「稚気に溢れていた」魔女がいっぱい コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
稚気に溢れていた
丸坊主で、指3本、口が裂ける怪物役を、よくアン・ハサウェイが引き受けたなぁ。(妖怪人間ではない)
そのアン・ハサウェイの魅力で底上げされてはいますが、全体としては大人の視点で見ると、ちと物足りないかも。
児童文学が原作とはいえ、幼稚園児~小学校低学年くらいがターゲットのような仕上がりでした。
コミカルで楽しく、子ども向けの夢のあるクリスマス・ファンタジーとも言えますが。
原作にしろ、本作スタッフにしろ、確信犯的に子どもっぽさ(稚気)を全面に出していた気はします。
簡単なハッピーエンドとならないところはよかった。
ところどころ、おばあちゃんや少年の言葉などに含まれた「幸せとは何か」を考えさせられる部分もありましたからね。
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