーラインの突き抜け方が心地よかったりして、とても楽しく観ました。 最終的には自分にはメリーバッドエンドに思えて、悪役は居なくなったものの歯がゆさが残る余韻が良かったです。ただ、同じような形にしてやろう!つまり魔女をねずみにしてやろう!と言ってるわりにはネズミでいることを楽しんでませんか?という矛盾というか、そこに頼るしかない切なさも感じました。
WITCHES HATE CHILDREN. キッズムービーだった‼️
アン・ハサウェイがドン!っと前面に出ているポスターに軽く騙された気がしなくもないですが完全にキッズムービーでした‼️🌟評価がそれなりなのは「あれ?想像してたのとなんかちゃう?」ってなった方が多かったからではないでしょうか?
でも、キッズムービーとしては正しかったと思うんですよね。監督ロン・ハワード、製作ギレルモ・デル・トロやアルフォンソ・キュアロンで、これだけのアカデミー賞監督を揃えておかしな作品が出来上がる訳がない❗特に魔女の造形はデル・トロっぽいです✨
アン・ハサウェイが振りきってて良かったですね。目も口も、なんなら鼻まででかくなる❗ヨーロッパっぽい喋り方してたのは、魔女はヨーロッパから来たって事なのでしょうか?オクタビア・スペンサーは全体的に丸いのですが、特に目が丸い❗あんな感じのグランマ、アメリカに普通にいそうですよね。
魔女がポーンっとネズミになるシーンとか子供達は大はしゃぎしそうですし、1960年代なのに差別がない優しい世界ですし、対象年齢にはちゃんと刺さる作品に仕上がっていたと思います。
アン・ハサウェイのファンを狙った宣伝が効を奏したのか、オシャレ系な女性が客席の多くを占めていた本作品ですが、宣伝に乗せられてハサウェイ狙いで来たお客さんには、ちょっとアテが外れたんじゃないでしょうか。
なにしろ、この映画の主人公は、黒人子役のジャジール・ブルーノと、祖母役のオクタビア・スペンサーでしたので。 もちろん、垂れ目で愛らしさ抜群なのに、実は非情なアン・ハサウェイの大悪魔という設定も、まあ新鮮っちゃ新鮮でしたけどね。 お金持ち専用のホテルで開催される悪魔たちの集会に紛れ込んでしまい、悪魔たちと対決せざるをえなくなった少年と祖母のお話です。 運命は運命として甘受し、明るく前向きに生きる子役のジャジール・ブルーノが、すざまじく上手かったのが印象的でした。 普通の映画なら、最後はハッピーエンドになるはずですが、これも予想外の不条理な終わり方になっていて、子供連れで観に行った家族なら、子供との会話のネタに困らない作品だとも言えそうです。 悪魔の集団は一斉に駆除されるわけですが、その駆除の雰囲気が、なんとなく「キングスマン」のエンディングによく似ていたなという印象。 ただしあちらでは、正真正銘、世界中の悪党が一斉に駆除される爽快感があったのに対し、本作は、なんというか田舎の私立女子校のPTA集団が駆除されたぐらいの規模感だったのが、ショボさを否めないところでありました。 しかし、主役であり、素晴らしい演技で魅せてくれた黒人子役のジャジール・ブルーノ君の名前が、日本の宣伝ではまったく見事に黙殺されてしまっていたのが、これも日本の「映画屋」業界の宿業なのかも知れませんなぁー。 知らんけど。
今どき貴重な洋画ですから嗜みましょう
アン・ハサウェイをインスタでフォローしていて以前に口が裂けたような特殊メイクをあげていたのを見て「何の作品なんだろう?」って気になってたんですよね。 だからこの映画の情報が出てきたときに「あ、これだったんだぁ」って思って期待してました。ゼメキス監督だし「永遠に美しく…」路線かなと。 まぁたしかに「永遠に」路線だし悪くはないんですけどちょっと退屈な部分があって時計見ちゃったのよね。あとは…私、厨房にネズミがいるっていうのがもう生理的にダメみたいで。「レミーのおいしいレストラン」も受け入れられなかったんですよね。なので少し厳しい評価になっちゃいました。 が、アン・ハサウェイの美しさを見るだけでも十分モトは取れます!スタンリー・トゥッチは割と好きなタイプなんですけど全く気づきませんでした。えーと老けましたぁ?特殊メイクなの??いつもの知的な雰囲気はいずこへ? ここのところ邦画ばかり観ていて少しは洋画も嗜みたいわ、って気分のときにさくっとどうぞ。
ハリウッド・コメディの王道
この時期にメジャーな洋画を観られるありがたみ!!! ロバート・ゼメキスこそ、娯楽作品の王道をいく表現者だといつも思う。 この人がDisneyの人だといわれても何の違和感もない。 ちょっとブラックなところが小気味よく、 かつアン・ハサウェイの振り切った演技に笑い、 やっぱりハリウッドコメディは楽しいなという気分で終わった。 ただ、ネズミが苦手な人は、背中に寒気が走るかもしれないwww 私もあまり得意ではないw おばあちゃん役のオクラヴィア・スペンサーがとにかくチャーミングで、 こんな丸太みたいな体に、花柄の洋服がとても似合っていて、 思わず、むんぎゅしたくなる。 この人、いつも美味しい役だなぁ。 きっと人間味が溢れているのだろう。 全体的にゼメキスの「永遠に美しく」に雰囲気は似ている。 けど、ゼメキス作品の王道なのだろうこれが。
ぶっ飛んでるなぁ…
予備知識なしで、「アン・ハサウェイが悪い魔女」って素敵なワードに惹かれて公開期間終わりかけに観に行ったら一人鑑賞でした。
原作は児童文学なんですね…ネズミが奮闘する姿はスチュアートリトルを彷彿とさせました。児童文学と思えば物語が単純なのも納得です。皆面白いほどよくぶっ飛んでました。
★プラスな点
・思わせぶりな咳をずっとしていたおばあちゃんが最後までめちゃくちゃ元気に魔女ハンターしてた。
・支配人に「ネズミがいたら駆除します」と言わせて喜んでる魔女が最終的に駆除されるオチ。
・ネズミになった子どもたちは純粋だからか綺麗なネズミだったけど、悪魔な魔女達はとても醜いという対比が良い。
・アン様の大魔女はとても見応えがある。顔も崩れるアン様は新鮮でした。
★マイナスな点
・児童文学なら、ブルーノの「我が子の姿が変わっても愛する両親」を見せてほしかったなぁ。そして皆人間に戻ってほしかった。坊や、散々過ぎますやん。これも神の思し召しなの?報われないなぁ。
・最後、坊やと元気ばあちゃんが人間の子ども達に演説してるところ、何でデイジー(メアリー)とブルーノはいないの………?
