劇場公開日 2020年11月20日

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泣く子はいねぇがのレビュー・感想・評価

全96件中、1~20件目を表示

3.5ラストシーンが凄い。「そうきたか!」ってね

2020年11月19日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

冒頭からずっと、主人公に説教したくなる感じを覚えながら見ていました。「愛がなんだ」で抱いた感情と同じヤツ。しかし、ずーっと溜まっていたフラストレーションが、最後の最後にぶっ飛びます。「そうか。それがやりたかったのか!」ラストシーンで涙出そうになったよ。佐藤快磨監督のデビュー作、お見事です。新しい才能の登場ですね。

ちなみに、本作はサンセバスチャン映画祭で撮影賞を受賞しています。撮影監督は月永雄太。

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駒井尚文|映画.com編集長

3.5ナマハゲ

2024年3月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2024年3月24日
映画 #泣く子はいねぇが (2020年)鑑賞

娘が生まれたのに父親の自覚を持てない #仲野太賀 に妻の #吉岡里帆 は愛想をつかしていた

そんな中、なまはげの全国中継中に酔っ払って全裸で全力疾走してしまう

大人になれない男の青春ストーリー

#余貴美子 さんは、引っ張りだこだな

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とし

4.0執着する主人公と前進する前妻

2024年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

過去のしでかしから前進できない主人公にいらいらさせられましたが最後は
まあまあ納得。吉岡里帆の表情、演技が光る秀作

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あっきー

2.5じれったい

2023年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

母子家庭とかシンブルマザーが邦画によく登場するようになった昨今、家族と暮らさない父親ってどんな人なのかなという好奇心が満たされるような作品。そしてすぐ満たされるを通り越し、見たくない程になる。

地方の雰囲気を上手く再現している他、俳優陣やカメラワークも抜群に良い。オチも良かった。
特に吉岡里帆さんの存在感に魅せられた。
映像は秋田の景色ばかりで、吉岡里帆さんを見たくてじれったかった。

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Don-chan

3.5泣いてるのはどちらだ?

2023年5月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面を被らなければ会えないわが子。
面の下はズブズブの泣き顔のはず。
どうやっても取り返しがつかない悲しい赤鬼の叫び声には、人生の切なさが含まれた悲しい声。

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上みちる

4.0仲野太賀、熱演‼️

2023年4月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ラストシーンのナマハゲは圧巻でした。
美しい吉岡里帆の眼演、妙演でした。
凄く良かったです。

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tuna

4.5この日の思いを胸に生きる

2022年11月7日
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hum

4.0覆水盆に返らず

2022年7月1日
Androidアプリから投稿

ほんの軽い気持ちでした行いが一生の後悔に繋がることはよくあることなのだとおもいます。飲み過ぎも含めて。
実際に起きてから謝ったり反省したりするのではなく、始めからそういう姿勢で大切な人には向き合いたいと改めて感じました。

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Senri

4.0加速

2022年6月19日
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話し相手によってセリフ数の違いが極端にあらわれていたので、元妻とのシーンが後半になっていけばいくほど寂しさや虚しさがどんどん加速していった

いい作品でした。

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い

2.5田舎は閉塞感とやり直しのきかない社会

2022年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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キッスィ

3.5あの公園はどこですか?

2022年1月8日
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鑑賞方法:映画館

「大人になりきれない、すべての大人たちへ」

まんまとこの言葉に引っかかり観に行きました。

ごく普通の一般家庭に産まれて
そんなに厳しく親に叱られることもなく
真面目な兄がいて
なんの不自由もなく楽しく生きてきた呑気な次男坊が主役。多分。

やることやって子供ができて現実と精神年齢が追いつかない。
今日から父親だとわかっていても慌てず危機感も覚悟もなく
とりあえず出生届けを出して。人に言われてようやく。
で、あの事件。

