さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価
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ビジュアルの上手いマイルドホラー
出来のいい、ホラー・ファンタジーでした。
「呪い」の視覚化が上手かった。
怖さはなかったけど、ビジュアル的なセンスの良さに惹かれました。
それと、常々思っている「幽霊よりも生きてる人間の方が怖い」ってのを、映像として見せてくれたのがよかった。
私は『響』の時の好演が印象的だった平手友梨奈が、目当てで足を運びました。
この子、「特殊な才能があって、ちょっとだけ狂っている」キャラを演じたらピカイチ!
顔の作りが整って綺麗なのに、目が笑ってなくて、怒りや狂気を含んだ瞳に見えるのがよいですね。
今後はアイドル路線より、歌も上手い女優さんを目指した方が大成しそうに感じました。
(私がこの人が何坂なんだかAKBなんだかわからないくらいに、アイドルに疎いせいかもしれませんが)
ヒットしたら、続編を作りやすい終わり方でしたし、シリーズ化したら面白そう…
というか、シリーズ化前提なのかも。
呪いを利用していた元凶まで辿り付かず、尻切れ蜻蛉感が強い。
設定の消化までで話しが終わり、真の解決はしていないので。
邦画の悪い部分が詰まりすぎている
碇シンジ並みにイライラする主人公。
終始同じリズムの猿真似演出。
無駄に感動を強調する白々しい展開。
そして、何よりラストの平手さんのムダなワンショット。
この手のタイプは、スッキリとテンポ良く纏めたほうがいいんじゃないの?
BL要素?
感がある映画でした。
そっちは、あまり好きではないのですが…
スピリチュアルな要素もある映画で、楽しめました。
本筋の内容は、『裏の裏は、表』みたいなかんじの内容でした。
最近の流行なのか?ちょい役で、北川景子がでてました。
触手プレイ
原作は未読です。
期待していただけに残念な内容でした。
いくらなんでも回収されてない伏線が多すぎました。序盤の腐った女性や主要人物の過去の回想での謎展開。やたら何度も流すので何かしら意味があるのかなとも思いましたが、特に意味はありませんでした。尺稼ぎかな?
予告編での交通事故、水没、転落、どれも序盤15分くらいで回収されるのであまり怖がる必要はありませんでした。
霊を祓うのも助手とリンクして手をスッと翳せば祓えるというチープなもの。霊を扱うのならばもっと派手に祓ったり、苦戦する展開とかを見たかったです。
宗教絡みの世界観がぐるぐる渦巻いていて、凡人には理解ができませんでした。触手が巻きつくプレイもあったりでしっちゃかめっちゃかでした。
主題歌は良かったです。以上。
鑑賞日 1/22
鑑賞時間 16:20〜18:15
座席 O-13
信じるか、信じないか
平手友梨奈出演だから...ではなく、滝藤賢一が出演しているので鑑賞。大好きな俳優さんの1人です
予告が出た当初は期待していなかったが、劇場で見る度にだんだんと高まっていきそこそこ期待しながら鑑賞。
面白いじゃないの。
期待通りで非常に楽しめました
ありそうでなかった新感覚ミステリー。いいね
幼い頃から霊が視えるという特異体質に悩まされていた書店で働く三角(志尊淳)は、とある日書店にやってきた冷川(岡田将生)に"簡単な除霊活動をして欲しい"と言われ、言われた通りにすることになった。
ミステリーというジャンルなのでもしかしたら、推理しようだとか頭を働かせようと思いながら劇場に足を運ぶ人もいるかもしれないが、今作はそういった作品ではない。雰囲気で楽しむ映画と言った感じだろうか