★憐憫
・子どもを引き寄せるお菓子屋の資金は私の部屋にある!と豪語していた大魔女、支配人に安いスープを要求する世知辛さ。
・プラダを着た悪魔で共演した二人がここでも共演してたのか!と後から気付きました。プラダ〜でも思いましたけどスタンリーさんは散々な役回りですね。
・一番の被害者はホテル。
主人公のメンタルが鋼
おもしろかったねー。
物語の目的がしっかり提示されており、多少ご都合主義はあるものの展開がきちんとしており、ゴールに向かって起承転結がしっかりしてる。非常に見やすい映画でしたね。
ここからは映画の内容に踏み込んだ感想です。
一番印象に残っているのは主人公の少年が途中で別人と入れ替わったのかな、と思うくらいに人間的に成長していく様ですね。
主人公は両親を事故で亡くし、叔母の家に引き取られるんですけど両親が亡くなったショックから心を閉ざしてしまいます。運のいいことに叔母がよくできた人間で、あの手この手で主人公を精神的にサポートし心の回復に努め、見事やり遂げます。
立ち直った主人公は叔母と平穏無事に日常生活を過ごしますが、ある日魔女に姿をネズミに変えられてしまいます。(文章でみると急にぶっ飛んだ話に感じるね)
魔女は子供が嫌いであり世界中の子供を薬によってネズミに変える計画を企てている。
今作の目的は下記2点ですね。
1.魔女の薬を解析し元の人間の姿に戻ること
2.魔女の計画を阻止すること。
さて、姿をネズミ変えられてしまった主人公ですが少年ジャンプの主人公かと思うほどのポジティブな精神の持ち主で、「ネズミになったときに誰か別の人と入れ替わりましたか?」と感じるほど前向きに現実と向き合います。
ネズミ状態を悲観することなく現状を打破するための考えを巡らせ行動しやり遂げる。
最終的にネズミ状態から戻ることはできないと結論が出るのですが、「僕はネズミのままでも大丈夫だよ」と言い、無知ゆえの諦めなのか何なのか驚きの達観ぶりを見せつけてきます。あまつさえ自身はネズミから戻れないけど魔女の計画は阻止しようと行動します。
いくら前向きな人物でも姿が戻れないと分かれば多少の絶望は出るものと思いますが主人公君は違ったね。そんな感情は出さないんだもの。やっぱジャンプの主人公ともなると心折れないんですね。
『なんだコイツ、本当に先ほどの少年か?メンタルお化けやん!鋼の心じゃん。折れなさすぎじゃない。頭少年ジャンプかよ!・・・でも好き。』そんな思いが私の心を駆け巡ったよね。
そんなメンタルで展開されるので、お話は少年漫画のようにテンポ良く進み観覧後も「いやー面白かったわー」と、気持ちよく映画館を後にできる作品でした。
やっぱりテーマがしっかりしてる作品は見やすいですね。
特に映画館ならではの迫力とかは無いのでDVD等での鑑賞でよいかと思います。
おすすめです。
ネズミから戻れない状態をバッドエンドと解釈することもできますが鋼メンタル主人公のおかげで、そんな悲観的な印象は受けませんでしたね。
あと、叔母さんは絶対死ぬんだろうなと思ってたんですが死ななかったですね。
だまされたなー。
子供を怖がらせるのにもってこい
ゼメキス・ワールドでアン・ハサウェイがノリノリ!ビジュアル的に結構ちゃんと怖かった。ロアルド・ダールらしい子供のときに見たらトラウマになりそうなブラックな世界をロバート・ゼメキス御大が味付けした本作リメイクは、ほどよく雑に感じられるのも相まってコテコテ高カロリーなホラー風味ダークコメディ・ファンタジー。自分にとっての『チャーリーとチョコレート工場』だろうか。何より上述したように映像技術の力も借りたアン・ハサウェイがとにかく本作のエンジン・鍵そのもので、彼女の存在だけで満足できる観客もいるのでは。スタンリー・トゥッチとの共演は『プラダを着た悪魔』を思い出す。対するはオクタビア・スペンサー、彼女は本当に人として責任・良識ある正義のイメージが似合うし抜群の安定感で年の功。製作にはギレルモ・デル・トロとアルフォンソ・キュアロンの名前発見。しかもナレーションがクリス・ロックなのかよ。制裁最高、オチまでびっくり。
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