「若いもんが何考えてんのかわからんよ」
「お前はいいな 好き勝手生きれて」
「凪ちゃんの父親にお前意外でもなれるんだや。仕方ねえけど」

母親、兄、親友、地元のおやっさん、彼女。
周りから散々いろいろ言われて
しかも彼女はもう次の人生をスタートさせようとしているのを知って
ようやく呑気な自分と向き合って情けないのと悔しいのが混ざり合った
多分人生で初めて抱いたであろうこの感情が
心の底から本音の気持ちを絞り出した。
「俺が父親だよっ」

ほんとどうしょうもない時間のかかるやつだけど
その決断と行動力は正解だよ。カッコ悪いけど。

それより、闇サザエの社長?のあと引くセリフとか
その社長の女?が握るおにぎりの場面とか
飲み屋で喧嘩売られた後、キャンディー舐めながら遠くの高層ビルを眺めてた
あの公園の場所とかそっちが気になってしょうがないです。

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puccino

3.5ほんっとに太賀って‥

2021年11月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ダメ野郎で可哀想な役ばっかり。そして抜群にうまい。3年越しに娘と会っても誰だかわからない。ああやって会うことしか出来ない。逆にその手があったかと。泣く子はお前だ。

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いつこ

3.0ひとつの疑問

2021年8月17日
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鑑賞方法:VOD

主人公が海岸の岩場で海に向かってへんな踊りをする(そして双眼鏡で海の方をみる)シーンが何回かありますが、あれが意味が分かりません。見ながらゲラゲラ笑っていました。わたしの推測では、アルバイトの一種だったのだと解釈しています。どなたか、分かる方がいらっしゃいましたら、コメントにて教えてください。気になっていますが、かといってもう一回本作を見直す気もありませんので。

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細川ゆーさい

2.0田舎が怖い

2021年6月19日
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鑑賞方法:VOD

なまはげよりも、田舎の村社会の方がよほど怖いです。周りが知り合いだらけというのは、何とも息が詰まる。内容は、あまり面白くなかったです。

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ミカ

4.5民俗文化の伝承モノかと勘違い

2021年6月3日
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鑑賞方法:映画館
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北枕寝二

4.0仮面の下の慟哭

2021年5月23日
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鑑賞方法:映画館

親になる覚悟も、大人に覚悟もなかった主人公たすく(仲野太賀さん)の成長の物語。

なにしろラストシーンが素晴らしい。
全てがこのラストに凝縮されている。
多種多様な”慟哭”の表現を観てきたが、こんな表現もあったかと。
このシーンだけでも観られてよかった。

伝統行事「ナマハゲ」についても知ることができた。
”やらかして”しまったたすくが地元に居場所をなくすのだが、祭りとは本来若者が溜め込んだ鬱積を発露する場でもあったのではないか。
たすくがしてしまったことを肯定はしないが、「ナマハゲ」が文化遺産で観光資源の位置づけになり変質してしまったのかと。

”東京”を体現する古川琴音さんも、透明感を抑えた?吉岡里帆さんもイイです。
でも、やはり仲野太賀さんが素晴らしい。

ラストシーンと仲野太賀さんを観るだけでも満足できる映画でした。

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naomayu

4.5大人になれない大人

2021年4月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

2021年2月14日@京都シネマ

公開当初から気になっていたが、出不精が発症し、観に行けず断念していたところ、京都シネマで遅れて上映していたので、飛んで行きました。
京都シネマは関西に残る数少ないミニシアターなのだが、お洒落で人気もあるようです。すごく素敵な場所で、私個人としても好きです。

さて映画の感想ですが、とてもよかったです。
日本人に生まれて良かった、邦画っていいなぁと思う作品でした。

いつまでたっても大人になれない主人公たすくが右往左往しながらもがく姿は、観ているこちら側にも伝わるほど痛々しく、恥ずかしくて見れられないという感じでした。
そこがリアルで、仲野太賀はすごい俳優だなぁと思いました。
また、ことね役の吉岡里帆も良い演技で、今までのドラマでの役の雰囲気と全然違いました。もっとちゃんとした映画に出演しているところを観たいと思いました。
特に、最後のたすくがなまはげとしてなぎに会いに来た際の、ガラス越しでの表情の演技は緊張感がすごく伝わりました。