特にこれといった盛り上がりもないし、感動もない。けれども、雰囲気にハマればズボズボと引き込まれていきあっという間に終わってしまう。そういう映画だ
私は見事にハマったので非常に楽しめた。これから見ようと思っている方は、何も考えずに鑑賞することをオススメします。
また、岡田将生と平手友梨奈の何を考えているのか分からない不気味な役がピッタリで良かった。でも、今回一番いい演技をしていたのは我らが滝藤賢一。刑事役が似合わないわけが無いというのは分かっていたが、彼のおかげでまとまりができいい作品に仕上がったと思う。★2.5分を彼にあげたいほど貢献度が高かった。
そして何より、主題歌がすんごく良かった。
帰りは口ずさんでしまい「あー、面白かったなぁ」としみじみと感じ後味が最高だった。
作品自体もエンドロール前のラストワンシーンはまだ続きがあることを意味しているようで、ゾクッときた。もし続編が公開されたらまた見ます
ただ、二つの"説明不足"がみられる。
1つ目の不足は「幽霊、呪い」などに関する説明不足。
霊が視える三角を使って霊が払える冷川が除霊をするいくつかのシーン。三角はあまりにもスっと胸に手を当てる儀式を受け入れるため、それはどういう意味が分からず初っ端から置いてけぼりにされた気がした。
ラストの貯金箱も何が何だかサッパリ。あまりにも解説が無さすぎて頭の上に?が浮かんだまま終わってしまった。ラストに伏線回収がいくつかありそこが中々面白かっただけに、残念だった。
2つ目の不足は「ヒウラエリカ」に関する説明不足。
彼女は結局何者なのか、何故あの時は害が無かったのか、何を守りたかったのか。彼女が今回のキーとなるとインタビュー?で言っていたので、注意を払ってよーく見ていたのだが出演シーン割と少なめ。謎が多いままだったのでちょっと腑に落ちなかった。
それでも私は好きな作品でした。
平手友梨奈が出演する「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」が公開延期となってしまいましたが、彼女には目が離せませんね。これからも頑張って欲しい!
見た感想としては、どうすれば良かったのか(※←自分が)今もなお考え...
見た感想としては、どうすれば良かったのか(※←自分が)今もなお考え続けている映画でした。
舞台挨拶があるという事で登壇者にお話を聞いてみたいですが、自分が原作を読んでいれば理解できたのか、とりあえず上映後も記憶に残る作品だったので何らかのメッセージ性があったのかと思います。
あと何回か見れば分かるのか、原作読めば分かるのか分からん
ストーリーや話の展開的には、まあなかなか面白かった。 一部サイコ的...
ストーリーや話の展開的には、まあなかなか面白かった。
一部サイコ的な場面が含まれてるけれど、そこまでグロくはない。
私的には飽きずに最後まで楽しめた。
自分は好きでした。
ストーリーも面白く、終始ひきつけられた。登場人物もキャラクターもすごくよくて。そして、画のつくりかたや音楽、編集、衣装、美術、カメラワークが素晴らしい。なかなか、エンタメなんだけど、せめている部分もあって。宗教施設のシーンも大好きです。2021年はじめての映画は正解でした!!やっぱり監督すごい!!
なにがすごいって前作とはまるで違うテイスト、そして面白い。
好ききらいがわかれそうですが、僕はかなり好きでした。
平手友梨奈の存在感
霊が見える志尊淳と除霊が出来る岡田将生が殺人事件で警察に協力していく中で、怨念が掛けれる女子高生平手友梨奈も絡んでくる話。
ホラーの様で人の心の問題も扱ってて興味深く観れた。
志尊淳のオドオド演技は面白かった。
平手友梨奈は美人でもないし可愛くも無いんだけど、なぜか存在感が有り良かった。ラストの左手はどうした???