映画の序盤、たすくはへらへらした誤魔化し笑いをする癖がありましたが、自分の生き方やことねと向き合いにつれて、その癖は無くなっていきます。
こういう誤魔化し笑いする人いるなぁと思いながら見てました。

印象に残っている場面は、たすくが幼稚園の参観を覗くシーンです。
自分の娘(なぎ)がいるかもしれないから見てみようくらいのつもりで行ったら、自分の娘の顔が分からないことを自覚し、ことねと新しい旦那が自分の娘をハンディカムで撮影しているところを目撃し、焦り、情けなくなるというところ。(よくあの場所でアイス売ろうと思ったなと逆に感心しました笑)
仲野太賀はこういう場面で、わざとらしくなくリアルでグサっと来る演技をするなぁと思いました。

最後、どうしても我が娘の顔を見たいと、ナマハゲに扮して、ことねの家に行く場面はグッと来ました。
夏井が映画の序盤で言った、ナマハゲは家族の絆をつなぐ役割があるというセリフが頭をよぎりました。
いつまでたっても大人になれなかったたすくがナマハゲで家族を見つめ直し、けじめをつけて、大人になるのだなと。

余貴美子の妖怪のような演技が好きでした笑

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ちん

4.0吉岡里帆、素晴らしい!

2021年4月12日
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T A

2.5誰のなんの

2021年3月2日
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誰と何のストーリーなのか。でも、こんなものなんだきっと。いろんな自業自得の中で人生は進んでいって、でもそれがあたかも被害者のように演技していつしかそんな気になって行く。それで打ちのめされて、そして立ち上がっていく。
実際、大賀の中途半端加減とか、打ちのめされていくところとかがとても良いからこの話はたすくの話として進んでいく。
でもこれ、ほんとは、ことねの話だしナギの話だし、ギバちゃんの話だし、古川琴音の話なんだろうなぁとも思いつつ。

話としてはもう一つインパクトが欲しかったけど、、
娘を見つけられなかった大賀の顔が本当に良かった

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かりぶ

4.0観てて少し辛くなることも(秋田県民です)。

2021年1月19日
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鑑賞方法:映画館

自分の知ってる場所が映るかな、くらいのノリで観に行きました。
全体的にダークで、ちょっと目を背けたくなるような日常とか、まあ秋田だし仕方ないよね、ってな場面がいくつかありましたが・・・伝統行事の在り方など、リアルに直面してる問題がさらけ出されてて、秋田に住む人間としては色々考えさせられる映画でした。

閉鎖的な秋田の文化がうまく表現されてる映画かな、と。
個人的には、ババヘラのおばちゃんが「おめ、酒飲んでねべな」っつーシーンで声出して笑っちゃいました(笑)。

保育園に行ったものの、どれが自分の子供なのか分からない・・・あれが切なかった。
ああいう時の太賀くんの表情は秀逸ですね。ナイスキャスト!
演技は素晴らしいんですが、余さんの秋田弁がほんのちょっとイマイチだったので★一つマイナスです。なんていうか~、仕方ないんですが、どうしてもババヘラのおばちゃん達と比べちゃって(笑)。ババヘラの方々は秋田の方ですか?もうホント、訛りが近所のかあさんでした(笑)。

最後のシーンですが、いきなり座敷の一番奥の子供までまっすぐ進んで「なぎーーーーっ!」って叫んだら、普通「え?」ってなるとこですが、そこが秋田弁の「泣げーーーーーーーっ!」とうまくかぶってて、あ、だから「凪」って名前なんだ?!って勝手に納得した私でした。

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mamanon