主役級の有名美人女優の出番が超短くて贅沢な使い方だった。
刑事:滝藤賢一に外れなし
「重力ピエロ」が好きで、その方の脚本とキャストの魅力もあり原作未読で鑑賞。
岡田将生くんのミステリアスな雰囲気は抜群に良く、志尊淳くんの柔らかい印象とマッチしていた。
そして何より名バイブレイヤーの滝藤賢一さんが今回も渋い声を響かせながら淡々と彼等と絡むシーンが見所でした。
そして半澤(滝藤)の"信じない男"が本当に良い!ヒウラエリカ(平手)との対峙が何気に面白かった。
ただホラー要素が薄く(怖くない)ミステリーの割には先が読めるので予想外の展開はありません。
連続ドラマで見たかった作品かも。
謎を残したり気になる部分を敢えて放置するのはホラー要素の定石なので、見る人によっては物足りなさや、中途半端感が拭えない。
あー、もったいない❗️やればできたはずなのに…
『聖なる犯罪者』というポーランド・フランス合作の映画が1週間前に公開されています。
人間の業ともいうべき罪を帯びた振舞いや〝赦し〟という概念の在り方など、我が身のこととして考えさせられる作品です。2017年に公開されたマイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデルの『光をくれた人』と同じく西洋社会ならではの宗教的概念と現実社会の人間における罪と赦しについて、日本人である我々にも深い思索の機会を与えてくれました。
だからこそ言いたいのです。
この映画だって、深く思索させられる作品にできたのではないか。
この作品世界にも、前述した洋画に匹敵する精神世界の葛藤を描くチャンスがあったように思うのです。
ラストシーンの平手さんの左腕に刻まれた徴(しるし)は、もののけ姫で描かれたタタリガミとたぶん同じ種類の情念です(勿論、北川景子さん他ウラミ殺しされた多くの人たちの魂も含まれているはずです)。
殺された人の恨みやイジメなどに伴う負の情念は、理解することはできても、そのまま社会に増幅・拡散させてはいけない穢れなのだと思います。
ダメなところばかりの私たち人間ですが、一方で併せ持っているはずの寛容さに根ざした〝赦し〟の力を3人が合わせることで、ただ祓うのではなく、浄化することに重きを置いて欲しかったな、と思いました。
ある意味‘意欲作’
悪くない作品でした。しっかり作り込まれた感じで引き込まれて、普通に面白かった。
「呪い」という視覚化困難な課題に、果敢に挑戦したところは評価できますが、納得はいかなかった。(正直、少しお手軽な感じがした。)
しかし、役者がよければ、それだけで説得力が生まれるものですね、キャストがいい!納得の演技力!!脇役も贅沢!!!堪能しました。
少年時代に『焼肉』が無かったらそりゃ病むわ!
原作未読。
北川景子の使い方が贅沢すぎて笑った。
テレ朝ナイトドラマのよく出来てる版。
尺的にひとつの作品としては丁度いいとは思うけどこのキャストでTV版観たいです。
キチンと捉える訳じゃなく流して観て楽しめるみたいな。
滝藤さんがいいアクセントになってます。流石です。
飛び抜けた華がある訳じゃ無い(失礼)けど総合的になかなか良く纏まった佳作。
次回作あるのかなぁ…?
最後にマキタスポーツから平手友梨奈は産まれないだろう…!
怖くはないし驚きもしないホラーサスペンス
原作は未読(ヤマシタトモコは好きな漫画家なんだけど)。霊を祓える男と霊が見える男がコンビを組んでいく話。
BL出身のヤマシタトモコ原作ならホラーではないんだろうなと予想。ホラーというよりサスペンスに近かった。そして、やはりというか岡田将生と志尊淳のバッグハグからの除霊シーンはとってもBL的。好きな人からするとたまらないんだろうなと思いながら鑑賞した。
でも主演2人よりも印象に残ったのは平手友梨奈。欅坂46で踊ってるときには全く興味がわかなかったがいいじゃないか。「響」を観たときもなかなかいいと思ったが本作はもっといい。にらみつけるようなあの表情、何者にも迎合しないかのような姿。これから楽しみな女優だ。
ただ、映画としては今一つかも。2人で除霊仕事するシーンがもう少しあった方がいい気がするし、貯金箱のシーンはややショボいし、最後も中途半端な印象。悪い教祖はほっとかれたのか?それとも次作に続く?
続編ありそうな感じだったし、次が作られるならスッキリした解決を望む。
原作と比べなければ★1.5
原作ファンです。
つい鑑賞中比べてしまった部分は多いですがそれ抜きでもつまらなかったです。途中退場したかった。
またこの作品である必要を感じない。ただ心霊バディものの映画作ればよかったのでは?
お願いなので続編は出さないでください。
色々ありますが一番心底嫌だったのは半澤さんの奥さんが若作りしたぶりっ子さんだったことです。許せない。
【”心優しき霊能者の若人、哀しき令和の陰陽師と娘を魑魅魍魎道から、正道へ引き戻すノ巻”《前編・・。後編はあるのかな?》。平手友梨奈さんの無表情な”上目遣いの三白眼”が印象的な作品でもある。】
■今作の印象
・序盤、幼い頃から幽霊が見える事に悩まされて来た三角(志尊淳)が、除霊士、冷川(岡田将生)に”サンカク君・・。” ”ミ、ミカドです・・。”などと、BL風のアプローチをされ、更に胸に掌を載せられて、
”ああ‥、こんなに良く見えるのは、君が初めてだ・・。”
などと言われながら、マンマと冷川の助手になってしまう流れは、
ー ”お、BL風のお二人が仲良く除霊して、ハッピーエンドかな?”
などと有り得ない妄想に耽りながら、志尊さんの”戸惑う表情”に、
”この素敵な俳優さんって、絶対に、その気があるよなあ・・”
などと、ファンの方から飛び蹴りを食らわされてもおかしくない”邪気に満ちた心”で鑑賞・・。ー
◆が、今作はそんなに柔な作りではなかった・・。(反省。茶化してすいません・・。)
・哀れな子羊かと思っていた三角が、連続殺人事件を呪いで引き起こした女子高生、英莉可(平手友梨奈)と冷川の哀しき過去を透視し、彼らの現代での所業の根源を突き止めていく姿と、霊を信じない半沢刑事(滝藤賢一:邦画の良きバイプレイヤーである。どのような役も熟す、この方が出演するだけで、映画が締まる。)と冷川の幼き頃からの”ある悲惨な事件”を通しての関わりが徐々に分かって来る過程で、物語に何時の間にか引き込まれる。
ー そして、人の愚かしき性が併せて描かれる。
それは”信じてはいけない禍々しいモノ”を信じる事で、自分の存在意義を見つけようとする人々の哀しき姿。
ある意味その犠牲となった幼き冷川と英莉可の姿が描かれることにより、現代の彼らの所業が分かるという作品構成の妙。ー
◆この時点で、救われるべきは冷川と英莉可であることが、明白になる。
◆言霊、結界、呪、という陰陽師が使用していた言葉を使っていた冷川自身が、彼に掛けられた”呪”により、哀しき事件を引き起こしていた事実が分かった際に、幼き冷川の傍に寄り添った三角の優しき姿。
ー 冒頭の二人で焼き肉を食べながら、契約を交わすシーンが、ふと思い出される。ー
◆英莉可も同様で、仲の良かった三人家族に入り込んだ”禍々しきモノ”に家族を壊された恨みが、彼女にあの”穢い、呪われた結界”を作らせたことも、キチンと描かれている。
<最初は、斜に構えた態度で見ていたが、いつの間にか画面に吸い寄せられた作品。幾つかの瑕疵はあるが、見応えがある作品であると思います。続編はあるのかな・・。>
■蛇足
・”呪”を掛けられた者が眼から血を流すシーンは、ヨルゴス・ランティモス監督の「聖なる鹿殺し キリング・オブ・セイクリッド・ディア」を容易に想起させる。
第二作があるならば、是非、”不条理な世界観””只ならぬ、忌まわしき雰囲気”を醸し出すレベルの作品を期待したいものである。
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